Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
フロントエンジニアでも GKEの開発環境を作りたいっ!!
Search
Yasushi Asahi
February 14, 2019
Programming
0
480
フロントエンジニアでも GKEの開発環境を作りたいっ!!
Yasushi Asahi
February 14, 2019
Tweet
Share
More Decks by Yasushi Asahi
See All by Yasushi Asahi
VueでCSSモジュールを使った感想
yasushiasahi
1
680
Other Decks in Programming
See All in Programming
Introducing ReActionView: A new ActionView-compatible ERB Engine @ Rails World 2025, Amsterdam
marcoroth
0
690
GitHubとGitLabとAWS CodePipelineでCI/CDを組み比べてみた
satoshi256kbyte
4
230
MCPとデザインシステムに立脚したデザインと実装の融合
yukukotani
4
1.4k
AIコーディングAgentとの向き合い方
eycjur
0
270
時間軸から考えるTerraformを使う理由と留意点
fufuhu
16
4.8k
AWS発のAIエディタKiroを使ってみた
iriikeita
1
190
意外と簡単!?フロントエンドでパスキー認証を実現する WebAuthn
teamlab
PRO
2
750
請來的 AI Agent 同事們在寫程式時,怎麼用 pytest 去除各種幻想與盲點
keitheis
0
120
AI時代のUIはどこへ行く?
yusukebe
18
8.9k
250830 IaCの選定~AWS SAMのLambdaをECSに乗り換えたときの備忘録~
east_takumi
0
390
MCPでVibe Working。そして、結局はContext Eng(略)/ Working with Vibe on MCP And Context Eng
rkaga
5
2.3k
AIでLINEスタンプを作ってみた
eycjur
1
230
Featured
See All Featured
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
49
3k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
37
2.9k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
45
7.7k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
23
3.7k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
31
6.1k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
30
9.7k
Balancing Empowerment & Direction
lara
3
620
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
9
810
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.5k
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
139
34k
Navigating Team Friction
lara
189
15k
Transcript
フロントエンジニアでも GKEの開発環境を作りたいっ!!
自己紹介 名前 zero 本名:旭康史(あさひやすし) 所属 カラビナテクノロジー 仕事 フロントエンド 経歴 エンジニアとしは半年足らずのペーペーです(元々は広告の営業) 技術 React好き。Docker好き。Golang好き。TypeScript好き。 趣味 テレビアニメ鑑賞(今期の覇権は「わたてん」)
まずは作ったものをご紹介
Karabiner Members http://35.244.227.203/ 人の名前を覚えるのが苦手なので、入社したての 頃にメンバーの顔と名前を一致させるために作り ました。 こいつをGKE上で走らせています。 使用しているGCPのサービス ・Kubernates Engine(GCP上のkubernates環境) ・Container
Registry(Docker image置き場) ・Source Repositories(gitのレポジトリ) ・Cloud Build(自動ビルド、自動デプロイ)
Golang Ingress kubernetesクラスター httpリクエストの受け口 apiと静的ファイルの ルーティング 静的ファイルを返す apiサーバー 永続Volume pod
pod pod 構成図 Persistent Volumes DBサーバー pod
本日はこれの 開発&デプロイ環境のお話です
開発環境
Docker for Desktop(ローカルkubernates環境) ・おおむねGKEと同じように動かせる ・Docker for Mac(Docker for Windows)に付属さ れているので楽ちん
・Minikubeという方法もあるが別途インストールが 必要 ここから有効化できます。
・クラスタ内のコンテナのフォルダとローカ ルのフォルダをバインドする。 ・ここではローカルでwebpackから出力さ れたhtmlとjsをクラスタ内のnginxコンテ ナからも見れるようにしている。 本番用のyaml(一部抜粋) 開発用のyaml(一部抜粋) nginxコンテナ内の /usr/share/nginx/html と
ローカルのディレクトリ( webpackが生成するdistフォルダ) をバインドする。 使用するdocker imageを変更 プロセスが停止してもコンテナを維持 開発用の yamlを作る フロント編
開発用の yamlを作る サーバー編 ・フロントと同じ要領でコンテナとローカル のフォルダをバインド。 ・この場合はGolangの開発フォルダまる まるバインド。 ・ローカルでコードを変更するとクラスタ内 のGolangコンテナが検知して、再ビルド、 サーバー起動を行ってくれるように設定
する。 grm.sh Dockerfile_dev コンテナ起動時に この コマンドが実行される
demo①
思ったこと ・考え方は普通のDockerの開発環境と同じ(ディレクトリのバインド、ポートフォワード)。 ・本番用、開発用でyamlファイルが分かれてしまうので、管理方法を検討する必要がある。 helm、 kustomizeなど。 ・ローカルのパス指定はルートからの絶対パスしか受け付けてくれないので、 PCを変える時に書き換えが 必要
デプロイ環境
Cloud Build ・GCPが用意しているCI/CDサービス ・Container RegistryとSource Repositoriesを使っていれば認証関連を一切気にする必要がない。
トリガーを設定 ・コンソールからポチポチと設定すればト リガーを作れます。
ビルドステップを yamlで定義 ・yaml or Dockerfileでビルドステップを定 義します。 ・ここでは、 → docker imageをビルド
→ imageをRepositoryにpush → GKEのコンテナを更新 ということをしています。
demo②
思ったこと ・CI/CDを設定するのは初めてでしたが簡単でした。 ・やはり認証が必要ないことが大きい。
まとめ ・kubernatesは慣れると簡単 ・GCP内で物事を完結させると楽ち ん ・フロントエンドエンジニアでも構築 出来ました!!
ありがとうございました 旭康史
[email protected]
(株)カラビナテクノジー 801-0001 福岡市中央区天神1-2-4 農業共済ビル2F