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Web Desin Marketing

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Masato Ishigaki / 石垣雅人

November 12, 2018
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  1. Chapter 01 デザインをはじめる前に 01 ランディングページとは・・・ 02 この本書の対象となる⼈・・・ 03 ランディングページの制作⼯程・・・ Chapter

    02 LPのデザインはレイアウトの良さで決まる 01 【基本ルール】まずは覚えよう!レイアウトにおいての基本ルール・・・ 02 【LPレイアウト】ランディングページのレイアウトの特徴・・・ 03 【基本原則】必須!4つの基本原則 ”ビッグ4” とは・・・ 04 【裁ち落とし】インパクト⼤!裁ち落とし配置を活かしたデザイン・・・ 05 【余⽩】余⽩を効果的に使ったデザイン⽅法・・・ 06 【⽐較】料⾦⽐較・ビフォーアフターなど対⽐を使ったデザイン・・・ 07 【 3分割法】プロも使っている3分割法によるレイアウトの最適化・・・ 08 【重⼼】バランスが⼤事。重⼼を意識したデザインの配置・・・ 09 演習問題 LPの配⾊の仕⽅ 01 【⾊の原⾊】知らなきゃ危険?!⾊の原⾊の基礎と落とし⽳・・・ 02 【トーン】トーンによる⾊のイメージの選定・・・ 03 【配⾊⽅法】「6:3:1」効果的な配⾊の⽅法・・・ 04 【アクセントカラー】ぐっと⾒やすくる!アクセントカラーの活⽤⽅法・・・ 05 【⾊の作⽤】⾊彩⼼理学を応⽤した⾊の作⽤と「⾒えやすさ」・・・ 06 演習問題 Chapter 04 読みやすく・惹きつける適切な⽂字と書体 01 【基本ルール】⽂字と書体の基本・・・ 02 【フォント選び】商材・ターゲットで分ける書体の選定・・・ 03 【カーニング】劇的に変わる!⽂字のカーニングテクニック・・・ 04 【ジャンプ率】ジャンプ率を使った「⾒せたい⽂字」「読ませたい⽂章」・・・ 05 【書体の使⽤ルール】メインとサブとアクセントを選定・・・ 06 【⾒出しの表現⽅法】誰でもできる⾒出しの表現⽅法・・・ 07 演習問題 Chapter 03
  2. Chapter 05 写真素材の効果的な使い⽅ 01 【写真の選び⽅】⽬的で学ぶ写真の選び⽅・・・ 02 【画像優位性】記憶に残る画像優位性とモンタージュ理論・クレショフ効果・・・ 03 【トリミング】写真のトリミングで情報を的確にわかりやすく伝える・・・ 04

    【写真の配置】空間を活かした写真の配置⽅法・・・ 05 演習問題 Chapter 06 構成をもとにしたランディングページデザインの作り⽅ 01 【制作過程】ランディンページの制作の流れ・・・ 02 【トーン&マナー】参考サイトを使⽤したトンマナの選定・・・ 03 【ワイヤーフレーム】構成・ワイヤーフレームのからの作成⼿順・・・ 04 【キービジュアル】ユーザー離脱3秒前、顧客をファーストビューでつかむ!・・・ 05 【コンテンツ】コンテンツパートは詳しく丁寧に!・・・ Chapter 07 ランディングページの改善・施策 01 【ABテスト】ABテストでランディングページを細かく改善!・・・ 02 【バナー】ディスプレイ広告に適したバナー制作・・・ 03 【コーディング】LPにおける効率的なコーディング・・・ 04 【無料HP作成】誰でもHPを簡単に作成!・・・
  3. Chapter 01 02 この本書の対象となる⼈ デザインをはじめる前に • ランディンページの制作を任された新⼈担当 • 初めてランディングページを制作する中⼩企業の⽅ •

    今までは制作を外注で頼んでいたがこれからWEBマーケティングに本腰をいれる担当者の⽅ 本書の対象なる⼈は以下になります。
  4. Chapter 02 01【基本ルール】まずは覚えよう!レイアウトにおいての基本ルール・・・ LPのデザインはレイアウトの良さで決まる ランディングページのデザインは基本的に「ヘッダー」「キービ ジュアル」「CTA」 「コンテンツ」「フッター」の要素があります。 それを縦にブロックごとに配置していくのがLPの基本的なレイア ウトです。 LP

