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JiraユーザーのためのJira Service Management入門 / Intro t...

JiraユーザーのためのJira Service Management入門 / Intro to Jira Service Management for Jira users 20260326

2026年 3月26日(木)に実施されたアトラシアン主催のWebセミナー『JiraユーザーのためのJira Service Management入門』で使用されたスライドです。

本ウェビナーでは、Jira をお使いの方を主な対象に、Jira+Jira Service Managementの“鉄板コンビ”で、開発と運用が同じデータとワークフローを共有することメリットをご紹介し、インシデント対応や変更管理を強化する方法を解説します。

ご関心のある方は、是非アーカイブ動画と合わせてご覧ください。

アーカイブは、こちらからご視聴いただけます(要登録)
https://go.atlassian.com/260326-webinar-archive

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Transcript

  1. Jiraユーザーのための Jira Service Management ⚫ 進捗管理 ⚫ エピック、ストーリーの管理 ⚫ ブランチ、コミット、PR

    ⚫ バグ管理 ⚫ デプロイ ⚫ Bitbucket ⚫ GitHub ⚫ オンコール 運用 開発 ⚫ サポート ⚫ オブザーバビリティ ⚫ 変更依頼 ⚫ インシデント管理 • インシデントの通知 • インシデント情報のコミュニケーション • 変更依頼のコミュニケーション • 変更のデプロイ • レポート
  2. 開発チーム 運用チーム • 調査〜修正対応 • リリース準備 • リリース情報の転記 • リリース

    • インシデント発生 • インシデント情報の転記 インシデント発生〜対応までのフロー 開発チームと運用チームで使用するツールが異なると 情報の転記という価値を生まない作業が発生する 手作業による転記はミスを犯す可能性もある 転記作業によって、重要であるインシデント対応に要する時間が延びる 顧客満足度を下げるリスク
  3. 新規のデマンド・改修の “本当の優先度”が開発に伝 わらない 問い合わせ〜インシデント〜開発対 応の履歴が分断され、原因分 析・ 再発防止が進まない エスカレーション経路と 責任境界が曖昧になり、 対応が属人化・場当たり化

    開発現場における課題 デマンド・インシデントと開発チームとの関係齟齬による問題 発生する事象 • サポート・開発間における管理ツールの分断 • Jiraへの手入力エスカレーションによる運用負荷 • Jira上での顧客対応詳細および一次情報の欠如 • 現場の暫定対応や知見の開発側への還元不足 ビジネスインパクト • 情報不足に起因する設計手戻りと開発工数の増大 • 運用と開発を一体とした統合管理体制の形骸化 発生する事象 • インシデント管理プロセスの未定義 • 優先度判断のバラつきと開発依頼の属人化 • 突発的な「緊急」Jiraチケットによる開発現場の混乱 • 依頼元・背景が不明瞭なタスクの増加 ビジネスインパクト • 初動対応の遅延およびMTTRの悪化 • 顧客への説明責任における所在の曖昧化 • 組織的な運用成熟度の停滞 発生する事象 • 緊急度判断の根拠のブラックボックス化 • 重大障害と軽微案件の優先順位の同列化 • 技術的難易度ベースの判断と事業ニーズの乖 離 ビジネスインパクト • 重要顧客への対応遅延およびSLA未達リスク • 説明責任の欠如に起因する組織・事業の信 頼喪失
  4. Jira と Service Collectionのシナジー 相互のフィードバックループの実現による業務改善の可能性 開発と運用で情報共有の加速 「顧客・現場からの要望や障害」と「開発の実装・ リリース」を一本のトレーサビリティで結び、問い合 わせ対応とプロダクト改善サイクルの両方を高速 化

    メリット1(現場から開発まで一気通貫のトレーサビリティ) • インシデントと開発項目の直接連携により、問い合わ せごとの対応状況や最終的なリリース状況のリアルタ イムな追跡が可能 • サポート担当によるJira進捗のリアルタイムな顧客案 内と、開発側によるJSMデータを基にした優先順位の 最適判断が可能 メリット2(インシデントと開発の「双方向フィードバックループ」) • JSMで検知した再発障害をJiraへ起票し、恒久対 策の開発からリリースまでを一連の変更管理として可 視化することが可能 • リリース後の障害・問い合わせ件数をJSMでモニタリ ングし、その影響を振り返ることでリリースおよび運用 品質の継続的改善が可能 要件 ・計 画 実装 ・ テ スト 導 入 変更 ・問 題 管 理 設定 ・ 最 適 化 インシ デ ント 要望受 付 監 視
  5. インシデント作成 1 Jira Bug チケット作成 2 事象発生 3 Jira Bug

    チケットクローズ 4 インシデントクローズ 5 事象解消 コード修正・デプロイ ポ ータル/アラー トか ら インシ デントの 起票 インシ デント対 応画 面か ら Jiraチケ ットを作成 Jiraチケ ットから ブランチを 作成 ・開発 を実施 チケ ットのクローズ インシ デントに 情報 を共有 チケ ットのクローズ Jiraの チケットの 情報 共有 Jira と Service Collectionのシナジー 相互に連携し、事象発生から解決までのシームレスなプロセスを実現
  6. 要望受付 要件・計画 実 装 テスト 本 番 デプロイ 開発現場におけるJiraのユースケース デマンド・インシデントと開発チームとのシームレスな連携による生産性の向上

