Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

コドモンQAエンジニア紹介 / CoDMON QA Engineer Introduction

コドモンQAエンジニア紹介 / CoDMON QA Engineer Introduction

Avatar for コドモン開発チーム

コドモン開発チーム

September 29, 2025
Tweet

More Decks by コドモン開発チーム

Transcript

  1. 現在のコドモンのQAエンジニアの体制 インプロセスQA - 2名 各ストリームアラインドチーム・PJの一員として、 チームのメンバーとともにプロダクトのあるべき姿 を仕様から検討し、テスト設計などのQA活動を通 じてプロダクトの品質を保証します。 SET -

    1名 各チーム・PJで共通して使用している基盤部分の整 備を行い、各工程でテストを作成・実行しやすく し、自動的に高品質なプロダクトが構築できる仕組 みを整えています。 • 仕様レビュー ◦ PdMや開発エンジニアと共に、事前に不 明瞭な点を解決しておきます。 • テスト分析・計画・設計・実装 ◦ 仕様を正しく実現できていることを確認 できるテストを構築します。 ◦ 自動テストの実装は開発エンジニアとペ ア作業で実施します。 主な業務 • 自動テスト基盤の構築・保守 ◦ テストファーストで開発できるよう、開 発エンジニアも容易にテストを作成でき るテスト基盤を構築しています。 • テスト実行ワークフローの構築・保守 ◦ 各種タイミングで正しくテストが実行さ れるよう、ワークフローを整備して随時 テストが実行されるようにしています。 主な業務
  2. インプロセスQAとしての動きを主体としたQA活動 • シフトレフトアプローチ 仕様段階からチーム・PJの中でメ ンバーと連携し、早期にQA観点 を提供し、テスト設計を実施して います。 早期に携わることで、仕様時点で 不具合につながる部分を解消し、 テスト分析・計画・設計を円滑に

    進めることができます。 • アジャイルテスティング QAエンジニアもXPに則り、ペア 作業などでテスト観点などを共有 するなどアジャイルテスティング を推し進めています。 シフトレフトと併せ、チーム内で 知識を共有し続けることで、品質 を向上させながらアジリティを高 めています。 週に一度のレトロスペクティブな どのチームイベントにおいても、 QAプロセスのフィードバックサ イクルを回しています。 QAプロセスも常に磨き続けるこ とで、最小リソースで最大の品質 を実現することを目指していま す。 • チームイベント コドモンのQAエンジニアの業務内容
  3. コドモンのQAエンジニアの業務内容 プランニングフェーズ 仕様を決める段階からQAエンジ ニアも参画し、適切にシフトレ フトしてテストを設計・計画し ます。受け入れテストも早期に 設計しておくことで、開発の完 了が明確にできます。 実装フェーズ TDDのプラクティスに則り、テ

    ストファーストでの開発を行い ます。QAエンジニアは事前の設 計を元に、各工程で必要となる テストを開発エンジニアと作成 していきます。 https://danashby.co.uk/2016/10/19/continuous-testing-in-devops/ リリースフェーズ CI的な機能別テストに加え、リ リース時にはシステム全体に対 する自動リグレッションテスト も実施しています。モノリシッ クな部分も多いため、意図しな いデグレードを防いでいます。 モニタリングフェーズ 随時メトリクスのモニタリング などを行い、リリースした後も ユーザー影響を確認します。レ イテンシが悪化していないか? エラーレートが上昇していない か?などをチェックします。 開発エンジニアやPdM(+ビジネス)と共に 開発プロセス全体を見据えた 品質保証に取り組んでいます
  4. コドモンのQAエンジニアの業務内容 開発部全体におけるQA活動 • QA Office Hour 週に一度、QA Office Hourの時間 を設け、QAが常駐していない

    チーム・PJからの相談や要望を受 け付けています。 「この案件のテストの進め方を相 談したい」などの多様な相談に QAの観点を提示しています。 • パイプラインの整備 プロダクトの品質を保証しながら 迅速にデプロイしていくため、 SET的にパイプラインの整備も 行っています。 自動テスト基盤を内製し、プロダ クトコードと一元的に取り扱うこ とで、よりアジャイルな開発がで きる環境を整えています。 日々の開発で品質を保証するため に必要となる各種環境を整備して います。 テスト関連語彙のユビキタス言語 化や検証端末の管理・選定、閉域 網へのアクセス方法の管理など、 多種多様な対応をしています。 • 環境整備
  5. コドモンのQAエンジニアの一日 始業 フレックスタイム制なので、各自のペースで業務を 開始します。リモートワーク主体のため、自宅から バーチャルオフィスにログインします。 チェックインミーティング チーム内で日々の状況を共有します。進捗の状況を 確認したり、当日の作業を行うペア決めをしたり、 チーム状況を全員で同期します。 メトリクスのモニタリングを行い、エラーレートが

    上昇していないか?などの確認も行います。 ストーリー・タスク着手 アサインされたストーリー・タスクについて、具体 的にどのように作業するか決め、着手します。ペア 作業を行う場合はここからペアで作業します。 昼休憩 ストーリー・タスク再開 午前中に立てた方針に沿って、知識・知見を共有し ながら作業を進めていきます。ペアごとに随時休憩 を取りつつ進めます。 終業 • QAエンジニアは特に「テストを正しく設 計し、作る」ことを重視しています。 ◦ テスト分析などじっくり考える作業 は一人で行うこともあります。 ◦ テストの実装・実施は開発エンジニ アも行います。 • QAエンジニアもXPのプラクティスに則っ て行動し、品質面でのチームのプロセス改 善も行います。
  6. QAパワーが不足しており 手が届いていない部分がある 開発部の規模拡大と対応PJの増加に QAパワーが追いついておらず、正し くQA活動が行えている箇所とそうで ない箇所が出てきてしまっていま す。 現在の課題 QAパワー増強と各チーム へのイネイブリングの強化

    だからこうしていきます 10 Mission・Vision・Valueを再定義し た上でコドモンのQAが目指す姿を明 確にするよう努め、QAエンジニアの 採用を推し進めています。 さらに、QA Office Hourをはじめ 様々な方法で開発の動向をcatchし、 早い段階からQA活動関連のイネイブ リングを行っていきます。
  7. QA活動がチームに 閉じてしまっている インプロセスでテストを正しく作る ことを優先して、厚くテストすべき 機能・PJのチームにQAエンジニアを 配置しており、開発部全体の品質保 証観点の底上げはまだ不十分です。 現在の課題 チームへの委譲と チームによらないQA活動の強化

    だからこうしていきます チーム内 • テスト関連知見の非QAエンジニアへの伝播 • チーム内QAプロセスの整理・実行・改善 ★QAエンジニアが常駐しなくても 品質が向上できる状態を目指す チーム外 • QAプロセスの標準化とテーラリング • パイプライン等の仕組みの整備による品質担保 11
  8. こんな仲間を募集中です 13 テスト設計やプロセス改善など様々な観点から 品質にコミットするエンジニア = QAエンジニア プロダクト品質向上・改善 チームメンバーと共に仕様からテストを考え、プロダクト 品質を向上させていき、開発部全体に波及させる 開発プロセス改善

    開発部全体の品質保証プロセス等を設計・改善し、 取り扱うプロダクト全般の品質を向上させる 内部品質改善 プロダクトコードなどの構造を整理し、可塑性を高め、 変化に追随し価値提供しやすい状態にする SET 開発の各工程でプロダクトが正しくテストされ、自動的に 高品質なプロダクトが構築できる仕組みを整える