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DTMチーム前期6回目
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北海道科学大学 電子計算機研究部
June 01, 2016
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DTMチーム前期6回目
耳コピコツ
北海道科学大学 電子計算機研究部
June 01, 2016
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Transcript
DTM前期講座6 耳コピ
耳コピの課題 進捗どうですか? 全く触ってないという人ややってるけど全然進んでないよって人までまちまちかと思います 今回はコツというか少し速く進める順番を見ていきたいと思います もちろん、この通りやる必要なんてないので参考程度で なお、耳ピコは最後は ごり押しなので根気よく頑張りましょう
まずはBPMを計る 適当にこんなドラムを置いて、BPMを変化させます そのときにDOMINOのドラムと耳コピしたい曲のドラ ムが重なるように再生します 曲を早めに再生しておき、重なるタイミングで DOMINOを再生すればOKです 16小節ぐらい流せば自分が設定したBPMがずれてる かどうか分かると思います 早ければBPMを減らし、遅ければBPMを増やす
聞き取りやすいものから書き留める 1.メロディ 2.ドラム 3.ベース(1~3はどれが最初でも問題ないです) 4.コード 5.装飾音
その他使えるもの スケール 曲ジャンル 音楽理論(主にコード進行) こちらは解説していきます
スケール 前に白鍵だけのメロディをナチュラルメジャースケールと言ったのを覚えてますか? これ分かると次の音の予想がたちやすくなります ただ、覚えるのは大変なのでDOMINOに頼ります (もちろん、このスケール上をあえて外した音も入ることもありますので……)
スケール 例えば、メロディを耳コピしてこんな音になったとしましょう
スケール この右上のボタンを押してください ここでスケールをピアノロール上に表示する ことが出来ます クリックしましょう すると新しくウィンドウが開きます
スケール まずは「ピアノロールにスケールまたはコードを表示する」 にチェックを入れましょう ここからスケールを選択します 何か選んで決定するとピアノロールの白い部分が変化します 黒鍵に白い部分が出たり、白鍵が青になったりします これは実は白い部分がスケール上の音 青い部分がスケールから外れた音となります なので初期設定では黒鍵がナチュラルメジャースケールから外 れた音となります
隣のCやC#はそのスケールの基準の音を指しています ここから先ほど拾った音が全て白い部分に収まるようにスケー ルを探しましょう 前のスライドの例ではE Mixolydianスケールでした
曲ジャンル popsなら王道進行、カノン進行、小室進行が多い ロック、メタルなら5thコードが多い ジャズなら2:1のリズムで進んでいく、ブルース進行が多い クラシックなら厳密な音楽理論が組まれている(禁則事項を守る) 和風音楽なら四七抜き音階(スケール)で鳴っていることが多いetc… という感じでジャンルによって使われやすい傾向や特徴があります これを知っていると次の音の予想が立ちやすくなります 注)楽器によっては同じ音階なのに違う音に聞こえることもある
音楽理論 やはり最後に効いてくるのが理論です コード進行自体もまだ紹介してない部分はありますが、それ以外にも多々あります そのため、前回とは違ったものを紹介していこうと思います もちろん、自作曲を作るときにも参考になりますよ
分散和音 全部 C だよ そのコードの成分の音を次々と鳴らす技法 主にピアノ楽曲やテクノ(特にトランス) で見かけることが多い 仕組みは分かれば簡単です CならCEGの音を順次鳴らすだけ!! しかし、同時になってないのにも関わらず
Cと同じように聞こえます 左下だけ少し違いますが同じ分散和音の 仲間です
クリシェ 基準のコード(今回はC)から 全音、もしくは半音で1音だけ変える技法 この先、変化しますよ仕掛けますよという合図 にもなる この先サビなど 上昇型と下降型がある
クリシェ また、間に音を入れた形もある 割と種類はあるものの、 1音だけ変化させるのは変わらない
コードの紹介だけ 耳コピするときに今までのやつ以外にも出てくることがありますので、紹介だけします sus4(,sus2),aug,add9,dim,5th,6th これらはメジャーやマイナーとは違ったコードです 今はそんなものがあるんだな程度に考えておいてください 実際に聞き取ったらこんなのがあったといった感じで
次回 ~耳コピの発表会~