The Pragmatic Programmer, Japanese Special Edition

2017-02-16に、翔泳社「ITエンジニアに読んでほしい！技術書・ビジネス書大賞2017」審査会場で、『新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道』をご紹介した際のスライドです。審査の結果、本書は特別賞をいただきました。

関連資料へのリンク:
- 技術書の歩き方勉強会「達人プログラマー」編
- Rebuildfm #169

Transcript

1. 『新装版 達人プログラマー 職人から名匠への道』 ITエンジニアに読んでほしい！ 技術書・ビジネス書大賞2017 @ デブサミ2017 （株）オーム社 森田尚 / 2017-02-16 (Image copyright Ohmsha, ltd.) もりた ひさし
2. 原書：The Pragmatic Programmer The Pragmatic Programmer: From Journeyman to Master Andrew Hunt and David Thomas (Addison-Wesley, 1999) (Images copyright: The Pragmatic Programmers, LLC, https://pragprog.com/book/tpp/the-pragmatic-programmer Andy Hunt (CC BY SA), https://en.wikipedia.org/wiki/File:Andy_Hunt_programmer.jpg James Davidson (CC BY 2.0), http://www.flickr.com/photos/x180/92261484/in/set-72057594055298824/)
3. 原著者：プログラマ・出版人 (Images copyright The Pragmatic Programmers, LLC, https://pragprog.com) • アジャイルソフトウェア 開発の提唱者 • 出版社創業： Pragmatic Bookshelf (http://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html)
4. 経緯 • 1999：原著発行 • 2000：日本語版（ピアソン版）発行 • 2013：ピアソン桐原が技術書から撤退 – 日本語版が入手困難に • （プログラマ有志と編集者が再発行に向け協力） • 2016：日本語新装版発行 – 訳文や造本が全体に細かく見直された (Images copyright respective rights holders)
5. 良いところ • ベテランプログラマによる、実践的な心がけと 技術的知識が、1冊にまとまっている – 「割れた窓を放置しない」 – 「DRY: Don't Repeat Yourself」 – 「モジュール結合度を抑える（デメテルの法則）」 – 「自分の知識ポートフォリオに定期的に投資する」, etc – 今では「常識」となっているものも多い • 読むたびに発見がある
6. 注意点 • 原書発行の時期 – 時代背景を知らないと分かりにくい部分もある • Javaやオブジェクト指向の隆盛 • バージョン管理が当たり前でなかったころ – 2000年以降に現れた問題や知見は範囲外
7. おすすめの読み方（一例） • 他の本も併せて読む – 心がけ：『情熱プログラマー』『Team Geek』等 – 技術：『新装版 リファクタリング』等 • （後述の資料も参照）
8. 資料：読む時のお供に・ もっと知りたい方のために • 技術書の歩き方勉強会「達人プログラマー」編 – https://connpass.com/event/44500/ • Rebuildfm #169 – http://rebuild.fm/169/
9. 再発行のあゆみ 2014 2015 2016 2017 (First three images copyright Ohmsha Ltd, “Test Driven Development: By Example” image copyright Pearson Education, https://www.pearsonhighered.com/program/Beck-Test-Driven-Development-By-Example/PGM206172.html)