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月面計画に名乗りを上げたブルーオリジン解剖──宇宙インフラ提供を狙う独自性

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December 28, 2025
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 月面計画に名乗りを上げたブルーオリジン解剖──宇宙インフラ提供を狙う独自性

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Atsushi Ishii

December 28, 2025

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  1. 石井 敦 | Atsushi Ishii クーガー CEO couger.co.jp 日本IBMを経て、楽天やライコスの大規模検索エンジン開発を担当。その後、 日米韓を横断したオンラインゲーム開発の統括、Amazon

    Robotics Challenge上位チームへの技術支援、ホンダへのAI学習シミュレーター提供、 NEDOクラウドロボティクス開発統括などを務める。現在、人型AIプラット フォーム「LUDENS」の開発を進めている。スタンフォード大学2018年AI 特別講義の講師。電気通信大学 元客員研究員。Enterprise Ethereum Alliance日本支部代表。 2 自己紹介
  2. ブルーオリジン設立背景とミッションの変遷 設立の背景 • 創業:2000年/創業者:Jeff Bezos • 当時の前提:国家主導・専門家中心・高コスト・低頻度の宇宙開発モデル • 課題認識:宇宙が「一度きりの探査対象」に留まり、継続利用の前提が存在しなかった 初期ミッション

    • 宇宙を特別な探査対象から、繰り返し利用される実用空間へ転換 • 単発の成功ではなく、長期的・反復的に使われ続ける構造を目標に設定 初期フェーズの戦略 • 大型ロケットの早期実用化は目指さない • 有人運用・再使用・垂直離着陸など、宇宙輸送の成立条件となる基礎技術の成熟を優先 ミッションの明文化と拡張 • 開発思想:「一歩ずつ、しかし確実に」 • 地球低軌道に限定せず、月・シスルナ圏まで含めた持続的利用領域へ拡張
  3. 主要プロダクト全体像 Blue Originのプロダクト構成 • 打上げ・推進・月面輸送を、用途別に分離したプロダクト体系として設計・展開。 New Shepard(準軌道飛行) • 有人飛行・再使用・垂直離着陸など基礎技術を実運用で検証するための実験・検証プラットフォーム。 •

    大型打上げや輸送能力の拡大は目的とせず、有人運用技術の成熟と信頼性確立に特化。 New Glenn(軌道飛行打上げ) • 大型衛星や複数ペイロードを対象とする、商業・政府向けの主力オービタルロケット。 • 再使用を前提とした設計で、自社開発のBE-4エンジンを中核推進系として採用。 BE-4(打上げ用エンジン) • 液体酸素+メタンを使用する大型打上げ用エンジン。 BE-7(月面着陸用エンジン) • 月面着陸専用に設計された推進系で、深いスロットル性能と高精度な推力制御を最重要要件
  4. アクセシビリティに関する思想 ― 誰でも行ける宇宙を設計する • 宇宙へのアクセスを広く開くことを設計前提にしている(特定技能に依存しない)。 • 操縦や複雑な操作に人を依存させない自律飛行システムを採用している。 • 体力差・操作経験を問わない設計で、老若男女が搭乗可能な宇宙飛行体験を目指している。 •

    宇宙服・専門装備が必須でない環境(与圧キャビン・環境制御)を前提にした有人システムを開発。 • 緊急時介入や判断をシステム側で処理する安全設計を組み込んでいる。 • 標準的な宇宙体験を「専門家だけのものにしない」という設計思想を掲げている。 https://en.wikipedia.org/wiki/Blue_Origin_NS-16
  5. アクセシビリティの実績 ― 実際に多様な人々が宇宙へ(New Shepard) • 年齢の幅広い搭乗 • 18歳の若者や 82歳の高齢者が乗船した例があるなど、年齢差を設計として許容している。 •

