2720 Japan O.K. ロータリーEクラブ、2023年3月20日卓話として、2720JapanO.K.Eクラブ 財団プログラム委員長・ 一般社団法人 日本不動産研究所九州支社 支社長 伊牟田 徹 会員に『再びロータリー財団について』についてお話ししていただきました。
再びロータリー財団について2720JapanO.K.Eクラブ財団プログラム委員長 伊牟田 徹会員の皆様、こんにちは。本年度、財団プログラム委員会の委員長を仰せつかっています伊牟田徹といいます。日頃は福岡に住んでおり、会員の皆様と直にお会いする機会がほとんどありませんので、初めて名前を聞く方もいらっしゃると思います。以後、どうぞよろしくお願いいたします。早いものでロータリー歴は20年になりますが、入会当初は正にゆうれい会員でしたので、まだまだ知らないことが沢山ありまして、お恥ずかしい限りです。もとは、熊本江南RCに所属していましたが、令和3年に、熊本から福岡に転勤になりましたので、同年から当クラブに
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お世話になっている次第です。また、現在地区のロータリー財団副部門長も兼任させていただいていますので、11月の財団月間での地区グローバル補助金・ポリオプラス委員会の彌冨委員長の卓話に引き続き、再びロータリー財団のお話を少しさせていただきたいと思います。そもそもロータリー財団とは、「ロータリークラブおよび地区を通じて実施される、承認された人道的および教育的活動のために寄付を受け付け、資金を配分する非営利団体である。」と定義され、その使命は、「ロータリアンが、健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすることである。 (ロータリー財団章10.020.)」とされています。一方、私たちが属している国際ロータリーの使命は、「職業人と地域社会のリーダーのネットワークを通じて、人びとに奉仕し、高潔さを奨励し、世界理解、 親善、平和を推進することである。(ロータリー章典26.010.1)」されています。すなわち
ロータリー財団は、ロータリーの使命を推進するエンジンであると言えます。エンジンにはガソリンが必要です。ガソリンがなければどんなにすばらしい車も前には進みません。そのガソリンが皆様の寄付です。ですから、ロータリーの活動を前へ前へ推進するために、ロータリー財団は会員の皆様に寄付をお願いしています。ビルゲイツ氏みたいに一人で満タンにできる方もいらっしゃいますが、我々はできる範囲でいいんです。世界でいいことをするために、これからもロータリー財団への寄付をどうぞよろしくお願いします。また、2720地区にも参加していると上述しましたが、地区の活動の原点や心持ちは最小単位であるロータリークラブと何も変わりません。ですので、同じ気持ちや信念で、どしどし地区活動に参加してみてください。クラブの活動範囲の限界を超えた、少し広い窓がみえてくるのではないでしょうか。最後になりますが、去る2月11日に行われた補助金管理セミナーの資料を抜粋したものを紹介します。ロータリー財団の活動を少しでもご理解していただければ幸甚です。
国際ロータリー第2720地区 2022-23年度ROTARYDISTRICT2720ロータリー財団 補助金管理セミナー
国際ロータリー第2720地区2022-2023年度補助⾦管理セミナー2023年2⽉11⽇(⼟)パトリア⽇⽥
1.資金推進 委員会2.地区補助金委員会3.資金管理委員会4.グローバル補助金・ポリオプラス委員会5.平和フェローシップ委員会ロータリー財団部門
【寄付(資金推進)をするということは、どういう意味なのか?】• 1917年ロータリー会⻑のアーチ・クランフ「世界で良いことをするための基⾦の設置」最初の寄付26ドル50セント⇒全世界で多くの⼈の⼈⽣を変える財団へ発展した・1928年ミネアポリス国際⼤会「ロータリー財」団と命名される・「ロータリー財団の使命」は、ロータリアンが健康状態を改善し、教育への⽀援を⾼め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすること
