Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

コミュニティ運営で学ぶ Google Cloud - Google Cloud Communi...

Sponsored · Ship Features Fearlessly Turn features on and off without deploys. Used by thousands of Ruby developers.

コミュニティ運営で学ぶ Google Cloud - Google Cloud Community Tech Surge 2026 (2026-02-26, Naoya & Yuki from GDG Tokyo)

Presentation at "Google Cloud Community Tech Surge 2026" (2026-02-26).
https://2026.gcts.jp

Presented with Yuki (https://x.com/Yu_HaruWolf). Special thanks to GDG Tokyo members.

Avatar for Yoshimura Naoya

Yoshimura Naoya

March 02, 2026
Tweet

More Decks by Yoshimura Naoya

Other Decks in Technology

Transcript

  1. GDG = Google Developer Group Google Developers の支援を受けた、 Googleのテクノロジーに関心を持つ開発者コミュニティ Cloud・Web・AI/ML・Mobile

    など 幅広い分野のテクノロジーを扱うことが特徴 地域ごと・大学ごとにチャプター (支部) があり、 勉強会などを通して地域の開発者と出会う機会を提供 地域のニーズに合わせたイベントを実施 GDGとは?
  2. GDG 日本国内最大のチャプター 初心者からエキスパートまで幅広い開発者が参加 ⇒ 各専門コミュニテイを繋ぐ入り口! GDG Tokyo とは? 昨年の活動例 •

    I/O Extended (7月) … Google I/O を日本語でリキャップ • DevFest Tokyo 2025 (11月) • Gemini CLI、Google Maps 20周年記念、and more … 運営コアメンバー
  3. Who am I? • GDG Tokyo Organizer (ボランティア) • ex-GDGoC

    Osaka (立ち上げメンバー) • 本職: 機械学習エンジニア (オンプレミス R&D) [自己紹介] Naoya Yoshimura GDG Tokyo の運営をするモチベーションは? • 専門分野とは違う視点を勉強するため! • 業界の最先端をいくエキスパートから学ぶため!
  4. [自己紹介] Yuki Hirai Who am I? • 東京都市大学大学院 総合理工学研究科 •

    GDGoC Tokyo City University Co-Organizer (立ち上げ) • GDG Tokyo Core Staff (ボランティア) GDG Tokyo の運営をするモチベーションは? • 技術に関心を持っている方々と交流し、刺激を受けるため • 新しい技術について知るため • コミュニティ運営の経験を得たい • コミュニティならではの良さを色んな人に伝えたい
  5. • イベントで扱う 最新・話題のトピックを 探すために学ぶ。 運営として学ぶ機会 イベントの企画 イベントへの参加 ハンズオンの予習・ 当日サポート •

    教える・サポートすることを前提に 教材に取り組む。 • 講演を聞いて学びを得る。 コミュニティ運営を通して、学べる機会はたくさんあります!
  6. • 想定のレベル感を参加者・登壇者に伝える ために、 テーマの理解が必要 運営として学ぶ機会 2 キャスティング & コンテンツレビュー •

    トレンドを追うために、追うべき人に出会える。 • 今回のような登壇の機会を頂く (今回だけではない! ) 関係者との繋がり • スピーカーの人との雑談 についていくために、 勉強が必要! • 最新の情報や、これからの話など 興味が湧く話が溢れてくる! スピーカーとの雑談
  7. I/O Extended Tokyo 2025 (7月) の準備 • 運営MTGにて「ADKやMCP面白いけど、サービス運用する上では 認証・認可が重要なのにカバーできてないよね 」とGDEからコメント

    きっかけ - その1 議論するための知識不足 そもそも認証・認可とは? そんなに難しいの? プリンシパル (主体) リソース 操作 (許可・拒否 ) 認証 (誰か?) 認可 (アクセスできるか? ) ⇒ AI エージェントに代理実行させると難しそう 🤔
  8. GDG DevFest Tokyo 2025 (11月) の 振り返り • Discord Bot

    などで、固定タスクの自動化 (運営上の課題) GCTS 2026 ( 2月 - 今日! ) • Google Cloud 初心者がテックカンファレンスにゲスト登壇 きっかけ - その2 ⇒ 学びのチャンス!やってみよ う!
  9. 背景 • およそ月1回ペースでイベント実施 • イベント毎にアクセス管理 ◦ 運営チャンネル @ Discord +

    ドキュメント集約フォルダ @ GDrive コミュニティ運営の課題 GDG Tokyo のアクセス管理 課題 • Organizer が 個別に権限付与 ⇒ 権限付与忘れや遅延が発生 ◦ 例) 企画書は閲覧できるが、フォルダはアクセス不可 Discord Botで 自動化しよう!
  10. GDG Tokyo イベント運営チームの リソースと操作の整理 Organizer 👑 & Core Staff Event

    Staff (企画・運営 ) Event Support Staff (当日運営 ) Speaker (登壇者) Channel & Role 作成 イベント関係者の Channel への追加 役割 Role Discord Google Drive イベント関係者 Channel (閲覧 & 投稿) フォルダ 作成 プリンシパル リソース 操作 Google Docs 編集 Google Docs 閲覧 Role ベースの 権限管理
  11. ✅ 認証: Discord と Google を ID Provider として活用 ⇒

