Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
dbtをAirflowで動かす道のりは続く...
Search
Yuu.Kimy
November 28, 2023
Technology
0
520
dbtをAirflowで動かす道のりは続く...
タイミーさんとの合同勉強会で発表させて頂いた資料です。
dbt CoreをAirflow(Cloud Composer)で動かした時の検証結果をまとめています。
Yuu.Kimy
November 28, 2023
Tweet
Share
More Decks by Yuu.Kimy
See All by Yuu.Kimy
Scheduled Queryの運用を楽にするBotを実装してみたお話
yuukimiya
0
160
Airflow社内勉強会@Classi
yuukimiya
0
150
DPCT発表資料.pdf
yuukimiya
0
9.2k
お家で子どもと楽しむプログラミング
yuukimiya
0
1.2k
Other Decks in Technology
See All in Technology
スクラムチームを立ち上げる〜チーム開発で得られたもの・得られなかったもの〜
ohnoeight
2
350
Incident Response Practices: Waroom's Features and Future Challenges
rrreeeyyy
0
160
20241120_JAWS_東京_ランチタイムLT#17_AWS認定全冠の先へ
tsumita
2
240
Evangelismo técnico: ¿qué, cómo y por qué?
trishagee
0
360
【Startup CTO of the Year 2024 / Audience Award】アセンド取締役CTO 丹羽健
niwatakeru
0
950
透過型SMTPプロキシによる送信メールの可観測性向上: Update Edition / Improved observability of outgoing emails with transparent smtp proxy: Update edition
linyows
2
210
AWS Lambdaと歩んだ“サーバーレス”と今後 #lambda_10years
yoshidashingo
1
170
安心してください、日本語使えますよ―Ubuntu日本語Remix提供休止に寄せて― 2024-11-17
nobutomurata
1
990
Why App Signing Matters for Your Android Apps - Android Bangkok Conference 2024
akexorcist
0
120
Engineer Career Talk
lycorp_recruit_jp
0
120
[FOSS4G 2019 Niigata] AIによる効率的危険斜面抽出システムの開発について
nssv
0
310
隣接領域をBeyondするFinatextのエンジニア組織設計 / beyond-engineering-areas
stajima
1
270
Featured
See All Featured
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
169
50k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
25
1.8k
Happy Clients
brianwarren
98
6.7k
Designing for humans not robots
tammielis
250
25k
It's Worth the Effort
3n
183
27k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
27
5.3k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
42
9.2k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
267
20k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
52
4.9k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
203
24k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
20
1.1k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
65
11k
Transcript
dbtをAirflowで動かす道のりは続く... 分析推進室 Kimiya Yuu
本日のお話 • タイトルの通り、dbt(dbt Core)をAirflowで動かすことを奮闘した記録です。 • まだ、検証段階ですので、不正確な情報が含まれているかもしれません。 ご了承くださいm(_ _)m
背景 • これまでAirflow(Cloud Composer)にて、定常的なバッチ更新で運用してきた。 ◦ 基本は、BigQueryに対するデータ更新処理 • ただ、日常の開発は、やり辛さが発生しており、開発体験が悪い.. ◦ ➜
dbtによる開発に切り替えたい • ただし、定常運用は、既に、オペレーションとしては確立しており、 大きくは変更したくない。 ➜ 学習コストがかかり、キャッチアップに時間がかかるため。 • 上記を踏まえ、dbtをAirflowで動かてみたい!
検討 • 以下の方式が考えられる • 折角、導入するのであれば、dbtで出来る体験をAirflowに持ち込みたい ➜ 上記により、#3で決定 ➜ 個人的に使ってみたかったというのも大いにありw #
dbt 実行概要 気になるポイント 1 dbt Core BashOperator利用 BashOperatorに閉じてしまう.. 2 dbt Cloud DbtCloudRunJobOperator利用 dbt Cloudをまだ導入していない ..& 同上 3 dbt Core Cosmosパッケージ利用 dbtのモデルもDAGの依存関係として表示可
What’s Cosmos ?? • Astronomer社が提供しているOSSであり、Airflow上でdbtを動かすことが可能 • Airflowの画面UIで、dbtのモデルのリネージを可視化できる! 参考: https://astronomer.github.io/astronomer-cosmos/index.html
環境 • 現状、利用している環境を踏まえて、以下を選択 • ※今、弊社で利用しているComposerで動いているAirflowのバージョンと Cosmosのバージョンで、Python的にはコンフリクトすることは無さそう🤗 ◦ Airflow: Cloud Composer
ver. 2.1.14 ◦ Cosmos: ver.1.2.0 ◦ dbt Core: ver.1.3.7 ◦ dbt-bigquery: ver.1.3.0 参考: https://astronomer.github.io/astronomer-cosmos/getting_started/execution-modes-local-conflicts.html
設定・実装 • 設定 ◦ Composer側に、PyPIからCosmosパッケージをインストールする ◦ GCSのディレクトリ構成は以下の通り • 実装 ◦
ドキュメントを参考に、DbtTaskGroup を利用して、 dbtのモデルの実行処理を実装する
ハマったこと • ドキュメント通りに実装しても、エラーが発生した... ◦ ドキュメント&コードはそれなりに読む必要がある ▪ 例: stringで渡すと書いてあったのに、 Pathオブジェクトで渡す必要があり.. (後述)
• dbt -> BigQueryの認証は、profiles.yml を渡して、ProfileConfigを生成すると、 json keyを利用しなくてもOK ◦ profiles.ymlには、BigQueryの実行権限を持つプロジェクトを指定 ◦ 事前に作成していないデータセットに、モデル結果を保存させると、 データセットまで作成するので、データセット生成の権限がないとエラー..
結果 ※補足: 上記の結果は、裏側では、dbt run が実行されている状態。dbt testは試していないですm(_ _)m
参考1
参考2
考察 • 既に、dbtのモデルの運用していたとしても、Cosmosを使った事前検証は必要 • AirflowのDAGの中で、dbtのモデルを表現できるのは強みと思しき ◦ dbtを利用する際は、基本的に、dbtのモデルを意識すれば良い • dbtのプロジェクトをDAGごとに分離できるのも強み ◦
完全に分離するのであれば、Docker/k8sを検討するのが良いと思しき ◦ ↑ただし、モデルの実行時間(全体)が長くなりそう.. • 小〜中規模なデータ分析基盤であれば、dbt + Cosmos + Airflowで十分かも ◦ 今年(2023年)にリリースされ、結構ホットなOSSであるが、 本番利用は慎重に検討したほうが良さそうな予感,,
Thank you for your attention !!