Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Amazon Connect コンタクトフローの大量移管?!

Amazon Connect コンタクトフローの大量移管?!

豊洲会登壇資料。Amazon Connectで検証環境と本番環境の移管時におけるコンタクトフロー移管の実例紹介。

Avatar for toyo-da01

toyo-da01

April 16, 2025
Tweet

More Decks by toyo-da01

Other Decks in Technology

Transcript

  1. / /9 ―― はじめに ―― Amazon Connect(AWSのコンタクトセンタサービス)では、 従来のITシステムと同様に開発環境・(検証環境)・本番環境の環境用意が推奨されます。 Amazon ConnectでもIaCツールが提供されているものの、、

    ⇒特にコンタクトフローはUIによる設計が充実しており、コンタクトフローの JSONに都度起こす作業は相性が悪い印象、、 3 百近くある場合は、大変
  2. / /9 ―― SDKを用いた移行自動化対応 ―― 4 コンタクトフローをJSONに起こすと、、 コンタクトフロー関連のAPIは下記の通り。 ✓ DescribeContatactFlow

    (移管元) ✓ CreateContactFlow, UpdateContactFlowModule (移管先) { "Version": "2019-10-30", "StartAction": "12345678-1234-1234-1234-123456789012", "Metadata": { "EntryPointPosition": { "x": 88, "y": 100 }, "ActionMetadata": { "12345678-1234-1234-1234-123456789012": { "Position": { "x": 270, "y": 98 } } } }, "Actions": [{ "Identifier": "12345678-1234-1234-1234-123456789012", "Type": "MessageParticipant", "Transitions": { "NextAction": "abcdef-abcd-abcd-abcd-abcdefghijkl", "Errors": [], "Conditions": [] }, "Parameters": { "Text": "Thanks for calling the sample flow!" } } ] } Contact Flowの情報はこんなに形式的になっているのに、 公式APIではStringでしか返してくれない
  3. / /9 ―― SDKを用いた移行自動化対応 ―― コンタクトフローには、Amazon Connectのコンポーネント(キュー、ルーティングなど)ARNも含まれる。 Amazon Connect ARNは通常のサービスと少し異なる。

    Lambdaの例)arn:aws:lambda:${AWS_REGION}:${AWS_ACCOUNT_ID}:${function_name}:${version} $ aws connect list-queues --instance-id ${instance_id} { "QueueSummaryList": [ { "Id": "92b5a537-b185-4f30-9a7e-1c71770216ac", "Arn": "arn:aws:connect:ap-northeast-1:${AWS_ACCOUNT_ID}:instance/${INSTANCE_ID}/queue/92b5a537-b185-4f30-9a7e-1c71770216ac", "Name": "BasicQueue", "QueueType": "STANDARD", "LastModifiedTime": "2024-09-05T10:07:12.925000+09:00", "LastModifiedRegion": "ap-northeast-1" } ] } インスタンス毎に、 Nameは一致していてもUUIDのように払い出される 5 ⇒ 移管元から移管先への対応では、Nameを「キー」にして、ARNを置き換える必要がある!
  4. / /9 ―― SDKを用いた移行自動化対応 ―― 以上で、SDKを用いた自動化対応が完了?! 1. 移管元Amazon Connectに対して、DescribeContactFlow APIで情報取得

    2. 移管先のクレデンシャルで向きを変更 3. 移管先の各コンテポーネントARNを取得 4. 取得した移管元のContactFlowを、移管先のコンポーネントARNに置換 5. 整理したContact Flowを、移管先にCreateContactFlow/UpdateContactFlow APIで作成 6 残念ながら、足りませんでした、、
  5. / /9 ―― SDKを用いた移行自動化対応 ―― 以上で、SDKを用いた自動化対応が完了?! 1. 移管元Amazon Connectに対して、DescribeContactFlow APIで情報取得

    2. 移管先のクレデンシャルで向きを変更 3. 移管先の各コンテポーネントARNを取得 4. 取得した移管元のContactFlowを、移管先のコンポーネントARNに置換 5. 整理したContact Flowを、移管先にCreateContactFlow/UpdateContactFlow APIで作成 再 残念ながら、足りませんでした、、
  6. / /9 ―― SDKを用いた移行自動化対応 ―― 以上で、SDKを用いた自動化対応が完了!! 1. 移管元Amazon Connectに対して、DescribeContactFlow APIで情報取得

    2. 移管先のクレデンシャルで向きを変更 3. 移管先の各コンテポーネントARNを取得 4. 取得した移管元のContactFlowを、移管先のコンポーネントARNに置換 5. コンタクトフロー自身参照からアップロードする順番を整理 6. 整理した順番とContact Flowを、移管先にCreateContactFlow/UpdateContactFlow APIで作成 9 クセ強な環境移管を自動化できた!