Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
スプリントで回すデータ基盤運用
Search
株式会社イノベーション(エンジニア)
June 02, 2025
0
15
スプリントで回すデータ基盤運用
データ基盤チームのスクラム開発の話
株式会社イノベーション(エンジニア)
June 02, 2025
Tweet
Share
More Decks by 株式会社イノベーション(エンジニア)
See All by 株式会社イノベーション(エンジニア)
書店の入り口でわかる、いまの関心
innovationjp
0
5
日常生活における AI活用事例(俺)
innovationjp
0
440
AI時代の エンジニア生存戦略と 『余白会』
innovationjp
0
4
SDD (仕様書駆動開発)を やってみて
innovationjp
0
8
git worktree上の開発環境を整備した話
innovationjp
0
750
自作WebSocket (RFC6455)
innovationjp
0
4
新規事業で「Spec駆動開発」を 導入したら、開発よりもSpec修 正で死んだ話
innovationjp
0
36
Observable Framework + D3.jsで 資料請求データを 触って楽しいネットワークグラフに
innovationjp
0
2
ITトレンドのフロントエンドNext.js移行までの道のり
innovationjp
2
1.9k
Featured
See All Featured
Utilizing Notion as your number one productivity tool
mfonobong
4
270
Music & Morning Musume
bryan
47
7.1k
The AI Search Optimization Roadmap by Aleyda Solis
aleyda
1
5.5k
The Spectacular Lies of Maps
axbom
PRO
1
660
What does AI have to do with Human Rights?
axbom
PRO
1
2.1k
Designing Powerful Visuals for Engaging Learning
tmiket
1
310
Measuring Dark Social's Impact On Conversion and Attribution
stephenakadiri
1
170
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
96
14k
State of Search Keynote: SEO is Dead Long Live SEO
ryanjones
0
160
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
59
6.4k
Information Architects: The Missing Link in Design Systems
soysaucechin
0
850
Transcript
スプリントで回すデータ基盤運用 〜継続的に価値を届けるためのスクラム実践〜
なぜスクラムを導入したのか? • やりたいことができなくて辛い!! ◦ 🚨 問い合わせ対応に追われて改善ができない ◦ 🚨 属人化で引き継ぎが困難 ◦
🚨 小さな工夫が埋もれる • ⏩ 継続的に価値を届ける組織を目指して、スクラムを導入!
データ基盤チームの役割とスクラム運営 • 🔧 主な業務: ◦ データ連携・変換(BigQuery、Dataform 等) ◦ データマート整備 ◦
ダッシュボード配信(Qlik、スプシ) • 🌀 スプリント運営: ◦ スプリント期間:2週間 ◦ 月:プランニング ◦ 金:レビュー+ふりかえり ◦ 毎日:デイリースクラム(10分)
スプリントで扱うタスク 問い合わせ対応に追われない工夫:バッファ運用 分類 具体例 基盤整備 Dataformモデル作成、DAG改善 データ要求対応 KPI追加、定義変更 品質向上 nullチェック、メタデータ整備
ドキュメント整備 README、定義一覧 割り込み対応用に20〜30%のバッファを確保!
ペアプロの導入と運用 属人性の解消に向けたペアプロ運用 • 毎週一日を「ペアプロday」に • タスクチケットのサブタスクでペアプロ時間を確保 • 領域の異なるメンバーと組み、ナレッジ拡散を促進!
小さな工夫を見える化するには? “ちょっと良かったこと”をチームに共有する工夫 • Slackでのカジュアルな共有運用を検討中 • 振り返りの質向上に向けて「メモ習慣」も模索 • 📒 小さな気づきの蓄積が未来の改善タネに!
良かったこと① ふりかえり文化の定着 • 毎週KPTでふりかえりを実施 • 改善点も自然に話しやすい雰囲気に • 🙌 成長が見える →
モチベーション向上!
良かったこと② 技術的負債の計画的返済が可能に • 改善タスクを事前にバックログ化 • 毎スプリントで少しずつ着手 • 📈 中長期的な改善を着実に前進!
良かったこと③④ ペアプロで設計認識のズレが減少 チームの可視性・連携も向上! • タスクの進捗を毎日デイリーで共有 • スプリントレビューで他チームからのフィードバックも • 🚩チームとしての一体感がUP!
課題とその対策 現場で直面した課題とその乗り越え方 課題 対応策 見積もり精度のブレ プランニングポーカーで認識統一 割り込み対応の崩壊 バッファで吸収 属人化 ペアプロ運用で知識分散
まとめ スクラムは「文化」として育てるもの • データ基盤は“使われ続けてこそ価値” • ふりかえり・ペアプロ・チーム連携が文化を作る • スクラム ≠ 管理手法
→ 価値を届ける文化の土壌