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86国内委員会

Chie DEGUCHI
May 24, 2018
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 86国内委員会

Chie DEGUCHI

May 24, 2018
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  1. 期間 2018年5月28日(月)~6月1日(金) 場所 デンマーク コペンハーゲン Scandic Copenhagen 日本団構成 (6名) ※敬称略

    国土地理院 矢萩 智裕(団長)、佐藤 壮紀 日本情報経済社会推進協議会 (JIPDEC) 郡司 哲也、プルース リース 国際航業株式会社 黒川 史子 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 岩男 弘毅 第46回総会ウィーク 事務局 3
  2. 【報告】最近の投票結果(第85回国内委員会以降) ①19136-1 地理マーク付け言語(GML)- 第1部 ②19150-2.Amd オントロジ – 第2部:ウェブオントロジ言語 (OWL)によるオントロジ開発のための規則 ③19163-2

    画像及びグリッドデータのための構成要素及び符号 化規則 – 第2部:実装スキーマ ④N4765 Discrete global grids systemについてのDNWIP ⑤19117 描画法 ⑥19152 土地管理領域モデル(LADM) ⑦19155 場所識別子(PI)アーキテクチャ ⑧19112 地理識別子による空間参照 4 測技協
  3. 【報告】最近の投票結果(第85回国内委員会以降) ①19139-1 メタデータ – XMLスキーマによる実装 – 第1部 ②19123-2 被覆の幾何及び関数のためのスキーマ –

    第2部:被覆の実装スキーマ ③19165-1 デジタルデータとメタデータの保存 ④19127 測地レジスター ⑤20524-1 (ISO/TC204)DIS意見照会 ⑥23262 GIS/BIM相互運用性(N4686) ⑦N4763 Call for presentations to the standards in action seminar 5 測技協
  4. 1. 19136-1 地理マーク付け言語(GML)- 第1部(意見照会) 6 【投票結果】 日本の対応:賛成 Resolution 864(GML3.2.2との調和の必要性)に賛成しているため。 投票結果:賛成20、反対0、棄権17

    今後、DIS投票にかけられる予定(18か月トラック)。なお、スコープの 変更はない。 【規格の概要及び経緯】 ISO 19100シリーズで使用する概念モデリングのフレームワークに 応じてモデル化される、地理情報の伝送及び格納のための、ISO 19118(符号化)に適合するXML符号化法 ウェリントン総会決議 864に基づき、OGCで改定されたGML3.2.2と ISO 19136:2007(地理マーク付け言語、GML3.2.1ベース)を調和 させるために、ISO 19136-1として改正することについての意見照会。 ※本件は前回委員会後に照会がオープンになったため、メールにて 意見照会を行った。 測技協
  5. 2. 19150-2.Amd オントロジ – 第2部:ウェブオントロジ言語 (OWL)によるオントロジ開発のための規則(意見照会) 7 測技協 【照会結果】 日本の対応:賛成

    照会結果:賛成18、反対0、棄権18 ⇒各国からも特段の意見はなし。 今後、DIS投票にかけられる予定。 【規格の概要】 セマンティックWeb上の地理情報の相互運用性をより良くサポートするため、オントロ ジ開発の規則とガイドラインを定義。 ※「オントロジ」:物事を体系的に分類し、その関係を記述するもの。意味論的類似性 に基づいて関連付けることにより、異なるコミュニティによって保存された異種のデー タの統合をサポートする。 【経緯】 2015年7月にISが発行されたものの追補である。 コードリストのClass <OWL>、ConceptScheme <SKOS>、Collection <SKOS>のうち、Collection <SKOS>の使用方法に誤りがあるため、その修正を加えて良 いか(DIS40.00からスタート)を問う意見照会である。 ※本件は前回委員会後に照会がオープンになったため、メールにて意見照会を行った。
  6. 3. NWIP/TS 19163-2 画像及びグリッドデータのための構成要素及び符号化規 則– 第2部:実装スキーマ 8 【投票結果】 日本の対応:20.20で賛成、エキスパート登録はなし。 TSでもあり、特段反対する理由はなく、本NP文書をWDとして登録するこ

