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Skill とカスタムエージェント (手順と役割を渡す) | Kiro 資料シリーズ 5

Skill とカスタムエージェント (手順と役割を渡す) | Kiro 資料シリーズ 5

Kiro に手順と役割を渡す 3 つの仕組み、Skill、カスタムエージェント、サブエージェントをまとめた配布資料です。必要なときに開く手順書 (Skill) の作り方と説明の書き方、Steering との違い、道具を絞って読ませるファイルを決めた担当者 (カスタムエージェント) の作り方と切り替え方、カスタムエージェントが受け継ぐものと resources に書くもの、サブエージェントに渡るものと渡らないもの、使い分けを、会議室の予約アプリの例題と Kiro IDE の画面で説明します。

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November 08, 2026

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Transcript

  1. Kiro 資料シリーズ 5 広げる Skill とカスタムエージェント ⼿順と役割を渡す (サブエージェントを含む) 2026-11 時点

    (Kiro IDE 1.4、Kiro CLI 3.1、Kiro Crew 0.12) 2026 年 11 ⽉ 稲⽥ ⼤陸 アマゾン ウェブ サービス ジャパン © 2026, Amazon Web © 2026, Services, Amazon Inc. Web or itsServices, affiliates. Inc. All rights or its reserved. affiliates. All rights reserved. 1
  2. はじめに この資料で分かること ⼿順は Skill、役割はカスタムエージェント、⼿分けはサブエージェントに渡す 1 必要なときに開く⼿順書 (Skill) を作り、いつ読まれるかを決める。 2 役割ごとの担当者

    (カスタムエージェント) を作り、道具と読むファイルを決める。 3 ⼿分けして頼む (サブエージェント) ときに、渡るものと渡らないものを知る。 前に読むとよい資料: 1 Kiro ⼊⾨、3 Steering と Hook 例題は会議室の予約アプリ。30 分単位で、同じ部屋の同じ時間は 1 件だけ。 図の⾊: 紫はこの資料の要点、⻘は Kiro の動き © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 2
  3. はじめに シリーズの地図 5 本⽬。⼿順と役割を Kiro に渡す回 使う 1 2 3

    12 Kiro ⼊⾨ 仕様駆動開発⼊⾨ 4 5 広げる ⼿を離す MCP と Powers ⻑い仕事の任せ⽅ Skill とカスタム エージェント Steering と Hook Kiro を使うコツ © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 6 7 Kiro CLI ⼊れる Kiro を 追う アップデート 10 会社に⼊れる 13 2026 年 10 ⽉号 Amazon Q Developer からの移⾏ 14 2026 年 11 ⽉号 11 アップデート 8 Kiro Crew ⼊⾨ 9 Kiro Crew の Bot 3
  4. はじめに 道具の地図 この回は Skill、カスタムエージェント、サブエージェント 会話の前から⼊っている always 3 Steering 許可と .kiroignore

    3 エージェント カスタムエージェント 外のシステム MCP ⾃分の会話 Steering 合ったとき、呼んだときに読む fileMatch など きっかけで動く 3 Hook Skill 5 保存、道具の前後など 5 サブエージェント 5 4 Powers 4 3 Steering は決まり、Skill は⼿順書、Powers は道具と⼿順書のセット Kiro を⾃分たちに合わせる道具を、いつ効くかと、誰に効くかで並べた。丸の数字は詳しく扱う資料。紫がこの資料 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 4
  5. はじめに 新⼈に⼿順と役割を渡す ⼿順書を棚に置き、担当を決め、⼿分けを頼めると、毎回の説明が減る 1 必要なときに開く⼿順書 2 役割ごとの担当者 3 ⼿分けして頼む相⼿ レビュー役

