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Acquia Cloud Platform入門:Acquia Cloud Platformとは...

Acquia Cloud Platform入門:Acquia Cloud Platformとはなにか / Acquia Cloud Platform Introduction

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  1. Acquia Cloud Platform入門ウェビナーシリーズ • Acquia Cloud Platformは、Drupalアプリケーションを構築、管理す るためのスケーラブルで安全なプラットフォームです。 • 本ウェビナーシリーズでは、Acquia

    Cloud Platformがどんなものか 興味がある方、これから使い始める方向けに、Acquia Cloud Platformで行うDrupalアプリケーション開発構築方法や便利なツー ルなどをご紹介します。
  2. Acquia Cloud Platformに含まれるもの IaaS LAMPスタック 運用 自動化 オーケストレーション ストレージ コンピューティングリ

    ソース ネットワーク Linux PHP MySQL Apache アクセス 制御 環境構築 パッケージ管理 セキュリティ コンプライアンス パフォーマンス チューニング 高可用性 Resource coordination ログ管理 ファイヤー ウォール Stack configuration マルチリージョンフェイ ルオーバー デプロイ タスク管理 SSL バックアップ 監査ログ Local dev APM integration API, hooks, SDK, CLI Tuned cache purging Vulnerability scanning アプリケーション管理 UI リソース モニタリング 災害復旧 稼働時間の監視 パッチ Ops audits / problem solving Platform code maintenance 運用監視対応 リモート管理 DDOS対応 Code analysis Config analysis ルーティング TFA & login controls サポート セキュリティ アドバイザリー
  3. さまざまな業界でAcquia Cloud Platformが採用(1) Drupalの汎用性とエコシステム × アクイアのセキュアでスケーラブルなプラットフォーム によって、約4,000社のデジタル体験の供給を支えています。 銀行サイト レガシーCMSを長年利用しているが故に7年以上Web が更新できず、デジタルマーケティング施策が全く打て

    ない状況でした。銀行のコンプライアンス基準をクリアす る最高水準のセキュリティ、マーケティング部門でも使い 勝手の良い操作性、拡張性の高いプラットフォーム要 件、の3つの基準を満たし採用に至った事例がありま す。 グローバルコーポレートサイト 大規模で高度なセキュリティが必要な企業のグローバル 共通基盤として、多くのグローバル企業に採用されてい ます。Drupalの標準機能である多言語機能と権限管理 によって、世界中の現地法人でコンテンツ管理が行える ような柔軟な権限設計が行えます。 社内ポータルサイト Drupalなら個々の従業員向けのパーソナライズされた 体験を提供する機能を備えたポータルを構築できます。 セキュリティを担保しながら社内の機密情報を安全に管 理し、社内情報の検索を一箇所で完結することが可能 です。 大学サイト 高等教育機関でのDrupal採用率は高いです。姉妹校、 学部、研究室など数百に及ぶサイトをWebガバナンスを 損なうことなく機能させるために「マルチサイト」機能が採 用されるケースが多いです。バージニア大学、ライス大 学、ジョージワシントン大学等がDrupal及びアクイアを採 用しており、出願や合格発表などのアクセス負荷や DDoS攻撃などのセキュリティの脅威を軽減できます。
  4. 3日間のスピード立ち上げ 刻一刻と変化するCOVID-19に迅速に対応するために、 ニューヨーク州のIT部門チームは市民への情報提供を 行うための新しいサイトを3日間で立ち上げ、600万人の ユーザーに対して3億4,200万ものPVに耐えうる環境を 提供しました。 トラフィックの多いメディア動画サイト Drupalは負荷分散、高度なキャッシュなどのプレッ シャー下でも十分なパフォーマンスを発揮します。NBC SportsではアクイアのTAM(技術支援部隊)のサポートの

