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データ駆動☓リーン☓スクラムを組織文化に浸透させ、プロダクトをグロースさせる / Da...

データ駆動☓リーン☓スクラムを組織文化に浸透させ、プロダクトをグロースさせる / Data-Driven_Lean_Scrum to Product Growth

2019/06/23 「DevLOVE X」登壇資料

More Decks by Masato Ishigaki / 石垣雅人

Transcript

  1. 石垣雅人 - DMM.com LLC 2019/06/23 「DevLOVE X」 DevLOVE X 組織文化に浸透させ、

    プロダクトをグロースさせる データ駆動 x リーン x スクラムを Product Growth 100 1
  2. © DMM.com 2 About me 石垣 雅人 Masato Ishigaki i35-267

    @i35_267 i35-267 Product Owner at DMM.com
 プラットフォーム事業本部 2015年度 新卒入社 Role : PO, PM, EM, Dev, Mk スタートアップ 1社 アドバイザー
  3. © DMM.com 3 テーマ / ゴール About DMM.com プロダクト開発において正解はない。 「正解がないもの」を作るにはどうしたら良いか。

    さらにプロダクトをグロースさせるには。 Photo by people building structure during daytime on Unsplash
  4. © DMM.com スクラムの原典 野中郁次郎・竹内弘高の論文 「The New New Product Development Games」

    (1986年) NASAと日本の製品開発プロセスを比較して論じた。 基にジェフ・サザーランドが「スクラム」を提唱 27
  5. © DMM.com TypeCのようなチームで重要な観点として “Unlearn” = 学びほぐし 「Agile x Unlearn」 1.

    不安定な状態を保つ
 2. 自ら組織化する
 3. 開発フェーズを重複させる
 4. 「マルチ学習」
 5. 柔らかなマネジメント
 6. 学びを組織で共有する

  6. © DMM.com 35 Photo by people Ben White on Unsplash

    「知」も積み重ねると 成長度は鈍化する
  7. © DMM.com 36 Photo by people Ben White on Unsplash

    「知」を”Unlearn”させる
  8. © DMM.com 37 Photo by people Ben White on Unsplash

    組織における「知」の流れを理解 知識創造論「SECIモデル」
  9. 暗黙知
 暗黙知
 暗黙知
 形式知
 形式知
 形式知
 形式知
 暗黙知
 表出化
 内面化


    連結化
 i i g i i i i i i g g g i g o E E E E 共同化
 i = 個人、g = グループ、o=組織、E=環境
  10. 表出化
 内面化
 連結化
 i i g i i i i

    i i g g g i g o E E E E 共同化
 i = 個人、g = グループ、o=組織、E=環境 暗黙知
 暗黙知
 暗黙知
 形式知
 形式知
 形式知
 暗黙知
 形式知
 共同化
 表出化
 連結化
 内面化

  11. 暗黙知
 暗黙知
 暗黙知
 形式知
 形式知
 形式知
 形式知
 暗黙知
 共同化
 表出化


    内面化
 連結化
 i i g i i i i i i g g g i g o E E E E SECIモデル SECIモデルを高速で回すことが 改善が回っている状態で最強。 組織のケイパビリティーを上げる
  12. 暗黙知
 暗黙知
 暗黙知
 形式知
 形式知
 形式知
 形式知
 暗黙知
 共同化
 表出化


    内面化
 連結化
 i i g i i i i i i g g g i g o E E E E SECIモデル 戦略的に “Unlearn”する プロセスを注入する
  13. 暗黙知
 暗黙知
 暗黙知
 形式知
 形式知
 形式知
 形式知
 暗黙知
 表出化
 内面化


    連結化
 i i g i i i i i i g g g i g o E E E E 共同化
 i = 個人、g = グループ、o=組織、E=環境 重要視するところ 42
  14. 暗黙知
 暗黙知
 暗黙知
 形式知
 形式知
 形式知
 形式知
 暗黙知
 表出化
 内面化


