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HENNGE 社内公用語に関する資料 / Explanation of Primary lan...
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HENNGE
May 08, 2024
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HENNGE 社内公用語に関する資料 / Explanation of Primary language
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HENNGE
May 08, 2024
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Transcript
社内公用語に関する資料
Copyright © HENNGE K.K. 2 はじめに 当社は2013年頃から海外エンジニアの採用をスタートし、 2016年より社内公用語を英語に定めています。 現在では、日本語以外の言語を母語としているメンバーの割合も約2割に のぼり、今の私たちは「多国籍組織」です。
一方で、私たちのお客様のほとんどは日本の企業であり、営業や、 カスタマーサクセスなど、日々の業務の大半を日本語で行う職種も 多く存在します。 それでも私たちは、社内の全メンバーでコミュニケーションが取れる状態 を目指しており、社内の使用言語に関するポリシーを掲げています。 日本語の使用比率の高い職種も含め、ご入社いただく全ての方に、 ご協力をお願いしています。 HENNGEの 共通言語 は英語です Copyright © HENNGE K.K. 2
Copyright © HENNGE K.K. 3 事業運営を日本中心で行なっている私たちにとって、すべての業務を英語に置き換えることは現実的 ではありません。一方で、業務効率を優先して日本語だけで業務を完結させてしまうと、高い日本語力を 持たないメンバーにはアクセスできない情報が蓄積され、言語的な断裂が生まれてしまいます。 そこで、社内コミュニケーションにおける使用言語について、現在は以下のようにポリシーを定めています。 社内コミュニケーションポリシー
▪ 社内ドキュメントは原則として英語で記述すること。 (全てを英語で作成するのが難しい場合は、タイトルとサマリーだけは英語で記述すること) ▪ 日本語ネイティブではないメンバーを交えたコミュニケーションでは、英語を使用すること。 (ミーティングだけでなく、チャットツールなどのテキストコミュニケーション含む) ▪ 全社イベントやバックオフィスからのアナウンスなど、全メンバーに向けた情報伝達は英語で行うこと。 (入社後のオンボーディングセッションも職種共通のセッションは英語で行われます) 透明性を維持するために、英語での情報伝達をお願いしています
Copyright © HENNGE K.K. 4 私たちが営んでいる B2B SaaSというビジネスは、製品を通じてお客様の成功をサポー トし続けるビジネスモデルです。 そのため、私たちの事業は、お客様の複雑なニーズを紐解き、製品に反映させ、お客様
からのフィードバックを通じてニーズと製品のフィットを検証するという、価値創造の プロセスによって支えられています。 私たちはこの価値創造の営みを、日本語話者だけでなく、様々な国や地域出身の仲間た ちと共に行なっており、メンバー全員が価値創造に協力して取り組める組織でありたい と考えています。 英語を共通の「公用語」として設定している背景には、その環境づくりの根幹として、 誰もが業務についての情報にアクセスできる状態を作りたいという想いがあります。 各プロセスを細分化してみると、日本語だけで完結できる業務も存在するでしょう。 一刻も早く実力を発揮したいと考える方であればあるほど、組織の透明性維持のために 一手間を加えることが、遠回りに感じられてしまうかもしれません。 それでも私たちは、メンバー全員でお客様に価値を届け、ワールドクラスのITカンパニ ーになるために、この方針を維持しています。 私たちもまだまだ道半ばではありますが、皆で理想の状態に近づくために、ご入社後の ご協力をお願いいたします。 全メンバーに協力をお願いしている理由 代表取締役社長CEO兼CTO 小椋 一宏
Copyright © HENNGE K.K. 5 英語力についての考え方 ▪ 当社では、多国籍な組織において、透明性を維持し、職種を超えたコラボレーションを推進するために メンバー一人一人の方にも一定以上の英語力を獲得いただくことを期待しています。 ▪
そのため、当社では「英語でのコミュニケーションをどの水準で実践いただけるか」を重視しており、 「聞く・読む・話す・書く」の4技能全てを評価対象とした、CEFR-Jというフレームワークを用いて、 一人一人の英語力を評価しています。(次ページ参照) ▪ 各メンバーに期待される最低限の英語力については、グレードと職種の掛け合わせによって 決定する仕組みとなっており、グレードを上げていただく際の能力要件の一つとなっています。 ▪ また、該当グレードで求められている以上の英語力を獲得し、自発的に組織間のコラボレーションを 牽引いただける方を増やしていきたいという想いのもと、グレードに紐づく基本給とは別に英語力に 応じた追加手当を支給しています。 職種とグレードに応じて、求められる英語力が変わります