    下で、リオオリンピック開催期間中、ユニークユーザー1 億人、動画の総ストリーミング数33億もの大規模アクセ スを捌き、サイトの安定稼働を実現しました。 さまざまな業界でAcquia Cloud Platformが採用(2) Drupalの汎用性とエコシステム × アクイアのセキュアでスケーラブルなプラットフォーム によって、約4,000社のデジタル体験の供給を支えています。 医療従事者向け会員サイト コロナ禍において病院側による訪問規制が広がり、製薬 業界各社はMR活動をデジタルチャネルによるアプロー チが余儀なくされました。そこで医療従事者向けの情報 発信を行うプラットフォームを構築する事例が2020年か ら急速に増えています。 ヘッドレスCMS さまざまなWebサイトやサービスのコンテンツを1つの場 所で管理し、マルチチャネルにデプロイ可能です。 ニューヨーク地下鉄では、リアルタイムに運行情報をデ ジタルサイネージ、スマートウォッチなどマルチチャネル に発信する仕組みをDrupalとアクイアで実現しました。 通勤者に適切なデバイス、タイミングでデジタル体験を 促進しています。
  5. Acquia Cloud Platformの特徴 セキュリティ サポート 拡張性 • ISO27001、SOC1、SOC2、 FedRamp、PCI-DSSなど数多く の認証を取得済

    • セキュリティ要件が厳しい政府機 関、金融、大学などにもアクイア クラウドが採用 • Drupalとクラウドの専門家による 24時間365日サポート • SLA99.95%でサービスを提供 • フォロー・ザ・サンによる全世界 の地域・時間帯をカバーする体 制 • ディザスタリカバリ対応 • OSS Drupalエコシステム • MA、CDPなどDXPソリューション のネイティブ統合 • CI/CDツール、CLI、APIなど継続 的開発を支える開発ツール • クラウドインフラリソースのスケー ラビリティ
  6. アクイアの責任共有モデル アクイアの責任範囲 プラットフォームに対するパフォーマンス、機 能、セキュリティ、可用性 お客様の責任範囲 Drupalアプリケーションに対するコード、コン テンツ、運用、管理、セキュリティ Acquia Cloud Platform

    Amazon Web Services (AWS) アクイアの責任範囲 Drupal コードベース Drupal Webサイト Drupal Webサイト Drupal Webサイト お客様の責任範囲 https://docs.acquia.com/cloud-platform/arch/security/#sh ared-responsibility-model-of-cloud-platform
  7. Acquia Cloud Platformのインフラ構成 Cloud Platformは、4つの主要なコンポーネ ントで構成されます。本番環境では二つのア ベイラビリティゾーンに配置されたHA構成と なっています。 • リバースプロキシキャッシュとロード

    バランサーサーバー Varnish®/nginx, SSL termination • ウェブサーバー Apache, PHP, Drupalコード • ファイルシステム • データベースサーバー MySQL(Percona)
  8. 関連サービス Acquia Cloud Platform お客様のDrupalサイトを運用、サポートする 環境をPaaSとして提供。開発、ステージン グ、本番環境3つと、デプロイプロセスを支え る開発ツールが含まれる。 Site Studio

    エンタープライズ向けローコードDrupalサイ ト構築ツール。ドラッグ&ドロップによるテー マ構築。Drupal開発者が複雑な機能開発や 統合作業に集中。 Edge Protect オンライン上のあらゆる脅威から貴社のサ イトを強固に保護するWAFおよびDDoS攻 撃対策。世界的なCDNプロバイダーである Cloudflareと提携。 Acquia Cloud Site Factory 百・千単位のDrupalサイトを1つのコードベー スで公開するマルチサイト管理プラット フォーム。 Acquia CMS アクイア製品とネイティブに統合するDrupal ディストリビューション。アクイアの顧客数千 社の成功事例がベストプラクティスとして Acquia CMSに凝縮。 Edge CDN 全世界180所のデータセンター(POPs)に キャッシュを配置するコンテンツ・デリバリー ・ネットワーク。世界的なCDNプロバイダー であるCloudflareと提携。 Migrate 最大80%高速化するDrupal 7 → Drupal 9 への移行支援ツール。 Cloud IDE ローカル開発環境不要・ブラウザ上で動作 するコーディング用エディタ+開発ツール。 Webサイトのプレビュー機能やデバッグツー ル完備。 Content Hub 複数のDrupalサイト間でコンテンツ(エンティ ティ)を同期し、最新のコンテンツをあらゆる チャネルで配信。
  9. Acquia Cloud Platformのプラン Acquia Cloud Platformは個人向けから企業向けまで、さまざまなサブスクリプションレベルであらゆる規模のビジ ネスをサポートします。 本番Webサイトを開発、デプロイするために構築されたセル フサービス環境を提供します。 セキュアでスケーラブルな、エンタープライズクラスのインフ

