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2025.12.5_マルイユナイトによるエポスカードLP内製化プロジェクトのリアル
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marui-unite
December 19, 2025
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2025.12.5_マルイユナイトによるエポスカードLP内製化プロジェクトのリアル
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December 19, 2025
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Transcript
マルイユナイトによる エポスカードLP内製化プロジェクトのリアル
2 自己紹介 内製化のはじまりと転機 Studio導入の目的と成果 実践した3つの向き合い方 今後の展望 マルイユナイトとは 01 03 02
04 05
マルイユナイトとは FinTech RetailTech と を両輪に お客様とのデジタル接点を 最大化するテックカンパニー マルイユナイトは、デジタルの力を生かし、 高速で社会実験を繰り返しながら 新しい体験を創出するマルイグループの新会社です。
プロダクトサイド(顧客接点)の専門組織として、 デジタル人材が集結し、アジャイルなプロダクト開発により、 丸井グループのミッションを推進します。
マルイユナイトとは ゲームやアニメ、キャラクターコンテンツとコラボした エポスカードの新規顧客獲得に向けた ランディングページの運用/作成 チームの担当領域
目的と成果 外注費用が高く、制作リードタイムが非常に長かった ・制作リードタイムが長く、コストが割高 (新しいカードデザインのLPの制作は、公開の6週間前着手) ・軽微な修正も外注、改善を柔軟に回せない ・リアルタイムで修正内容がわからず、齟齬や追加修正が発生 ・外部依存により社内にデータ・ノウハウが残らない 課題
Studioを利用して、 従来より費用を80%削減、制作期間を52%短縮 ・「Studio」を導入し制作を内製化、 これまで大きくかかっていた外注費用を削減 ・二重運用などの非効率性がなくなるよう 抜本的に制作フローを改善し、制作リードタイムを削減 取り組み 目的と成果
Studioを利用して、 従来より費用を80%削減、制作期間を52%短縮 目的と成果 しかし、そこには大きな困難が...
内製化のはじまりと転機 この1年を振り返る——
内製化のはじまりと転機 ある日突然、CPOに呼ばれる 『異動ね!新しいプロジェクトでStudioを使って内製化して!』 内製化ってなあに?? 新しいプロジェクト?? Studioってなあに?? 新卒2年目の僕 CPO
内製化のはじまりと転機 いざ行ってみたら、 異動先の空気は予想以上にしんどかった これは決して“反対”ではなく、ごく自然な感情 『またやり方変わるの?大変になるよね…』 『それって本当にやる意味あるの?』 『安全なの?事故起きたらどうするの?』
内製化のはじまりと転機 “正しい声”だったけれど、受け止めきれなくて苦しかった ・進めようとするにも、うまく周りを巻き込めない ・ただでさえ異動したてで業務が分からない状況 ・経営陣と現場との板挟みの日々... ・「なんでこんなに新しいことって受け入れてもらえないんだろう。」 自分だけが前に出てるみたいで、孤独感を感じてしまっていた
内製化のはじまりと転機 ある日、担当メンバーと意見が衝突... 感情には感情で向き合うべきでないと気がつく 具体的な変化 ・口頭だけのやりとりではなく、必ず話し合いのドキュメントを残す ・相手に対してではなく、事象に対して一緒に議論することを心がける →感情に対しては仕組みで向き合うことを意識するようになる
実践した“3つの向き合い方” ここから生まれた気づき——
一番の困難 ・対応方法 具体的な3つの“声” と “心配ごと” 内製化による作業負担の懸念 Studio導入による効果への疑問 安全性への懸念 「やり方変わると大変にならないかな」 「結果として良い方向に進むのかな」
「事故が起きないようにしたい」 1. 2. 3.
一番の困難 ・対応方法 1.内製化よる作業負担への懸念 ・内製化前後のフローの可視化、担当役割の明確化 ・誰でもStudioが触れるようにマニュアルを整備 ・懸念点ボードを作成し、チーム内の心配ごとの吸い上げ
一番の困難 ・対応方法 1.内製化よる作業負担への懸念 内製化前後のフローの可視化、担当役割の明確化
一番の困難 ・対応方法 1.内製化よる作業負担への懸念 誰でもStudioが触れるようにマニュアルを整備
一番の困難 ・対応方法 1.内製化よる作業負担への懸念 懸念点ボードを作成し、チーム内・他部署の心配ごとの吸い上げと解消
一番の困難 ・対応方法 2.Studio導入効果への疑問 ・PJメンバーとStudio社イベント参加 ・バリューストリームマッピング を用いた成果の可視化
一番の困難 ・対応方法 3.安全性への懸念 ・障害連絡経路の整備 ・専用チャンネルで事故ないやりとり ・各所への細かい周知
今後の展望 結果と現在地——
今後の展望 内製化をより広範囲に広げる 内製化の範囲 ・PoCにより、外注に頼らずとも自分たちの手でページ作成・改善ができると分かった ・成果が証明されたことで、膨大に存在する社内の他ページへ を拡大する動きへ ・エポスカードだけでなく、他部署にもStudioを使ってページ作成が波及
今後の展望 Studio導入により生まれた余裕をより「創造的な仕事」へ 提供価値 ・内製化により実験コストが下がり、小さな施策をすぐ試せる環境が整った ・LPにおけるUXの改善サイクルの本格化、これまで変えてこなかったLPの構成自体に手を入れる動き ・単なる制作業務ではなく、 を高める仕事へ役割が進化
今後の展望 内製化の範囲を広げながら、創造的な仕事へ 提供価値 内製化の範囲 さらに広範囲に広げる 生まれた余裕をより 「創造的な仕事」へ
あなたの挑戦から、組織は変われる 今日一番伝えたかったこと
ウェビナー宣伝(muture) 今日お話しきれなかった現場以外のお話については、 マルイユナイトの組織変革を支援するMutureの目線から ウェビナーにてご紹介予定です。 ※ 2026年2〜3月で調整中
マルイユナイト エンジニア採用と公式アカウント ▪「マルイユナイト」の公式X 組織・メンバーの日々の様子やイベント・採用情 報をお届けしております! ▪プロダクト開発内製化に伴い、 しております! エンジニア採用強化 アドベントカレンダーも発信中!
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END