Copyright © HENNGE K.K. 6 CEFR-J 当社の業務に当てはめた際の独自目安 TOEIC LR/SW 合計2
iELTS 英検 TOEFL iBT 1級 準1級 2級 C1 - ネイティブと近しい水準で業務を遂行できる 1845-1990 7.0 / 7.5 2600-3400 ‐ ‐ 102- B2.2 - 状況に応じて表現のフォーマルさを調整したり、B1 レベルのメンバーのサポートをしたり、互いの解釈を 擦り合わせるようなコミュニケーションを主導できる 1710-1840 (LR 900~950目安) 6.0 / 6.5 2452-2599 2450-3000 ‐ 94-101 B2.1 - 入念な事前準備や誰かからのサポートがなくても、 自身のスタンスを論理的に説明したり、議論について いくことができる 1560-1700 (LR 800~900目安) 5.5 2304-2451 2300-2499 ‐ 79-93 B1.2 - 入念な事前準備や誰かからのサポートがあれば、会議 や社内チャット上で、自身のスタンスを論理的に説明 したり、議論についていくことができる 1325-1555 (LR 700~800目安) 5 ‐ 2140-2299 2125-2600 60-78 B1.1 - 単語を繋げて最低限の意思表明をしたり、会議や社内 チャット上で相手の発言に対して、自身が理解できて いる部分と理解できていない部分を切り分けて質問 できる 1150-1320 (LR 600~700目安) 4.0 / 4.5 ‐ 1980-2139 1950-2124 46-59 英語力の測り方 英語力は、国際標準を応用したCEFR-J1という基準に基づき、各種英語力テストの結果を用いて算出します。 補足1.https://help.rarejob.com/answer/5e250ddbd03b347f8ba3d57f/ 補足2. TOEIC LRのスコアに、TOEIC SW(400点満点)のスコアを2.5倍したものを合わせた点数を用います ※上記の英語力テストに加え、Cambridge各種公式テストのスコアを用いたスケールも存在します
Copyright © HENNGE K.K. 7 英語力要件 英語業務の比重が多い職種や、他部門との連携を主導する役割ではより高い英語力が求められる仕組みとなっています。 • ※同じ部門内でも、職種によって求められる英語力が異なる場合があります。 部門
/ グレード Green ジュニアレベル Brown シニアレベル Bronze マネージャーレベル Silver シニアマネージャーレベル Gold 部門長レベル 営業 B1.1 B1.2 B1.2 B1.2 B2.1 カスタマーサクセス B1.1 B1.2 B1.2 B1.2 B2.1 プロダクト企画・リサーチ* B1.1 B1.2 B2.1 B2.1 B2.1 マーケ・広報・デザイン B1.1 B1.2 B1.2 B1.2 B2.1 開発 B1.2 B2.1 B2.1 B2.1 B2.1 メッセージング事業 B1.1 B1.2 B1.2 B1.2 B2.1 人事等* B1.1 B1.2 B2.1 B2.1 B2.1 法務・総務・内部統制 B1.1 B1.2 B1.2 B1.2 B2.1 経理・財務 B1.1 B1.2 B1.2 B1.2 B2.1 社長室 B1.2 B2.1 B2.1 B2.1 B2.1 IR B1.2 B2.1 B2.1 B2.1 B2.1 社内システム管理 B1.2 B2.1 B2.1 B2.1 B2.1
Copyright © HENNGE K.K. 8 英語手当 原則としてCEFR-Jの英語力に応じて手当の金額が決まりますが、C1以上の英語力を有する方には、 日本語力とグレードも加味し、さらに上位の手当を支給しています。 評価対象言語 手当支給条件
支給額 月額 年間合計 英語力(CEFR-J)のみ B1.1 ¥10,000 ¥120,000 B1.2 ¥20,000 ¥240,000 B2.1 ¥40,000 ¥480,000 B2.2 ¥60,000 ¥720,000 C1 ¥90,000 ¥1,080,000 英語力 + 日本語 • CEFR-J C1 • 日本語要件を満たす1 • Brown以下のグレード ¥110,000 ¥1,320,000 • CEFR-J C1 • 日本語要件を満たす1 • Bronze以上のグレード ¥130,000 ¥1,560,000 JLPT N1とJSST レベル9以上を取得、もしくは、学校教育を12年以上日本語で受けていること
Copyright © HENNGE K.K. 9 選考時における英語力について ▪ 当社では職種と想定グレードによって求められる英語力が決まっているため、英語力は選考基準の一つとなります。 ▪ 選考の合否は、業務スキルやご経験も含めた総合的な評価で決定させていただいているため、英語要件を満たして
