Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
気軽に手軽に増える Wakame-VDC
Search
Osamu Habuka
June 22, 2014
Technology
1
670
気軽に手軽に増える Wakame-VDC
Wakame-VDC と OpenVNet と axsh の中での CI についての話
Osamu Habuka
June 22, 2014
Tweet
Share
More Decks by Osamu Habuka
See All by Osamu Habuka
僕の考えた最GoのCI環境
habuka036
1
770
TerraformだってYAMLで書きたい
habuka036
2
1.5k
cronやDHCPなど「あって当たり前な機能」の最新ツール事情2017
habuka036
1
620
クラウド基盤を15分で構築しよう!Wakame-vdc で始めるお手軽クラウド生活
habuka036
1
2.2k
Other Decks in Technology
See All in Technology
FODにおけるホーム画面編成のレコメンド
watarukudo
PRO
2
200
EMConf JP の楽しみ方 / How to enjoy EMConf JP
pauli
2
140
20240513 - 框裡框外_文學院學生如何在AI世代安身立命 @ 淡江大學
dpys
0
650
東京Ruby会議12 Ruby と Rust と私 / Tokyo RubyKaigi 12 Ruby, Rust and me
eagletmt
3
810
Oracle Base Database Service:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
1
16k
iPadOS18でフローティングタブバーを解除してみた
sansantech
PRO
1
100
20241228 - 成為最強魔法使!AI 實時生成比賽的策略 @ 2024 SD AI 年會
dpys
0
350
Bring Your Own Container: When Containers Turn the Key to EDR Bypass/byoc-avtokyo2024
tkmru
0
830
CDKのコードレビューを楽にするパッケージcdk-mentorを作ってみた/cdk-mentor
tomoki10
0
180
Kotlin Multiplatformのポテンシャル
recruitengineers
PRO
1
140
Docker Desktop で Docker を始めよう
zembutsu
PRO
0
140
「隙間家具OSS」に至る道/Fujiwara Tech Conference 2025
fujiwara3
6
6.1k
Featured
See All Featured
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
226
22k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
53
13k
Creating an realtime collaboration tool: Agile Flush - .NET Oxford
marcduiker
26
1.9k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
343
39k
Designing Experiences People Love
moore
139
23k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
157
23k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
44
13k
StorybookのUI Testing Handbookを読んだ
zakiyama
28
5.4k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
6
500
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
33
2.5k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
276
23k
Being A Developer After 40
akosma
89
590k
Transcript
気軽に手軽に増える Wakame-VDC 気軽に手軽に増える Wakame-VDC 〜名前はヘルシー〜 @habuka036 Japan Eucalyptus Users Group
自己紹介 どうも!日本 Eucalyptus ユーザ会から来ました Eucalyptus Users Group Japan の会長(代理) Eucalyptus
本を書きました Eucalyptus 入門を連載しています 某国立情報学研究所で講義していました 某国立大学で講義していました 悔しながら仕事では OpenStack に関わってます
ちなみに JEUG の会長と会長代理が Eucalyptus ネタを喋らないという 辛い現実
経緯 何で Eucalyptus ユーザ会の人が Wakame-VDC の話を するの? Eucalyptus の本をリリースしたら、次に Wakame-
VDC をやる予定だった そしてなにより 好きだから 好きだから 好きだから
経緯 何で Eucalyptus ユーザ会の人が Wakame-VDC の話を するの? Eucalyptus の本をリリースしたら、次に Wakame-
VDC をやる予定だった そしてなにより 好きだから => Wakame-VDC が好きだから 好きだから 好きだから
経緯 何で Eucalyptus ユーザ会の人が Wakame-VDC の話を するの? Eucalyptus の本をリリースしたら、次に Wakame-
VDC をやる予定だった そしてなにより 好きだから => Wakame-VDC が好きだから 好きだから => 開発者の熱意が好きだから 好きだから
経緯 何で Eucalyptus ユーザ会の人が Wakame-VDC の話を するの? Eucalyptus の本をリリースしたら、次に Wakame-
VDC をやる予定だった そしてなにより 好きだから => Wakame-VDC が好きだから 好きだから => 開発者の熱意が好きだから 好きだから => 山崎さんの思想が好きだから
ここから が本題
Wakeme-VDC について すごく簡単に言うと IaaS 環境を構築するソフトウェア 国産 Ruby で書かれている ソースコードは github
で公開&管理 主な開発者のほとんどは株式会社あくしゅの中の人達 だけれども、某 IaaS ソフトウェアのようにクローズドな わけでは...おや?誰か来たようだ
Wakeme-VDC について というか、僕がここで下手な解説するよりも、IT Leaders の 以下の記事を読んだほうが百倍有意義です http://it.impressbm.co.jp/articles/-/10546 あとは、Wakame-VDC の勉強会とかに参加して、山崎さん やあくしゅの人達とお話しするのが一番です。
ということで、 今日から皆さんも Wakame-VDC やりま しょう!