    とに問題はないと考えられる。 投票結果:賛成19、反対0、棄権18 20.00、36か月で作業を開始することが承認された。 エキスパートはカナダ、中国、ノルウェー、タイ、USAから5名登録。 【規格の概要及び経緯】 • 本TSは、ISO/TS 19163-1:2016で定義された画像及びグリッドデータの内容モデ ルについて、内容要素と特定の符号化フォーマットを結びつける為のGMLに基 づく実装スキーマを規定する。 • 本TSは、(FDIS作成中の)ISO 19123-2(被覆の幾何及び関数のためのスキーマ ‐第2部: 被覆の実装スキーマ)で定義された被覆の構造と適合する実装スキー マを規定する。 • 中国提案。 • ISO/TS 19163-1:2016で通則については規定しているが、HDF、JPEG2000、 GeoTIFF等の明確なフォーマットに対する具体的な実装構造は規定していない。 測技協
  7. 4. N4765 Discrete global grids systemについてのDNWIP(意見照会) 9 【投票結果】 日本の対応:以下のコメント提出 •

    DIS40.00スタートだとコメント対応を議論する猶予がない。CDから開始し、ECを開催し たあと、DIS投票にかけるべき。 • DGGSの採用が必須かオプションか明確でない。国によってはDGGSの採用を希望しない 可能性があるため、オプションにすべき。 • 他の特許に抵触していないかを明確にすべき。 • 進行中のISO規格との整合性の確認も必要。 • フォーマットがISO指令に則っていない。 ⇒オーストラリア、スウェーデン、ノルウェー、フランス、日本、TMGよ りコメント提出あり。(ほぼ日本のコメントに包含されている内容) 対応については次回総会で議論? 【規格の概要及び経緯】 離散的グローバルグリッドシステム(DGGS)のためのコア及び拡張メカニズ ムを規定。セルの階層型テッセレーションを使用して地球を分割してアドレス 指定する空間参照システム。 OGCが提案するAbstract Specificationである。 NWIPのドラフト(DIS40.00スタート)についての意見照会。 ※本件は前回委員会後に照会がオープンになったため、メールにて意見照会を 行った。 測技協
  8. 5. SR 19117 描画法 10 測技協 【結果】 日本の対応:確認(総会決議869に基づく) ⇒確認22、改正/追補1(ドイツ)、廃止0、棄権15 投票結果は「確認」だが、1か国が改正に投票しているため、次

    回総会で改正の必要性を議論予定。 【規格の概要及び経緯】 シンボルを記述するための概念スキーマ、地物をシンボルにマッピ ングする描画機能、シンボルおよび描画機能のコレクションを規定 する。 地物データを描画データから分離することで、データ集合と独立し た方法で描画することを可能にする。 初版は実装困難な規格(具体的な記述方法が不明)であったが、 2012年に改定された際は実用的な規格となった。 改正時に日本は賛成投票を行っている。
  9. 6. SR 19152 土地管理領域モデル(LADM) 11 【結果】 日本の対応:改正(総会決議869に基づく)、 堀江瑶子氏(パスコ)をエキスパート登録 投票結果:確認10、改正/追補15、廃止0、棄権13 11か国より15名以上のエキスパート登録あり

    【規格の概要及び経緯】 土地管理の基本的な情報関連要素(水と土地、地表・地下の要素を含む)をカ バーする土地管理領域モデル(LADM)を定義するもの。土地管理に関する抽象概 念モデル(関係者、権利・義務・制約、筆・建物、測量等)や共通用語等を提供 する。 2012年の規格化の際には国内LADM委員会(事務局:測技協)を設置、当 時の測技協 主任研究員をエキスパート登録し対応した。 第44回ストックホルム総会にて、改正に向けて作業を進めることが決定。 第45回ウェリントン総会にて、改正作業のStage.0コーディネータ (Mr.Chris Body氏(豪))が決定。 2018年3月にSR投票が行われた。 測技協
  10. 7. SR 19155 場所識別子(PI)アーキテクチャ 12 【投票結果】 日本の対応:確認(総会決議869に基づく) ⇒確認21、改定/追補1(スウェーデン)、廃止1(米)、棄権15 投票結果は「確認」だが、1か国が改正に投票しているため、次回 総会で改正の必要性を議論予定。

