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AI勉強会

 AI勉強会

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Yoshiki Murakami

August 25, 2026

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Transcript

  1. I N T E R N A L ST U

    DY S E S S I O N AI勉強会 AIを "知っている" から "使えている" へ AI STUDY SESSION / 2026 D AT E 2026年8月28日 (金) 14:00 – 16:00 01 / 23
  2. A I ST U DY S E S S I

    O N 02 / 23 今日の目的 目的 PURPOSE / 01 この2時間で持ち帰ってほしい、3つのこと。 01 02 03 何が起きていて、どこまで来ているのか。全体 像を短時間でアップデート。 「これ、自分の仕事だとどこで効くだろう?」 を考えながら聞いてみる。 「聞き方」ひとつでAIの答えは変わる。実践的 な型を持ち帰ろう。 AIの最新事情を ざっくり掴む 自分の業務で 使える場面を見つける 明日から試せる プロンプトのコツ
  3. A I ST U DY S E S S I

    O N 03 / 23 本日のタイムライン タイムライン AGENDA / TIMELINE 14:00 – 16:00 / 全2時間 14:00 14:05 14:10 14:50 15:05 15:10 15:40 16:00 目的共有 自己紹介 座学 歴史・現在・活用・プロンプト 質問タイム 休憩 ディスカッション 「AI時代のAIとの付き合い方」 感想・発表 終了 5 min 5 min 40 min 15 min 5 min 30 min 20 min —
  4. A I ST U DY S E S S I

    O N 04 / 23 講師紹介 紹介 SPEAKER / INTRO 村上 Murakami SPEAKER CAREER 経歴 ・フリーランスエンジニア ・Webシステム構築・Webサイト作成・IT顧問 ・出版システムの構築 ・クリエイター向けオリジナルアプリ開発 A I R E L AT I O N AIとの関わり ・AIはほぼ毎日使用している ・Codex, チャット, メディア運営 ・この資料はGensparkで作成
  5. A I ST U DY S E S S I

    O N 01 PART ONE AIの大局 歴史と未来 — どこから来て、どこへ向かうか 05 / 23
  6. PA RT 0 1 · A I の大局 06 /

    23 AIの歴史 ① 2度のブームと、2度の冬 HISTORY OF AI / PART 1 70 年の助走期間 FROM 1956 TO NOW AIは「すごい発明 → 期待が爆発 → 限界が見えて冷める」を2回くり返しています。 何ができて盛り上がり、何ができなくて去ったのか。ここを押さえると今のAIの立ち位置が分かります。 第1次ブーム 第2次ブーム 1956 – 1960s 1980s 1970s 1度目の冬 1990s〜2000s 2度目の冬 1956 – 1960s / REASONING & SEARCH 1 9 8 0 s / E X P E R T SY ST E M W H AT B OT H W I N T E R S TA U G H T ◎ できるようになったこと ◎ できるようになったこと ▲ 同じ壁で2回つまずいた 推論・探索 ルールがはっきりした問題なら、手を全部試して自力で 正解にたどり着ける。迷路・パズル・簡単な定理証明を AIが解いた。 ✕ ブームが去った理由 解けるのは「おもちゃの問題」だけ。現実の問題は選択 肢が多すぎて、試し切れなかった。 エキスパートシステム 専門家の判断を「もし〜なら〜」のルールに書き写すこ とで、病気の診断や機械の故障診断を実務でこなせた。 ✕ ブームが去った理由 ルールは全部人間が書くしかない。例外と常識が多すぎ て書き切れず、矛盾も増えた。 2度の冬の共通点 どちらの時代も、AIの賢さは人間が教えた分だけだっ た。だから人間の手が止まると、AIも止まった。 → 次のページへ この壁を破ったのが、AIが自分で学ぶという発想。ここ から3度目の波が始まる。
  7. PA RT 0 1 · A I の大局 07 /

