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テスト設計コンテストU-30クラス審査委員活動紹介/Introduction of Test ...

Hiroki Iseri
January 18, 2022

テスト設計コンテストU-30クラス審査委員活動紹介/Introduction of Test Design Contest U30 Class

Hiroki Iseri

January 18, 2022
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  1. テスト設計コンテストとは ◼テスト設計コンテスト(通称テスコン) • 同じテストベースに対してテスト設計を行い、その成果物を審査基準に従って点数化し て競う • http://www.aster.or.jp/business/contest.html • 2011年から開催 •

    U-30クラスができてからはOPENクラスと呼称 ◼テスト設計コンテストU-30クラス←今回の紹介対象 • 2017年から開催 • 30歳以下に参加者を限定したテスコン 3
  2. テスト設計コンテストU-30クラス審査委員の一年の流れ ◼一年間の流れ 1. キックオフ • ビジョンの策定/その他もろもろの計画 2. テストベースなどのコンテスト課題の策定 3. 各種チュートリアルなど広報・啓蒙活動

    4. 予選 • 事前審査/すり合わせ • コンテスト審査 • フィードバック 5. 相談会 6. 決勝 • 事前審査/すり合わせ • コンテスト審査 • フィードバック 7. 振り返り 参加者の方々からの学びや失敗の反省などを 通して日々改善しています 今回のテーマ 4
  3. 【2020】テスト設計コンテストU-30クラスのビジョン ◼テスト設計コンテストU-30クラスの目的 • テスコンに若い人を参加しやすくする/テスコンのすそ野を広げる • テスト設計の大切さに気付いてもらう • テスト設計の面白さ、他人のテスト設計と比較する面白さを体験してもらう • 本人の次のステップアップに役立てる/新人・中堅社員教育を支援する/仲間を増やす

    ◼アプローチ • 改善を促すようなポジティブなフィードバックを心がける • 適切に伝えつつ、傷つけないようにする • 参加チームに気づきを促すような、わかりやすいコメントにする ・参加者のスキル向上やステップアップに注力 ・より現場のエンジニアの成長に役立つように教材充実だけ でなく、フィードバックの改善・充実を目指した 12
  4. 【2021】テスト設計コンテストU-30クラスのビジョン ◼ターゲットとする参加者 • テスト初心者(業務で触れているがテストの全体感・本質論に関われていない) ★メインターゲット • 純粋なテスト初心者(一年未満、学生) ★次のターゲット • テスト設計中堅、コミュニティ参加常連

    ◼参加者にどうなってもらいたいか • テスト開発をやり切れる • テスト設計の大切さに気付いてもらう • テスト設計の面白さ、他人のテスト設計と比較する面白さを体験してもらう • 本人の次のステップアップに役立ててもらう • テスト技術を高めあう仲間を増やしてもらう • 学生教育、新人・中堅社員教育に役立ててもらう • テスト技術についての成長を実感してもらう ◼審査員がどうありたいか • テスコンに若い人を参加しやすくする / テスコンのすそ野を広げる • テストを分析設計から行うことを周知する/テストエンジニアに対する教育の機会を提供する • より良いテスト設計を考え続けるきっかけを提供する 16
  5. 【2021】テスト設計コンテストU-30クラスのアプローチ ◼大会外のアプローチ • 初心者・経験の浅い人でも気軽に参加できるようにする • 初心者向けチュートリアルの開催 • 初心者参加を促す宣伝 ◼大会内のアプローチ •

    一通りのテスト設計作業を経験する機会を設ける • 具体的なお題でテストを考える機会を提供する • 第三者からステップアップにつながるフィードバックをもらえる機会を提供する • 参加チームに気づきを促すような、わかりやすいコメントにする • フィードバックを無理なく対応できるようにする • フィードバックコメント、直接の対面コメント含め、ポジティブなコメントを充実させる • 書類審査のコメントで、適切に伝えつつ、傷つけないようにする • 発表/他の参加者の成果を知る機会を提供する ターゲットを具体化。 ターゲットの方々の成長・ステップアップに貢献するためのフィードバック手段の洗練に注力 17
  6. 【2021】テスト設計コンテストU-30クラス ビジョンに基づいた改善活動 ◼より有効で充実した審査フィードバックの確保のため、相談会を新設 • 予選後、参加チームと審査委員がオンラインで直接質疑応答や相談を行う機会を追加 ◼審査フィードバックを量から質へ • 2020年で量的爆発が起きたフィードバック結果を洗練させ、受け入れやすいものへ • 審査結果文書:20p弱→10p程度へ

    ◼現場のテスト業務に寄り添うように審査基準を改定 • テスコン固有のアーキテクチャ方法論の審査点割合を削減し、「テストが目的・制約に 沿っているか」「そもそもテストが妥当か」のテスト妥当点を新設した • さらにコンテスト参加経験を現場にフィードバックしやすくした 18
  7. ぜひテスト設計コンテストU-30クラスに気軽に参加ください& 有望な方がいたらお誘いください ◼テスト設計スキルを伸ばせます! ◼テスト設計スキルを向上させるための様々なフィードバックを得ることができます • 直接審査委員と質疑応答や相談ができる相談会 • どのように改善すればよいかをアドバイスする2段階の審査フィードバック書類 • 他チームと同じテーマで学びあう機会

    ◼現場のテスト設計に直結するアプローチでコンテストに対応できます • テスト対象はウェブベースのスマフォアプリになる予定 • テスト対象やテストの目的にとって妥当かを審査 ◼軽い気持ちで参加して大丈夫です • 作りかけでも大丈夫です • 審査では、技術的良否を責めたり・けなしたりすることはなく、これから改善するにはどうすればよいかに 注力して審議しています 24