    ラとサポートを提供します。 Cloud Platform Professional Cloud Platform Enterprise 月額クレジットカード払い 利用するリージョン、メモリ、ストレージによって料金を算 出 年額一括払い 月間PVを元に料金を算出 * 開発環境 ×1、ステージング環境 ×1、本番環境 ×1 がベー ス (追加可能) フルサービス式のキャパシティ管理 × 高可用性 Cloud API, Acquia pipeline(CI/CDツール), Cloud CD(カ スタム開発環境) 東京リージョン選択可能 24時間365日サポート × アップタイムSLA99.95% 開発環境 ×1、ステージング環境 ×1、本番環境 ×1 セルフサービス式のキャパシティ管理 Cloud API のみ 選べるリージョン(※東京リージョン未対応) ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ ✔ * ユーザーや管理者数は価格や性能に影響いたしません。 本ウェビナーシリーズでは、特に明記されて いない限り Enterprise を取り上げます。 cloud.acquia.comでアカウント登録後、環境を作成、す ぐに利用可能 オーダーフォーム受理後、2週間前後でセットアップ完 了、利用開始 ✔ ✔
  10. Acquia Cloud Platform 機能比較 機能 Professional Enterprise アップタイムSLA 99.95% ×

    ◯ リモートアドミニストレーション (RA)環境 × ◯ 開発環境 1つ 1つ以上 ステージング環境 1つ 1つ以上 24時間365日サポート × ◯ 自動/手動バックアップ ◯ ◯ DevOpsツール Cloud API, Acquia CLI, Acquia BLT Cloud API, Acquia CLI, Acquia BLT, Acquia Pipelines, Cloud CD Cloud Hooks ◯ ◯ パフォーマンスとセキュリティの監視と分析 ◯ ◯ SSDストレージ 10 - 1000GB カスタムオプション Webパフォーマンスのためのキャッシュ スタンダード 分散型 キャパシティ管理 セルフサービス フルサービス 高可用性アーキテクチャ × ◯ 大規模アプリケーションのためのスケールアウト × ◯ Acquia Insight (Webサイトの監視と最適化を支援 ) ◯ ◯ Acquia Search (Solr全文検索) 共有 共有 or 専用 Acquia Shield (分離されたネットワーク ) × アドオンとして追加可能 Acquia Edge (CDN/WAFサービス) × アドオンとして追加可能 Acquia Platform CDN (組み込みのCDNサービス) × ◯ Acquia Cloud IDE (リモートIDE) 1つ無料 1つ無料 Acquia Site Studio (ローコード開発ツール ) × 1つ無料 New Relic APM Pro (アプリケーションパフォーマンス管理 ) ◯ ◯
  11. Acquia Cloud Platform Enterprise 4つのTier 機能 Standard Plus Premium Elite

