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猪熊ラボ - Culture Deck

猪熊ラボ - Culture Deck

猪熊ラボへ興味を持っていただけた方向けに、猪熊ラボの概要や文化をお伝えすることを目的とした資料です。

猪熊ラボでは一緒に活動する仲間を募集しています!
ぜひお気軽にご連絡ください。

田中雄一朗

May 04, 2023
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Transcript

  1. 2

  2. 本ラボの ねらい 持続可能な社会を創るための 経済システムのアーキテクチャーの見直し ~そのためのシステムデザインとマネジメントを考える~ 現代社会 資本主義経済の経済成⾧ 重視の社会 人口増加、資源戦争、環 境、経済格差、貧困、災

    害・安全、教育 資本主義の再定義・再構築で、 持続可能な社会を実現 目標 本ラボの 取り組み 経済システムの仕組みの見直しと 社会実装を目指す 課題 Slackで猪熊先生がポストされた内容から作成
  3. 活動内容 全体ラボ 西村研と合同で開催 (毎週土曜19時~) 個別ラボ 週1くらいで対面&オ ンライン いつ? 何を? ・各自の研究進捗報告

    ・先輩の研究内容の学習 ・基本文献輪読:各自の研究に関 する基本文献、論文を輪読形式で 読んでいきます。 ・各自の研究進捗報告 コミュニケーション Slackで日々のコミュニケーションを取ります。 Slackで猪熊先生がポストされた内容から作成
  4. ランチ読書会:輪読書候補 システムの科学 ハーバート・A・サイモン https://www.amazon.co.jp/dp/489362167X/ 「人工物の科学はいかに可能であるか」 本書は必然性ではなく、環境依存性――「いかにあるか」ではなく「いかにあるべきか」――に 関与するデザインの諸科学、すなわち人工物の科学(The Sciences of the

    Artificial)の本質を明らかに し、その可能性をとうものである。 1968年マサチューセッツ工科大学(MIT)、そして1980年カリフォルニア大学バークレー校における 講演をもとに経済学・認知心理学・工学的デザイン論など広範な領域に関する議論を通して人工 物の科学、ひいては「文明構築の論理」はいかなるものかを明らかにしていく。 ノーベル経済学賞記念講演より「企業組織における合理的意思決定」を記録。【参考】木村英紀 『現代システム科学概論~システム思考を支える知の基盤』 https://www.amazon.co.jp/dp/4130628445/ 社会や技術が複雑化するにつれ実世界におけるシステムはますます進化している.さまざまな課題 が提起されている現在,どのように解決へと導くか? システムの意味や歴史の紹介,またシステムの 構築・運用・進化に欠かせない6つの分野の視点から概説する。劇的に変化し複雑化する社会シ ステムの課題。その解決と新たな創造につながる「システム思考」とは何か? 従来のシステム化とは一線を画する、システム構築・運用・進化へと導く。 Slackで猪熊先生がポストされた内容から作成
  5. ランチ読書会:輪読書候補 マネジメント[エッセン シャル版] - 基本と原則 ピーター・F・ドラッカー https://www.amazon.co.jp/dp/4478410232/ ドラッカーが自らのマネジメント論を体系化した大著『マネジメント――課題、責任、実践』の エッセンスを、初心者向けに一冊にまとめた本格的入門書。本書は、マネジメントの仕事とは実 践であり、成果を出すことであると明確に規定する。そして、そのためにマネジメントが果たす

    べき使命と役割、取り組むべき仕事、さらには中⾧期的に考えるべき戦略について、具体的に解 説する。組織で働く人に、新しい目的意識と勇気を与える書。【参考】 *岩崎 夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』 (新潮文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4101202214/ 迷ったら、この本に帰る。答えは、必ずこの中にある。 世界で一番読まれた経営学書『マネジメント』。その教えをもとに甲子園出場をめざす高校生の 青春小説。すべての組織で役に立つベストセラー! Slackで猪熊先生がポストされた内容から作成
  6. ランチ読書会:輪読書候補 経済学の宇宙 岩井克人・前田 裕之 https://www.amazon.co.jp/dp/4532356423/ •日本経済新聞社発表「2015年エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10」第1位 「自らの知的内面の葛藤の軌跡を、見事に浮き彫りにしている。現在の経済学や企業のありかたへの警鐘ともなっている」(清家 篤・慶応義塾⾧)--。経済学者の知的格闘の軌跡を超えた、現代経済の地殻変動を読み解くうえでの必読の書だ。 •経済を考え抜いた格闘の軌跡 「学問をする人間としては幸せでしたが、学者としては成功したと思っていない――」(岩井克人)。