ロータリーにおいて、寄付とは社会貢献である⇒ 「ロータリー財団」は、慈善活動を⽬的とする公共慈善団体であり、ロータリークラブ及び地区を通じて実施される、承認された⼈道的および教育的活動の⽀援のために寄付を受け付け、資⾦を分配する⾮営利団体である⇒プロジェクトに総額40億ドル以上の資⾦を提供してきた⇒⽇本で2⼈⽬のロータリー国際奨学⽣は、緒⽅貞⼦⽒であり、1951年ジョージタウン⼤学で勉強した
私たちのロータリー財団寄付5種類ハンドブック6ページ
【➀どうすれば、クラブへの寄付のお願いが上手くいくのか?】1.最初の理事会で、年当初予算の承認でクラブ会員の全員の寄付を承認してもらう2.それは、ロータリー月間である11月に寄付をしてくださいハンドブック5ページ(中段)
まとめ•1.(クラブとして)年次寄付金の額、全会員に150$以をお願いします(寄付0クラブゼロ達成)•2.(個人として)ポール・ハリス・フェローへの寄贈、ポール・ハリス・ソサエティ(PHS)へのご入会をお願いします⇒ 寄付によって、世界理解、親睦、平和に貢献しましょう
『地区補助金で地域を活き活きと!』2022-2023年度RID2720ロータリー財団部門地区補助金委員会委員長 森 正行(大分キャピタル) 副委員長 園田 匠 (日田中央)委員 松下幸之助(中津) 委員 弥頭幾久雄(熊本菊南)
地区補助金支給基準 11.ロータリー財団の使命に関連していること。ロータリー財団の使命とは、ロータリアンが、健康状態を改善し、教育への⽀援を⾼め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすることです。2.ロータリアンが積極的に関与すること。ロータリアンが、奉仕プロジェクトに直接参加し、汗を流し、知恵を絞って活動すること。平和の推進 疫病との闘い ⽔と衛⽣ ⺟⼦の健康教育の⽀援 地域経済の発展 環境の保護
地区補助金支給基準 2① 地区補助⾦管理セミナーに出席していないクラブは無資格② MOUと各種書類を期限内に提出する③ ロータリー財団の使命に沿った事業であること④ ロータリー財団地区補助⾦およびグローバル補助⾦の「授与と受諾の条件」に沿っていること⑤ 補助⾦額が総予算の半分以内であること⑥ 年次基⾦の寄付額が0クラブは無資格⑦ 申請事業は各クラブ1事業とする⑧ 算出した補助⾦の千円未満は切り捨て⑨ 地区内での補助申請⾦額が地区の予算を超えた場合は、地区R財団補助⾦審議・監査委員会にて議論し決定する
地区補助⾦⽀給基準 3(地区独⾃)(例)2020-2021年度 ○○クラブ 3年平均(2017~2019)A規定・B規定でいずれか低いほうが補助金の限度額になりますA規程3年間の1名平均寄付額 167.45㌦ =>150㌦以上の上限4000㌦<A規程>・3年間の1名平均寄付額 1〜100㌦未満 => 上限 2000㌦・3年間の1名平均寄付額 100〜150㌦未満 => 上限 3000㌦・3年間の1名平均寄付額 150㌦以上 => 上限 4000㌦<B規程>・3年間の平均総寄付額(㌦) x 50%B規程3年間の平均総寄付額 9935.12㌦ =>50%なので 4968㌦よって、○○クラブの補助金上限は4000㌦となる。=>総事業費は8,000㌦以上必要
補助⾦の対象にならないもの(例)1.特定の⼈や、団体などに対する継続的または過度の⽀援。2.⼟地や建物の購⼊。新たな建物の建設。(改修は可能です。)3.創⽴記念式典、娯楽活動などのロータリー⾏事に関連する経費。地域の⼈々ではなくロータリアンに恩恵のある事業。4.ロータリー以外の団体が主体となって開始した活動。5.協⼒団体などへの使途無指定の現⾦寄付。6.既に進⾏中または完了したプロジェクト。(継続事業でも対象者⼜は場所が変わる場合は可能です。)補助⾦の対象になるもの(例)1.創⽴記念式典での記念事業(R財団の使命に沿うプロジェクト)は可能です。2.2014〜2015年度より、スポーツ⼤会も上限額20万円までで(障害者対象)は可能、⾷事代は不可です。