    【規格の概要及び経緯】 場所識別子の概念、及び構造を規定するアーキテクチャを定義。 場所の識別子を作成、登録、管理、検索・取得(変換)及び利用するための概念 的な構造を規定するとともに、この構造を具現化する要素技術の位置付けを規定。 同じ場所を示す異なる識別子を相互変換するための仕組を実現するのに必要とな る参照モデルを規定する。 旧データベース振興センター(DPC)にて、H16頃よりJIS化を目指した規格案の検 討を開始し、経済産業省のG空間プロジェクト(H19-22)において、ISO/TC211を 提案先とした国際標準化を推進。 2012年(H24)、IS策定。 測技協
  11. 8. DIS 19112 地理識別子による空間参照 13 測技協 【投票結果】 日本の対応:コメント付賛成 これまでも賛成投票 CD投票時に日本が提出したコメントは反映されている

    CD案→DIS案の段階で変更のあった箇所について、編集上のコメントを提出 投票結果:賛成25(内コメント付賛成4)、反対0、棄権16 ⇒技術的改訂が行われるため、FDISに進む。 【規格の概要及び経緯】 • 地理識別子に基づいた空間参照の概念スキーマを定義するもの。 • 地理識別子を使用した空間参照の一般的なモデルを確立し、空間参照系の構 成要素を定義している。 • 2003年発行の規格の見直し。誤りの修正や、新規格との整合が目的。 • 日本から藤村氏(国土地理院)をエキスパートとして登録。 • 2017年5月のCD投票では、日本はコメント付賛成で投票。 ※本件は前回委員会後に照会がオープンになったため、メールにて審議を行った。
  12. 9. DTS 19139-1 メタデータ – XMLスキーマによる実装 – 第1部符号化規則 14 【投票結果】

    日本の対応:コメント付賛成 「19115-1及び19115-3と矛盾が無いか確認すべき」というコメントを提出 した。 ⇒ ※5/8投票締め切り 【規格の概要及び経緯】 ISOメタデータ標準をXMLで符号化するための明確なルールセットを規定。これに より、標準及び類似のスキーマにかかる実装の標準化を容易にする。 ISO 19115-3(メタデータ-第3部:メタデータ基本のXMLスキーマによる実装)はこ の規格に準拠している。 2007年4月 TS 2014年3月 ISO 19115-1がIS化されたのを受け、定期見直し(SR)投票で改正決議。 2016年12月 第43回レッドランズ総会でプロジェクトリーダーが決まり、作業開 始。 2018年6月に技術仕様(TS)としての発行を目指している。 ※本件は前回委員会後に照会がオープンになったため、メールにて審議を行った 測技協
  13. 10. FDIS 19123-2 被覆の幾何及び関数のためのスキーマ – 第2部:被覆の実装スキーマ 15 測技協 【投票結果】 日本の対応:賛成

    • 日本はDISでも「賛成」に投票している。 • DISに反対したドイツの指摘(引用規格の記載が不適切、使用している複数の XML名前空間の関係が説明不足)もFDISで反映されており、特段の問題は無い と考えられる。 ⇒賛成25、反対0、棄権14 承認された。オーストラリア、スウェーデン、TMGより編集上のコメントあり。 【規格の概要及び経緯】 19123で定義された被覆の抽象スキーマに基づいて、具体的に実装可能なスキーマ を定義するもの。 GML等、多様な符号化書式に適応している。(符号化の方法を1つに限定しようと するものではない) • OGCとの共同提案。 • 日本には特に影響するものではないため、従前より賛成投票を行っている。 • DIS投票結果(2017-11):Pメンバー賛成21、反対1(ドイツ)、棄権17で承認。 日本は「賛成」(コメントなし)に投票。 ※本件は前回委員会後に照会がオープンになったため、メールにて審議を行った。
  14. 11. FDIS 19165-1 デジタルデータとメタデータの保存 16 測技協 【投票結果】 日本の対応:賛成 投票結果:賛成25、反対0、棄権15 ⇒反対意見がなかったため承認された。TMGから編集上のコメントが提出

