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第06回Network講座2019

 第06回Network講座2019

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  1. コンパイラ言語とスクリプト言語 5 コンパイラ言語( C C++ Go など ) コンパイル ソース

    コード 機械語 リンカー 実行可能 プログラム ソース コード 実行 実行 逐一翻訳 スクリプト言語( JavaScript PHP など ) スクリプト言語は、コンパイラ言語に比べて処理が遅いが 簡単・手軽に書くことができる
  2. 書いてみよう 18 let num = 3, foo = 3; let

    bar = num + foo; console.log(bar);
  3. 変数まとめ 変数とは ⚫ プログラム上で、処理に使う数値などのデータ(値)に 名前をつけて保持するためのもの。 ⚫ 変数を使用するには、最初に変数を宣言する必要がある。 ⚫ 変数に値を入れる事を、値を代入するという。 ⚫

    変数の宣言と同時に値を代入することを初期化と呼ぶ。 構文 19 変数の宣言 var 変数名 ; var 変数名1, 変数名2 ; 値の代入 変数名 = 値; 変数の初期化 var 変数名 = 値;
  4. 変数の型 let const 変数の型 ⚫ C言語などのプログラミング言語では 「整数はint型」「文字列はchar型」といったように 代入する値によって方を指定する必要がある。 しかし、JavaScriptに変数の型はない。 ⚫

    近年では、var の代わりに let const の使用が推奨されている。 const ⚫ 変数を定数(再代入不可)にする。 ⚫ 円周率 π(3.1415…) など、値を書き換える必要が無い 変数に使用する。 let ⚫ 値を書き換える必要がある変数に使用する。 20
  5. データ型 21 データ型名 値 数値型 数値(実数 8進数 16進数 浮動小数点数) 文字列型

    文字列(「”」、「’」で囲んだ値) 論理型 true/false 配列型 複数の値を入れた変数 オブジェクト型 キーと値を対応付けた連想配列 null 何もないことを表す値 undefined 未定義の値 JavaScriptの変数には何でも入れることができるが データには種類がある。これをデータの型という。
  6. 書いてみよう 22 let str1 = “Hello ”; let str2 =

    “World!”; console.log (str1 + str2);
  7. 書いてみよう 28 let arr = [2, 17, 3]; let asum

    = arr[0] + arr[1] + arr[2]; console.log(asum);
  8. 配列について 配列とは ⚫ 複数の変数を「一つの変数名と添え字」で管理するもの。 ⚫ 添字は0から始まる。 ⚫ 10個の値を格納した場合、最後の要素の添字は9 ⚫ 値を呼び出す場合は

    変数名[添え字] と記述する。 構文 29 配列の宣言 var 配列名 = [値1, 値2, 値3]; var 配列名 = new Array(値1, 値2, 値3); 値の代入 配列名[添字] = 値;
  9. 関数のイメージ 関数によっては ⚫ 引数がない ⚫ 戻り値がない ⚫ どちらもない 場合もある 33

    HI! と表示 する関数 文字を表示するだけなので 引数も戻り値も必要ない。
  10. 関数の宣言(推奨) 今どきの関数宣言 (アロー関数式) 35 let 関数名 = (引数) => {

    処理; return 返り値; } let square = (num) => { let squ = num *num; return squ; } 構文
  11. 書いてみよう 37 function square(num) { let squ = num *num;

    return squ; } function greet() { console.log(Hi!); } let a = square(3); console.log(a); greet();
  12. 関数まとめ 関数とは ⚫ 処理をひとまとめにした命令群。 ⚫ 関数を実行する事を、関数を呼び出すという。 ⚫ 関数を呼び出す際に、値を渡すことができる。 この値を引数(ひきすう)という。 ⚫

    関数は呼び出し元へ実行結果の値を返すことができる。 この値を返り値又は戻り値という。 構文 38 関数の宣言 function 関数名(引数) { 処理; return 返り値; }
  13. 分岐 条件に応じで処理の内容を変えたい時がある。 そのようなときは、条件分岐を使用する。 42 let testScore = 20; if (testScore

    < 30) { alert(“再試!”); } else { console.log(“遊んでOK”); } テストの点が30点 未満なら再試。 それ以外なら遊び。
  14. if文 if文は処理を分岐するときに使用する。 条件が真ならば、{ } 内の処理が行われる。 43 if (条件) { 処理;

    } else if (条件) { 処理; } else { 処理; } 構文 条件が偽であれば 下の else if が判定される。 いずれにも当てはまらない場合 else の処理が実行される。
  15. 繰り返し 同じような処理を何度も書くのはとても面倒。 そのため、プログラミングには繰り返し処理がある。 46 let arr = [2, 17, 3,

    0, 91]; console.log(arr[0]); console.log(arr[1]); console.log(arr[2]); console.log(arr[3]); console.log(arr[4]); let arr = [2, 17, 3, 0, 91]; for (let i = 0; I <= 4; i++) { console.log(arr[i]); }
  16. 逮捕されてみよう 52 for( ; ; ){ window.alert(" ∧_∧ ババババ¥n( ・ω・)=つ≡つ¥n(っ

    ≡つ=つ¥n`/ )¥n(ノΠU¥n何回閉じても無駄ですよ~ ww¥nm9(^Д^)プギャー!!¥n"); }