    報告 読む道具 書く道具 Skill カスタムエージェント サブエージェント 棚には題だけ。仕事が合えば開く 担当ごとに道具と読むファイルが決まる それぞれが調べ、報告だけが返る この資料の例え。Kiro では、⼿順書が Skill、担当者がカスタムエージェント、⼿分けして頼む相⼿がサブエージェント © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 5
  6. はじめに 仕組みが受け持つこと ⼿順書を置いて頼むだけのやり⽅と⽐べ、読み込み、道具、⽂脈を Kiro が受け持つ 仕組みなしで⼈がすること (⾒⽴て) Kiro では ⼿順書の

    md を置き、毎回「読んで」と頼む 名前と説明だけを先に読み、合えば本⽂ 読ませた分だけ⽂脈が埋まる Skill (8 枚⽬) 「書き換えないで」とプロンプトに書く tools にない道具は、呼べない 守るかはエージェント次第 カスタムエージェント (15 枚⽬) ⼤きな調べものを、1 つの会話で頼む 別の⽂脈で動き、報告だけが戻る 調べた中⾝で⽂脈が埋まる サブエージェント (18 枚⽬) 左はこの資料の⾒⽴て。右は kiro.dev の⽂書にある Kiro の動き。どちらでも、中⾝を書いて直すのは⼈ ⽂脈はエージェントがその時に読んでいる中⾝。多すぎると答えが遅く、粗くなる (Agent Skills の How skills work) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 6
  7. 1 Skill Skill 必要なときに開く⼿順書。⼿順と資料を 1 つのフォルダにまとめる Skill は、⼿順と、参考資料、スクリプト、ひな形を ⼊れたフォルダ。中⼼は SKILL.md。

    SKILL.md の頭に name と description を書き、下に ⼿順を書く。 形は公開の Agent Skills に沿う。同じ形に沿う ほかの道具と、Skill を分け合える。 例題の Skill のフォルダ。 書く形の説明 (参考資料) を references/ に置いた © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 7
  8. 1 Skill Skill が読まれるまで 最初は名前と説明だけを読み、頼みが説明に合うと本⽂を読む 1 チャットを始めたとき release-notes 2 頼みが説明に合ったとき

    リリースノート… pr-review PR を⾒る… cdk-deploy CDK で配備… ⽂脈に⼊る量 名前と説明だけを読む SKILL.md ## ⼿順 3 ⼿順が指したとき release-notes/ 1. 範囲を決める SKILL.md 2. コミットを読む references/format.md 3. 3 つに分ける scripts/ (あれば) ⽂脈に⼊る量 SKILL.md の本⽂を読む ⽂脈に⼊る量 参考資料とスクリプトを読む /release-notes のように名前で呼んでも、本⽂を読む。参考資料は、⼿順が指したときだけ読む。 Skill を⾜したら、新しいチャットで読まれる。⽂脈に⼊る量はイメージ © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 8
  9. 1 Skill 例題の Skill /release-notes と打つと、main からのコミットを読み、決まった形で書く チャットで / を打つと

    Skill が⼀覧に出る。名前の後ろの⽂も、頼みと⼀緒に渡る。 Kiro は Skill を読み (左)、コミットを 3 つの節に分けて RELEASE_NOTES.md に書いた (右は上の 2 節)。 例題 (Supervised) では、Skill を読む前に承認を求められた 節の⾒出しは references/format.md の形 (付録 A3) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 9
  10. 1 Skill 置き場所 チームの⼿順は .kiro/skills/ に置き、リポジトリに⼊れて全員で使う リポジトリの .kiro/skills/ ⾃分の PC

    の ~/.kiro/skills/ チームの⼿順。コミットして全員で使う ⾃分の⼿順。どのリポジトリでも使う release-notes/ SKILL.md IDE CLI Web my-review/ IDE SKILL.md CLI Web Web は Agent Config > Skills へ 例: チームの決まった作業 例: ⾃分のレビューの観点 同じ名前なら、リポジトリの Skill が勝つ。IDE は Kiro のパネルの Agent Steering & Skills の + → Import a skill で、 GitHub か⼿元のフォルダから取り込める。 信頼していないフォルダの .kiro/ の Skill は読まない。CLI は初めて開くとき Trust this workspace? と聞くので Trust, continue を選ぶ © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 10
  11. 1 Skill 説明の書き⽅ 何をするかと、いつ使うかを説明に書くと、合う頼みのときに読まれやすくなる 頼み: 前の版から何が変わったか、まとめて 悪い説明 良い説明 (例題の Skill)