    はコンバージョン獲得する為に、1 ページの中にいかに商品の サービスや魅⼒をユーザー に伝えるかが重要で、テキスト・画 像・順序・レイアウトを把握して、ユーザー⽬線を分析したうえで、 要素を組み⽴てる必要があります。 LOGO アイキャッチコピー サブキャッチコピー αʔϏε ϝιου αʔϏε ϝιου αʔϏε ϝιου オファーコピー or リードコピー 0120-000-000 受付時間 9:00〜18:00 お電話での受け付けはこちら メールでの受け付けはこちら 無料でご相談はこちら ボディコピー サービス内容 サービス内容 サービス内容 サービス画⾯・⼈物 図1で分かるようにこのようなブロック形式での制作していき要素 を配置していきます。 図1
  5. Chapter 02 01【基本ルール】まずは覚えよう!レイアウトにおいての基本ルール・・・ LPのデザインはレイアウトの良さで決まる では次に基本的なデバイスサイズの説明をしていきましょう! 現在、パソコンやスマートフォンを⾒てみると⾊々なサイズのデバイスが世の中に溢れかえっていますが、基本的には3つのサイズで分類され ます。 デバイスサイズについて 1. PC⽤サイズ

    960px〜1240px 全体幅には制限がなく、固定幅のサイズは960px〜1240pxが特徴です。 ⽇本でのパソコンの平均的なウィンドウ幅は「1920px×1080px」「1366px×768px」がシェアが多いのですが、みなさんは画⾯幅いっぱいのホームページなど あまり⾒たことないですよね? 画⾯幅いっぱいになると基本⾒づらいからです。 なので固定幅という要素をつくり、ウィンドウが縮⼩されても⾒やすいようにしているのです。
  6. Chapter 02 01【基本ルール】まずは覚えよう!レイアウトにおいての基本ルール・・・ LPのデザインはレイアウトの良さで決まる では次に基本的なデバイスサイズの説明をしていきましょう! 現在、パソコンやスマートフォンを⾒てみると⾊々なサイズのデバイスが世の中に溢れかえっていますが、基本的には3つのサイズで分類され ます。 デバイスサイズについて 3. レスポンシブサイズ

    こちらはどのデバイスでも対応できるようにした可変可能なサイズになります。 レスポンシブデザインのメリットとしては、どのデバイスでも同⼀のファイルを利⽤できるため、管理が ⾮常に簡単になることと、デバイス毎の表⽰エラーを減らせることにあります。また、Googleもこのデ ザインを推奨しているのもメリットの⼀つです。
  7. Chapter 02 03 【基本原則】必須!4つの基本原則 ”ビッグ4” とは・・・ LPのデザインはレイアウトの良さで決まる それではLPの⼤まかなレイアウトを説明したところで次に細かなレイアウトやデザインについて説明していき ます。 そもそもデザインってどんなイメージがありますか?「シンプル」「⼒強い」「⾼級感」「にぎやか」「かっこ

    いい」など⾊々なイメージで表せると思います。しかしながら、これらも基本的なルールがあって成り⽴ってい るのです。そのルールとは「近接」「整列」「反復」「コントラスト」。 これらは有名なデザインの本「ノンデザイナーズ・デザインブック」に記載しているコンセプトです。この本で はこのコンセプトをLPの例を使ってわかりやすく解説しています。 ちなみにこの原則は⽇常⽣活でも知らず知らずの内に使っているのです。例えば家で⾷器を⼤きさごとに整理し たり、洋服を夏服・冬服に分けたり、机やテレビの位置を真っすぐに揃えたり、これらは全てビッグ4に当ては まるのです。 まずはこの4つの原則を覚えてデザインの基礎を覚えていきましょう!
  8. Chapter 02 03 【基本原則】必須!4つの基本原則 ”ビッグ4” とは・・・ LPのデザインはレイアウトの良さで決まる コントラスト デザインにとって統⼀感は逆にユーザーを飽きさせます。似たような配⾊やサイズの単なる繰り返しはユーザーの 集中⼒をそぎ落とし、視線を外に追いやります。