最初の一歩 どこから手をつけたらいいの?と迷われたかたは、以下を試 してみてください。 @giraffeforestg さんの Wakame Users Group Advent Calendar
2013 のエントリ「How to install and use Wakame-vdc」 http://giraffeforestg.blog.fc2.com/blog- entry-115.html
最初の一歩 拙作の Wakame-VDC LiveDVD ダウンロード → http://eucalyptus.machine- image.com/downloads/nama- wakame-13.08.iso 使い方
→ http://036.habuka.jp/diary/? date=20131207
最初の一歩 拙作の Wakame-VDC LiveDVD ただし、以下の問題があります Wakame-VDC の一部のコンポーネントの起動に失敗 する ぱっと見、Wakame-VDC の
LiveDVD じゃなく Eucalyptus の LiveDVD に見える 起動したインスタンスに接続できないという致命的な問 題
OpenVNet これは「Wakame-VDC からスピンアウトした…」と山 崎さんのスライドで書かれている仮想ネットワークソフト ウェアです。 すみません、実は私もまだ触っていないんです >< とりあえず概要は山崎さんの資料を見てください。 http://www.slideshare.net/ yasuhiro_yamazaki/openvnet-
updates-201311-in-tremaday04
最初の一歩 あくしゅの佐々木さんによるWakame Users Group Advent Calendar 2013 の記事「VMware Player で
1Box OpenVNet」 https://github.com/k-oyakata/Reports/wiki/ Advent20131215
ナゼいきなり CI の話? 何の脈絡もないですが、いきなり Wakame-VDC の開発現 場での CI 環境について話します。 というのも、今回のテーマって
「明日 楽をするために、今日 自動化を頑張るエンジニアの 集い」 じゃないですか?なので話の流れ的には強引ですが、中の人 (@hansodeさん)から CI まわりの話しを聞いてきました。
概要図
CI 前夜の 2011 年 手作業だった リリース物を環境毎にソースから作成 試験環境の構築が手作業 デモ環境の構築が手作業
CI 前夜の 2011 年 辛い現実 ビルドするたびにリリース物に差異がある 試験環境が必要になってもすぐに用意できない 社長が「明日デモするから」とか急に言ってきても対応 できない
はじまりの 2012 年 実施したこと まずは RPM 化 RPM の作成を自動化 毎時ビルドの実施
ビルド結果の目視確認をメール通知に メールでの通知を HipChat への通知に
はじまりの 2012 年 実施したこと 夜中のスモークテスト テスト結果の自動通知 1Box デモ環境をスクラッチビルドする仕組み
はじまりの 2012 年 解決したこと RPM 化によりインストール毎環境毎による差異が解消 構築手順の標準化により環境差異が解消 ビルドにかかる作業コストが軽減 デモ環境の準備にかかる作業コストが軽減
充実化の 2013 年 実施したこと 自動受け入れテスト マシンイメージのビルドスクリプトの手順改善 デプロイ作業の手順を整理しツール化 インテグレーションテストのスクリプトセット インスタンスの起動、SSHログイン、インスタンス停止まで 自動テスト
充実化の 2013 年 実施したこと ビルドからテストまでパイプラインの自動化 開発者向けに CI as a Service
を提供 通知機能の充実
充実化の 2013 年 変化したこと デプロイもテストもボタンをクリックするだけ ビルドからテストまでの全ての通知を HipChat に github へのコミットも
HipChat に 開発が コンソールと HipChat だけを見ている状態に
より深く多く速く 2014 年 検証環境への Nested KVM の導入 環境の複製が用意に
最後に 今日みなさんに伝えたいこと、それは…
Wakame- VDC 触りた くなったでし ょ?
OpenVNet 触りたくなっ たでしょ?
熱くなっ ていいん だよ?