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Atlassian Community Event Tokyo #68/Jiraダッシュボード...

atama plus
December 05, 2024
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Atlassian Community Event Tokyo #68/Jiraダッシュボードで強化するバグ対応課題の洞察力

2024年12月5日に開催された「Atlassian Community Event Tokyo #68」に弊社の佐藤(QA Engineer)が登壇しました。

▼イベント情報
イベントページ
https://ace.atlassian.com/e/mycush/

イベントリポートhttps://augtokyo.atlassian.net/wiki/spaces/AT/pages/1701117955/Atlassian+Community+Event+Tokyo+68+at+docomo+R+D+OPEN+LAB+ODAIBA

▼開発チームの情報発信リンク集
https://linktr.ee/atama_plus_dev

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December 05, 2024
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Transcript

  1. J i r a ダ ッ シ ュ ボ ー

    ド で 強 化 す る バ グ 対 応 課 題 の 洞 察 力 佐 藤 淳 史 2024.12.05
  2. ⓒ atama plus Inc. 会社概要 3 atama plusとは 社名 atama

    plus株式会社 代表者 稲田 大輔 設立 2017年4月3日 社員数 150名(2024年5月現在) 資金 調達額 113億円 事業 内容 AI(人工知能)を活用した 教育プロダクトの開発および 提供
  3. ⓒ atama plus Inc. ミッション 4 atama plusとは 「基礎学力」の習得 「基礎学力」の習得

    「社会でいきる力」の習得 学習を一人ひとり最適化し、「基礎学力」を最短で身につけ、 そのぶん増える時間で、「社会でいきる力」を伸ばす。 そんな新しい学びを数億人の生徒に届け、社会のまんなかから変えていきます。
  4. ⓒ atama plus Inc. プロダクト組織構成 7 プロダクト組織について • プロダクト組織は、テーマごとにエリアに分かれ、その中に開発チームがある •

    各エリアにはプロダクト責任者が存在する エリア チームA チームB エリア チームC チームD Engineer UX QA Engineer UX QA Engineer UX QA Engineer UX QA
  5. ⓒ atama plus Inc. 横断品質改善室について 8 プロダクト組織について ミッション:「いいものを タイムリーに 安定的に

    ユーザーに届ける」 ①プロダクトQA … 各エリア/チームに入り込み、QA業務/品質課題を扱う ②横断QA … 横断的なQA業務/品質課題を扱う (バグ対応や自動テスト推進など) 横断品質改善室(QA職) プロダクトQA 横断QA
  6. ⓒ atama plus Inc. アジェンダ 1. バグ分析を始めた経緯・運用の概要 2. カスタムフィールドを活用したバグ分析観点 3.

    分析結果の組織内共有 11 Jiraダッシュボードで強化する、バグ対応課題の洞察力
  7. ⓒ atama plus Inc. アジェンダ 1. バグ分析を始めた経緯・運用の概要 2. カスタムフィールドを活用したバグ分析観点 3.

    分析結果の組織内共有 12 Jiraダッシュボードで強化する、バグ対応課題の洞察力
  8. ⓒ atama plus Inc. 実際の分析イメージ • 分析ボードは2種類用意 • Custom Charts

    for Jira (plugin) を利用 17 バグ分析を始めた経緯・運用の概要 月次ダッシュボード 累計ダッシュボード
  9. ⓒ atama plus Inc. 累計ダッシュボード • 累計のデータを確認できるダッシュボード • 対象データとして •

    毎月のデータ推移 • ストック情報 18 バグ分析を始めた経緯・運用の概要
  10. ⓒ atama plus Inc. 月次ダッシュボード • 毎月新しいダッシュボードを用意し、分析を実施 • 月単位でまとめられるデータが対象 •

    分析結果/データを同時に確認できる • 情報が散財するより分析作業が楽 • 受け手も確認資料が1つで済む 19 バグ分析を始めた経緯・運用の概要
  11. ⓒ atama plus Inc. 今の形に至るまで(こんな時期もありました…) Before • 累計のダッシュボードしか用意しておらず、共有用のデータ作成に時間がかかる… After •

    月次ダッシュボードを作成することで、データ準備を効率化 • 月次ダッシュボードの作成は15min程度 (ダッシュボードコピーして、JQLを対象月のクエリに書き換えるだけ) • 分析に時間をかけることができる! 20 バグ分析を始めた経緯・運用の概要
  12. ⓒ atama plus Inc. アジェンダ 1. バグ分析を始めた経緯 2. カスタムフィールドを活用したバグ分析観点 3.

