ADHDを仕事に生かす

新卒で入った会社で適応障害となり休職しました。その後、自分がADHDであると分かり調べたり考えたりしたことをまとめています。
ADHDは確かにハンディともなるけれど、特性を仕事に生かすこともできるのでは？というのが伝えたいことです。

Transcript

1. ADHDを仕事に⽣かす
2. 1. 休職までの私 2. ADHDとは？ 3. ADHDを仕事に⽣かす ⽬次
3. 1. 休職までの私
4. 休職まで ⼩さい頃 ⼤学⽣活の壁 とにかく積極的︕ 忘れ物が多い 遅刻・遅刻、、 適応障害 新卒２年⽬
5. 仕事での困りごと 提出物の期限を守れない • 好きな作業に没頭 • 度忘れ • 作業の脱線
6. ADHD
7. ADHDの３つの特徴 注意⽋陥・多動性障害 不注意、多動性、衝動性の３つの症状が⾒られる。 不注意 多動・衝動 混合
8. 薬とその効果
9. 対処法を調べ、理解する。
10. 考えたこと、変化 • ADHDについて分かったことをお伝えしたい。 • 仕事に合わせないといけない、でも合わせられない。 そんな⾃分を責めていた。 • 本当にすべてを合わせないといけないのか︖
11. 2. ADHDとは︖
12. • 注意⽋陥多動性障害 • ⼈⼝の５ー８％がADHDという説も。 ADHDとは
13. ADHDは外から⾒えない • 神経発達の障害 脳の特定の部分の発達に偏りがある。
14. • ADHDの深刻さ ー 離婚率・離職率・事故率・薬物依存 • ADHDはスペクトラム（ピンからキリまで） ADHDは外から⾒えない
15. • 何が困るのか︖ ADHDは外から⾒えない ❌ 注意の⽋如︖ ⭕ 注意のコントロールの問題 集中できないこと 集中しすぎてしまうこと
16. ADHDは実⾏機能の障害 • 実⾏機能とは 1)計画を⽴てる、優先順位づけ 2)注意を持続する、注意を切り替える 3)集中と処理速度を保つ 4)感情をコントロールする 5)作業記憶の活⽤、記憶 6)新たな刺激を無視する *エール⼤学の⼼理学者、ブラウン博⼠による仮説(2005)
17. • 精神刺激薬によって集中⼒を補うことができる。 • ADHD患者の８０％に有効という数字も。 • 対処法: CBT・コーチング・瞑想・運動 ADHDは対処が必要
18. 私の特性と対策 • 作業への集中→服薬によって改善。 • 気になったことに⾶びつき没頭。（取組中） • 時間の感覚の鈍さ、過少推定。（取組中） • 事務作業は苦⼿(平均の３０％しかない)
19. 頭の中はこんな感じ 気になったことにすぐ⾶びつき、没頭する。 注意⽋如ではなく、注意のコントロールの問題
20. 知能検査(WISC-3)から分かる発達特性 聴覚の短期記憶が得意 視覚情報の事務的な処理が⾮常に苦⼿・遅い • ⾔語 ＞ 視覚情報 • 作業中に思いついたこと を紙に書き出すことで、 作業の脱線を防⽌する • 事務処理・⼿作業は苦⼿。
21. まとめ １. ADHDは外から⾒えない ２. ADHDは実⾏機能の障害 ３. ADHDには対処が必要
22. ADHDを仕事に⽣かす
23. ADHDのポジティブな側⾯ 創造的な傾向 興味のあることに没頭。 起業する率が３倍
24. ⾃分の特性について学ぶ • 様々な書籍、動画などから学ぶ • 専⾨家や当事者の話を聞く • 知能検査の結果 聴覚の記憶⼒が平均の160% 語学はやはり武器になる。 事務は苦⼿、課題はのめりこみ・没頭
25. 苦⼿には対策が必要 • 紙に書き出す • タイマーで２５分ごとに作業を振り返る • 作業時間の記録
26. ⾃分の特性に合う 仕事を⾒つけること
27. ADHDを仕事に⽣かす
28. ご静聴ありがとうございました。