    まずは情報の整理が⼤切。要素を分解し、それぞれに優先順位をつけます。そして強弱を意識し、違うものは思 いっきり違わせてみましょう。反復の中で計算されたコントラストがユーザーを惹きつけ視線が溜まりやすくなり ます。
  9. Chapter 02 03 - 02 【基本原則】整列 LPのデザインはレイアウトの良さで決まる 要素が整列されていないデザイン 要素が整列され互いに関係性を持ったデザイン 整理整頓することはデザイン作業の基本中の基本。視覚的に、⾒栄えがきれいになり、情報も明瞭になり読みやすくなります。「整列」にこ

    だわれば、こだわるほど、デザインの質があがるといっても過⾔ではありません。 例えると、部屋のあちこちに散らばった洋服たちを整理し収納することによく似ています。書体やイメージ図などと組み合わされた「 ⼒強 い整列 」は、洗練さ・美しさを表現することができます。
  10. Chapter 02 08 【重⼼】バランスが⼤事。重⼼を意識したデザインの配置 LPのデザインはレイアウトの良さで決まる 皆さんデザインする上で重⼼という考え⽅をしたことありますか? デザインする上でもレイアウトする際は、各要素の「重さ」 を⾒定めたうえで、全体の「重⼼」を考慮してレイアウトすることが必要です。 重要度の⾼い順に闇雲にレイア ウトしていくと、安定感のない、アンパランスな仕上がりになってしまいます。

    バランスを考えるコツは、配 置されるデザイン要素の「重さ」を考えることです。 右上と左下に同様の要素を配置 すると、重⼼が中⼼になり、安 定感のあるレイアウトになりま す。 中央揃えにすると、左右のパラ ンスが均衡するため、 安定感の あるレイアウトに仕上がります。 要素の「重さ」は⾊の濃淡で も 変わります。この⽅法を⽤いる と、簡単に強弱をつけることが できます。
  11. Chapter 03 LPの配⾊の仕⽅ ランディングページではコーポレートサイトとは違い、最後までユーザーに飽きずに⾒てもらうということが重要になりますので、通常のWebサイトや紙媒体 などと⽐べて配⾊の考え⽅が変わってきます。 配⾊のやり⽅を失敗すると、イメージが拡散し、情報をインプットしづらいランディングページになってしまうので、配⾊は実はとても難しく重要な作業です。 ここでは⾊の基本から配⾊までを丁寧に教えていきます! また、LPの配⾊ではマーケティングと密接に関わっているためポジショニングやターゲットに応じて配⾊します。その際に4つのカラー選択がカギになります! 1. ベースカラー

    ランディングページ全体の基調となるカラー。商材やターゲットにイメージを合わせる。 2. サブカラー メインカラーを引き⽴てるためのアクセントカラー。コンテンツごとにメリハリをつけたりする。 3. コンバージョンカラー ここでは主にコンバージョンエリアやお問合せボタンのカラーのことで、最終的にアクションを起こしてもらうための配⾊になります。 4. アクセントカラー 明度や⾊相の差が⼤きい対照的な⾊を少量加えると、配⾊全体にメリハリが⽣まれ全体を引き⽴てる効果が⾼まる。1
  12. Chapter 03 05【⾊の作⽤】⾊彩⼼理学を応⽤した⾊の作⽤と「⾒えやすさ」 LPの配⾊の仕⽅ ⾊には、様々な影響を与える⼒があります。WEBデザインでも例外ではありません。 基本的に⾊には三つの要素があります。 「⾊相」「彩度」 「明度」 の三つです。 これらを

    ⾊の三属性 (⾊の三要素)と⾔います。 簡単に⾔うと「⾊が持つ3つの性質」のことです。 「⾊相」とは、⾚や⻘、緑といった⾊みの性質、「彩度」は⾊の鮮やかさ、 「明度」は⾊の明るさを表します。これらの3つの性質は、⾊を知る 基本となります。 ⾊相 ⾊相とは「⾚」「⻩⾊」「⻘」のような⾊の相違を指します。 また⾊味の違う⾊相を近しい⾊を順番に円環上に配置した⾊相環というものがあります。 ⾊相環で正反対に位置する関係の⾊の組合せを「補⾊」と⾔い、補⾊の中でも⾒つめていた⾊の残像としてあらわれる補⾊を「⼼理補 ⾊」 ともいいます。
  13. Chapter 03 05【⾊の作⽤】⾊彩⼼理学を応⽤した⾊の作⽤と「⾒えやすさ」 LPの配⾊の仕⽅ 彩度 彩度とは、⾊の鮮やかさの度合いです。 彩度が⾼ければ⾼いほど⽬を惹く効果があります。 彩度が⾼い → ビビッドで鮮やかな⾊味