    多様な職業・バックグラウンドの乗客 • 科学者、起業家、芸能人など、専門宇宙訓練を受けない一般人が複数回飛行。 • 累計多数の民間人飛行 • New Shepherd プログラム全体で 80 人以上(86 人)の個人が搭乗する実績がある。 • 身体的多様性の一例 • 2025年12月には車椅子利用者が搭乗予定。物理的制約のある人にも対応が進んでいる。 • 女性・多様性の実例 • 全女性クルーの搭乗例があり、性別による制限がないことが示されている。 • すべてのフライトは 全自動・操縦不要 で実施。乗客側の技術・体力条件が不要なことを実証。 https://sorabatake.jp/24555/ https://www.space.com/space-exploration/private-spaceflight/blue-origin-targeting-dec-18-for-historic-1st-spaceflight-of- wheelchair-user
  6. Blue Origin × SpaceX 事業の主軸 • SpaceX:打上げサービス中心の垂直統合型ロケット事業者 • Blue Origin:推進系を核に、他者が使える宇宙輸送インフラを構築

    プロダクト構成 • SpaceX:Falcon 9 / Falcon Heavy / Starship - 機体とエンジンを自社専用で一体設計 • Blue Origin:New Shepard / New Glenn / BEシリーズ - 推進系と機体を切り分け、用途別に設計 エンジンの位置づけ • SpaceX:Merlin / Raptorは自社ロケット専用(外部提供なし) • Blue Origin:BE-4は他社ロケット(Vulcan)の主エンジンとして実運用 開発スタイルと評価軸 • SpaceX:高頻度打上げ・高速試行錯誤/「打ち上がっているか」 • Blue Origin:技術成立と運用要件重視/「他システムで使えるか」 月面計画 • SpaceX:Starshipを中核とする単一システム依存 • Blue Origin:月面専用エンジン(BE-7)+ランダーを分離設計
  7. Blue Origin × ULA・従来プレイヤー 事業の立ち位置 • ULA・従来プレイヤー:国家ミッション中心の打上げ事業者。確実性・実績・契約履行が最優先。 • Blue Origin:推進系を核とした宇宙輸送インフラ提供企業。打上げ単体を目的としない。

    プロダクト構成 • ULA(Atlas V / Delta IV / Vulcan):機体中心設計。推進系は外部調達・世代交代型。 • Blue Origin:推進系を中核に、機体・月面輸送へ用途を拡張。 エンジン戦略 • ULA・従来プレイヤー:エンジンは競争優位の源泉ではない(RD-180等の外部依存)。 • Blue Origin:推進系を完全内製し、他社主力機(Vulcan)を成立させる中核技術を提供。 開発・評価軸 • ULA・従来プレイヤー:「失敗しないこと」が最大価値。技術更新は慎重。 • Blue Origin:「他システムで使えるか」が評価軸。汎用性・拡張性を重視。
  8. 比較から浮かび上がる Blue Originの独自性 推進系が「主役」の企業である • 多くの企業:ロケット(機体)が主役 • Blue Origin:推進エンジンそのものが主役 他社システムへの提供で成立している

    • 自社ロケット内で完結しない • 他社主力ロケット(Vulcan)で一次推進系として実運用 用途別に推進系を分けている(兼用せず、用途ごとに最適化) • 打上げ用(BE-4) • 月面着陸用(BE-7) 「外部利用前提」で設計されている • 自社専用ではなく他者・他組織が使うことを前提に仕様・運用を定義 評価軸が打上げ実績ではない • 打上げ回数や速度が最優先ではない • 他システムで安全に成立することが評価軸 月面領域に独立した技術を持つ • 打上げ技術の延長ではない月面専用推進(BE-7)を別系統で保有
  9. ブルーオリジンの優位性 1. 唯一無二の実績:他社主力ロケットで成立した推進系 • BE-4は、他社(ULA)の主力ロケットVulcanの一次推進系として実運用段階。 • 自社ロケット専用に閉じないエンジンが、国家レベルの基幹打上げシステムで成立している事例は唯一。 2. 技術的優位性:用途別に分離された推進系設計 •

