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エンジニアのモチベーション AIが暴く「駆動力」の正体
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yo-hattori
March 28, 2026
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エンジニアのモチベーション AIが暴く「駆動力」の正体
yo-hattori
March 28, 2026
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Transcript
2026.03.28 エンジニアのモチベーション ── AIが暴く「駆動力」の正体 服部 好晃 1
きっかけ エンジニアは何をモチベーションに働いているのか 社内での会話から生まれた問い 「何をしているのが楽しいですか?」 私の答え 実装の前に「どうやったら実現できるか」を考えている時間が楽しい 実装そのものは正直モチベーションが低い 2
私にとっての「楽しい」 現行システムを紐解くこと 現実世界のワークフローがどうなっているか それを現行システムがどう実現しているか 担当者がどう受け継いできたか ── を解きほぐす作業 その先にあるエンジニアリング 「これってもっとシンプルにできますよね」 無駄を見つけ、本当に必要なものを設計する
実装そのものより、その手前の思考が楽しい 3
秘伝のタレ問題 なぜ紐解く必要があるのか 担当者が受け継いだ暗黙知 → 秘伝のタレ化 伝言ゲームで誤伝播 → ツギハギの補修 90年代・2000年代のアーキテクチャがそのまま生存 現実世界は変わった、システムは変わっていない
コロナ禍で働き方は大きくシフトした でもシステムは旧時代のまま この乖離を正すことこそエンジニアリングの力の発揮どころ 4
でも「楽しい」は人それぞれ 5
エンジニアの駆動力タイプ 設計型 現行システムの歪みを正す 現実世界のワークフローを紐解き、単純化する 実装型 コードを書いている時間が最高 いかにエレガントにするか 自動化型 楽をするために全力を出す 自動化すること自体が喜び
6
これまで、この違いは見えにくかった 以前の世界 全員が自分の手でコードを書いていた 「楽しさの違い」はあっても、やることは同じだった 駆動力の差はアウトプットに埋もれていた AIが変えたこと 「コードを書く」をAIが肩代わりできるようになった すると、その先に何を求めるかが人によって分かれ始めた 隠れていたコアの精神が表に出ざるを得なくなった 7
AIが炙り出したもの 8
「動けばいいじゃん」の再来 かつて問題視されていた人 アーキテクチャ無視、コメントなし、テストなし 「動いてるんで問題ないですよね」 今のAIがやっていること まさにそれ ── 動けばいいじゃん 最低限の指示なら最低限の結果 視座が高ければ高度な成果物にもできる
9
AIが信じられない人たち 二極化が始まっている AIの出力を信じられる人と信じられない人 「それだけ指示を書く間に自分で書けるんだけど」 「AIが本当に指示通りやったか確認したい」 本当に起きていること AIの性能向上で、コアとなる精神が表に出始めている 自分が何に価値を感じているかが隠せなくなった 10
チーム内の温度差 11
同じ選択、違う反応 チームAでは盛り上がっていること 別のチームBでは一人だけ取り残されてモヤモヤ チームBで選択されたこと チームAでは誰かがモヤモヤしている 場所によって「前に進む意思決定」が違う スキルや経験値の問題ではない 駆動力の属性が違う 12
アジャイルの時代は揃っていた スクラムが機能していた理由 チーム全員が価値の最大化にフォーカスできていた 働き方のフレームが共有されていた AIが揺らしたもの AI駆動で働き方そのものが変わろうとしている 価値を最大化するゴールは同じ でもそこへの辿り着き方が人によって分かれ始めた 13
進化の速度差がチームに影響する 悪いことではない 人それぞれ進化の仕方が違うだけ 新しい働き方にすぐ馴染む人も時間がかかる人もいる でもチームには影響が出る 噛み合えば → 多様な視点が好循環を生む 噛み合わなければ →
温度差が悪循環を生む 同じゴールを目指しているのに歩幅が合わない 14
スキルマップの限界 従来のスキルマップ プログラミング言語の経験 業務経歴 → 測れないものがある 必要なのは「駆動力マップ」 あなたを駆り立てる仕事のやり方は何か 設計?実装?自動化?単純化? スキルの「何ができるか」ではなく、「何がしたいか」
15
経験値の価値が変わった AIが無効化したもの 言語の経験 → AIが即座にサンプルコードを出せる 業務知識 → AIがドキュメントを読み、要約できる 経験年数は業務に役立つ指標ではなくなりつつある 残るのは「人間力」
アライメント ── チームの方向を揃える力 問いを立てる力、巻き込む力、意思決定する力 新しい開発現場に必要なのはスキルではなく人間力 16
まとめ AIが暴いた真実 1. エンジニアの「楽しい」は一枚岩ではない 2. AIの登場で隠れていた価値観が可視化された 3. チーム内の温度差は駆動力の属性の違いから生まれる これからの問い スキルマップの先にある駆動力マップが必要では?
「何ができるか」より「何がしたいか」で人を理解する 17
18