    彩度が低い → 落ち着いた⾊味、無彩⾊ 落ち着いてる 活発 明度 明度とは明るさの違いのことで、最も明るい⾊は⽩、最も暗い⾊は⿊となっています。通常明度を表す場合は明るい⾊のことを「明る い」「明度が⾼い」というような表現をします。 ⿊くなる ⽩くなる
  14. Chapter 03 05【⾊の作⽤】⾊彩⼼理学を応⽤した⾊の作⽤と「⾒えやすさ」 LPの配⾊の仕⽅ ⾊の「⾒やすさ」 ⾊は「膨張⾊(進出⾊)」と「収縮⾊(後退⾊)」に分けることが出来ます。 膨張⾊とは、主に明るい暖⾊系を差し、その名の通り膨張して⾒えるため、着ると太って⾒える場合があります。 収縮⾊とは、主に暗めの寒⾊系を差し、収縮させて⾒えるため、細くスマートな印象を与えることが出来る⾊です。 3. 明視性

    明視性とは、対象の形や細部まで認めやすさのことをいいます。簡単にいうとすでに知っているものや、⾒たことあるものが再度⾒ても理解できるか ということです。 例えば、右のCTAではどれがボタンだかわからないですよね?左の場合はしっかりオファー・⾒出しとは区別されボタンを押すことができますね!
  15. Chapter 04 01【基本ルール】⽂字と書体の基本 読みやすく・惹きつける適切な⽂字と書体 書体の種類は⼤きく次のように分類できます。 和⽂ : ゴシック体・明朝体 欧⽂ :サンセリフ体・セリフ体

    和⽂書体の種類 ゴシック体 文字と書体 文字と書体 新ゴ ヒラギノ⾓ゴ 明朝体 文字と書体 文字と書体 リュウミン 源ノ明朝 欧⽂書体の種類 サンセリフ体 DESIGN DESIGN Arial Helvetica セリフ体 DESIGN DESIGN Adobe Garamond Centaur
  16. Chapter 04 01【基本ルール】⽂字と書体の基本 読みやすく・惹きつける適切な⽂字と書体 SALE 50 今なら洋服全品 % OFF SALE

    50 今なら洋服全品 % OFF ゴシック体とサンセリフ体を使⽤したデザイン 明朝体とセリフ体を使⽤したデザイン ゴシック体は視認性が⾼く、⽂字に安定感がある印象 明朝体は⾼級感があり、信頼感がある印象
  17. Chapter 04 02【書体の選定】商材・ターゲットで分けるフォント選び 読みやすく・惹きつける適切な⽂字と書体 商材・ターゲット・訴求での書体選択 【⾼級感・リッチ】 明朝体など厳格で知的な印象の書体 【かわいい・キレイ】 細い明朝体や丸みを帯びたゴシックなどの書体 【信頼・安⼼】

    安定感がある線の太いゴシック・明朝体 【清潔・爽やか】 細めのスタンダードなゴシックや明朝体 【かっこいい・派⼿】 ⼒強く、線が太いゴシック・明朝体 【にぎやか】 ゴシックやクセのあるフォントなど
  18. Chapter 04 04【ジャンプ率】ジャンプ率を使った「⾒せたい⽂字」「読ませたい⽂章」 読みやすく・惹きつける適切な⽂字と書体 「ジャンプ率」とは簡単にいうと、本⽂のサイズに対するタイトルや⾒出しサイズの⽐率のことです。 例えば本⽂が12pxで⼩⾒出しが24px、⼤⾒出しが36pxだとすると、⼩⾒出しのジャンプ率は2倍、⼤⾒出しは3倍となります。⽐率でみると 「1:2:3」ですね。 ⼀般的にこのジャンプ率の差が⼤きい程、要素と要素の区切りが掴みやすくなりますので、読み⾶ばしやすくなります。つまり要素から要素へ 視線がジャンプしている訳です。 あなたのやりたい仕事を実現できる

