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オンラインドキュメントへCI・CDを適用している話 / apply CICD methods...
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iwashi
November 26, 2022
Technology
1
240
オンラインドキュメントへCI・CDを適用している話 / apply CICD methods to online documents
2018/1/24の社内勉強会で講演した資料です。
ドキュメントに対して、継続的インテグレーション・継続的デプロイを適用する話をまとめています。
iwashi
November 26, 2022
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Transcript
Copyright © NTT Communications Corporation. All rights reserved. オンラインドキュメントへCI/CD を適用している話
NTTコミュニケーションズ / @iwashi86 2018.1.24 Cloud Academy
・岩瀬 義昌 / @iwashi86 ・SkyWayの中の人 ・技術面 ・WebRTC ・自動化 (CI/CD, IaC)
https://webrtc.ecl.ntt.com/
ドキュメントにCI/CDを 適用するメリット・やり方 について知ること (今後の業務の参考に) 本セッションのゴール
前提のおさらい
継続的インテグレーションとは (CI: Continuous Integration) ・ソフトウェアやシステムが正しく動作するか 継続的に確認しながら開発を進める手法 ・コンパイル・テスト・ビルドなどの一連の流れを 短期間で&継続的に結合
開発マシン GitHub ①機能を追加した 新コードをPush 継続的インテグレーションの例
CI 開発マシン GitHub ②単体/機能 テストを起動 ①機能を追加した 新コードをPush 継続的インテグレーションの例 e.g. オンプレ:
Jenkins/Concourse CI/Drone SaaS: Circle CI/Travis CI
CI 開発マシン GitHub ③テスト結果 (Pass/Fail)を返却 ②単体/機能 テストを起動 ①機能を追加した 新コードをPush 継続的インテグレーションの例
CI 開発マシン GitHub ③テスト結果 (Pass/Fail)を返却 ②単体/機能 テストを起動 ①機能を追加した 新コードをPush ④レビューReady
を通知 開発者 継続的インテグレーションの例
CI 開発マシン GitHub ③テスト結果 (Pass/Fail)を返却 ②単体/機能 テストを起動 ①機能を追加した 新コードをPush ④レビューReady
を通知 開発者 ⑤コードレビュー 継続的インテグレーションの例
CI 開発マシン GitHub ③テスト結果 (Pass/Fail)を返却 ②単体/機能 テストを起動 ①機能を追加した 新コードをPush ④レビューReady
を通知 開発者 ⑤レビューReady を通知 継続的インテグレーションの例 ここまでは 開発+テスト の範囲 デプロイまで含めていく
継続的デプロイとは (CD: Continuous Deployment) ・コード変更を契機として、自動的にビルド、 テスト、および本番へのリリースを実行 (単なる用語として…) 参考:継続デリバリ(CD: Continuous Delivery)
・コード変更を契機として、自動的にビルド、 テスト、および本番へのリリース「準備」まで実行
継続的デプロイの例 GitHub ①コードレビューで OKだったので 追加コードをマージ 開発者
継続的デプロイの例 CI GitHub ①コードレビューで OKだったので 追加コードをマージ 開発者 ②マージされた イベントを通知
継続的デプロイの例 CI GitHub ①コードレビューで OKだったので 追加コードをマージ 開発者 ②マージされた イベントを通知 ③新コードを
商用へ自動適用
CI GitHub ①コードレビューで OKだったので 追加コードをマージ 開発者 ②マージされた イベントを通知 ③新コードを 商用へ自動適用
全体像をまとめて 別の視点で見ると… 継続的デプロイの例
引用: https://www.youtube.com/watch?time_continue=155&v=KvRBkDMDxXQ を参考に改変 Agility / Sustainability Iterative Development Continuous Integration
Continuous Delivery 顧客価値を創出する流れ CI/CD含む全体像 Continuous Deployment
今日の話 ・多くの場合、CI/CDの適用範囲はプログラム ・今日はそれをドキュメントへ適用 ・継続的にテストし、品質を作り込みつつ さらにデプロイまで実施していく話
エンジニアの気持ち的には ・Markdown / reStructuredText で書きたい
エンジニアの気持ち的には ・Markdown / reStructuredText で書きたい ・git で管理して、Pull Request Drivenで 書きたい&レビューしたい
(Wordはgitに向いていない)
エンジニアの気持ち的には ・Markdown / reStructuredText で書きたい ・git で管理して、Pull Request Drivenで 書きたい&レビューしたい
・表記揺れなどのレビューは、 人間がやるものじゃない
エンジニアの気持ち的には ・Markdown / reStructuredText で書きたい ・gitで管理して、Pull Request Drivenで 書きたい&レビューしたい ・表記ゆれなどのレビューは、
人間がやるものじゃない CI/CD で自動化して やっていくしか!!
