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AIエージェントメモリの話

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November 13, 2025
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 AIエージェントメモリの話

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Py Hrinezumi

November 13, 2025
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  1. KDDI Agile Development Center Corporation AIエージェントのメモリとは Agenda Amazon Bedrock Agentsのメモリ

    MastraのAIエージェントメモリ AgentCore Memoryについて MastraでのAgentCore Memory活用 これからのAIエージェントメモリ
  2. Amazon Bedrock Agentsのメモリ Amazon Bedrock Agentsのプレビュー出たのが2023年7月 KDDI Agile Development Center

    Corporation AIエージェント黎明期のサービス マネコン上、もしくはCDKなどを 使ってメモリを有効化することができる
  3. Amazon Bedrock Agentのメモリ memoryIdとsessionIdという2つの識別子を使って機能を実現してる 田中さんはコーヒー がお好きですね! KDDI Agile Development Center

    Corporation memoryId: ユーザー単位でメモリレコードを識別する識別子 sessionId: 個別の会話セッションを識別する識別子 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/agents-for-amazon-bedrock-now-support-memory-retention-and-code-interpretation-preview/ 好きな飲み物を当て てください! セッション内の会話内容 は要約され、メモリスト レージに保存されます 一見よさそうですが
  4. Amazon Bedrock Agentsのメモリ Bedrock Agentsがメモリストレージに対して、検索機能を提供しているが 各セッションの会話履歴を永続化する機能はない。 sessionId memoryId contents session123

    memory12 {...} KDDI Agile Development Center Corporation クライアントからDynamoDBを呼び出し、 各セッションの履歴を保存する。 会話再開時に、最新のメッセージをいく つか取り出してコンテキストウィンドウ に追加する。
  5. 現在のAIエージェントのメモリ KDDI Agile Development Center Corporation 会話履歴として保持するメッセージ数を設定で きるが、メッセージ数が増えるとトークン消費 の増加や文脈の曖昧化といった問題が生じる。 短期メモリ:

    指定された数分のメッセ ージストレージから取得 長期メモリ: 過去のメッセージをベク トル化し、ベクトル検索 結果として、ストレージでの履歴管理・ 短期メモリ・長期メモリという3層構造が一般的なアーキテクチャとなっている。
  6. MastraAIエージェントメモリの種類 KDDI Agile Development Center Corporation 会話履歴 指定された数の最新メッセージをストレージから取得することで、 対話の流れを維持する。 ベクトル検索により、過去の会話から意味的に関連する

    メッセージとその周囲の文脈を取得する。 短期メモリ 長期メモリ 会話全体にわたってユーザーに関する情報を永続的に維持 することを可能。 セマンティックリコール ワーキングメモリ 長期メモリ 埋め込みモデル必要
  7. Amazon Bedrock AgentCore Memory 2025年7月にプレビュー公開され、 10月にGAとなったマネージドのAIエージェント用メモリサービス KDDI Agile Development Center

    Corporation LangGraph/Strands Agentsとの統合、AgentCore SDK、AWS SDKのドキュメントを公開中 actorId(userId)とsessionIdによる識別 子管理に加え、短期記憶と長期記憶の概念を 備えている。 ストレージはマネージドで提供され、長期記 憶を使う場合埋め込みモデルも組み込まれて いる。 豊富なAPIであらゆる ユースケースに対応できる。
  8. MastraでのAgentCore Memory活用 工夫は必要ですが、MastraでもAgentCore Memoryを利用可能 KDDI Agile Development Center Corporation ヒントはLangGraphの

    ドキュメント https://docs.aws.amazon.com/bedrock-agentcore/latest/devguide/memory-integrate-lang.html メモリリソースでイベントの 作成、検索、長期記憶のベクト ル検索ができれば実現可能です
  9. MastraでのAgentCore Memory活用 Mastraのツールを定義し、中からAWS SDKを呼び出す KDDI Agile Development Center Corporation イベント作成ツール

    イベント取得ツール 長期メモリの検索ツール ツールをAIエージェ ントに追加して、使 い方を記載する
  10. MastraでのAgentCore Memory活用 KDDI Agile Development Center Corporation https://github.com/huanshenyi/mastra-core-memory このアーキテクチャを使 うかどうかは個人の判断

    でお願いします AIエージェントがチャット中にメモリへのアクセスが必要と判断した 際に、ツールを使ってAgentCore Memoryにアクセスします 使用してるコード公開中