    ジャンプ率を変えていない⽂章 あなたのやりたい仕事を実現できる ジャンプ率を変えた⽂章 上記の例を⾒てみると、⽂章の⻑さは同じですよね?けども、2番⽬の例を⾒てみると⼀⽬で強調されている部分がわかり、ユーザーも じっくり読まずに認識できることが可能です。 このようにジャンプ率を使うことにより、読ませたい⽂字や⽂章を的確に表現できます。 またジャンプ率に⽐率によって、インパクトを与えたり、⾼級感や知的な印象を与えることができます。
  19. Chapter 04 04【ジャンプ率】ジャンプ率を使った「⾒せたい⽂字」「読ませたい⽂章」 読みやすく・惹きつける適切な⽂字と書体 ジャンプ率の差で印象を⼤きく変える 前のポイントで⾔ったようにジャンプ率でインパクトを強くしたり・逆に安⼼感を与えたりすることができます。 例えば、落ち着いた雰囲気を伝える場合は ジャンプ率を⼩さくする、躍動感を演出するときは ジャンプ率を⾼くするなど、伝える対象 となる

    ユーザーや⽬的に応じてジャンプ率を設定することで、⾃社の訴求したいことを効果的に伝えることができます。 下記は商材によってジャンプ率を変えた事例になります。 ジャンプ率を⼤きくして「充実感」にフォーカスを置き 従来の運転業とのインパクトを与えている。 英字と数字のジャンプ率を上げて、それ以外は⽐率を 同じにして落ち着いた雰囲気にさせている。
  20. Chapter 05 01【選び⽅】⽬的で学ぶ写真の選び⽅ 写真素材の効果的な使い⽅ 最初に⾔った通り、LPに載せる写真はデザインの⼀部となり、素材⼀つで印象を変えてしまいます。また、写真のクオリ ティーがデザインと同等か、それ以上であれば、ユーザーの⽬を惹き付けることができます。 その中で写真の選び⽅はいくつかあり、ポイントを絞って学んでいきましょう。 1. 使い古された写真は使⽤しない 近年、無料の商⽤写真や有料ストックフォトで簡単に⼿に⼊るようになりました。

    広告に出稿しているLPでは同じような写真がどこにでもあり、⼈物のなど差別化が厳しくなってきました。 それが毎⽇更新しているブログならまだしも、商品・サービスの顔として⼀番⽬⽴つキービジュアルである場合、ブランドイメージ を低下させることにもなりかねません。 なのでウェブサイトに載せる写真をストック画像から選ぶ場合は、最新のストックから探すようにしましょう。3年以上前の写真では 現在のトレンドや⼈物の雰囲気が古臭いものが多いです。 また、⼈気のストックフォトモデルも多くの他社が使⽤している可能性がありますので注意してください。
  21. Chapter 05 01【選び⽅】⽬的で学ぶ写真の選び⽅ 写真素材の効果的な使い⽅ 最初に⾔った通り、LPに載せる写真はデザインの⼀部となり、素材⼀つで印象を変えてしまいます。 2. 商材・ターゲットと合う写真を選ぶ 写真素材はイメージを伝えるうえでとても重要な要素です。 これをはき違え、男性向けコスメティック商品なのに⼥性の綺麗なモデルの写真が商品を持っていても、使⽤している⾃分⾃⾝にあまり 実感が湧かないですよね?

    ⾷品の商材も同じです。⽢くて、ジュ―シーで真っ⾚な美味しいリンゴをLPで売りたいのに農家のおじさんがリンゴの⽊を世話してい る画像だと意味がないですよね? これらのように商材やターゲットに合わせて画像を選ぶことはかなり重要な作業になり、商材と写真素材がマッチングすればユーザーに とって信頼感があり、ダイレクトに商品の魅⼒や特⻑を伝えてくれる役⽬を果たします。 リンゴの美味しさやみずみずしさに着⽬した写真 農家の⽅がリンゴを世話している写真
  22. Chapter 06 デザインの基礎を活⽤した ランディングページデザインの作り⽅ ランディングページ制作では、あらゆる作業⼯程を1ペー ジに凝縮する必要があります。 外から⾒れば、なぜたった1ページにそこまで⼿間と時間をかけるのかと思われるかもしれません。しかし、反対に 1ページしかないからこそ、さまざまな ⾓度からしっかりと作り込む必要があるのです。 今まで学んできたデザインの基礎や応⽤を加え、さらに市場の状況を読むマーケティング⼒、エンドユーザーのUX