補助金手続きの仕方(ハンドブックP12)1月末・2月 • 補助金セミナーに参加2月末まで• 地区とMOU(覚書)を交わす(各クラブ)3月末まで • 受給計画書提出(各クラブ)5月末まで • 地区補助金の申請• 本申請提出と補助⾦⾦額通知・承認連絡書7月頃• 地区補助金専用口座開設(承認連絡書到着後)事業開始前 • 地区への補助金送金依頼書送付事業開始時 • 補助金が地区からクラブへ入金3月末まで • 事業実施事業実施後 • 事業報告書を地区へ提出
寄付をすると言うことは、世界中の奉仕活動に参加していると言うことです。ロータリアン一人一人からの寄付は、世界中で有効に使われています。ロータリー財団は、他の奉仕団体とは異なり、全ての寄付を奉仕活動に使っています。そして、貴重な寄付を使って、いろいろなプロジェクトを実行していくのは、皆さんロータリアンであり、皆さんの所属するロータリークラブです。是非、有意義なプロジェクトをお考えいただき、「寄付をする。」だけではなく、「有効に使う。」ことで地域に奉仕をして頂きたいと思います。
2022-2023年度RID2720ロータリー財団部門資金管理委員会委員長 萩尾 憲司(別府北) 副委員長 沼田 摩有子(熊本江南)委員 森 正行(大分キャピタル) 委員 弥頭 幾久雄(熊本江南)『補助金の適切な管理の為に!』
活動内容補助⾦の出納管理(クラブへの補助⾦の送⾦)地区補助⾦申請の⼿続き⽀援(送⾦依頼書作成 ⽀援)ロータリー財団ハンドブック p-12送⾦依頼書のDL〜報告書 提出までの流れについて説明致します
送⾦依頼書の様式は地区のホームページからダウンロードできますグーグル⼜はヤフーの検索窓に2720のみ⼊⼒してください
次に各種資料ダウンロードをクリックします。クリック
地区補助⾦ 送⾦依頼書をダウンロードして下さいクリック併せてこちらも
※ダウンロードした地区補助⾦送⾦依頼書の様式はワード形式ですので、このまま⼊⼒出来ます。ここで記⼊する送⾦⼝座は、各クラブで開設した「地区補助⾦専⽤⼝座」です。予めを開設しておいてください
ロータリー財団ハンドブックのp-12に従い、地区補助⾦送⾦依頼書を地区事務所に送信してください。※但し、すぐにクラブへの送⾦となるわけではなく、いくつかの承認を経て、ロータリー財団から補助⾦の送⾦を⾏いますので、予めご了承ください。地区補助⾦送⾦依頼書を作成したら・・・(補助⾦の⼊⾦までの流れ)
クラブ地区事務所資⾦管理委員⻑補助⾦委員⻑ロータリー財団①② ③ ④ ⑤⑤︵送⾦︶地区補助⾦送⾦依頼書を作成したら・・・(補助⾦の⼊⾦までの流れ)送⾦依頼書FAXまたはPDF送信② 地区事務所は確認後、補助⾦委員⻑にメール添付されます。③ 補助⾦委員⻑は⾦額と内容を確認して、署名後FAX⼜はメールで地区事務所に送ります。④ 地区事務所は署名を確認後、資⾦管理委員⻑にメール添付されます。⑤ 財団資⾦管理委員⻑は署名を確認後、クラブの指定⼝座に送⾦処理を⾏います。送⾦後は署名をして地区事務所に送ります。①クラブ→地区事務所にメールかPDFで送って下さい。
プロジェクトが終了したら︕• クラブは入金の確認をして下さい。改定内容1. 事業終了後、報告書提出の際に通帳のコピー(⼝座名,番号のページ,⼊⾦・出⾦の記載されたページ)を提出する。2. 補助⾦の⼊⾦と事業への出⾦が⼀致している事。 ⼜、収⽀報告書と整合性が確認され、利息も補助⾦に使⽤し収⽀0である事が必要です。3. クラブの⼝座であり、且つ補助⾦専⽤の⼝座である事。※それ以外の収⽀が⾏われた時は、解約して原本を提出して頂きます。4. 補助⾦専⽤⼝座が適正に使⽤された場合、次年度以降も同じ⼝座(通帳)を継続して使⽤できます。(但し、従来通りの⽅法でも可です。)• プロジェクトの実施後は、1ヶ⽉以内に写真、領収書等を添付して規定⽤紙で報告書を作成して地区事務所に郵送して下さい。