    されている。 ISOとして発行される予定。 【規格の概要及び経緯】 ISO 19115-1(メタデータ – 第1部:基礎)を拡張し、メタデータの保存について定義す るもの。 また、デジタル地理空間情報の長期保存のための要件を定義。 アーカイブ目的に役立つデータフォーマットの特性にも言及。 2016年11月 CD投票 日本はコメント付賛成 コメント内容は「ISO 19115-1を拡張しているが、ISO 19115-1自体に 拡張のための仕様があるため、これと矛盾がないことを確認すべき」 というもの。 →『モデルは一貫している』と回答あり。 2017年7月 DIS投票 日本は賛成投票 19100シリーズの規格として必要か疑問はあるが、 特に日本にとって不利益はないと判断して賛成とした。 2017年8月に19165-2のNWIPが承認されたため、このFDISよりタイトルをPart1に変更し た。
  15. 12. 19127 測地レジスター(ISの意見照会) 17 測技協 【照会結果】 日本の対応:特に問題なしとして賛成。 照会結果:賛成15、反対0、棄権22 ⇒ISO中央事務局へ提出、IS化される予定。 【規格の概要及び経緯】

    ISO測地レジスターの管理と操作について定義するもの ISO 19111:2007(座標による参照)およびISO 19135-1:2015(項目登録の手 順)内のコアスキーマに準拠し、測地レジスターで必要となるデータ要素を識 別する。 2015年11月 CD投票 2017年1月 DIS投票 今回はIS発行に対する意見照会である。 日本は以前より賛成票を投じている。 ※本件は前回委員会後に照会がオープンになったため、メールにて意見照会を 行った。
  16. 13.DIS 20524-1 地理データファイル(GDF) - GDF5.1- パート1:複数のソース間で共 有されるアプリケーションマップデータ(ISO/TC204)(意見照会) 18 【照会結果】 日本の対応:コメントなし

    ⇒フランス、TMGよりコメントあり(内容は総括的、技術的なもの等) 【規格の概要及び経緯】 GDF5.0はアプリケーションとしてカーナビゲーションシステムを主 要対象とした地理データベースを扱っているが、その後協調ITS、 マルチモーダルナビゲーション、自動運転システム等の新規アプリ ケーションの出現に呼応し、改訂のニーズが高まってきた。 2014年10月 ISO/TC204において、GDF5.0改訂作業を開始。アプリ ケーションに依存しない共通部分をPart1、協調ITS等のアプリケー ションのための地理データファイルをPart2として開発中。 2018年10月 ISOの発行を目標としている ※本件は前回委員会後に照会がオープンになったため、メールにて 意見照会を行った。 測技協
  17. 14. N4686 NWIP/TR23262 GIS/BIM相互運用性(意見照会) 19 測技協 【投票結果】 日本の対応:JWGの設置について「支持」。エキスパート登録なし。 レポートへのコメントなし •

    投票結果:JWG設置を支持21か国、反対0、棄権16。8か国がエキス パート登録。(N4769) • TMGコンビーナの立場から、プルース氏がエキスパート登録(N4748) • チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、ノルウェー、サウジアラビア、 スウェーデン、イギリスの8か国からレポートへのコメントが提出され た。TC211事務局がとりまとめてISO/TC59/SC 13へ送付する。(N4748) • 1stMeeting を4/25-26にノルウェーにて開催(N4759) 【規格の概要及び経緯】 ISO/TC 211で開発されたGISの標準と、ISO/TC 59/SC 13 (建設作業に関す る情報の統合)で開発されたBIMの標準との間の相互運用性を高める方法に ついて、ISO/TC59/SC 13から提出された技術レポート 2017年ストックホルム総会にて、ISO/TC 211とISO/TC 59/SC 13でGIS/BIM 相互運用性に関する新規作業項目を提案することとなった(決議838) 本作業項目が承認された場合に、両TCによるJWG(共同作業部会)設置の 投票も提案している。
  18. 15. N4763 Call for presentations to the standards in action

    seminar 20 【投票結果】 日本の対応:応募なし ⇒オーストリアから3名、デンマークから2名、フィンランドから1名の の応募があった。 総会ウィーク水曜午後に開催される予定。 【経緯】 第46回コペンハーゲン総会のStandard in action seminarで のプレゼンテーションの募集 ※本件は前回委員会後に募集がオープンになったため、メー ルにて募集を行った。 測技協
  19. 【審議】投票案件 ① SR 19106:2004 (/2018-06-04) 担当:黒川幹事 プロファイル ② SR 19125-1:2004