    name: release-notes description: リリースの⼿伝い name: release-notes description: 会議室の予約アプリの リリースノートを書く。リリースノート、 変更点の⼀覧、版の説明を書くとき、 前の版から何が変わったかを まとめるときに使う。 いつ使うかが書かれていない。合う頼みが分からない 何をするかと、いつ使うかの⾔葉がある 読まれないとき、別の Skill が読まれるときは、説明に頼みの⾔葉を⾜して、ほかの Skill と分ける 欄の決まり: name はフォルダの名前と同じ (英⼩⽂字、数字、ハイフン、64 字まで)。description は 1024 字まで © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 11
  12. 1 Skill Skill と Steering の違い Steering は読ませる決まり、Skill は必要なときに開く⼿順書 Steering

    読ませる決まり Skill 必要なときに開く⼿順書 いつ読まれるか 毎回 (always)、条件が合うとき (fileMatch、 auto)、呼んだとき (manual) 頼みが説明に合ったとき、 /名前 で呼んだとき 中⾝ 書き⽅、技術、構成の決まり ⼿順と、参考資料、スクリプト、ひな形 形 Kiro の形 (.kiro/steering/*.md) 公開の形 Agent Skills (フォルダ) 向くもの いつも守らせたいこと ときどき頼む、決まった作業 auto の Steering も説明で読まれ、/名前 で呼べる。決まりの⽂は Steering、⼿順とスクリプトは Skill に Powers は、道具 (MCP) と⼿順書をまとめた道具箱 (資料 4)。⽐べは付録 A1 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 12
  13. 2 カスタムエージェント カスタムエージェント 役割ごとの担当者。道具、許可、読むファイル、プロンプトを 1 つに決める 例: review-reader (レビュー役) 担当の札

    決めること (欄の名前) 決まること 例題では 説明 description いつこの担当を使うか 読むだけのレビュー役 道具 tools 呼べる道具 read だけ 許可 permissions 道具がしてよいこと (書いていない) 読むファイル resources 初めに読むファイル、Skill Steering と要件 プロンプト prompt 役割と⾒ること 決まりと要件に照らす モデル model 使うモデル (既定のモデル) 設定は .kiro/agents/ に置くファイル (例題は .json)。ほかに MCP サーバー、Hook (きっかけで動く処理。CLI V3)、最初のあいさつも決められる © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 13
  14. 2 カスタムエージェント 組み込みのエージェント Default、Spec、Plan などは、最初から⼊っている担当者 エージェント IDE CLI すること Default

    ◦ ◦ 何でも頼む、いつもの担当 Spec ◦ ◦ 要件、設計、タスクを段ごとに作る Quick Spec ◦ ◦ 3 つの⽂書を承認なしで続けて作る Bug Fix ◦ ◦ 原因を調べ、直し⽅とタスクを作る Plan ◦ ◦ 読むだけで調べ、計画を出す。書き換えはしない Guide ― ◦ Kiro CLI のことを、⽂書をもとに答える 組み込みも、カスタムエージェントと同じ仕組みの担当者。IDE は⼊⼒欄の下の名前 (Default) から選ぶ © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 14
  15. 2 カスタムエージェント 例題のカスタムエージェント レビュー役は読む道具だけを持ち、書く道具もコマンドも持たない 例題の .kiro/agents/review-reader.json。 tools に read だけを書いた。読む、探すはできる。

    書き換えとコマンドはできない。 tools の主な分類は read (読む)、write (書く)、 shell (コマンド)、web。 resources で、予約の決まりと要件の⽂書を 初めに読ませる。prompt には役割と返し⽅を書く (全⽂は付録 A4)。 permissions は書いていないので、既定の許可のまま。git diff は 使えないので、⾒るファイルは頼みで渡す © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 15
  16. 2 カスタムエージェント 作り⽅と切り替え⽅ ファイルを .kiro/agents/ に置き、チャットの下のエージェントの名前から選ぶ IDE: .kiro/agents/ に設定のファイルを置き、 ①