    打上げ用:BE-4 • 月面着陸用:BE-7 • 一つのエンジンを無理に流用せず、用途ごとに最適化。 • 打上げと月面着陸を、別の技術領域として扱っている点が特徴。 3. 技術的優位性:外部利用を前提とした設計・運用 • 推進系単体で性能・信頼性・運用が成立。 • 外部ロケットへの組込み、運用分界・責任分界を前提とした設計。 • 「使われること」を前提に完成度が要求される構造。 優位性の本質 打上げ回数やスピードではなく、他者のシステムに組み込まれ、基幹技術として機能していること。
  10. 優位性詳細:唯一無二の実績 BE-4 × Vulcan 実績の定義 • Blue Originの唯一無二の実績は、他社の主力ロケットを成立させる一次推進系を提供している点。 Vulcanの位置づけ •

    VulcanはULAの次世代主力ロケットで、米国の国家安全保障打上げ(NSSL)を担う基幹機体。 BE-4の役割 • BE-4はVulcanの第1段エンジン(一次推進系)。ロケット全体の成立を左右する中核コンポーネント。 他社との違い • 多くの企業:エンジンは自社機専用 • Blue Origin:外部提供を前提に設計されたエンジンが実運用 実績の重み • 国家安全保障用途に耐える信頼性 • 量産・長期供給・品質管理が前提 • 技術・運用・製造・契約を含めた総合成立
  11. 優位性詳細:外部利用を前提とした設計・運用 用途別に分離された推進系設計 • Blue Originは、打上げと月面着陸を同じエンジンで行わないという設計方針を取っている。 • 打上げ用エンジン:BE-4 – 役割:地上から宇宙へ運ぶ –

    重視点:大きな推力・高効率・安定した長時間燃焼 – 前提:地上での整備・支援が可能 • 月面着陸用エンジン:BE-7 – 役割:月面への最終降下 – 重視点:細かい推力調整・高い制御精度 – 前提:真空・低重力・遠隔制御 • 打上げは「強く押す」技術、月面着陸は「慎重に止める」技術。 • この2つは要求がまったく異なり、1つのエンジンでは両立しない。 • 多くの企業は打上げ用エンジンを流用しようとするが、Blue Originは用途ごとに最初から別設計を選択。 • BE-4とBE-7を分けたことが、月面用途まで見据えた技術的な優位性につながっている。
  12. 月面着陸エンジンが「別物」である理由 役割が根本的に違う • 打上げ:地上から一気に加速する • 月面着陸:落下を制御し、静かに止める 推力の使い方が正反対 • 打上げ:強い力を出し続ける •

    月面着陸:力を細かく増減させ続ける 求められる調整幅と精度が違う • 打上げ:調整幅は限定的、多少のズレは修正可能 • 月面着陸:強弱の幅が大きく、わずかなズレが即失敗 運用環境が大きく異なる • 打上げ:地上から監視・介入が可能 • 月面着陸:完全な遠隔・自動運用のみ
  13. BE-7 月面着陸 技術プロセス 0. 初期条件(Powered Descent 開始) • 入力状態(推定値を含む) •

    位置:月固定座標系での高度・水平位置 • 速度:垂直・水平速度成分 • 姿勢:姿勢角・角速度 • 質量:残推進剤量に基づく推定質量・慣性 • 制約条件 • 真空・低重力・地上即時介入不可 • 接地条件(許容接地速度・傾斜角・目標着地点) • 推力上限/下限(深いスロットル)、推力変化率制限 • 熱・構造・振動制約、燃料・時間マージン 1. 状態推定(State Estimation / Navigation) • IMU、高度計、レンジ測定等のセンサー情報を統合 • 状態ベクトルを連続更新 • 燃焼に伴う質量変化を推定に反映 • 推定誤差が直接、必要推力誤差に変換される点が致命的
  14. BE-7 月面着陸 技術プロセス 2. 誘導(Guidance:減速・降下計画) • 指定着地点に対し、接地時の速度・姿勢条件を満たす降下軌道を生成 • 予測制御/最適減速に近い推力要求を時系列で算出 •