    Enterprise Security Package (ログ転送、IPアドレスホワイトリスト ) × アドオンで利用可能 ◯ ◯ Team TAM(技術支援) × アドオンで利用可能 ◯ ◯ Cloud CD環境 アドオンで利用可能 ◯ ◯ ◯ Enterpriseでは、サポートレベルや機能に応じた 4つのTierをご提供しています。 サポートレベル Standard Plus Premium Elite 製品サポート 無制限 無制限 無制限 無制限 クリティカル:障害時の対応時間 1時間 1時間 1時間 30分 高:障害時の対応時間 8時間 * 4時間 * 2時間 * 1時間 * 中:障害時の対応時間 24時間 * 6時間 * 4時間 * 2時間 * 低:障害時の対応時間 24時間 * 1営業日 * 1営業日 * 1営業日 * * 対応は平日(日本時間の営業時間)となります。
  12. 見えないコストと天秤にかける アプリケーション実装開発 テスト自動化 要件定義/設計 アプリケーションの パフォーマンスチューニング モニタリングと計測 アプリ ケーション ミドルウェア

    OS サーバー ネットワーク インフラの設計構築? 安全なデプロイメントフローの構築? 開発に必要なツールセットの準備? Acquia Cloud Platform を利用することで アプリケーション開発に 専念できる ドキュメント作成 ユーザーのトレーニング アプリケーションの脆弱性診断 パフォーマンステスト、負荷テスト バックアップ、ログ管理、監視? 障害切り分け? 冗長化、バックアップ、災害対策? ミドルウェアの セキュリティアップデート? OS/LAMPスタックの脆弱性スキャン? 24時間365日のサポート体制? SLAの保証?
  13. Acquia Cloud Platform と DIY の比較 1/5 項目 Acquia DIY

    サービス詳細 サポート インフラサポート ◯ ◯ アクイアの環境は AWS上に構築される為、同様のサポートです。 ネットワークサポート ◯ ◯ アクイアの環境は AWS上に構築される為、同様のサポートです。 サーバーサポート ◯ ◯ アクイアの環境は AWS上に構築される為、同様のサポートです。 OSサポート ◯ × アクイアのサポートはアプリケーション OSを含みます。 DIYでは利用者の責任で対応が必要です。 ミドルウェアサポート ◯ × アクイアのサポートは PHP、DB、Webサーバーなどのミドルウェアを含みます。 DIYでは利用者の責任で導入、 保 守が必要です。 アプリケーションサポート ◯ × アクイアのサポートは Drupalアプリケーションを含みます。 DIYでは利用者の責任で導入、保守が必要です。 障害切り分け対応 ◯ × インシデントの際には、インフラ、 OS、ミドルウェア、プラットフォーム、アプリケーションに渡ってアクイアで調査を 行います。 24/365サポート ◯ × アクイアは24時間365日サポートが付属しています。範囲はインフラ、 OS、ミドルウェア、アプリケーションの全て になります。 DIYはインフラ部分に限られます。 ドキュメント ◯ × アクイアの環境およびアプリケーションに関する仕様書はウェブサイトで公開されています。 ◯ △ × 標準機能およびサービス 標準機能およびサービスで一部カバー 独自に開発・導入が必要
  14. Acquia Cloud Platform と DIY の比較 2/5 ◯ △ ×

    標準機能およびサービス 標準機能およびサービスで一部カバー 独自に開発・導入が必要 項目 Acquia DIY サービス詳細 性能・可用性 最適化 ◯ △ アクイアの環境は Drupal専用に最適化された環境で、 DrupalおよびCI機能を含む開発ツールが最初からついて います。DIYの環境は汎用的です。 冗長化 ◯ × アクイアの環境は標準でマルチ AZで冗長化されています。 DIYではオプションとなり、適切な設定を自身で行う 必要があります。また、アクイアのオプションでは複数リージョン間での冗長化も可能です。 リソース拡張 ◯ × アクイアの環境は高負荷が発生した際、オペレーションチームが適宜リソースを拡張します。 DIYでは適切な運 用を自身で行う必要があります。 負荷分散 ◯ × アクイアでは CDN、Varnish、Memcached等により、アプリケーションの負荷を分散する構成が標準で提供されま す。DIYは独自に導入および設定が必要です。 キャッシュ ◯ × アクイアのキャッシュ機能(上述)が付属し、最適に設定がされた状態で提供されます。 DIYは独自に導入および 設定が必要です。 災害対策 ◯ × アクイアの環境はマルチ AZの構成でフェイルオーバーする、災害対策を行なっています。複数リージョン間での フェイルオーバーもオプションで可能です。 DIYでは環境時応じた設定が必要です。 バックアップ ◯ × アクイアは定期的にインスタンス全体のスナップショットを取得し、非常時にはリカバリを行うことが可能です。 DIYでは環境に応じた設定が必要です。 SLA ◯ × アップタイム SLA99.95%で運用しています。
  15. Acquia Cloud Platform と DIY の比較 3/5 ◯ △ ×

