Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
スタートアップは Rails を使うべきか / Should Startups Ride on...
Search
Yuya Takeyama
December 08, 2018
Programming
2.8k
7
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
スタートアップは Rails を使うべきか / Should Startups Ride on Rails?
Yuya Takeyama
December 08, 2018
More Decks by Yuya Takeyama
See All by Yuya Takeyama
LayerX コーポレートエンジニアリング室におけるサプライチェーンセキュリティへの取り組み / Supply Chain Security at LayerX Corporate Engineering
yuyatakeyama
3
1.7k
それぞれのペースでやっていく Bet AI / Bet AI at Your Own Pace
yuyatakeyama
1
880
標準技術と独自システムで作る「つらくない」SaaS アカウント管理 / Effortless SaaS Account Management with Standard Technologies & Custom Systems
yuyatakeyama
3
1.9k
プロダクト開発、インフラ、コーポレート、そしてAIとの共通言語としての Terraform / Terraform as a Common Language for Product Development, Infrastructure, Corporate Engineering, and AI
yuyatakeyama
7
2.7k
Terraformで実現するHR Driven Provisioningとアクセス制御の自動化 / HR Driven Provisioning and automation of access control using Terraform
yuyatakeyama
1
1.7k
GitHub Actions/Docker/Terraform/Renovate で最小限の Monorepo CD パイプラインを作る / Minimalistic Monorepo CD Pipeline with GitHub Actions, Docker, Terraform and Renovate
yuyatakeyama
5
720
コンパウンドスタートアップのためのスケーラブルでセキュアなInfrastructure as Codeパイプラインを考える / Scalable and Secure Infrastructure as Code Pipeline for a Compound Startup
yuyatakeyama
5
7k
スタディサプリ小中高のオブザーバビリティ / Observability in StudySapuri
yuyatakeyama
1
3k
How Quipper Works with CircleCI
yuyatakeyama
4
3.2k
Other Decks in Programming
See All in Programming
市販E-Readerを乗っ取れ 〜Embedded Swiftで電子ペーパーガジェットを制御する〜
trickart
0
130
AIと壁打ちしながら進めるコスト管理
fufuhu
2
2k
GraphRAGのKnowledge Graphを 直接!見る/View-GraphRAG's-KnowledgeGraph-directly!
tyumugi1113
1
270
{ Android | Kotlin } Gradle Plugin in 2026
ryunen344
1
290
From 6 People Classroom Meetup to 100 People Regional Conference / FOSS4G Hiroshima 2026
furukawayasuto
0
130
【高い買い物LT会】初任給で話題の国産フィジカルAIを買った話
akagami
PRO
0
120
Swift愛好会100回記念 第1回を振り返る
jollyjoester
0
120
[DroidKaigi 2026] Bring your own phones to Gradle Managed Devices
f2lk
0
110
AI時代に学ぶ 好きなルール 嫌いなルール Linter編
shorty5121
0
890
iOS開発×AI駆動開発 〜最近使って便利だったスキルの話〜
nogu66
0
140
Snowflakeで業務アプリを作ろう。 Snowflakeのアプリ機能解説&実践ガイド
ayumu_yamaguchi
1
190
Deep dive into the select statement (GopherCon UK)
jespino
0
170
Featured
See All Featured
Collaborative Software Design: How to facilitate domain modelling decisions
baasie
1
320
Navigating Weather and Climate Data
rabernat
0
510
Jamie Indigo - Trashchat’s Guide to Black Boxes: Technical SEO Tactics for LLMs
techseoconnect
PRO
0
660
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
24
4.2k
Marketing Yourself as an Engineer | Alaka | Gurzu
gurzu
0
300
Exploring anti-patterns in Rails
aemeredith
3
500
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
58k
The Mindset for Success: Future Career Progression
greggifford
PRO
0
490
Digital Ethics as a Driver of Design Innovation
axbom
PRO
1
420
Claude Code のすすめ
schroneko
67
230k
Building a A Zero-Code AI SEO Workflow
portentint
PRO
0
710
RailsConf & Balkan Ruby 2019: The Past, Present, and Future of Rails at GitHub
eileencodes
141
35k
Transcript
スタートアップは Rails を使うべきか @yuya-takeyama SRE at Quipper
今日話すこと • スタートアップ期をとっくに終えた今も Rails を 使い続ける会社にいて感じていること • 副業含めてスタートアップやベンチャーの人から の相談に対して話してきたこと •
そういった中から感じた「魅力的な会社」と「働 き方」について
自己紹介 • @yuya-takeyama • 2015 年 9 月 ~ Web
Developer at Quipper ◦ Rails, React, React Native など • 2018 年 4 月 ~ SRE at Quipper ◦ Kubernetes を使ったプラットフォームの構 築、移行
自己紹介 • 副業 at 株式会社オクタウェル ◦ ヘルスケア系スタートアップ ◦ PHP, Laravel,
AWS Lambda (TypeScript), CircleCI 等
スタートアップは Rails を使うべきか
結論
好きなフレームワークを 使えばいいと思う
2018 年における Web アプリケーション • フロントエンドも含めて作り込まれていて当たり 前 ◦ SPA, SSR,
PWA... • フレームワークにはフロントエンドの開発も含め た機能セットが求められる • 一方でサーバサイドでは API だけで十分、とい う領域も増えてきた
そんな時代における Rails • 時代に合わせて進化を重ねている ◦ Asset Pipeline (Rails 3.1~) ◦
Webpacker (Rails 5.1~) ◦ API モード (Rails 5~) • 基本的にはフロントエンド・サーバサイドともに いい感じのデフォルトが提供されている ◦ Rails is omakasae (2012)
Rails is omakase の逆の側面 • Rails のやり方が気に入らなければ Rails を使わ なければ良い
◦ フロントエンドは Babel, Webpack, TypeScript のビルド環境を自分で整えて ◦ サーバサイドは Go の net/http で手書きの Middleware と共に • 自分で選んで自分で作っていく (大変ですね...)