    (/2018-06-04) 担当:羽鳥幹事 単純地物アクセス – 第1部:共通のアーキテクチャ ③ SR 19125-2 :2004 (/2018-06-04) 担当:羽鳥幹事 単純地物アクセス – 第2部:SQLオプション ④ SR 19145:2013(/2018-06-04) 担当:山田幹事 地理的位置の表記の登録 ⑤ DIS 19111(/2018-07-02) 担当:矢萩幹事 座標による参照 ⑥ NWIP 19156 (/2018-07-09) 担当:大伴幹事 観測及び計測 ⑦ NWIP 19168-1(/2018-07-16) 担当:黒川幹事 ウェブ地物サービス – 第1部:コア 21
  20. 1. SR 19106:2004 (/2018-06-04) 22 黒川幹事 (国際航業) 【投票】プロファイル 【規格の概要】 国際規格から、必要な要素を元の規格との矛盾がないように

    抽出(プロファイル)して使用するためのルールを示す。 【規格の経緯】 2004年に制定後、2007年、2013年のSRを経て3度目のSRとな る。 日本は、過去2回ともにConfirmで投票している。 日本では、JPGIS策定においてISO19106を参考に他の標準規格 のプロファイルを作成している。
  21. 1. SR 19106:2004 (/2018-06-04) 23 黒川幹事 (国際航業) 【回答案】 1.Confirm 総会の決議をまつ。

    2.No There is no specific need to adopt this standard as a national standard or other publications. 3.- 4.No 5.No 6.No
  22. 2. SR 19125-1:2004 (/2018-06-04) 24 羽鳥幹事 (パスコ) 【投票】単純地物アクセス – 第1部:共通のアーキテクチャ

    【概要】 本規格では、点・線・面及びそれらの集合といった単純な幾何をもつ地物 に関する地理情報へのアクセスを提供する共通アーキテクチャについて記 述している。また、その共通アーキテクチャ内で使用する用語を定義する。 【経緯】 • 2013年の定期見直し(SR)で、日本はRevise/Amend に投票した。結 果はConfirmだった(Revise/Amend: 5, Confirm: 22, Abstain: 6)。 • 2013年SR時の日本のコメント: “The contents which corresponding to ISO 19162 (Well known text representation of coordinate reference systems) should be removed.” “GIS vendors use their own logics for their services and softwares.” • 規格の内容は2013年SR時と同じなので(かつ、ISO19162は2015 年8月にISになっている)、今回もRevise/Amendへの投票とする。
  23. 25 羽鳥幹事 (パスコ) 【投票案】 1. Revise/Amend (“The contents corresponding to

    ISO 19162 (Well known text representation of coordinate reference systems) should be removed.” ) ※総会の推奨決議によっては再審議 2. No (“There is no specific need to adopt this standard as a national standard or other publications.”) 3. (前項2が “No” なので回答不要) 4. No、 5.No、 6.No 2. SR 19125-1:2004 (/2018-06-04)
  24. 3. SR 19125-2 :2004 (/2018-06-04) 26 羽鳥幹事 (パスコ) 【投票】単純地物アクセス –

    第2部:SQLオプション 【規格の概要】 本規格では、データベース言語SQL を用いたISO 19125-1 の実 装を定義している。 【規格の経緯】 • 2013年SR時、日本はConfirmに投票した。結果はConfirm だった(Revise/Amend: 5, Confirm: 22, Abstain: 6)。 • 2013年SR時の日本のコメント: “De facto SQL rules are commonly used for GIS services in Japan.” • 規格の内容は2013年SR時と同じなので、今回も、2013年と 同様にConfirmへの投票とする。 • ISO19125-1がISO19162:2015との重複排除のために定期 見直しされることとなった場合でも、本規格への影響は引用規格 を更新するのみ
  25. 3. SR 19125-2 :2004 (/2018-06-04) 27 羽鳥幹事 (パスコ) 【投票案】 1.