    までを想像するクリエイティブ⼒、表⽰速度を⾼め、運⽤広告との相互性を意識したコーディングなどの技術⼒や 技術的な側⾯の理解など、多様な専⾨性が問われます。 そのため基本的には、複数⼈のチームでランディングページを制作することになります。またチームで制作を⾏う 場合は、そのチームを1つにまとめて進めていくディレクション⼒も必要です。 今後は総合的な能⼒が必要ですが、ここでは学んできたことを活かし、最後にランディングページを実際に制作し ていきましょう!
  23. Chapter 06 01 ランディンページのポジション・制作意図 構成をもとにしたランディングページデザインの作り⽅ 今⽇、インターネットで検索すれば、ランディングページ の作り⽅に関する記事が膨⼤にgoogleから拝⾒できると思います。 私も情報収拾の⼀ 環としてチェックすることがありますが、そうした記事で謳わ れる⼩⼿先のテクニックだけで、よいランディングベージが

    制作 できるとは思いません。 よいランディングページを制作するには、商材やター ゲットによってデザインの選定をして、広告⾃体のエンゲージメント効果を⾼めなければな りません。 ではどのようにして、制作していくのか再度おさらいしましょう。 ⼀般的なホームページサイトマップ
  24. ≈ Chapter 06 03【ワイヤーフレーム】構成・ワイヤーフレームからの作成⼿順 構成をもとにしたランディングページデザインの作り⽅ 構成→デザイン ワイヤーフレームとは情報設計を表現するために作成するもので あり、ランディングページの⾻組みとなります。これをおろそか にすると、決してクオリティが⾼く、効果の出るランディング ページは作れません。

    それでは、どのようにして情報設計をまとめるのか? ランディングページの場合には膨⼤なサイトマップやページ情報 は必要なく、前のポイントでお話したように、商材やサービスの 情報をまとめて、どの強みをお押し出して訴求していくのかが重 要になります。 またここで、注意してほしいのがワイヤーフレームにデザインを 求めてしまうことです。 ワイヤーフレームはあくまで⾻組みであり、デザインを求めすぎ てはいけません。(⾊付けや丁寧な作りこみなど)
  25. ≈ Chapter 06 04【ファーストビュー】ユーザー離脱3秒前、顧客をファーストビューでつかむ! 構成をもとにしたランディングページデザインの作り⽅ ファーストビューとは、ユーザーがランディングページを訪れた際に最初に⾒る画⾯のことで、スクロールせずに表⽰ される画⾯範囲です。ファーストビューはほぼ 100% のユーザーに⾒られるため、ファーストビューの良し悪しによっ てスクロール

    率や離脱率が⼤きく変わります。 また、ユーザーに⼼理的な購買動機として、ウェブで例えるとそのページをスクロールするか離脱するかは3秒で決まる とも⾔われています。 ですので、ファーストビューのインパクトやUIを改善すれば、⾃ずと下のコンテンツ部分を⾒てもらえる確率が⾼まり、 結果的にコンバージョン数にも影響してきます。そのため、ランディングページにおいてもっとも影響度が⾼い要素で あり、⾼いデザイン能⼒とマーケティングスキルが課題になります。 読まない 信じない 買わない
  26. ≈ Chapter 06 04【ファーストビュー】ユーザー離脱3秒前、顧客をファーストビューでつかむ! 構成をもとにしたランディングページデザインの作り⽅ LOGO アイキャッチコピー サブキャッチコピー αʔϏε ϝιου

    αʔϏε ϝιου αʔϏε ϝιου オファーコピー or リードコピー 0120-000-000 受付時間 9:00〜18:00 お電話での受け付けはこちら メールでの受け付けはこちら 無料でご相談はこちら サービス画⾯・⼈物 1. 商材写真・モデル・サービス背景 2. キャッチコピー 3. リードコピー 4. メソッド・ビックプロミス 5. お問い合わせボタン・電話番号・ロゴ ファーストビューの構成要素 ファーストビューでの基本的な構成要素以下になります。