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LT「AI議事録の開発で感じたユーザー目線のAIの精度を測る難しさ」
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Yuki Takayama
April 23, 2026
Programming
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LT「AI議事録の開発で感じたユーザー目線のAIの精度を測る難しさ」
26/4/23 LT「AI議事録の開発で感じたユーザー目線のAIの精度を測る難しさ」の登壇資料
Yuki Takayama
April 23, 2026
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自己紹介 • Nishika株式会社 リードAIエンジニア ◦ 自社のAI議事録プロダクトのAIインフラの運用 ◦ 企業向けAIソリューションの開発/PoC案件のPM ◦ AIの研究開発
• Kaggle Expert • Cursorを使っているが、社内がClaude Code1択になり つつあるので乗り換え予定 • マイブームは半年前に始めたボルダリング 髙山 雄貴
皆さんはどのAIチャットの サービスをよく使いますか?
AIの精度の良さを定量評価するのは難しい • 皆さん、どのAIサービスを使っていますか?→「精度がいいから」 • でも「精度」を言語化するのは難しい • 測る物差しが多種多様 ◦ 例:コーディングの質問にどれだけ適切に回答できるか ◦
例:曖昧に質問しても、背景や意図を補ってよしなに回答できるか
AI議事録サービスのAI開発でも、ユーザーにとっての精 度を測ることは難しい SecureMemo 会議音声をもとに、AIが 文字起こし・話者認識・ 議事録作成を一気通貫で 行い会議の情報を資産化 し有効活用できるAI議事 録サービス
AI議事録を作成するAIのパイプラインは複雑 会議音声 議事録 文字 起こし 話者 認識 要約
ユーザー目線の文字起こし精度は、 CER(文字単位の誤り率)と一致しない 正解の文字起こし 「アサヒ商事との案件については予算は、予算 上限を超過する以上、見直しが必要です」 不正解の文字起こし 「えーっと、アジア商事との案件については予 算は、予算上限を超過する以上、見直しが必要 です」 •
大事な情報である会社名(固有名詞)を誤り、 スコア以上に全体的に誤っている印象を持ち やすい ◦ CER/WERと合わせて名詞誤り率も見る ようにする • 「えーっと」というフィラー(繋ぎ言葉)が が含まれる • 含めてほしいユーザーとそうでないユ ーザーで意見が分かれる
DER/IERは 「誰がいつ話していたか」の正解と、 AIの認識結果を時間軸で比較して、話 者がズレていた時間の割合を示す指標 ユーザー目線の話者認識精度は、 DER/IER(話者誤り率)と一致しない • ユーザーから見て目立つ誤りとそうでない 誤りがある ◦
1人がずっと喋っているところ に他の人が混じっていないか ◦ 誰か1人全く認識できてない人 がいないか ◦ 話者ごとの誤り率も見るように する 話者情報
ユーザー目線の要約精度は、 内容・形式がユーザー自身の理想に近いか • 議事録の要約精度は最も評価方法が悩ましい • 弊社ではAzure OpenAI Serviceを採用 • 内容面のゆれ
◦ 人によって、重要視している会議の議論の内容のポイントは 様々 • 形式面のゆれ ◦ ユーザーによって求める議事録の形式は様々 ▪ 文字起こしの情報をあまり落とさない逐語録 ▪ 決定事項やTODOのみの箇条書き • 弊社での運用 ◦ 評価観点を決めて、LLM as a Judgeと呼ばれるLLMによる定 量評価の手法も導入しているが、見切れない観点もある ◦ 人の目で見て、定性的に評価することも大事にしてモデルの 選定を行っている
LLMの新しいバージョンのリリース後、 その日に本番環境のモデルを 更新する会社も時々見る。 すごいと思っている。 新しいモデルだったら基本精度は良 いという思い込みのもとやるしかな いのか モデルの出力の定性的な評価をする 時間はどう考えてもする時間がない はず・・・
評価用のデータを用意することも難しい 公開されている音声データと データの分布が異なるリアルな 会議音声を収集することが必要がある だれがいつ発言をしていたかの 話者のラベリングは 膨大なコストがかかる 会議音声の文字起こしと 議事録の形式・内容の 正解データを作成する難しさ
• NishikaではAI議事録の開発を推進するアプリエンジニアを中心に積極採用中 です。詳細はこちら • Nishika Tech Blogでは毎週のAIの論文情報発信を中心にホットな技術ネタを 配信していますので、ぜひチェックしてください! 宣伝
ご清聴ありがとうござい ました!