    水平速度除去 → 垂直降下 → 終端制御の段階構成 • 燃料制約と時間制約を同時に満たす必要があり、初期誤差を前提に連続再計算が必要 3. 姿勢・推力配分(Control Allocation) • 誘導が要求する加速度(推力ベクトル)を実現しつつ姿勢を安定化 • 推力方向制御(ジンバル等)と姿勢制御(RCS併用)を協調 • 出力:推力目標と推力ベクトル指令 • スロットルを絞るほど姿勢制御余裕が急減 4. エンジン制御(Thrust Control / Actuation) • 推力指令を推進剤流量制御で実推力に変換 • 燃料流量・酸化剤流量・混合比・燃焼圧を制御 • 深いスロットル域での燃焼安定性と高応答性を両立 • 低圧・低流量・真空環境での安定燃焼がBE-7の核心
  15. BE-7 月面着陸 技術プロセス 5. 閉ループ制御(Closed-loop) • 実推力を推定・監視し、誤差を制御周期ごとに補正 • 多層ループ構造(外側:誘導、中:姿勢・推力配分、内側:エンジン推力制御) •

    低推力域では微小な遅れや振動が着陸誤差に増幅 6. 終端降下(Terminal Descent) • 高度 数m〜十数mで推力余裕がほぼ消失 • 接地速度・姿勢角を許容範囲に収束させる制御 • 極低推力域で推力を安定維持しつつ微調整 • 出し過ぎ・不足・失火・応答遅れのいずれも即失敗 7. 接地判定と推力終了(Touchdown) • 脚部センサー等で接地を検知 • 接地速度・姿勢が条件内であることを確認 • 推力を安全にカット • 停止タイミング誤差は不可逆的に失敗へ直結
  16. BE-7 月面着陸 技術プロセス BE-7は、不確実な初期状態から始まる月面最終降下において 状態推定 → 予測誘導 → 推力配分 →

    深いスロットル域での推力生成 →閉ループ補正 → 終端接地 を、真空・低重力・介入不可・失敗不可の条件で連続実行する推進系エンジン。
  17. 月面計画における Blue Origin の立ち位置 • 月面計画は打上げ/月遷移/月面最終降下/月面活動の分業で成立する。 • 最終降下(Powered Descent)は再試行不可・失敗リスクが最も高い工程。 •

    NASA Artemis 計画では月面着陸は HLS(Human Landing System) として独立定義。 • Blue Origin はHLS提供者として月面着陸を担当(Artemis V)。 • 役割は「遠くへ運ぶ」ではなく「確実に月に降ろす」技術の成立。 • 月面最終降下を巨大システムの一部ではなく独立した技術領域として構築している点が特徴。 https://www.nasa.gov/news-release/nasa-selects-blue-origin-as-second-artemis-lunar-lander-provider/ https://www.nasa.gov/artemis/ https://en.wikipedia.org/wiki/Artemis_V
  18. なぜ他社は同じことをしないのか • 多くの宇宙企業が開発している高推力・高燃焼圧・短時間燃焼を前提とした打上げ用エンジンに対して、 極低推力・深いスロットル・長時間連続制御の月面着陸エンジンは、設計思想そのものが正反対。 • 打上げエンジンの流用では制御破綻が起きやすく、月面最終降下で要求される制御精度を満たせない。 • 月面着陸エンジンは本番がほぼ一発勝負であり、打上げ開発で一般的な「試して壊して改善する」高速学 習サイクルが成立しない。 •

