このスライドは SONY 社内コミュニティスペース「BRIDGE TERMINAL」のイベントにて2023年6月27日に発表されたものです。*本番で使用したものから一部修正を加えています。
イベントページ: https://www.facebook.com/events/276198254860241/
配信アーカイブ: https://www.youtube.com/watch?v=a4hEu0JUsVc
【概要】
インターネットの時代になり,コミュニケーションメディアとなった写真や動画などの「映像」。特に近年は,ビデオブログや◯◯映えといったカルチャーに代表されるように,個人やアマチュアの映像制作への関心が高まっています。
同時に,技術のプレゼンテーションやPRで映像を活用することも重要になってきています。限られた予算・工数・納期で手軽に映像を用意するために,映像のプロではない人が業務で映像を作るという場面が増えてきおり,例えばビジネスの現場ではプロジェクトの初期段階でプレゼンに映像を組み込んだり,研究の現場では研究プロジェクトを発表するために論文とともに映像を公開したりするという事も劇的に増加してます。
これらの現場では,大規模な映画やCM,ミュージックビデオなどとは異なり,手軽で効率的かつ短期間で映像制作することが求められます。本講演では,そのような制作の具体的な事例のプロセスをなぞりながら,各工程で役立つ細かなノウハウを解説します。
【登壇者】
鈴木一平
映像ディレクター / フォトグラファー / 研究者
Web: https://1heisuzuki.com
Twitter, Facebook, Instagram: @1heisuzuki
フリーランス映像ディレクター。 技術紹介映像やイベント記録映像のワンマン制作や,小規模ライブ配信のディレクションやオペレーションを主に行う。 情報学やコンピュータサイエンスでの学際的な研究者であるバックグラウンドを活かした技術への理解,軽量フットワークでスピーディかつ柔軟な映像制作,特に先進技術のプロダクトやサービス,企業を紹介する映像の制作を得意としている。
筑波大学大学院 人間総合科学学術院 博士後期課程 情報学学位プログラム,日本学術振興会 特別研究員 DC1。 デジタルネイチャー研究室にて,映像撮影のサポートシステムとインターフェイスの研究を行う。 新しい映像装置や新しい映像の使い方を通じて人間の世界の見方や体験がどのように変わるのかに興味を持つ。 受賞歴に,査読付き国際会議 Augmented Human 2017 / 2019 最優秀論文賞,James Dyson Award 2021 国内最優秀賞,グッドデザイン賞2021,2017 JASSO 優秀学生顕彰大賞(学術分野) など。