    連結化
 i i g i i i i i i g g g i g o E E E E SECIモデル 共同化
 i = 個人、g = グループ、o=組織、E=環境 “Case Study”
  15. © DMM.com 53 スプリントバックログ インクリメント 開発→リリース 効果検証 直感に頼る仮説は、量産されやすい。 プロダクトバックログアイテムが肥大化して 開発者を圧迫する。

    スーパー経営者だったらそれでも良いかもしれない。 でも私たちは、普通のエンジニアだということを忘れてはい けない。 プロダクトバックログ 直感に頼る仮説
  16. © DMM.com 56 IDEA BUILD PRODUCT MEASURE DATA LEARN どう作るか

    ビッグデータ基盤へ データストリーム データの可視化 どう学習するか 効果的な施策立案 何を作るか 顧客開発
  17. © DMM.com 58 スプリントバックログ インクリメント 開発→リリース 効果検証 プロダクトバックログ 仮説に妥当性を持たせる 仮説立案

    A/Bテスト,etc... A B プロダクトバックログを減らして 開発しなくていい機能を減らす。 10機能 → 3機能 開発者の負荷軽減
  18. © DMM.com 施策 : ヒット率 40% 59 ... 10... 1

    施策A 施策B 施策C ◎ △ ☓ 施策数 結果
  19. © DMM.com 64 10% 40% 40% 10% t Growth Early

    Phase Growth Phase HyperGrowth Phase Mature Phase S字カーブ 原文: Data-Informed Product Building (Sequoia Capital Data Science Team)
  20. © DMM.com 65 t Second Functions Third Functions Fourth Functions

    Fifth Functions Growth First Function 原文: Data-Informed Product Building (Sequoia Capital Data Science Team) S字カーブの 連続
  21. © DMM.com Summary 66 t Second Functions Third Functions Fourth

    Functions Fifth Functions Growth First Function 原文: Data-Informed Product Building (Sequoia Capital Data Science Team) S字カーブの連続 Product Growth = Learning from Prev-Functions
  22. © DMM.com 施策 : ヒット率 80% 67 ... 10... 0

    施策A 施策B 施策C ◎ ◯ ◎ 施策数 結果
  23. © DMM.com 88 PO SM Dev PO SM Dev PO

    SM Dev SRE Service B PO SM Dev PO SM Dev Service A Team ドメインごとに自己組織化
  24. © DMM.com 89 PO SM Dev SRE Service B PO

    SM Dev PO SM Dev Service A アーキテクチャとして Microservicesを採用 コンウェイの法則 アーキテクチャーは、 組織構造を反映させたものになる。 アーキテクチャと組織構造の相関関係 PO SM Dev PO SM Dev Team
  25. © DMM.com 90 PO SM Dev PO SM Dev PO

    SM Dev SRE Service B PO SM Dev PO SM Dev Service A Team 「逆コンウェイの法則」 最適なアーキテクチャーにあわせて組織デザインを設計する。 コンウェイの法則 アーキテクチャーは、組織構造を反映させたものになる。 思考の流れ
  26. © DMM.com 91 PO SM Dev SRE Service B PO

    SM Dev PO SM Dev Service A 「意思決定」の速さ 「意思決定」のスムーズさ 「Agility」 = 施策実施権限 PO SM Dev PO SM Dev Team 構造によって発生する力学
  27. © DMM.com 92 PO PO PO Service B PO PO

    Service A アンチパターン SM Front-end Engineer Back-end Engineer SM
  28. © DMM.com 93 PO PO PO Service B PO PO

    Service A アンチパターン SM Front-end Engineer Back-end Engineer SM ・依存関係が激しい ・リリースするのに調整が必要 ・エンジニアがプロダクトに主体性を持てない ・ビジネス部門と開発部門が分かれているとありがち
  29. © DMM.com 94 PO SM Dev PO SM Dev PO

    SM Dev SRE Service B PO SM Dev PO SM Dev Service A Build & Feedback
  30. © DMM.com 96 テーマ / ゴール About DMM.com ・0→1、1→100のフェーズの違い ・プロダクトグロースには「データ駆動」という武器

    ・強固な組織構造による「力学」が必要 Photo by people building structure during daytime on Unsplash