2018 年における Rails • 相対的には Rails を使い続ける理由は減ってきて いると言える ◦ 単純にその他の選択肢が増えて、意味を持っ
てきた、という意味で • でも絶対的に Rails の価値が下がったとは言えな い (たぶん)
Quipper と Rails • 2012 には Rails を使い始めている (今年で 7
年 目) • MongoDB (というか MongoMapper) が足かせと なって 4.2 で止まっている... • Heroku, Deis を経て Kubernetes に • マイクロサービス化がまさに始まろうとしている ところ
Web アプリケーションの構成要素と寿命 • アプリケーションコード • インフラ・クラウド • 言語・フレームワーク・ライブラリ • データ
Web アプリケーションの構成要素と寿命 • アプリケーションコード • インフラ・クラウド • 言語・フレームワーク・ライブラリ • データ
<- たぶんこれが一番長生き
データさえちゃんとしていればなんとかなる • 枯れたデータストアをちゃんと選んで使う • ちゃんとメンテされる ORM を選ぶ ◦ または ORM
を使わず抽象化を必要最小限にと どめる • データのモデリングはしっかり考える
データさえちゃんとしていればなんとかなる • という前提を踏まえれば、極論好きなフレーム ワークを使えばいいと思う • 特に好みや技術的に特殊な条件がなければ Rails 自体は決して悪い選択肢ではない ◦ 本当にダメそうならその時方向転換すれば良
い
スタートアップが 選ぶべきインフラとは
Heroku はいいぞ
複数のスタートアップの人と話して感じたこと • AWS 利用率の高さ ◦ EC2 を手動で立てて git pull でデプロイしてい
たり ◦ ECS でデプロイの仕組みをめっちゃ頑張って 構築しようとしていたり • イケてなかった選定理由「投資家に言われたか ら」「知り合いの起業家が使っていたから」
複数のスタートアップの人と話して感じたこと • Heroku 利用率の低さ ◦ AWS に比べると Heroku を偉い人に通しづら い?
◦ ここを通せる腕力、または会社側に柔軟性が あると色々と良くなる • レイテンシをネックとしてあげるケースもある • プロダクトの構築・改善を最優先にすべきでは?
Heroku の良いところ • とにかくアプリケーションを立ち上げるまでが早 い! • 金でスケールできる • インフラとかコンテナのことを意識しなくて良い ◦
コンテナの偏りを直したりとか... • Review Apps, Add-on
Heroku の良いところ • 12 Factor App! ◦ サーバサイドアプリケーションにおけるアー キテクチャの養成ギプス ◦
これだけ守れてれば将来的にコンテナ化した り Kubernetes に載せること自体は全然難しく ない
おまけ: Heroku のレイテンシに関して • CDN を利用すればある程度改善できる (キャッ シュしない動的コンテンツでも) ◦ Edge
TLS Termination, Route Optimization, Dynamic Site Acceleration… ◦ Sinatra で 800 msec 程度が 500 msec 程度に ◦ 速くはないがそんなに悪くもない? (B2B サー ビスなら特に)
まとめ
スタートアップ期の会社にオススメしたいこと • フレームワークに何を使うかは些細な問題 ◦ データやモデルにこそ目を向けるべき • プロダクトの開発に集中するためにコストを使う ◦ Heroku はいいぞ,
Kubernetes は多分まだいい ◦ 他の PaaS でも楽できるならなんでもよし • 何をやる・やらないにしても理由づけを明確に ◦ 枯れた技術でもプロダクトをしっかり作れている会 社はそれだけで十分魅力的
エンジニアとスタートアップの関係性 • 働くならプロダクトに向き合えている企業 ◦ その分技術的負債を抱えていたとしても、自 分の知見で一気にレバレッジがかけられるか も ◦ 短期間・高単価で働けるチャンスもあるかも •
そういったことがあちこちで起これば業界全体の レベルアップにも繋がりそう