    ファイルを置く チャットの⼊⼒欄の下の名前 (Default) を押して 選ぶ。次の頼みから効く。 ② 名前 (Default) を押すと出る⼀覧の下に、例題の担当が出る CLI: /agent create で AI に設定を作らせ、 /agent swap で切り替える。 信頼していないフォルダでは⼀覧に出ない。 CLI の /agent create は、保存先を聞かれたら Local を選ぶか、 --directory workspace を付ける (既定は ~/.kiro/agents/)。 ③ 選ぶと、⼊⼒欄の下の名前が変わる AI が .kiro/agents/ に書くときは、毎回承認を求められる © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 16
  17. 2 カスタムエージェント カスタムエージェントと Steering その担当に必ず読ませたい Steering とファイルは、resources に書く 既定で受け継ぐもの (設定リファレンス)

    Steering (リポジトリと⾃分の PC) Skill の名前と説明 resources に書くもの "resources": [ "file://.kiro/steering/**/*.md", AGENTS.md "file://.kiro/specs/.../requirements.md" ] Steering と Agent Skills のページは、 file:// は、始めに中⾝を読む カスタムエージェントには resources に書く、とする 書いておけば、受け継ぎを⽌めても読まれる 例題で聞くと、レビュー役は resources にない Skill の名前と説明を答えた (IDE 1.4.121、CLI 3.1.0)。 受け継がせないときは CLI の設定 chat.disableInheritingDefaultResources を true にする (AGENTS.md も⼊らなくなる。IDE の⽅法は⽂書に無い) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 17
  18. 3 サブエージェント サブエージェント ⾃分の⽂脈で動く相⼿に任せ、結果だけを受け取る 1 親のエージェント 2 それぞれ⾃分の⽂脈で動く (並べて動く) 3

    結果だけが返る 予約の判定 reservation.ts、time.ts 保存 db.ts 任せどころを⾒つけるか、 ⼈が頼む 画⾯ src/web/ 親の⽂脈には 報告だけが⼊る 動くのは組み込みかカスタムエージェント。説明 (description) で選ばれ、名前でも呼べる。 組み込みは主に 2 つ (調べもの⽤の context-gatherer、何でも⽤)。CLI V3 には Kiro のことを答える Introspect もある © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 18
  19. 3 サブエージェント 例題のサブエージェント 予約の判定、保存、画⾯の 3 つを並べて調べさせ、親は報告からまとめる 頼み: 「予約の判定、保存、画⾯の 3 つを、

    サブエージェントで並べて調べて。 返事は部分ごとに 1 ⾏と、まとめ 1 ⾏だけ」 親は、組み込みのサブエージェントを 3 つ並べて 動かした (context-gatherer)。 ↓ 親の返事 (3 つの報告から親が書いたまとめ) 親の⽂脈に⼊ったのは、3 つの報告だけ。調べた 中⾝は⼊らない。 右は画⾯の⼀部を切り抜いて並べたもの © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 19
  20. 3 サブエージェント 担当者をサブエージェントとして呼ぶ レビュー役を名前で呼ぶと、書いた本⼈とは別の⽬で、読むだけで⾒る 頼み: 「review-reader エージェントで src/server/reservation.ts を⾒て、 指摘を返して。返事は短く。」

    呼ぶ前に、承認を求められた (右下)。 返事: ⽌める指摘はなし。直したい 1 件には 「実⾏して確かめていない」と添えた (prompt の「推測は推測と書く」どおり)。 道具の使⽤は親の許可でも確かめられ、厳しいほうが勝つ。IDE で Workflows を有効にしていると、裏で Workflow として動く (資料 6) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 20
  21. 3 サブエージェント サブエージェントに渡るもの 親の会話は渡らないので、頼みに要ることを書く。記憶は読むだけ 親と同じものを使う Steering と MCP サーバー ワークスペースのファイル

    許可の設定 親とサブエージェントの厳しいほうが勝つ 記憶 (Memory) 有効なとき、読むだけ。IDE 1.4.121、CLI 3.1.0 から サブエージェントごとに別 (親と共有しない) 会話の履歴 親の会話は渡らない ⽂脈 親の⽂脈を使わない Spec の状態 Hook のきっかけ 頼みには、⽬的、⾒る範囲、返してほしい形を書く (この資料のすすめ) カスタムエージェントに任せると、道具はその担当の tools に限られる © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 21
  22. 4 使い分け 選び⽅ 繰り返す⼿順は Skill、役割はカスタムエージェント、⼿分けはサブエージェント 1 同じ⼿順を、何度も説明している 2 役割と、使ってよい道具を決めて任せたい 3