いない場合であっても、オファーをさせていただく場合もございます。ただし、その場合でも、ご入社後は 社内コミュニケーションポリシーの実践と英語力のキャッチアップをお願いしております。 ▪ 候補者様の英語力については、職務経歴書や履歴書上にご記載いただいているTOIEC等の英語スコアの情報を 参考にさせて頂いているため、有効期限の切れたスコアであってもご記載をお願いいたします。 ▪ 各種英語スコアをお持ちでない場合やお持ちのスコアが古い場合などは、選考途中で1時間ほどの オンライン英語テストをご案内させて頂きます。なお、職種によっては面接の途中で英語の質問を入れさせて いただくこともございます。 英語力が不足していても、英語力のキャッチアップにコミット いただける場合、内定をお出しするケースがあります
Copyright © HENNGE K.K. 10 英語学習支援制度 一人一人の英語力に応じ、手厚い学習支援を提供しています ▪ 当社では、メンバーが現在の英語力や伸ばしたいスキル、目標に応じた最適な学習が行えるよう 技能別・レベル別に応じて独自に学習カリキュラムを設計し、サポートを提供しています。
▪ 原則的には全社員がサポートを受けることができ、各自が選んだコースの内容に応じて スマートフォンアプリやオンライン英会話、ライティング添削サービスなどの各種学習支援が利用でき、 学習コンテンツにかかる費用は全て会社が補助しています1。 ▪ また、TOEIC公開テストの団体受験の機会を設けていたり、英語学習者同士で繋がれる Slackチャネルが存在したりと、包括的なサポートが受けられる環境となっています。 ▪ 英語要件に満たない状態でご入社され、これらの学習支援制度を積極的に活用し、 猛スピードでキャッチアップを進められているメンバーも存在します。 補足1) 費用補定を受けられる学習期間が設定されています
Copyright © HENNGE K.K. 11 HENNGEでは25以上の国と地域からメンバーが集まっており、 外国籍メンバーの割合は約20%程度です。(2023年9月末日現在) 日本語での業務比率が高い職種の場合、業務で英語を利用する シーンが限られる場合もありますが、英語での コミュニケーションシーンは社内に多く存在します。
全社会や入社初日のオンボーディング等が英語で実施される ことはもちろん、部門横断のコミュニケーションランチや 部活制度など部署の垣根を超えたイベントや取り組みでは 英語でのコミュニケーションが行われていることが多く、日本に いながら海外にいるような体験を日常的にすることができます。 日常的な英語利用シーン 社内には英語利用シーンが多数存在し、 どなたでも気軽にご参加いただけます
Copyright © HENNGE K.K. 12 英語力キャッチアップに猛烈に取り組んでいただいた際の一日の流れ 勤務時間の前後で英語学習を進めて頂きつつ、 業務の合間に海外メンバーと会話いただくことも可能です。 … オンライン英会話
外国籍講師とオンラインで英会話レッスン … 通勤中にTOEIC対策 通勤中の電車内でスマートフォン アプリを使ってTOEIC対策 … 出勤 … コミュニケーション ランチ グローバルメンバーも多く参加しています … シャッフルトーク ランダムにアサインされた3名でカジュアルトーク。 グローバルメンバーも参加しています … 退勤 … チェックインレッスン 他のメンバーと一緒に学習進捗の共有やTOEIC対策 7:00 8:00 9:00 12:00 15:30 18:00 19:00
Copyright © HENNGE K.K. 13 サクセスストーリー 大学卒業後社会人になり20年近くほぼ英語には触れておらず、 入社時は恐らく300点台の実力だったと思います…。 HENNGE入社後少し勉強してから受験した 最初のTOIEC
L&R試験は425点でした。 まずは毎日アプリを開くことを目標に、日々の通勤時間中の 1時間をスタディサプリの学習に当てることを習慣化。 アプリ内の英文法講座を20回、単語は50回ほど繰り返しました。 その結果、入社後1年4ヶ月で、TOEIC L&Rスコアを815点まで 伸ばすことができました。 習慣化で得た TOEIC300点台から 815点への挑戦 Cloud Sales Division所属 小野 正行- 2021年入社
Copyright © HENNGE K.K. 14 サクセスストーリー 学生の頃から「いつかは喋れるようになりたい」とぼんやり思っていたタイプでしたが、 思いとは裏腹に特に行動に移すことなく、TOEICすら受けたことがありませんでした。 英語に積極的な環境に身を置けることが後押しとなりHENNGEへの転職を 決めて以来、社内の学習支援制度を活用しながら自主学習を行なっています。
自主的に英会話スクールに週1.2回通い、通勤時には英語のPodcastを聞き、定期的に グローバルメンバーの多い部署と交流の機会を作るなど、英語に毎日取り組むことで 今ではTOEICスコアも右肩上がりに伸び、L&Rは900点を超えることもできました。 英語を使う環境を自分で作り出すことが結果としてモチベーション維持と 英語学習の継続につながっていると思います。 英語を使う環境を 自ら作り出すことが 英語学習の継続につながる Cloud Sales Division所属 石井 瑠美 - 2019年入社
Copyright © HENNGE K.K. 15 さいごに 当社はまだ道半ばですが、 英語を学ぶことに対して前向きなメンバーがたくさん集まっています。 私たちと共に英語化のチャレンジを進めてくださる方のご応募をお待ちしています!