『世界でよいことをしよう!』2022-2023年度RID2720ロータリー財団部門グローバル補助金・ポリオプラス委員会委員長 彌冨照皇(熊本東南) 副委員長 久保田 哲(大分中央)委員 沼田摩有子(熊本江南) 委員 野口 敏史(熊本江南)
グローバル補助金(GG)とは
持続可能性とは「持続可能性」とは・・・「補助金資金がすべて使用された後にも、地域社会の人々が自力で地元のニーズを満たしていけるよう、長期的な解決策を提供すること」と定義しています。
GGのプロジェクト&7つの重点分野プロジェクトの種類1.人道的国際奉仕2.VTT (専門職業の研修チームを海外発遣)3.奨学金 (大学院レベルで1-4年の留学)基本的教育と識字率向上母子の健康水と衛生疾病予防と治療地域社会と経済発展環境平和構築と紛争予防
寄付金の流れ(財団活動資金の仕組み)環境 環境
・海外のパートナー(共同提唱者)の見つけ方がわからない・言語力が限られている・複数年度のプロジェクトがしにくい・要件が厳しすぎる・・・★グローバル補助金の「成果の持続可能性」を正しく理解するグローバル補助金の申請のヒント
『ロータリカードで世界を救おう』2021-2022年度ロータリー財団部門グローバル補助金・ポリオプラス委員会委員長 彌冨照皇(熊本東南) 副委員長 久保田 哲(大分中央)委員 沼田摩有子(熊本江南) 委員 野口 敏史(熊本江南)
国際ロータリーは1985年以来~●20億ドル以上の寄付●GPEIと25億以上の子どもにワクチンの投与を行ってきた。●既に「ポリオフリー」となった国にポリオウイルスの流入を阻止する。●リスクが高い国々(最高60カ国)では、現在も世界の子ども達への予防接種を行われている。●引き続き予防が必要である。これからなぜ15億ドルも必要ワクチンのコールドチェーンの構築
『世界平和の為に何を!』2022-2023年度RID2720ロータリー財団部門平和フェローシップ委員会委員長 末永 克典(中津) 副委員長 松下幸之助(中津)委員 川﨑 誠治(宇城) 委員 彌冨 照皇(熊本東南)委員 森 正行(大分キャピタル) 委員 髙見 裕司(大分キャピタル)委員 萩尾 憲司(別府北)
世界平和と開発の担い手となる人材を育て、平和推進者の世界的ネットワークを築く事を目的とした奨学金プログラムです。ロータリ-平和センター プログラムとは※地区活動資金(地区補助金・グローバル補助金)は使用しません。
2002年の創設以来ロータリー平和センターを卒業したフェローは1,600人を超え、115国以上で平和の構築と開発の分野で活動しています。ICUを卒業した平和フェローは153名です。(18期生まで)
フェローシップの資金修士号プログラム75,000米ドル平均授与総額専門能力開発修了証プログラム11,000米ドル専門能力開発修了証プログラムで賄われる費用修士号プログラムで賄われる費用・授業料・部屋代と食事・留学先への(留学先からの)旅費・インターンシップの費用・学会/研究費用・保険・不測の事態の出費・授業料・学内の宿泊施設の費用・留学先への(留学先からの)旅費・実地研修の経費・コース資料・保険
①英語に堪能であること②学士号を取得していること③異文化間の理解と平和への強いコミットメントがあること④優れたリーダーシップスキルを実証していることプログラムへの申請資格<修士号取得プログラム>・関連分野における少なくとも3年間のフルタイムの職歴<専門能力開発修了証プログラム>・関連分野における少なくとも5年間のフルタイムの職歴・平和推進のための自分の計画がどのようにロータリーの使命と合致するかについて説明できる共通項目※デューク大学の場合は5年間※マケレレ大学は別規程あり