    23 AIの歴史 ② 冬が来ていない、3度目の波 HISTORY OF AI / PART 2 1 億人へ到達 C H AT G P T U S E R S I N 2 M O N T H S 3度目の波が続いている理由は「人間がルールを書くのをやめた」から。 AIが大量のデータから自分でパターンを学ぶようになり、前の2回の壁を超えました。 2022 – 2026 いま、ここ 2017 2012 〜2000s 冬の時代 AIが自分で学び始める 言葉を扱う土台ができる 誰でも使える道具になる 2012 / DEEP LEARNING 2017 / TRANSFORMER 2 0 2 2 – 2 0 2 6 / G E N E R AT I V E A I ◎ できるようになったこと ◎ できるようになったこと ◎ できるようになったこと ディープラーニング 「猫とは何か」を人間が説明しなくても、大量の画像か らAIが特徴を自分で見つけた。画像認識コンテストで AlexNet が圧勝。 → 残った宿題 得意なのは画像や音。文章の意味を扱うのはまだ苦手だ った。 Transformer 文中のどの言葉が重要かをAIが判断できる仕組みが登 場。長い文章の文脈を保てるようになった。 → 残った宿題 性能は上がったが研究者の道具のまま。一般の人が触れ る形ではなかった。 生成AI ← 今ここ 専門知識がなくても話し言葉で頼めば動く。文章・要 約・翻訳・コードまで一つのAIがこなす。 ◉ ブームは現在進行中 過去2回と違い、すでに仕事の現場で使われている。だか ら今回は冬が来ていない。
  8. PA RT 0 1 · A I の大局 08 /

    23 いま何が起きているか THREE WAVES / NOW 2026年時点、AIには 3つの波 が同時に押し寄せている。 WAVE 01 LLM 大規模言語モデル による文章生成 ① 膨大なテキストを学習し、自然な文章を生成する。 ChatGPT・Claude・Geminiが代表例。 "AIと会話できる"体験の中心 WAVE 02 MULTIMODAL マルチモーダル ② WAVE 03 AI AGENT モーダル=情報の種類。つまり 「複数の種類の情報をまとめて扱える」 AIエージェント 自律的に調べて動く 文字だけでなく画像・音声・動画も同じAIが理解し て作れる。写真を見せて質問、音声で指示もでき る。 "答える"から"動く"AIへ "五感"を持ち始めたAI ③ AI自身が調べて・作って・実行する。人が細かく指 示しなくても、目的に向かって動いてくれる。
  9. PA RT 0 1 · A I の大局 09 /

    23 これからの未来 未来 FUTURE / OUTLOOK AIは "道具" から "同僚" へ。 COLLEAGUE TO O L 道具 同僚 仕事は 「代替」 ではなく 「再編」 されていく。 AI が担う 情報収集 · 素案作成 · 定型作業 · 大量処理 人 が担う 判断 · 関係構築 · 責任 · 意味づけ
  10. PA RT 0 1 · A I の大局 10 /

    23 正直、AIの勉強はしんどい。それでも。 それでも。 WHY YOU CANNOT SIT THIS OUT 仕事を奪うのは AI じゃない。 AIを使えるようになった人 です。 SOURCE “AI won't take your job — it's someone using AI who will take your job.” リチャード・ボールドウィン ジュネーブ国際開発高等研究所 教授 世界経済フォーラム Growth Summit 2023 01 02 03 表計算ソフトが広まったとき、簿記係の仕事は約40万 件減りました。 AIは話し言葉で頼めば動く道具。理系・文系も、得 意・苦手も関係ありません。 仕組みを理解する必要はありません。1日1回、AIに質 問してみるだけで十分。 一方で会計士の仕事は約60万件増えた。消えたのは仕 事ではなく「やり方」でした。 うまい人とそうでない人の差は、単に触った回数だけ です。 頭が痛いのは、新しいことを覚えている最中のサイン です。 人は、環境に 合わせて更新される 差がつくのは 才能ではなく「触った量」 → 今日のゴールは「使いこなす」ではなく、「一回でも触ってみる」。 だから、全部 覚えなくていい
  11. A I ST U DY S E S S I

    O N 02 PART TWO AIでできること やってること — 業務での使いどころを見つける 11 / 23
  12. PA RT 0 2 · A I でできること 12 /

    23 AIでできる業務マップ 業務マップ USE CASE MAP 6つのカテゴリで整理。「自分の業務のここに効きそう」を探しながら見てください。 C AT E G O RY 0 1 文章作成 01 メール · 企画書 · 報告書 · SNS投稿など 「たたき台」を数秒で用意できる C AT E G O RY 0 4 アイデア出し・企画 発想の壁打ち · 企画のたたき台 「一人ブレスト」の相手として C AT E G O RY 0 2 調べもの・リサーチ 02 情報収集 · 市場調査 · 論点整理 散らばった情報を短時間で構造化 04 C AT E G O RY 0 5 翻訳 日英 · 多言語対応 · ニュアンス調整 文脈を汲んだ自然な翻訳が可能 → まずは "自分の業務で頻度が高いもの × カテゴリ" の交点から試すのがおすすめ。 C AT E G O RY 0 3 要約・議事録 03 長文の要約 · 会議の議事録化 「読む・書く」の時間を圧縮 05 C AT E G O RY 0 6 資料作成・データ整理 スライド · 表・グラフ · データ整形 「体裁を整える」作業を自動化 06
  13. PA RT 0 2 · A I でできること 13 /

