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2時間で300+テーブルをデータ基盤に連携するためのAI活用 / FukuokaDataEng...

2時間で300+テーブルをデータ基盤に連携するためのAI活用 / FukuokaDataEngineer

■ イベント
第4回福岡データエンジニアリング勉強会(LT)
https://fukuoka-data-engineering.connpass.com/event/359031/

■ 発表者
技術本部 研究開発部 Data Directionグループ
永井 僚

■ 研究開発部 採用情報
https://media.sansan-engineering.com/randd

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Sansan R&D

August 01, 2025
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Transcript

  1. - データ利活⽤のPoCを「0から0.1へ⾼速で進める」話をします - 影響範囲が⼩さい場⾯において、Claude CodeとMCP Toolboxを活⽤ すれば、短時間でデータ連携からインサイト出しが可能 - PoCで⾒えてきた勘所 -

    スピード⼤事 - 技術者間の横断的な情報共有 - 最前線のビジネスチームとの連携 注)安定稼働っぽいお話しはしません 今回お伝えしたいこと
  2. - ⾒つかった課題 > インテントデータになりうる情報を多く持っているが活⽤しきれて いない by 部⻑ > 実施した施策の効果測定を⾏いたいがデータが整備できていない by

    チームメンバー - やりたいこと > データを分析できる環境を早く整えたい! > 分析もリードタイム短くできると嬉しい! イベントを開催している部署 10
  3. - 新技術導⼊の意思決定スピード > 新しいツールを業務ですぐに試せるのって⼤事 - Claude Maxプラン、ちょっと前はDevinなど > 浮いたリソースを他の業務に充てられる -

    課題を持っている⽅に価値提供するまでのリードタイム > 影響範囲が少ない場⾯において、動くプロトタイプの即時提供は効果的 - 新技術の活⽤は効果的 > Howにとらわれすぎず、素早く価値提供できる⽅法を探そう スピードがとても重要 16
  4. - データ利活⽤の0→0.1を⾼速でやるためのお話をしました > 影響範囲が⼩さいPoCの作業では積極的にAI製品を活⽤しよう - 価値創出にフォーカスする > ドメインの理解のため、データの源流に潜り込む > 空いたリソースを使って部署を越境した価値の創出に意識を割けるように

    - やることはまだまだ尽きない > 新規データ連携 > メタデータ拡充(結局ここが重要、リッチなMCPサーバよりメタデータ) > ⾮技術者がより⾃律的に活⽤できるAI Agent開発など まとめ:PoCではスピードと現場の巻き込みが重要 20