    本書は、「不均衡動学」「資本主義論」「貨幣論」「法人論」「貨幣・法・言語論」などで、経済を多角的にとらえてきた岩井 克人が、その遍歴と心情を初めて明らかにする知的興奮の書。 マルクスに感銘を受けて経済学部へ進学した青年が、小宮隆太郎、宇沢弘文と出会い近代経済学に目覚める。そして、MITへ留学 し、サムエルソン、ソロー、トービンなど経済学の巨人たちから教えを受け、経済学の頂点を目指す。だが、新古典派からケイ ンズに軸を移すことによって、学者としては世界の潮流から離れることになった……。岩井氏の軌跡は挫折と苦悩に満ちたもので あった •知の巨人たちの知られざる素顔 本書を通読すると、岩井理論に加え、様々な経済学説のエッセンスを吸収できる。さらに、経済学に脳科学の成果を取り込もう とする最近の経済学界の動きや、『21世紀の資本』が世界でベストセラーとなっているトマ・ピケティ氏の研究などへの言及も あり、最先端とされる研究分野を評価する座標軸を手にできる。 また、岩井氏が接してきた知識人たちの群像も楽しめる。 ▽(米国で多くの接点を持った経済学者=いずれもノーベル経済学賞を受賞)サムエルソン、ソロー、トービン、クープマンス、モ ディリアーニ、アカロフ、スティグリッツ、マートン、ダイアモンド…… ▽(東京大学などで交流を深めた日本の経済学者)宇沢弘文、小宮隆太郎、根岸隆、浜田宏一、青木昌彦、猪木武徳、石川経夫、奥 野正寛、吉川洋…… ▽(エール大学や、「ニューアカデミズム」ブームの母体となった「ゼロの会」などで親しくなった文化人)加藤周一、武満徹、柄 谷行人、三浦雅士、中沢新一、浅田彰、山口昌男。彼らは岩井氏にどんな影響を与えてきたのか、興味深いエピソードが満載の 書でもある。*『企業の行動理論』 (1967年) R. M. サイアート (著), J. G. マーチ (著), 松田 武彦 (翻訳), 井上 恒夫 (翻訳) https://www.amazon.co.jp/dp/B000JA7H9S/ 絶版、中古品: ¥36,772 →サイモンの論文が掲載されている。 Slackで猪熊先生がポストされた内容から作成
  7. ランチ読書会:輪読書候補 比較制度分析序説 経済シ ステムの進化と多元性 青木 昌彦 https://www.amazon.co.jp/dp/4062919303/ アングロ・アメリカン型の経済システムは本当に普遍的なのか? 多様なシステムの共存が経済利 益を生むような「進化」とは?

    そして日本はどう変革すべきか? 企業組織から国際関係まで、 ゲーム理論、情報理論等を駆使して「多様性の経済利益」を追究する新しい経済学=「比較制度 分析」の考え方を第一人者がわかりやすく解説する、最適の入門書。(講談社学術文庫) 『貨幣論』 (ちくま学芸文庫) 岩井 克人 https://www.amazon.co.jp/dp/4480084118/ 資本主義の逆説とは貨幣のなかにある!『資本論』を丹念に読み解き、その価値形態論を徹底化す ることによって貨幣の本質を抉り出して、「貨幣とは何か」という命題に最終解答を与えようと する。貨幣商品説と貨幣法制説の対立を止揚し、貨幣の謎をめぐってたたかわされてきた悠久千 年の争いに明快な決着をつける。 Slackで猪熊先生がポストされた内容から作成
  8. ラボで大事にすること 目標を設定する 先生やメンバーが共通の目標に向かって努力できるよう、ラボの研究テーマや目標の共 通認識をつくって、みんなが同じ方向を見て、一緒にがんばれる雰囲気を作る。 チームワークを 大切にする 研究は1人でなくてみんなで協力して進めるものなので、チームワークを大切にするこ とが大事。お互いにサポートし合って助け合いの精神を大切する。 コミュニケーションを 大事にする

