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生き様としてのSRE
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Yutaro Sugai
October 29, 2026
Technology
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生き様としてのSRE
ホンマでっかSRE #1 2026/06/25(木)
Yutaro Sugai
October 29, 2026
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Transcript
生き様としてのSRE id:hokkai7go ホンマでっかSRE勉強会 #1
菅井 祐太朗 Yutaro SUGAI id: hokkai7go 株式会社I-Style取締役CTO 一般社団法人LOCAL理事 スクラムマスター 2児の父
Rubyが好き 元SRE
ホンマでっかSRE勉強会初 開催おめでとうございます
SREは肩書き(職種)だけど、課 題に立ち向かう(生き様)でもあ ると感じている
DevOpsDays Tokyo2026発表資料 p.58 より 汎用化:あらゆる困難なDXへの応用 • 医療現場への越境は楽しく、ITエンジニアとしてのやりがいが多 かった。ITの技術を武器にして他の領域に越境していくことをおす すめする •
SRE経験が越境のやり方を教えてくれた • class SRE implements DevOps • 運用と開発の壁を壊し、共通の目標に向かって協力するというDevOpsの思 想がまずベースにあり、 • サイト信頼性制御のために部門や職種を超えて対話(越境)が必要なSREingを 経験することで越境の技術が身についていった • 越境を恐れない • 境界線を跨いで仕事することで困難を乗り越えることができる。境界線の中 にこもると仕事のレベルが下がる可能性がある
SREは生き様 • 私の肩書き(職種)はSREではなくなったが、DevOpsの思想が根 付いていて生き様とかマインドセットになっていると感じてい る • 「技術を中心として、他部門、他職種、他組織といい感じにや るロール」をやっている • DevOpsDays
Tokyoの資料では医療情報システムに関して越境してい い感じにしている様子を表したが、他にも製造業のCCoEとか、クラウ ド移行とか、情シス支援とかでいい感じにする仕事をしている
越境 • みなさん越境してますか?してますよね • 最近思うんだけど、越境するなら他組織と効果的にコミュニ ケーションをしていく必要があって、本質的な情報のやり取り が不可欠で、忖度とか萎縮とかは不要だと思う。(少し脱線)
アジェンダ • SRE時代の苦悩 • コードが書ける情シス
SRE時代の苦悩 • はてなでSREをしていたとき、システムプラットフォーム部と いうところで共通基盤を見ているPlatform SRE的なことをやっ ていた • 当時はオンプレ撤退戦を大規模にやっていたので、オンプレの ネットワークについての知識や経験が必要だった。自分は特に オンプレのネットワークが苦手で、オンプレ撤退戦やオンプレ
の障害発生時に戦力になりきれていなかった。 • この苦手意識が今に至るまで自分の行動や学習に影響を与え続 けているので、この話をしたいと思う
ネットワークスキルを強化したい • クラウドでのネットワークはそこそこできるようになったけど、 それって本当にネットワークのことを理解しているんだろう か?クラウドのネットワークはかなりブラックボックス化して いて、実機のネットワークとは大きく違うよね? • パケットがどう流れるか、BGPがどのように経路を制御するか 理解したい。実機のネットワーク機器やプロトコルスタックへ の理解を通してこれらに詳しくなりたい
• まずは自宅のネットワーク機器を業務用機器にして、普段から 業務用機器を触るようにした。逸般の誤家庭化へ
逸般の誤家庭化
家 ONU L2 RTX1210 UniFi Dream Router IX2215 Home NOCとBGP接続
None
None
職場 会社の本社と拠点間VPN接続 ONU RTX1300 SFP+ 10G 1Gでいいもの(10G未対応) はこっち MS510TXUP InstantOn
1930 SFP+ 10G Proxmox もともとESXi PowerEdge R640 UniFi Dream Machine Pro 開発マシン とか U6 Pro
NOC • ネットワークのことを知っていくにつれて、BGP接続や、カン ファレンスネットワークに興味が出てきた。いくつかNOCのお 手伝いをした • Home NOC これは接続しているだけ •
接続できるまでに結構時間がかかった。家庭用のネットワークと、実 験用のネットワークを一緒にしようとしていたため。DHCPv6-PDだ とONU直下で分岐すると片方でしかv6通信できないみたいだけどRAだ と /64 が配られるから、ONU直下のHUB分岐で問題ないらしい。ここ らへんがわかるまでに時間かかった
NOC • RubyKaigi NOC • RubyKaigiは開催フォーマットが基本的に決まっていて、物理・論理設 計はあらかた済んでいる。ロジ準備と当日敷設・撤去がHelperの主な 仕事 • IPv6-Mostlyや、NAT64のRuby実装が実運用されるなど意欲的に実験
が行われている • JANOG57 NOC • RubyKaigiと違いJANOGは毎回会場も主催も違うため、その場限りの NOCが編成される。JANOG57 NOCを通して、RubyKaigiの設計洗練度 の高さに気がつくなどした • NOC人材との交流楽しい
本業への還元(NW) • お客さんのオフィスNW構築をお手伝いした • 機器選定、設計設定 • NEC IX + UniFi
• 気がつけば会社でNW案件が増えている
逸般の誤家庭やNOC活動を通してようやくNWに 関して素振りができている状態になれた。 かつて苦手で戦力になりきれなかったと悔しい思 いをしたネットワーク領域だったが、今や仕事 (価値)としてお客さんに提供できるようになっ た。
コードが書ける情シス • SRE時代にどっぷりコーディングしてスキルが高まった • 思い出深い体験2つ • AWS CDK(TypeScript)で型パズル • 内部DNSの仕組みをRubyで書いて、onkさんとペアプロした日々
コードが書ける情シス • SREと情シスは似ている • 守りの部署に見られがちだが、手作業を減らし自動化などの仕組みで 解決が必要なのは一緒 • 安定稼働が当たり前で評価されにくいのも一緒 • ユーザーの生産性のために高い信頼性で支えるのも一緒
• 変化が激しく、属人化やレガシーが生まれやすいのも一緒
コードが書ける情シス • でも、情シスにはエンジニアが足りていないし、コーディング できる人はもっといない • しかしコーディングする余地はたくさんある • 例えば コレ(弊社事例)だと、Google GroupのメールアドレスをAPI経
由で書き換えたりなど • 情シスのちまちました作業を自動化する余地はたくさんある。だから コードが書ける情シスを目指すことを社内の技術的目標にしていた
これらは肩書きを外れても動き続けるSREとしての生き 様(課題に立ち向かう姿勢)と思う。 何かしらの参考になればありがたい。 あの時の苦悩が今の自分を作っているのだなと思う。 みなさんの生き様も知りたいので共有してください