    23 活用例 ① 調べもの・リサーチ USE CASE / 01 · RESEARCH SCENARIO 新規企画のための市場調査 新しい企画を検討する際、競合の動向や市場のトレンド、論点を整理する必要があ る。 従来は複数のニュース・レポート・記事を横断的に読み込んで、自分でまとめる作 業が発生していた。 AIに依頼 → 論点を数分で整理してくれる。 あとは人が「本当にそうか」を確認・肉付け。 BEFORE → AFTER 半日 BEFORE 複数の記事を読んで自分でまとめる POINT 30分 AFTER → 論点整理までAIに任せる "作業"の時間を減らして、"判断"の時間を増やす。
  14. PA RT 0 2 · A I でできること 14 /

    23 活用例 ② 資料作成 USE CASE / 02 · DECK MAKING いま見ているこの資料も、AI(Genspark)と作りました。 AI(Genspark)と作りました。 SCENARIO 20ページ超の勉強会資料を作る 白紙から資料を作るのは重い。特に構成を決めるところと、見た目を整え るところで時間が溶ける。 そこで、目的と条件だけをAIに渡して初稿を作らせ、人は「ここが違う」 と指摘する側に回りました。 作ったのはAI、決めたのは人。 この資料ができるまで 1 目的と条件だけ伝える 「社内向け・2時間・座学パート」を渡すだけ 2 AIが構成と初稿を作る ページ割り・本文・図までまとめて生成 3 人が読んで、直させる 「崩れてる」「その名言ソースある?」 「マルチモーダルって何?」 3を何度もくり返すのが実際の仕事。 → 一発で完成はしない。「違う」と言える人がいて、はじめて使える資料になる。
  15. PA RT 0 2 · A I でできること Q. 15

    / 23 QUESTION / FOR DISCUSSION 皆さんが毎日 一番時間を使っている業務 は 何ですか? → その業務のどこにAIを差し込めば、時間が返ってくるか。 後半のディスカッションで一緒に考えます。 ?
  16. A I ST U DY S E S S I

    O N 03 PART THREE 主要AIツールの使い分け Claude · Genspark · ChatGPT — 適材適所を知る 16 / 23
  17. PA RT 0 3 · ツールの使い分け 17 / 23 3ツール比較

    比較 いま私が実際にどう使い分けているか。 COMPARE / 3 TOOLS 得意なこと こんなときに使う コスト感 Claude ANTHROPIC デザイン性の高い画面づくり / プログラム ・システムやWebサイトのデザインを任せたいとき ・実装まで一気に進めたいとき やや高い ChatGPT OPENAI 高品質な画像生成 / 既存デザインの改修 ・資料や記事に使う画像が欲しいとき ・すでにあるものを直したいとき 中くらい Genspark AI SUPER AGENT リサーチ / 資料作成 ・情報を集めて資料にまとめたいとき ・他で弾かれた調査をやりたいとき この資料も これ TO O L 出てくる見た目の完成度が高い。そのまま動くコードま で任せられる。 画像のクオリティが高い。デザインもそこそこできる。 他の2つだと断られる調査も、通ることが多い。調べて から資料化まで一気通貫。 ※ 発表者個人の使用実感にもとづく整理です。料金プランや性能は変わるので、最新は各サービスの公式サイトで確認してください。 3つの中で いちばん高め Claudeより 安い
  18. PA RT 0 3 · ツールの使い分け 18 / 23 迷ったら、これ。