    Confirm ※総会の推奨決議によっては再審議 2. No (“There is no specific need to adopt this standard as a national standard or other publications.” ) 3. (前項2が “No” なので回答不要) 4. No、 5.No、 6.No
  26. 4. SR 19145:2013(/2018-06-04) 28 山田幹事 (アジア航測) 【投票】地理的位置の表記の登録 【規格の概要】 ・経緯度等の表記についてISO19135(項目登録の手順)を 使って登録するスキーム。ISO19135(項目の登録手順)の

    UMLを基本に、地理的位置の表記に関連するものを拡張。 ・ISO 6709(座標による地理的位置の標準的表記法)では、 多くの表記法を統一するのではなく登録する仕組みで運用。 このISO6709に準拠した地理的位置の表記を登録する。 ・ISO6709を補完する規格である 【規格の経緯】 • 2006年1月:NWIP • 2009年7月:CD、2010年9月:DIS • 2012年10月:FDIS • 2013年2月:IS発行
  27. 4. SR 19145:2013(/2018-06-04) 29 【投票案】 1. Confirm ※総会の推奨決議によっては再審議 ISO6709を補完する規格。座標表記を登録するだけであり特に何か縛りがあるわけで もない

    2. No (“There is no specific need to adopt this standard as a national standard or other publications.” ) 3. - 4. No 5. No 6. No 山田幹事 (アジア航測)
  28. 30 【投票】座標による参照(改正) 【規格の概要】 ・座標による参照の記述のための概念スキーマを規定 ・ISO 19111:2007の改定及びISO 19111-2:2009(第2部 パラメータのための 拡張)の統合。 ・主な変更点は、現代の測地学用語の反映、ダイナミック測地参照フレー

    ムの記述やジオイドベースの鉛直座標参照システムの記述の拡張等 ・地理情報の生成者及び利用者に適用。この規格の原理はデジタル地理情 報だけではなく、地図、図表、テキスト文書等にも拡張可能。 ・ISO19111:2007はJIS化済み(JISX7111:2014) 【規格の経緯】 ・IAG(国際測地学連合)のGGOS部会より提案(Resolution 727) ・2016年5月にNWIP賛成投票、プルース幹事をエキスパート登録 ・19111と19111-2との統合の過程で時間参照系の規定も盛り込まれたため、 元々の’Spatial referencing by coordinates’から’Referencing by coordinates’へ名称が変換(Resolution 833 @44th Stockholm総会) ・2017年8月CD投票:賛成24(日本含む)、反対0、棄権15 ・Wellington総会時にCD投票の全488コメントをECで処理 矢萩幹事 (国土地理院) 5. DIS 19111 (/2018-07-02)
  29. 7. NWIP 19168-1 (/2018-07-16) 34 黒川幹事 (国際航業) 【投票】ウェブ地物サービス – 第1部:コア

    【規格の概要】 Web Feature Serviceにおいて、 サーバーによるdiscovery と queryの操作を定める。 【規格の経緯】 第45回総会決議855に基づき、OGCより提案。 ISO19142(Web Feature Service)及びISO19143(Filter Encoding) の改訂はとりやめとなり(同決議845)、新たにマルチパート の規格として作成されることとなった。 なお、19142及び19143は残す予定になっている。 Resolution 855 Invitation to OGC to submit a new work item proposal for Web Feature Services ISO/TC 211 invites OGC to submit a new work item proposal to initiate the work on the new multi part series of standards on Web Feature Services.
  30. 35 黒川幹事 (国際航業) 【回答案】 1.Approve 2.WD – stage 20.20 3.

    - 4. No. 5. No. 7. NWIP 19168-1 (/2018-07-16) 6.Yes. The draft document should conform to ISO template. 7.Yes. Takuya MORI