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全PRの83%が AIレビューだけでマージできるようになった開発組織は その後どうなったか @...

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October 07, 2026

全PRの83%が AIレビューだけでマージできるようになった開発組織は その後どうなったか @2026/10

AI DevEx Conferenceのリバイバル公演 〜もう一度聴きたいあの登壇〜【D-Plus Tokyo #27】
での発表資料です

https://d-plus.connpass.com/event/406429/

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October 07, 2026

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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 • 名前 ◦ 市島 慎吾 (Shingo Ichijima) • 会社

    ◦ 富⼠ゼロックス (2016/04 ~ 2018/08) ◦ バイセルテクノロジーズ (2018/09 ~ 2019/12) ◦ ラクスル (2020/01 ~ 2023/01) ◦ カウシェ (2023/02 ~ ) • 役割 ◦ Engineering Manager (Backend) • アカウント ◦ X: @shinichiji ◦ GitHub: @a-thug
  2. SNSのように 毎⽇開きたくなるECアプリ ダウンロード 累 計 800 万 突破 ※2026年10⽉時点 GMV

    DAU 35 倍 81 倍 ※FY23.8⽉→FY26.5⽉⽐較 ※FY23.8⽉→FY26.5⽉⽐較 売上総利益 売上総利益/⼈ 411 倍 1.6 億 ※FY23.8⽉→FY26.5⽉⽐較 ※FY26.5⽉速報値を年換算
  3. システムの安定性 • revert率は下がった ◦ 3.8%→0.5〜0.9% ◦ revertの絶対数は増えた:5件→20件前後 ▪ revert全部が障害と関係しているものではない •

    中規模以上の障害は月 1~6件で横ばいとなり、意外と変わらず • AIレビューの見落としによる障害は? ◦ あった ▪ しかし、これを人間がレビューしていたとしても普通に見落としていた ような事象だった ◦ したがって、品質ゲートとしての AIレビューはちゃんと機能している
  4. PR数はインフレしてきた • PR数はインフレ気味で、指標としての意味が薄れてきた ◦ ⾃動化が進むほど増え続ける ◦ 組織の開発⽣産性的な意味合いでの重要性は落ちていく • (余談) ちなみに予算を⽴てる上ではPR数をパラメータとしておいておくの

    は便利だったりする ◦ 予算は「⼈数×1⼈あたりのPR数×PR 1本あたりの単価」で組みやす くなる ◦ 過去の成⻑率を鑑みて、X⽉には1⼈あたりのPR数がこれぐらい、採⽤ 予定のヘッドカウントはこれぐらいで...みたいな感じ
  5. 1回の指⽰でいくつPRができるか • いまは「プロンプト効率」を⾒てみている ◦ 1つの指⽰から、何本のPRが作られたか ◦ 完成までに⼈が指⽰する回数を、減らせているかを⾒たい ▪ ≒ ⼈間が介在する回数を減らしたい

    • 理想は「これやっといて」で、勝⼿にPRが作られ続けて完成している状態 • 全体ではまだ、PR 1本に指⽰3〜4回 • ⼀部のメンバーでは、1回の指⽰で1本以上のPRが出るようになってきた
  6. 1回の指⽰で作業をたくさんやってもらいたい • 1回の指⽰で任せ切るには、適切な粒度のスコープと、明確なゴールが要る ◦ 実際、具体的な作業の⽅が⼿戻りが少ない • カウシェではDesign Docの後に「実装計画」を作り、repo にコミットして いる

    ◦ その開発で作るPRと、各PRでやることまで書く • まずは実装計画と実際に作られたPRの乖離を⾒ている ◦ 本数の差だけでなく、計画になかった作業とその中⾝も分析している
  7. 予実の乖離はゼロにできないが、やる意味はある • 計画外の作業の内訳を調べてみた ◦ 4割は、事前に確かめれば書けた作業(外部APIの挙動、エラー時の扱い) ◦ 4割は、仕様が決まっていなかったもの(この場合どうするか、画⾯の⼿直 し) • 乖離をゼロにするのは不可能

    ◦ 多少の⼿戻りは覚悟の上、スピード重視で取り掛かることは普通にある ◦ 完成してから触って分かる違和感や、後から「ああしたい、こうしたい」も 出てくる • それでも、乖離をなくそうとして1本ずつ⾒ると、事前に分かったはずの作業や 仕様の漏れが⾒えてくる
  8. まとめ • 01: AI DevEx Conferenceで話したこと ◦ AIレビューでマージまで任せ、PRは5.5倍、システムも安定している • 02:

    話した時点からの差分 ◦ ⾃動化は進み、PR数はインフレしてきた ◦ 計画とのズレから漏れを⾒つけ、次の実装計画に反映させている