    新しいラボだからこそ、みんなが思い切って意見を言い合える場を作ることが重要。定 期的にミーティング、アイデアを共有したりすることで、ラボの研究がより良い方向に 進むようにする。同期的だけでなくslackでの非同期でのコミュニケーションでも連携。 研究に対する情熱を 忘れない 立ち上げ期のラボは大変なことも多いけど、研究に対する情熱を忘れずに取り組む。 失敗を恐れず 挑戦する 新しいラボだからこそ、失敗を恐れずに新しいアイデアや手法に挑戦する。失敗しても その経験から学んで成⾧できるの精神で柄にないこともいろいろやってみる。 新規作成。これは好き勝手に書きましたが議論が必要なスライドです
  9. 学生にとってラボとは? 学びの場 自分の研究だけでなく、専門的な知識や技術を学ぶ場所。専門分野の基本的な理論や概 念を理解するための勉強をする場所。 研究の場 自分の研究テーマを設定して、データ収集や分析、実験などを行い、研究成果を修士論 文にまとめる場所。 スキルアップの場 プレゼンテーションやディスカッション、執筆など、研究に関連する様々なスキルを磨 く場所。プロジェクト管理、チームワークなどのソフトスキルも含まれる。

    コミュニティの場 教授や先輩研究者、同期などの仲間と一緒に過ごす場所。友人を作ったり刺激を受けた り。また、学外の研究者や企業の人たちと交流する機会でネットワークを広げる。 キャリア支援 就職活動や進路のヒントが得られる場所。教授や先輩からアドバイスをもらったり、 様々な研究から多くの機会に気づくことができる。 2 1 3 4 5
  10. SDMにとってラボ選びとは? 通常の大学院のラボ選び SDMのラボ選び 自分の 研究テーマ 教授 自分の 研究テーマ 教授 自分の

    研究テーマ 教授 教授 教授 教授 SDM 自分の 研究テーマ 具体的な学問を学ぶため、自分の研究テー マと教授が一意にひもづく SDMをいう思考法を学ぶため、自分の研 究テーマと教授が必ずしもひもづかない SDMのラボ選びでは、どんな期待を満たすかによって選択が変わる
  11. どんな要因がラボ決定に影響を与えるか? 事前コンタクト 研究テーマ 「事前コンタクト」していた教 授のラボを選ぶのが基本線 正しい理解で選べる情報提供や環境が整うのがいい コミュニティ 事前 コンタクト 院試

    入学 教授陣のバックグラウンドやラ ボの先行研究 教授や先輩の人柄、組織の雰囲 気や活動内容 事前、院試と接点があり、教授 とコミュニケーションをしてい る SDMで共通しているとはいえ、 教授によって扱うテーマは異 なっている 自分が過ごす場所になるので、 雰囲気も重要な要素となる
  12. ゲストスピーカーコラボレーション企画:イベント名案 XXX 猪熊先生の 経済プレイグラウンド 猪熊先生の 発見ガレリア さきがけ!猪熊塾 “プレイグラウンド”は、遊び場という意味。ここでは経済の アイデアや議論が自由に展開される場を表現しています。 “ガレリア”は、商業施設や美術館などの展示スペースを意味