    分析結果の組織内共有 21 Jiraダッシュボードで強化する、バグ対応課題の洞察力
  13. ⓒ atama plus Inc. 観点①_アサイン件数・対応したバグの件数/工数 • チームごとに、アサイン件数や対応件数/工数を可視化 • 得られる気づきとして… •

    リソース調整の必要性 • 他チームと比較したときの 平均対応工数の傾向 24 カスタムフィールドを活用したバグ分析観点
  14. ⓒ atama plus Inc. 観点②_事前検知可能な工程 • 対応したバグのうち、どんなバグが事前検知できたか、重大度ごとに収集 • 重大度:重大/高/中/低 •

    得られる気づきとして… • 特に「重大/高」なバグについて 早期に検知することで、 コスト抑制になるのでは? • 工程ごとに どんな観点が見逃されたのか? 25 カスタムフィールドを活用したバグ分析観点 FT = feature test
  15. ⓒ atama plus Inc. 観点③_バグの重大度ごとの対応工数 • バグの重大度ごとに、各対応工数を可視化 • 得られる気づきとして… •

    特に重大度の低いバグ対応に コストをかけすぎていないか? 26 カスタムフィールドを活用したバグ分析観点
  16. ⓒ atama plus Inc. 観点④_機能×対応工数 • 機能毎に、バグ対応にどれだけの工数がかけられているのか可視化 • 得られる気づきとして… •

    保守コストが一定明らかになり、 機能撤退を促すきっかけに 27 カスタムフィールドを活用したバグ分析観点
  17. ⓒ atama plus Inc. 観点⑤_バグ検出タイミング×重大度 • どのような活動が、バグ発見に貢献できているのか可視化 • 得られる気づきとして… •

    その活動はバグ検知に貢献しているのか? • その活動は、 重大なバグを発見できているのか? 28 カスタムフィールドを活用したバグ分析観点
  18. ⓒ atama plus Inc. 「Jiraで分析するのいいなぁ」コーナー • JQLやCustom Chartsの設定を利用することで、柔軟な分析が可能 • ダッシュボードからチケットにアクセスが容易で、

    分析効率がGood! • データ入力に誤りがあった場合に、すぐに元データを確認/修正できる • 分析中、チケットの中身をすぐに見れる 30 カスタムフィールドを活用したバグ分析観点
  19. ⓒ atama plus Inc. 「Jiraで分析するのいいなぁ」コーナー • 記載漏れチケットの監視が楽!! • JQLで条件指定し、専用ダッシュボードで可視化 •

    入力依頼は「ダッシュボード見て埋めてください!」だけ 31 カスタムフィールドを活用したバグ分析観点
  20. ⓒ atama plus Inc. アジェンダ 1. バグ分析を始めた経緯 2. カスタムフィールドを活用したバグ分析観点 3.

    分析結果の組織内共有 32 Jiraダッシュボードで強化する、バグ対応課題の洞察力
  21. ⓒ atama plus Inc. プロダクト組織構成(再掲) 34 分析結果の組織内共有 • プロダクト組織は、テーマごとにエリアに分かれ、その中に開発チームがある •

    各エリアにはプロダクト責任者が存在する エリア チームA チームB エリア チームC チームD Engineer UX QA Engineer UX QA Engineer UX QA Engineer UX QA
  22. ⓒ atama plus Inc. ①エンジニア/QAエンジニア向けの共有 • 月に一度、分析結果の共有を実施 • エンジニア/QAエンジニアそれぞれの横断mtgで共有 •

    月次ダッシュボードをそのまま活用 • 共有観点 • 各エリア/チームにおけるバグ対応状況 • バグの振り返り(けっこう具体に踏み込んで共有) 35 分析結果の組織内共有
  23. ⓒ atama plus Inc. ②プロダクト責任者向けの共有 • 1Qに一度、分析結果の共有を実施 • エリア毎のプロダクト責任者向けに報告を実施 •

    Confluenceでまとめている • 共有観点 • プロダクト全体としてのバグ発生状況 • エリア・チーム毎の対応状況 • バグ対応フローにおける改善点 36 分析結果の組織内共有
  24. ⓒ atama plus Inc. まとめ • Jiraダッシュボード * Custom Chartsの活用で、効率よく柔軟な分析ができる

    • バグ発生/対応の可視化が進んだことで • 複数の関係者間で共通認識を持ちやすくなった • データに基づいた課題の抽出がしやすくなった 39 最後に ダッシュボードの活用により、 効率的にチケットの分析をして課題を見つけよう!