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他人の成長を見守りながら我が道を楽しむ生き方

 他人の成長を見守りながら我が道を楽しむ生き方

合同勉強会 in 大都会岡山 -2022 10th Anniversary Online- 2022/7/16

hmatsu47

July 16, 2022
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Transcript

  1. 自己紹介 松久裕保(@hmatsu47) • https://qiita.com/hmatsu47 • https://zenn.dev/hmatsu47 • 何してる人? ◦ 名古屋で

    Web インフラのお守り係をしています ◦ AWS とか DB とかそんな感じのコミュニティに出入りしてます ▪ 中国地方 DB 勉強会も ◦ コミュニティ運営にはほぼノータッチです(運営側は一度だけ) 2
  2. ようやく本題 • 5 年前の私 ◦ 17 年モノの Web サービスのお守り係+α(AWS 引っ越し前夜)

    ▪ オンプレ機器が壊れまくって週末を潰すこと何度か ◦ インフラチームの非公式リーダー ◦ AWS 移行プロジェクト管理を任せた後輩がギブアップ ▪ プレッシャーをかけ過ぎた(反省) ▪ 管理を引き継ぐ余裕もなかったので、ほぼ一人で準備を進める状況に 15
  3. 月日は流れ • 現在の私 ◦ SRE チームのメンバー(非リーダー・非管理職) ▪ 自分以外のチームメンバーは全員 20 代(チームリーダー含む)

    ◦ 技術検証を中心に ▪ Aurora MySQL v1 → v3 バージョンアップ ▪ フロントエンド改善(React 導入) 17
  4. この 5 年間で変えたこと • 自分が前面に出るのをやめた ◦ それ以前から後進に道を譲ろうとしていた ▪ しかし上司や偉い人たちがそれを許してくれなかった ◦

    断固として丸投げを受けないことにした • 後輩の粗探しをやめた • 若手の優秀さを上司にアピールするようにした ◦ 上司や偉い人たちが若手の能力を認め始めた 18
  5. そして、SRE チームの現状 • 若手 3 人+おじさん 1 人の 4 人チーム

    ◦ 元はインフラチームだがそこに限定せず活動 ◦ サービスの信頼性コントロールに関すること全般が対象 • 「休日は休む」「余暇はゲーム」のメンバーが多い ◦ とっても健全 19
  6. SRE チーム 2 年間の成果(主なもの) • AWS アカウントの分離による安全な運用 ◦ サービス別プロダクト環境アカウント・ステージング分離 •

    マネージドサービス・クラウドを生かした構成へ ◦ サーバレス・非 RDBMS データストア導入(スケール対応) • コンテナ& CI/CD 導入 ◦ 開発サイクルの加速支援 ▪ 人の手による温かみのある作業からの脱却を目指して 24
  7. 社外活動 • Qiita / Zenn 記事・GitHub リポジトリ ◦ 公開できる情報はオープンに ▪

    MySQL 8.0 の薄い本 https://github.com/hmatsu47/mysql80_no_usui_hon ▪ Aurora Ver.UP https://zenn.dev/hmatsu47/books/aurora-mysql3-plan-book • 無理のないコミュニティ活動 ◦ 気楽にできる登壇は積極的に ◦ シビックテックも https://github.com/code-for-hamamatsu/vaccinecert-faq 26
  8. 自分の変化 • 会社依存↓ ◦ コロナによるリモートワークの広がり→お誘い↑ ◦ 若手のスキルアップ→いつ自分が離れても問題なし • 業務と無関係の技術に挑戦 ◦

    モバイルや React 以外のフロントエンド • あまり無理せずのんびり進めている(←ここ大事) ◦ 社外活動↑≠中年の危機的な何か 29