    調べる範囲が広い。別の⽬で⾒てほしい 組み合わせてよい: カスタムエージェントを、サブエージェントとして呼ぶ (20 枚⽬) © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. Skill 例: リリースノートを書く カスタムエージェント 例: 読むだけのレビュー役 サブエージェント 例: 3 つの部分を並べて調べる この資料のすすめ 22
  23. 4 使い分け まとめ ⼿順、役割、⼿分けを渡すと、毎回の説明が減る 1 繰り返す⼿順は Skill にし、説明に「いつ使うか」を書く。 2 決まった役割はカスタムエージェントにし、道具を絞り、読ませるファイルを決める。

    3 ⼤きな調べものはサブエージェントに分け、頼みに要ることを書く。 次に読む資料 ⻑い仕事の任せ⽅ Steering と Hook MCP と Powers (Workflows) 資料 6 Kiro CLI (/agent) 資料 3 資料 4 資料 7 6 では、サブエージェントとカスタムエージェントを、決めた⼿順で流す Workflows を扱う © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 23
  24. 付録 A1 Skill、Steering、Powers、エージェントの⽐べ 道具 例え Steering 読ませる決まり Skill Powers いつ読まれるか

    毎回、条件が合う とき、呼んだとき 中⾝ 決まり 置き場所 .kiro/steering/ ~/.kiro/steering/ 必要なときに 説明に合うか、 ⼿順、参考資料、 .kiro/skills/ 開く⼿順書 /名前 で呼んだとき スクリプト、ひな形 ~/.kiro/skills/ MCP の道具、 ⼊れて使う Skill、知識 (資料 4) 道具と⼿順書の 道具箱 話が合ったとき カスタム 役割ごとの 選んだとき、 道具、許可、 .kiro/agents/ エージェント 担当者 呼ばれたとき ファイル、プロンプト ~/.kiro/agents/ サブ ⼿分けして 親の頼み 組み込みのもの、 エージェント 頼む相⼿ (と担当の設定) 担当の設定 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 親が任せたとき 24
  25. 付録 A2 例題の SKILL.md (.kiro/skills/release-notes/SKILL.md) --name: release-notes description: 会議室の予約アプリのリリースノートを書く。リリースノート、変更点の⼀覧、版の説明を書くとき、前の版から何が変わったかをまとめるとき に使う。

    --## ⼿順 1. 範囲を決める。頼みに範囲があればそれを使う。なければ main から HEAD まで (`git log --oneline main..HEAD`)。 2. 範囲のコミットを読む (`git log --format="%h %s" <範囲>`)。分け⽅に迷うコミットは `git show --stat <hash>` で変わったファイルを⾒る。 3. コミットを 3 つに分ける。利⽤者に⾒える変更、直したバグ、内部の変更 (テスト、仕様の⽂書、設定)。 4. `references/format.md` の形で書き、`RELEASE_NOTES.md` の先頭に⾜す。ファイルがなければ作る。 5. 返事に、書いたノートと、分け⽅に迷ったコミットを書く。 ## 書き⽅ - 利⽤者の⾔葉で書く。関数名やファイル名は書かない。 - 1 ⾏に 1 件。⾏の最後に、コミットの短い hash を括弧で書く。 - コミットに書かれていないことは⾜さない。 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 25
  26. 付録 A3 例題の参考資料 (release-notes/references/format.md) # リリースノートの形 ```markdown ## <版。決まっていなければ⽇付 YYYY-MM-DD>