    標準機能およびサービス 標準機能およびサービスで一部カバー 独自に開発・導入が必要 項目 Acquia DIY サービス詳細 運用性 アプリケーション管理  ◯ × アクイアの環境では、プラットフォームを操作する管理画面が提供されます。下記の操作が一例です。 開発・テスト環境 ◯ × アクイアの環境には開発・テスト環境がセットで付属します。 DIYでは独自に導入が必要です。 自動デプロイ ◯ × アクイアの環境ではドラッグ&ドロップでコード、 DB、ファイルのデプロイが可能です。 CI/CD ◯ × アクイアの環境ではテストおよびアプリケーションのビルドを自動化するツールが付属しています。 管理API ◯ × アクイアのプラットフォーム管理画面で行える操作はほぼ全て APIにて操作可能です。 DIYではインフラ部分が APIがあり、その他は独自 に実装が必要です。 パフォーマンス監視 ◯ × アクイア環境内のパフォーマンスの監視および管理画面・アラートを提供しています。 DIYでは開発が必要です。 ヘルスチェック ◯ × アクイア環境内のヘルスチェックおよび管理画面・アラートを提供しています。 DIYでは開発が必要です。 障害監視 ◯ × アクイア環境内の障害監視および管理画面・アラートを提供しています。 DIYでは開発が必要です。 Cronジョブ ◯ × アクイアのプラットフォーム管理画面では、 CronジョブをGUIから設定できます。 DIYではサーバーごとの設定が必要です。 自動セキュリティ アップデート ◯ × アクイアのプラットフォーム管理画面では、アプリケーションのセキュリティパッチを自動で行う設定が可能です。 DIYでは、利用者が独自 に行う必要があります。
  16. Acquia Cloud Platform と DIY の比較 4/5 ◯ △ ×

    標準機能およびサービス 標準機能およびサービスで一部カバー 独自に開発・導入が必要 項目 Acquia DIY サービス詳細 運用性 (続) アプリケーション監視 ◯ × New Relicによるアプリケーションのパフォーマンスモニタリング機能がサブスクリプションに含まれてい ます。DIYでは別途契約・導入する必要があります。 ローコード開発 ◯ × アクイアのDrupalはローコード開発ツールAcquia Site Studioが付属します。DIYで構築するDrupalは 画面構築はコーディングで行う必要があります。 外部サービス連携 ◯ × ソースコードをGithub、Bitbucketと連携可能です。DIYでは自身で連携の開発及び設定をする必要が あります。 開発ツール ◯ × アクイアはクラウドと連携した開発ツール、クラウドIDE、ローカル開発環境Acquia Dev Desktopを提 供します。DIYでは別途調達する必要があります。
  17. Acquia Cloud Platform と DIY の比較 5/5 ◯ △ ×

