自分を理解するAI時代の準備 〜マイプロフィールMCPの実装〜

AI時代の準備として、自分のコーディングスタイルや設計思想をAIに理解してもらうためのMCPサーバを実装しました。

MCPでRAGシステムを構築し、プライベート変数の命名規則、プロジェクト構造、技術的な好み（UniRx、UniTask等）といった細かな開発スタイルまでAIが把握できるようになります。

クエリ変換を使ったRAG検索の改善や、Claude Desktop対応のローカルサーバ実装など、実用的な工夫も紹介。実際にこのスライド作成でも活用し、AIが詳細なプロフィール情報を理解している様子をデモしています。

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1. 1 1 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 自分を理解するAI 時代の準備 マイプロフィールMCP の実装 M C P 触ってみた発表会 2 0 2 5 年6 月
2. 2 2 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 自己紹介 比留間 和也（えど） 会社: M E S O N 役職: C T O / U n i t y E n g i n e e r / X R E n g i n e e r 経歴 面白法人カヤック → コロプラ → M E S O N V R ゲーム「N y o r o T h e S n a k e & S e v e n I s l a n d s 」リードエンジニア 多数のV R ゲーム開発を経験 発信活動 はてなブログ、Q i i t a 、Z e n n で技術記事を執筆 主にU n i t y 、X R 、シェーダー関連
3. 3 3 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 問題：AI に自分のスタイルを理解してもらいたい こんな経験ありませんか？ 「違う、そうじゃない. . . 」
4. 4 4 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 私のコーディングスタイル プライベート変数は _ プレフィックス S e r i a l i z e F i e l d を使用 メソッドはp r i v a t e でも明記 などなど. . .
5. 5 5 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 解決策：マイプロフィールMCP 自分を表現するテキストデータRAG 目的: A I に私のコーディングスタイルや設計思想を理解してもらう 手段: M C P でR A G システムを構築 効果: 一貫したスタイルでのコード生成 今後、自分を理解するAI が必須になる時代
6. 6 6 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 実際にAI が理解した「えど」さん RAG システムで理解してもらった結果 コーディングスタイル プライベート変数に _ プレフィックス リージョンを ### ----- [ カテゴリ名] ----- ### で囲む癖 デバッグログに <<< クラス名>>> パターンを使用 S e r i a l i z e F i e l d を多用、A s s e r t で必須チェック プロジェクト構造の特徴 Feature サフィックスでフォルダ分け ( PlayerFeature , SoundFeature ) Core フォルダに共通基盤 .asmdef で名前空間を厳密管理 技術的な好み U n i R x でリアクティブプログラミング U n i T a s k で非同期処理（コルーチンの代替） オブジェクトプールでパフォーマンス最適化 → これら全部、マイプロフィールM C P から取得！
7. 7 7 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 工夫ポイント1 ：RAG 検索の改善 問題 → 直接的なマッチングでは見つからない 解決策 1 . クエリを受け取る 2 . 別のA I でクエリを関連ワードに変換 3 . 変換されたワードでベクトル検索
8. 8 8 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 工夫ポイント2 ：ローカルサーバ対応 Claude Desktop でも使えるように P y t h o n スクリプトとして実装 セットアップが簡単 プライベートな情報も安心
9. 9 9 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 MCP の仕組み（簡単に） J S O N - R C l a u M C P サー R A G シス ベクトル プロフィー MCP サーバの基本構造 T o o l s : C l a u d e が呼び出せる機能 R e s o u r c e s : 提供するデータ P r o m p t s : 定型的なプロンプト 詳細: h t t p s : / / z e n n . d e v / m e s o n _ t e c h _ b l o g / a r t i c l e s / s i m p l e - m c p - s e r v e r
10. 10 10 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 まとめ なぜ作ったか A I 時代の準備: 自分を理解するA I が必要 効率化: 一貫したスタイルでの開発 学習: M C P の理解を深める 工夫したポイント R A G 検索の改善（クエリ変換） ローカルサーバ対応 これからの展望 さらなる精度向上 他の開発者への展開
11. 11 11 MCP 触ってみた発表会 MCP 触ってみた発表会 Thanks! 質問・コメントお待ちしています G i t H u b : h t t p s : / / g i t h u b . c o m / e d o m 1 8 B l o g : h t t p s : / / z e n n . d e v / e d o m 1 8 X : @ e d o m 1 8 MCP で自分らしいAI 開発を始めましょう！