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運用QAにおける工数効率化の取り組み
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gree_tech
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September 18, 2020
Technology
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350
運用QAにおける工数効率化の取り組み
GREE Tech Conference 2020 で発表された資料です。
https://techcon.gree.jp/2020/session/ShortSession-5
gree_tech
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September 18, 2020
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Transcript
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 運用タイトルにおける 効率化の実現
グリー株式会社 CPS部 JGLQAチーム 福田 圭佑
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 目次 •
講演者プロフィール • 効率化の背景と体制 • 効率化の取り組み • まとめと今後の課題 2
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 氏名と所属 福田
圭佑(ふくだ けいすけ) グリー株式会社 Customer & Product Satisfaction部 JGL QAチーム マネージャー 主な仕事内容 略歴 JG本部で運用しているタイトルのQA統括 海外展開しているタイトルのLQA統括 2014年 グリー株式会社に新卒として入社 入社直後はGREE Platformの機能検証などを担当 講演者プロフィール 3
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 効率化の背景と体制 4
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 効率化に取り組んだ背景 開発コストの効率化と品質の安定化の両立が命題
開発環境の変化 • 新規開発規模の拡大 • 運用タイトル数の増加 • 運営長期化による売上減衰 ユーザー動向の変化 • 品質への意識の高まり ◦ 不当表示への熱量増加 • 「裏技/バグ技」から 「バグ=返石」への意識の変化 5
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 効率化推進体制の構築 案件管理者
・担当案件での効率化の推進 ・品質状況の管理 テスト実行管理者 ・テスト実行者への効率化方針の落とし込み ・テスト実施現場から見た品質リスクの共有 テスト実行者 ・効率化方針に基づいたテストの実施 ・効率化の目標策定 ・効率化スケジュールの管理 全体管理者 6
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 効率化推進体制の構築 案件管理者
・担当案件での効率化の推進 ・品質状況の管理 テスト実行管理者 ・テスト実行者への効率化方針の落とし込み ・テスト実施現場から見た品質リスクの共有 テスト実行者 ・効率化方針に基づいたテストの実施 ・効率化の目標策定 ・効率化スケジュールの管理 全体管理者 7
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 効率化推進体制の構築 案件管理者
・担当案件での効率化の推進 ・品質状況の管理 テスト実行管理者 ・テスト実行者への効率化方針の落とし込み ・テスト実施現場から見た品質リスクの共有 テスト実行者 ・効率化方針に基づいたテストの実施 ・効率化の目標策定 ・効率化スケジュールの管理 全体管理者 全レイヤーで連携した効率化体制 8
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 効率化の取り組み 9
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 効率化の取り組み TCの内容精査
• QAごとのテストケース精査の必須化 • 実装面で更新されてない箇所の確認がないこと を確認 検証範囲の効率化 検証環境の適正化 • 検証環境の整理による不必要な検証パターンの 洗い出し • 特にデバイス別(スマホ/ガラケー/PC)の検証重 複の有無を確認 テスト方法の効率化 データ検証の導入 • 対象はキャラステータスの確認やイベント報酬の 確認など • 概要は次ページに記載 10
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 効率化の取り組み_データ検証の導入 実業務に導入し14人日/月の効率化を実現
既存のテスト方法 • 「実機」を用いた確認 • 実装画面を確認するためデー タのみの確認が不可 データ検証導入後 • 「マスタデータ」の確認 • データ内容の確認は関数を用 いて自動化 11
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 効率化の取り組み ▪効率化方法ごとの想定リスクと回避策を検討
方針 TC精査 検証環境 データ検証 検証 範囲 テスト 方法 テスト範囲外での障害発生 想定リスク 特定環境化での障害発生 (特定デバイス/OSなど) データと実アプリの非連動 実装者を交えたTCレビュー 過去のデグレード事象の整理 リスク回避策 過去の障害分析による障害傾向 リスク評価の実施 マスタと実機の連動性確認 12
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. まとめと今後の課題 13
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. まとめと今後の課題 ▪まとめ
• 効率化推進のための体制構築 • 効率化方針の検討/実業務への適用 ▪今後の課題 • 検証自動化の取り組み • 別方針での効率化検討 14
Confidential Copyright © GREE, Inc. All Rights Reserved. 15