    標準機能およびサービス 標準機能およびサービスで一部カバー 独自に開発・導入が必要 項目 Acquia DIY サービス詳細 セキュリティ 認証・準拠 ◯ × ISO27001、SOC1、SOC2、FedRamp、FISMA、CSA STAR、PCI-DSS、EU Cookie Regulations、HIPPAなどの認証をアクイアはプラッ トフォームレベルで取得しています。 DIYはインフラ部分までです。 ファイアウォール ◯ △ アクイアはネットワークレベルでのファイアウォールを導入の際、適切に設定しています。 DIYでは環境に応じた設定が必要です。 IPS/IDS ◯ △ アクイアの環境はプラットフォームレベルで IPS/IDSが導入されています。 DIYはインフラ部分までです。 暗号化 ◯ × アクイア環境のデータは AES-256、データトランジットは SSL (TLS 1.1/1.2)、バックアップは EBS Encryptionで暗号化されています。 DIYで は暗号化設定を適切に行う必要があります。 脆弱性対策 ◯ × アクイアはプラットフォームレベルで脆弱性試験を最低月 1度行なっています。 DIYではインフラ部分までです。 ログの保管 ◯ × アクイアはアプリケーション、ミドルウェアのアクセス、エラーログおよび PaaS、SaaS、アプリケーションの操作に関するログ等を取得して います。 多要素認証 ◯ × アクイアは基盤管理画面にログインする際に多要素認証を強制することが可能です。 DIYでは、環境に応じた設定が必要です。 権限管理 ◯ × アクイアは各ユーザーに対し、基板を操作する権限を管理画面上から指定できます。 DIYでは複数のシステムにわたる複雑な設定が必 要です。 セキュリティ担当者 ◯ × お客様環境のセキュリティを 24時間365日、専門の担当者がリアルタイムで監視を行なっています。 Drupal Steward Program ◯ × 特定の脆弱性からネットワークレベルでサイトを保護するための「仮想パッチ」が適用され、アップデートに必要な時間を確保することが できます。
  18. ディストリビューションとは? Drupalコアに、テーマ / モジュール / ライブラリなどを特定のユースケースに特化して パッケージングしたもの。 SNSに特化したOpen Social、メディアサイトに特化した Thunderなどが有名。

    Acquia CMS 2021年3月に公開されたばかりの、アクイアのホスティング環境(Acquia Cloud Platform/Site Factory)で利用可能なDrupalディストリビューションです。アクイアの顧客数千社の成功事例がベ ストプラクティスとしてAcquia CMSに凝縮されています。 Acquia CMSに含まれるもの: • Site Studio、Acquia Search、Acquia Edgeなどのアクイア製品の統合 (今後さらに増える予定) • 事前定義されたコンテンツタイプ、メディアタイプ、タクソノミー • Site Studioをすぐに使い始められるスターターキットとデモコンテンツ • Acquia Adminテーマ(Claroのサブテーマ) • よく利用されるコントリビュートモジュール一式
  19. Acquia LightningとAcquia CMS Drupal 8の終了に伴い、Acquia Lightningが2021年11月にサポート終了を迎えます。 Acquia Lightningに代わって、Drupal 9のサイトを構築するための最適な方法として Acquia

    CMSがリリースされました。 これからDrupalアプリケーションを構築するなら・・・ • 新規のプロジェクトには 標準のDrupal もしくは、 Site Studio機能をご利用になる場合は Acquia CMSを推奨しております。 • Acquia LightningはEOLが確定しておりますので、新規案件などへの採用は推奨しておりません。 https://www.acquia.com/blog/acquia-lightning-eol-2021-acquia-cms-future
  20. Acquia CMSのよくあるご質問 Drupal 8では利用できる? Yes。Drupal 8およびDrupal 9のディストリビューションです。 無料で利用できるのか? Yes。Acquia Cloud

    Platform/Site Factoryサブスクリプションを購入しているお客様は無料です。 必ずAcquia CMSを利用しなくてはならない? No。アクイアは利用を推奨しますが、要件次第です。 LightningからAcquiaCMSへの移行パスはある? No。お客様は、プロフェッショナルサービス(オプション)を利用して独自に移行を行うことができます。 アクイア以外のホスティング(AWS、Pantheon、自社環境など)でAcquia CMSは動かせる? No。Acquia Cloud Platform/Site Factoryの構成に依存する、かつ、Site Studioのライセンスキーが取得できないので、アクイ ア以外の環境では利用できません。