    ### 新しくできること - <利⽤者から⾒た変更> (<hash>) ### 直したこと - <直したバグ> (<hash>) ### 内部の変更 - <テスト、仕様の⽂書、設定の変更> (<hash>) ``` - 中⾝のない節は書かない。 - 新しい版を、ファイルのいちばん上に⾜す。 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 26
  27. 付録 A4 例題のエージェントの設定 (.kiro/agents/review-reader.json) { "name": "review-reader", "description": "変更を読むだけで確かめるレビュー役。ファイルや変更を読み、予約の決まりと要件に合っているか、テストがあるかを⾒て、指摘を返す。 コードは書き換えない。",

    "tools": ["read"], "resources": [ "file://.kiro/steering/**/*.md", "file://.kiro/specs/room-reservation/requirements.md" ], "prompt": "あなたは会議室の予約アプリのレビュー役です。ファイルを読むだけで、書き換えはしません。予約の決まり (booking-rules.md) と要件 (requirements.md) に照らして読み、変えた判定にテストがあるかも⾒ます。指摘は「⽌める」「直したい」「好み」に分け、ファイルと⾏を書きます。指摘 がなければ「指摘なし」と書きます。推測は推測と書きます。", "welcomeMessage": "読むだけのレビュー役です。⾒てほしいファイルか変更を教えてください。" } © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 27
  28. 付録 A5 試す順番 1 .kiro/skills/<名前>/SKILL.md を置く。name はフォルダの名前、description にいつ使うかを書く 2 新しいチャットで

    / を打ち、⼀覧に出るかを⾒る。/<名前> で呼び、⼿順どおりに動くかを⾒る 3 名前を⾔わずに頼み、説明だけで読まれるかを⾒る。読まれなければ、説明に頼みの⾔葉を⾜す 4 .kiro/agents/<名前>.json に、name、description、tools、resources、prompt を書く 5 ⼊⼒欄の下の名前から選び、tools にない操作 (書き換えなど) を頼んで、できないことを確かめる 6 Default に戻して「<名前> エージェントで … を⾒て」と頼み、サブエージェントとして呼ばれるかを⾒る どれも .kiro/ の下のファイルなので、コミットすればチームで同じものを使える。CLI で使う⼈は、フォルダを信頼する © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 28
  29. 付録 A6 ⽤語 ⽤語 意味 ⽤語 意味 Skill 必要なときに開く⼿順書 Agent

    Skills Skill の公開の形 SKILL.md Skill の中⼼。頭に name と description カスタムエージェント 役割ごとの担当者の設定 サブエージェント 親が任せる相⼿。結果を返す ⽂脈 Supervised その時に読んでいる中⾝。 多いと遅く、粗くなる 変更を 1 回ずつ承認する動き⽅ © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. description いつ使うかの説明。 頼みと照らす 組み込みの 最初からある エージェント 担当者 (Default など) resources 担当に初めから読ませるもの Memory Autopilot 前のセッションで分かった ことの記憶 変更ごとの承認を省く動き⽅ 29
  30. 付録 A7 出典と参考 kiro.dev のドキュメント「Agent Skills」 https://kiro.dev/docs/skills/ kiro.dev のドキュメント「Custom agents」と、その下のページ

    (Built-in agents、Creating custom agents、Agent configuration reference、Invoking as subagents、Agent examples) https://kiro.dev/docs/custom-agents/ kiro.dev のドキュメント「Steering」「Powers」「Built-in tools」 https://kiro.dev/docs/steering/ https://kiro.dev/docs/powers/ https://kiro.dev/docs/tools/ kiro.dev のドキュメント「Permissions」「Memory」「Autopilot」 https://kiro.dev/docs/permissions/ https://kiro.dev/docs/memory/ https://kiro.dev/docs/ide/chat/autopilot/ kiro.dev の changelog「Compaction Hooks, Workflow Run Search, and Memory for Sub-Agents」(IDE 1.4.121、2026-11-05) https://kiro.dev/changelog/ide/1-4-121/ kiro.dev の changelog「Compaction Hooks and Session Credits」(CLI 3.1.0、2026-11-05) https://kiro.dev/changelog/cli/3-1/ kiro.dev のドキュメントと changelog は 2026-11-08 に読んだもの。画⾯は Kiro IDE 1.4.121 で撮った。例題はこの資料のために作った会議室の予約アプリ。 © 2026, Amazon Web Services, Inc. or its affiliates. All rights reserved. 30