    独自実装不要! 実装 Discord Bot で認証・認可 🤔 認可: ロールベースアクセスコントロール (RBAC?) を採用 • Discord への操作 ◦ リクエストに含まれる Role ID に基づいてコマンドの実行権限を評価 • Google Drive ◦ ??? Discord からのリクエストには Google アカウントに関する 情報は含まれない! ⇒ Google Group + [DWD + OAuth 2.0]
  12. DWD (Domain Wide Delegation) • Google Workspace 特有の強力な権限委譲設定 • サービスアカウントが、組織内の特定のユーザー

    (管理者など) になり すましての操作することが可能 • Google Group の作成には必須 DWD & OAuth 2.0 OAuth 2.0 ⇒ ファイル操作時の認可 • 業界標準の「認可」の仕組み • 使用期限や範囲が指定されたアクセストークンを発行 ⇒ Bot がユーザの代わりに操作を代行できる。 組み合わせることで、 Google Drive 上の RBACを実現 • DWD ⇒ Google Group 経由でユーザのアクセス付与 • OAuth 2.0 ⇒ GDrive のファイル操作時の認可
  13. Google Workspace Discord 実装 アーキテクチャ 運営 Channel #event-0309-bwai-no1 Role| organizer

    & core-staff Cloud Run discord-worker gws-worker Google Groups (Viewer / Editor) Google Drive (イベントフォルダ) /setup-event Cloud Tasks Role| event-staff (New!) Role| speaker (New!) /gdrive-setup-full Discord User/Role ID Read Only, Read Write Firestore {discord_id: google-account} Cloud KMS OAuth token DWD OAuth
  14. まとめ • イベント運営のアクセス管理を一部自動化する、 Discord Bot (slash command) を Google Cloud

    上に作成 • ロールベースのアクセスコントロールを、 Google Groups + DWD + OAuth の組み合わせで作成 まとめ・学んだこと 学び • イベントトピック選定 & GDE の方との会話のために、 「認証・認可」について、 学ぶモチベーションが生まれた 。 • イベント運営と登壇を機会に、 実践する機会が生まれた ! • 本業では触れない内容だったので、とても勉強になった!
  15. GDG Tokyo のイベント Google I/O Extended Tokyo 2025 (7月5日) •

    BigQuery + Gemini + GoogleMapsのデータでデモするぜ! (なかむら さとる さん) DevFest Tokyo 2025 (11月22日) • データと生成 AI をうまく使ってみる! (なかむら さとる さん) きっかけ BigQuery の 生成AI機能 面白そう!触ってみたい! ⇒ BigQueryを活用できるトピックはないだろうか? 🤔
  16. (GDG Tokyoのイベントと関連づけながら、今回の実装をした目的 ) • さとるさんの Big Queryの話 • Big Query

    の話がイベントで多くでていた → 触ってみたい欲 • アンケートの回答をより活用できないか ? ◦ アンケートの回答はめっちゃ参考にしています。 ▪ アンケート答えてね! ◦ さらに活用を広げる方法を模索中 ▪ 昔のイベントのアンケート結果を振り返るのは少ない ⭐⭐ ▪ 自由記述部分を構造化して、次に活かせていない。 きっかけ
  17. 背景 • イベントの最後に参加者からフィードバックを頂いています。 ◦ 次回以降のイベント企画・運営の参考に ◦ 例) トピック、レベル設定、ハンズオンのサポート方法 使えそうなデータ イベントアンケート

    課題 • イベント終了直後に運営チームと共有 ⇒ その場で振り返り • 自由記述部分の構造化した分析 ◦ ⇒ 多くの方が書いてくださるので、特に重要な意見がどれか分かりづら い。 • 長期的な活用が不十分 (Problemのトラッキング etc) BigQuery 使えそう!
  18. ① イベントアンケートの概要レポート生成機能 • 自由記述部分からポジティブな意見と改善案を抽出 • イベント開催日の翌朝にアンケートレポート作成 ⇒ Discordに送信 実装した機能 ②

    イベント横断のデータ分析 • データ分析に関する知識が無いメンバーでも会話ベースで気軽に調 査 イベントアンケートのレコードを BQに転送 • Google FormsにGoogle Apps Scriptを紐づけ • Google Apps Scriptに用意されている「BigQuery」サービスを使用 ◦ →回答毎にBigQueryにJSON形式で送信
  19. アーキテクチャ Google Form + Google Apps Script BigQuery 回答データ Cloud

    Run Discord GDG Tokyo Staff Cloud Tasks Vertex AI Cloud Scheduler イベントアンケートの概要レポート生成機能
  20. 会話で分析 - IAM この辺のロールをつけると良さそう • 参照者 • BigQuery Studio ユーザー

    • Gemini データ分析データ エージェント ユーザー (ベータ版) • BigQuery データ閲覧者 ◦ (参照が必要なテーブルにつける) 基本的に書き込み権限のないロールなので、運用しやすそう
  21. まとめ・学んだこと まとめ • イベントアンケートの回答を BigQueryに保存 • 保存された結果から概要レポートを自動生成 ◦ Vertex AIの活用により自由記述部分にも対応

    • 会話形式でイベント横断の分析を可能に 学び • BigQueryは大規模なデータ分析等に使用するイメージだった • GDG Tokyoのイベントを通して 、Vertex AIの活用で、 より気軽にデータ分析を始められることを知った • 実は身近なところに活用できるポイントがあった • コミュニティの課題解決を通して、 実践することができた