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20190824 Leaflet+WebGL

20190824 Leaflet+WebGL

Presentation for FOSS4G TOKAI 2019

Yuzo Matsuzawa

August 24, 2019
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Transcript

  1. その後 3 2016 2018 2017 ・GitHub / Qiita @frogcat ・FOSS4G

    Advent Calendar ・ブラウザ上でのタイル活用
  2. 今回 4 ・FOSS4G TOKAI 2019 ・Leaflet + WebGL GPUを活用した ブラウザで使用できる

    計算資源としての WebGL Tensorflow.js, Web GPU Cesium, mapbox-gl-js etc. 3D/2.5D グラフィックスの 高速な描画のために 使用するのが一般的
  3. 8 ひなたGIS 計算方法を工夫すると WebGL なしでもなんとかなる 1x1 ピクセル単位で計算すると 256x256 の計算が必要になる上に、 タイルの端のほうで隣接ピクセルがなくてノイズが

    生じるといった問題がある 2x2ピクセルを最小単位とすると 2x2ピクセルから法線ベクトルが計算できるので 端の問題がなくなる。 また、計算量が 64x64 に削減できる。 デメリットは陰影の解像度の粗さ。
  4. ? 13 利用者ニーズに応じた 多種タイルの整備 単一の標高タイルの提供 利用者環境での処理 表示・重畳 自由度 低い カスタマイズ

    自由 整備更新 たいへん ニーズに 応えるにも 限界が とりあえず DEM さえ あればOK (自治体の持つ高精度DEMがオープンデータになるといいな)
  5. 18 計算 初期 水量 水量 描画 計算 水量 描画 計算

    水量 描画 無限ループで計算&描画 秒間数十フレーム 程度の描画性能
  6. 応用④ ジオリファレンス 19 WebGL と Turf.js を使った ブラウザ完結のジオリファレンス 手元の画像をドラッグ&ドロップ してマーカーをドラッグするだけ

    結果はブラウザの File API を 使って PNG タイル画像群として ローカル保存 2019/09/14,15@国立国会図書館
  7. まとめ 20 WebGL • ブラウザで使える高速な計算資源 利用 • 用途はいろいろ • サーバサイド処理の移譲

    • あたらしい用途の開拓など 弱点 • 学習が大変 • OpenGL Shading Language ? • Tensorflow.js ? その他のトピック • WebGL2, Web GPU • WebGL 系地図ライブラリへのコント リビュート、プラグイン開発 • Service Worker, Offscreen Canvas https://github.com/frogcat/foss4g-tokai-2019