    迷ったら QUICK GUIDE / WHEN IN DOUBT 「何をしたいか」で選ぶと、だいたい外さない。 DESIGN & CODE Claude USE WHEN カッコよく 作ってほしいとき 01 IMAGE & REVISE ChatGPT USE WHEN 画像が欲しい・ 直したいとき 02 RESEARCH & DECK Genspark USE WHEN 調べて資料に したいとき 03 サイトや画面のデザインを任せるならこれ。プログ ラムもかなり強い。 画像の質が高い。デザインもそこそこできるので、 改修に向く。 リサーチと資料作成に強い。他の2つで断られる調 査も通ることが多い。 ただし3つの中でいちばん高め。 Claudeより安く済む。 この資料もGensparkで作成。 → 全部揃える必要はない。まずは1つを触ってみて、足りないと感じたら次を足す。
  19. A I ST U DY S E S S I

    O N 19 / 23 効果的なプロンプト プロンプトの打ち方 PART 04 良いプロンプトは、この4要素で組み立てられる。 01 役割 ROLE 02 目的 GOAL 03 条件 CONTEXT 04 出力形式 AIに立場を与える。 専門性が具体的になる。 何をしてほしいかを明確に。動詞で伝 える。 制約・トーン・対象読者などの前提を 伝える。 どんな形で欲しいか。 受け取り方まで指定。 あなたは◦◦です ◦◦してください 対象は◦◦ トーンは◦◦ 箇条書き / 表 / 文字数 ◦◦字 → この4つを意識するだけで、AIの答えの質は大きく変わる。 F O R M AT
  20. PA RT 0 4 · プロンプトの打ち方 20 / 23 悪い例

    → 良い例 BAD → GOOD / EXAMPLE ! BAD EXAMPLE / 悪い例 ✓ GOOD EXAMPLE / 良い例 「企画書書いて」 あなたは社内企画の専門家です。 新入社員向けAI勉強会の企画書の骨子を、 目的・対象・タイムテーブル・必要備品の構成で 箇条書きにしてください。 なぜ良くない? ① 役割 誰向けか・何の企画か・どんな形式か、 すべてAIに任せることになる。当たり障りのない一般論しか返ってこない。 LIVE DEMO 当日はこの2つを、実際にAIに投げて出力の違いを見てみます。 ② 目的 ③ 条件 ④ 出力形式
  21. A I ST U DY S E S S I

    O N 21 / 23 なぜ村上は、AIを使えている AIを使えているのか S K I L L F I R S T, A I S E C O N D AIに詳しいからではありません。先にその仕事を、自分の手でやっていたからです。 PA S T — 自 分 で や って い た PA S T — 自 分 で や って い た PA S T — 自 分 で や って い た ↓ ↓ ↓ システムエンジニアとして プログラムを書いていた N O W — A I で で きる システム開発を AIに任せられる 出てきたコードが正しいか判断できるから、任せられ る。 ホームページを 作っていた N O W — A I で で きる デザインを含む 実装をAIに任せられる 「この見た目は違う」と指摘できるから、形になる。 メディアを 運営していた N O W — A I で で きる 記事作成に AIを使える 読まれる文章かどうかが分かるから、直せる。 共通するのは、AIより先に「自分でできた」 「自分でできた」こと。土台のスキルがあって、はじめてAIが力になる。
  22. A I ST U DY S E S S I

    O N 22 / 23 これからは、何者かになる 何者かになる必要がある THE REAL PREREQUISITE AIをどんどん使うのは素晴らしいこと。でも本質的には、その分野のプロになることが前提として必要です。 あなたの実力 × AI = 成果 YO U R S K I L L TO O L OUTPUT AIは掛け算。だから、あなたが 0 なら、答えも 0 のまま。 WITHOUT A CRAFT 何者でもない人 WITH A CRAFT ・そもそも何を頼めばいいかが分からない ・出てきたものの良し悪しを判断できない ・同じことは、誰でもAIに頼める ・AIに的確に指示できる ・違いに気づいて、直させられる ・「あなたに頼みたい」と言われる 何者かである人 AIは実力を増幅する装置 増幅する装置。だから、増幅するもとを自分で持つ。
  23. A I ST U DY S E S S I

    O N 23 / 23 まとめ SUMMARY / KEY MESSAGES 持ち帰ってほしい3つのキーメッセージ。 AIは急速に進化し、もう実務レベルにある 01 "まだ試験段階" ではない。今日から使える技術。 まず一つの業務で試してみることが大事 02 全部を変えようとしない。小さく始めて、感覚を掴む。 プロンプトは "具体的に頼む" がコツ 03 役割・目的・条件・出力形式。この4つを意識するだけで変わる。 Thank you. — AI勉強会 ? Q & A 質問タイム です