    • JSMやCSMを経由して、顧客・社内要望をアイデアとして登 録 • 重要度・インパクトで優先度付け • 開発タスクから開発に移行 • 実行するアイデアから Epic を作成 • Epic を Story / Task に分解 • スプリント計画・担当者アサイン • Jira イシューからブランチ作成 • 機能ブランチで実装 • PR 作成・コードレビュー • PR / マージで CI(ビルド・自動テスト)実行 • ステージング環境で UAT 実施 • Bug は Jira で管理 • バージョン定義とリリースノート作成 • Pipelines で本番デプロイ • JPD アイデアを Delivered に更新 • JSMで変更管理に対応 開発チーム 運用チーム Jira Jira Product Discovery Bitbucket Jira Service Management • 発見された課題を開発チームと連携 • 優先度が可視化されている • 連携の分断が起きない Sure!! Customer Service Management
  7. 監 視 インシデ ント 運用におけるService Collectionユースケース デマンド・インシデントと開発チームとのシームレスな連携による生産性の向上 運 用 開

    始 問 題 ・変更管理 設定・最適 化 • 事後レビューで監視条件・SLA・自 動化を改善 • 手順書・ナレッジ更新で次回インシ デント対応を標準化 • アラート・問い合わせから障害インシデント起票 • 影響度を整理し暫定復旧まで対応管理 • 監視アラートを自動取込・起票 • サービス別に担当チームへ自動振分け • 再発・重大障害を問題化し 根本原因分析 • 恒久対策を変更申請にし 承認・実施・記録 運用チーム 開発チーム 開発チーム Jira Service Management • 発見された課題を開発チーム と連携 • 優先度が可視化されている • 連携の分断が起きない • 開発チームから 引き継がれた環境 Got it!! Jira
  8. 運用フェーズ 社内 問い合わせ 顧客 問い合わせ 構築 優先度設定 分類 受け入れ 導入

    変更 監視 調査&対応 設定&管理 最適化 解決 リカバリー 改善 リクエスト セルフサービ ス 分析 ナレッジ管 理 評価&改善 問い合わせ 回答 資産管理 リクエスト セルフサービ ス 問い合わせ 回答 ナレッジ管 理 評価&改善 分析 Customer Service Management Jira Service Management 開発の効率化 ダウンタイムの最小化 顧客サービスの継続的改善 開発現場と顧客を繋ぐ一気通貫のプロセスを実 現 開発フェーズ
  9. 具体的なユースケース説明 現場から開発まで一気通貫のトレーサビリティ 開発チーム 運用チーム • 顧客・契約情報を含めた 緊急度を JSM 上に一元管理 情報連携

    • JSM の優先度計算ルールを定義 し、 Jira 作業項目に同期 • Jira 上でも「ビジネス優先度」が 見える状態を実現 • インシデント ⇔ 開発 Jira 作業項目を自動 リンクどの問い合わせ/インシデントが、 どの開発タスクに変換されたかをトレース可 能 • 開発チーム向け Jira ビューに、 SLA・影響ユーザー数等を表示 • 顧客との接点を JSM に集約し、開 発側も、顧客との経緯や暫定対応 内容を含めた「ストーリー」を追跡 可能 ビジネスインパクトを踏まえた優先度判断が可能
  10. 具体的なユースケース説明 インシデントと開発の「双方向フィードバックループ」 開発チーム 運用チーム • 類似インシデントの件数・傾向を JSM レポート/ダッシュボードで可視化し 再発や特定機能に集中する問い合わせを検知 情報連携

    • ポストモーテム(RCA)テンプレを JSM/Confluence で標 準化し、毎回リンクし、障害発生 → 原因分析 → 恒久対 策 → 再発有無の確認、という改善ループを定型化 • 再発障害を Jira のエピック/ストーリー として束ね、恒久対策の開発状況を可視化 • 重大度ごとのエスカレーション基準と「誰に渡すか」を明文化 再発障害や重大インシデントを確実に Jira 側の開発タスクへ反映 • インシデント指標(MTTR, 件数, 重大度別分布)を JSM ダッシュボードで共有。リリース前後の指標変化をモニタリン グし、「このリリースで問い合わせ件数は減ったか?」を継続評価 可能 • リリース情報・変更内容を JSM から 参照可能にし、認識齟齬を削減 開発は場当たりの障害対応から脱却し、インシデントデータを基に運用と品質を継続改善
  11. Atlassian 製品 全体のシナジー 相互のフィードバックループの実現による業務改善の可能性 情報共有の加速により調査・対応を迅速化 ナレッジ・構成情報・依存関係の一元管理により、 情報齟齬によるミス削減と、調査・対応・開発のスピ ードおよび精度の向上が可能 メリット1(ナレッジの一元化(Confluence 連携)

    • 手順・FAQ・設計情報をConfluenceで一元管理 し、JSMとJiraの両方から参照することで、サポートと 開発が同一の前提情報で調査・判断することが可 能 • 対応結果をConfluenceへ蓄積しナレッジループを 構築することで、次回の問い合わせ対応や開発にお ける情報の即時再利用が可能 メリット2(構成情報の一元化(Assets 連携) • 構成情報をAssetsに集約し、JSMでの迅速な影響範 囲特定や、Jiraでの依存関係を踏まえた精度の高い実 装・テスト計画の策定が可能 • 全タスクで共通のCI情報を参照することで、環境やサー ビスへの変更がどの障害や問い合わせに紐づくかを一貫 して追跡することが可能