    する言葉。経済に関する新しい知識やアイデアを発見・展示 するということを表現しています。 “さきがけ”は、先んじるという意味。経済の最先端の方をお 呼びしてその知見を学ぶということを表現しています。
  13. メンバーの種類 プライムメンバー 猪熊ラボの正規メンバーであり、ラボの主要な研究活動に積極的に参加する。 ラボの運営やイベントの企画・開催にも関与する。 コラボメンバー 他のラボに所属しながら、猪熊ラボとの共同研究や情報交換に興味を持ってい るSDM生。プロジェクトやイベントに参加することで、互いの研究分野に関す る知識や技術を共有し、新たな発見やアイデアを生み出す。 スタディメンバー 学外から猪熊ラボの活動に参加する人。セミナーやワークショップに参加し研

    究テーマや手法について学ぶ。また、他のメンバーとの交流を通じて研究や キャリアに関する相談やアドバイスを受けることも可能。主にSDMへの入学を 検討している人や連携する研究者、大学生など。 アドバイザリーゲスト SDMの卒業生で猪熊ラボの活動に参加する人。研究や業界での経験を持ち猪熊 ラボのメンバーに貴重なアドバイスやフィードバックを提供する。 エキスパートゲスト 学外からのゲストで猪熊ラボに講演やアドバイスを提供する専門家。研究や業 界の知識と経験を持っておりラボのメンバーに貴重な情報や指導を提供する。
  14. その他 イベント / 遠征 / 合宿 企業連携 学校連携 コミュニティとしての機能強化のために、適宜イベントや遠征や合宿を実施する。 メンバーに社会人が多いので、何かコラボできるとよい。実証実験の場として協力してもらうのが王

    道だと思いますが、例えば僕は、LINEの人事にいたので①LINEの人事と何かコラボできるかもしれ ません。②LINEのときに仲の良かった方が三菱UFJ信託銀行の人事コンサル部門プリンシパルをし てるのでここも何か連携できるかもしれません。あずさはお願いすれば何か連携できるかもしれませ ん。EY、IBMはちょっと今繋げそうな人はいません。 あとは、社会福祉法人(介護施設を全国50施設ほど)は協力してもらえそうです。 唐突ですが、近年の日本のマネーリテラシー教育の普及にも興味を持っています。直近では中学・高 校で金融の授業が必修になったことが記憶に新しいですが、マネー・システムデザインラボとマネー を冠に据えるラボとしては中学校や高校へのマネーリテラシー向上のための活動もできるとおもしろ いのではないかと思っていたりします。 慶應の小学校、中学校、高校などでできるかもしれません。 【メモ】学校連携、企業連携は研究につながるといいと思いますが、必ずしもつながらなくてもメリットは多いと 感じています。活動を外部発信することで認知が高まりコラボに興味を持つ企業や組織が出てくるかもしれません。 ラボHP の作成 「会話ですと消えてしまいますが、こうして記入することで、きちんと残る」まさにその通りだと思 います。ラボの基本方針や活動などをWebで公開する準備を進めたいと思います。 ありがたいことに、今は専門的な知識がなくても手軽に素敵なページが作れるようになっています。 その内プロトタイプ的なものを用意をしてみます。
  15. メンバーの種類 21 プライムメンバー 猪熊ラボの正規メンバーであり、ラボの主要な研究活動に積極的に参加する。ラボの運 営やイベントの企画・開催にも関与する。 コラボメンバー 他のラボに所属しながら、猪熊ラボとの共同研究や情報交換に興味を持っているSDM生。 プロジェクトやイベントに参加することで、互いの研究分野に関する知識や技術を共有 し、新たな発見やアイデアを生み出す。 スタディメンバー

    学外から猪熊ラボの活動に参加し、研究や知識を学びたいと考えている人。セミナーや ワークショップに参加し、研究テーマや手法について学ぶ。また、他のメンバーとの交 流を通じて、研究やキャリアに関する相談やアドバイスを受けることも可能。 アドバイザリーゲスト SDMの卒業生で猪熊ラボをサポートしてくれる人。研究や業界での経験を持ち、猪熊ラ ボのメンバーに貴重なアドバイスやフィードバックを提供する。 エキスパートゲスト 学外からのゲストで猪熊ラボに講演やアドバイスを提供する専門家。研究や業界の知識 と経験を持っておりラボのメンバーに貴重な情報や指導を提供する。