    技術が成立するまで売上が見込めず、顧客も限定的なため、事業判断として優先度が下がりやすい。 • 月面最終降下では冗長化が難しく、単一エンジンにミッション成否が集中する設計となるため、設計・検 証・責任の負荷が非常に大きい。 つまり「打上げとは逆方向の技術要件を、成果が見えない状態で作り切る」という選択ができない。
  19. 「宇宙インフラのAWS」への進化 • Blue Originは、ロケット全体を売る企業ではなく、推進系を単独で成立させ、AWS(Amazon Web Services)のように他者が使える形で提供する企業へ進化しつつある。 • 打上げ用(BE-4)と月面着陸用(BE-7)を用途別にゼロから分離設計しており、それぞれ提供可能。 • BE-4は自社ロケット専用ではなく、他社主力ロケット(Vulcan)での実運用を前提に成立している。

    • BE-7は月面最終降下という不可逆工程に特化した専用推進系として独立開発されている。 • 将来的には、月面・シスルナ圏・惑星最終降下において、複数の輸送システムが依存できる推進系インフ ラへ拡張できる。 • Blue Originの成長軸は、打上げ回数ではなく成立させた推進系が使われる領域の広がりにある。
  20. 「月に降ろす技術」の標準化ポジション • 月面計画で最も失敗リスクが高いのは、再試行できない月面最終降下(Powered Descent) • 多くの月面構想では、この工程は巨大システムの一部として内包され、独立した共通技術としては扱われ てこなかった。 • Blue Originは、月面最終降下を独立領域として切り出し、専用エンジン(BE-7)を新規開発することで、

    「どの宇宙機か」ではなく「何の技術で降りるか」という視点を成立させた。 • これにより、将来は特定宇宙機体に依存せず、複数の月面輸送システムが共通に使える降下技術へ発展す る可能性がある。 • Blue Originの立ち位置は、月面計画における「降ろす工程の標準技術を担う存在」
  21. 国家計画に組み込まれ続ける民間企業 • Blue Originは、国家主導計画の中で“使われる技術”を提供する民間企業という立ち位置。 • NASAのArtemis計画では、HLS(Human Landing System)提供者として正式に選定。 • 提供しているのは完成品としてのロケットではなく、計画全体が依存できる技術要素(推進・最終降下)。

    • 技術が特定国家・特定企業に最適化してないため、国際計画・複数プロバイダー体制に組み込みやすい。 • 国家側にとっては、単一企業依存を避けられる冗長性と選択肢を確保できるという構造的メリットがある。 • 計画の成立を支える技術を提供している点が、継続的に採用される理由となっている。 • 国家計画が長期にわたり使い続けられる民間パートナーとしてのポジションを築いている。
  22. ブルーオリジン独自性 まとめ Blue Originとは何者か • Blue Originはロケット開発企業ではなく、推進系と着陸の提供に特化した宇宙インフラ提供企業 • 他社を支えるAWS(Amazon Web

    Service)のような立ち位置 • 宇宙輸送を「特別な挑戦」から繰り返し使える産業基盤へ変えることを目的としている • 設立当初から、外部利用を前提とした技術設計・運用思想を持つ 思想の中核:アクセシビリティ • アクセシビリティとは誰でも行ける宇宙を設計すること • 推進・着陸という高難度領域を、他者が安全に使える状態にすること • 単発成功より、再利用・標準化・長期運用を重視 既存プレイヤーとの違い • SpaceXは垂直統合による高速実行型 • ULAなど従来プレイヤーは国家向け高信頼型 • Blue Originは推進系を供給する基盤プレイヤー
  23. ブルーオリジン独自性 まとめ 優位性と実績 • BE-4 × Vulcanにより、他社ロケットの主推進として実運用に組み込まれた • 国家調達・長期供給を前提とした設計は他社にない 月面領域での差別化

    • 月面では推力を出すより推力を制御する能力が本質 • BE-7は深いスロットルと閉ループ制御を前提とした月面着陸専用設計 今後の展望と結論 • 「月に降ろす技術」の標準化ポジションを狙う • 推進系を国家・民間が共用する必要不可欠のインフラへ進化