最初にゴールの説明
SkyWay SDK リファレンス: お客様向けにJS SDKの使い方をまとめているドキュメント https://github.com/skyway/skyway-js-sdk-doc
CI/CDの全体像 開発マシン GitHub ③テスト結果 (Pass/Fail)を返却 ②CircleCI上で、 textlintを使った テスト実行 ①ブランチを切って 文書を追加(mkdocs)
④レビューReady を通知 その他 メンバ ⑤文書レビューして OKならマージ ⑥GitHub Pagesに masterをデプロイ
以降、要素を個別に説明
CI/CDの構成 開発マシン GitHub ③テスト結果 (Pass/Fail)を返却 ②CircleCI上で、 textlintを使った テスト実行 ①ブランチを切って 文書を追加
(MkDocs) ④レビューReady を通知 その他 メンバ ⑤文書レビュー ⑥GitHub Pagesに masterをデプロイ
http://www.mkdocs.org/
MkDocs とは ・Markdownで書けるPythonベースの 静的Webサイトジェネレータ (類似のツールは Sphinx など)
MkDocs とは ・Markdownで書けるPythonベースの 静的Webサイトジェネレータ (類似のツールは Sphinx など) ・ビルドすると、HTML/JS/CSS を吐き出すので、
それを任意の方法でデプロイする e.g. Webサーバへ配置、S3へ置く、GitHub Pagesへ置く
MkDocs とは ・Markdownで書けるPythonベースの 静的Webサイトジェネレータ (類似のツールは Sphinx など) ・ビルドすると、HTML/JS/CSS を吐き出すので、
それを任意の方法でデプロイする e.g. Webサーバへ配置、S3へ置く、GitHub Pagesへ置く ・任意に拡張が可能 e.g. 独自にJSを追加、Themeを適用してデザイン変更
MkDocs - 使い方 // プロジェクト作成 $ mkdocs new my-project $
cd my-project // 実際にローカルで動かしてみる $ mkdocs serve -> http://127.0.0.1:8000 // GitHub Pages にデプロイする $ mkdocs gh-deploy
CI/CDの構成 開発マシン GitHub ③テスト結果 (Pass/Fail)を返却 ②CircleCI上で、 textlintを使った テスト実行 ①ブランチを切って 文書を追加(mkdocs)
④レビューReady を通知 その他 メンバ ⑤文書レビュー ⑥GitHub Pagesに masterをデプロイ
textlint とは ・lintは元々、C言語用の構文・文法チェッカだったが 今では複数言語(e.g. html や golang )に対応
textlint とは ・lintは元々、C言語用の構文・文法チェッカだったが 今では複数言語(e.g. html や golang )に対応 ・textlintは、lintの適用範囲を拡張して、 文章に適用して、文章品質をテスト可能にしたツール
(類似のツールは、 RedPen など)
textlint とは ・lintは元々、C言語用の構文・文法チェッカだったが 今では複数言語(e.g. html や golang )に対応 ・textlintは、lintの適用範囲を拡張して、 文章に適用して、文章品質をテスト可能にしたツール
(類似のツールは、 RedPen など) ・テストするルールは、npm(モジュール)で 好きなものをピックアップして追加可能
引用: https://qiita.com/azu/items/e36501d25593d008f6ac textlint の例
textlint - 使い方(あとでまとめてデモ) インストール(今日は説明単純化のため、グローバル設定) $ npm install textlint --global WEB+DB
PRESS用語統一ルールを設定 (Ref: https://gist.github.com/inao/f55e8232e150aee918b9) $ npm install textlint-rule-web-plus-db –global 実際にテスト(lint)する $ textlint --rule textlint-rule-web-plus-db docs/index.md
CI/CDの構成 開発マシン GitHub ③テスト結果 (Pass/Fail)を返却 ②CircleCI上で、 textlintを使った テスト実行 ①ブランチを切って 文書を追加(mkdocs)
④レビューReady を通知 その他 メンバ ⑤文書レビュー ⑥GitHub Pagesに masterをデプロイ
Circle CIとは ・CI as a Serviceの1つで、デファクトになりつつある (類似のSaaS: TravisCI, wercker, codeship
など) https://trends.google.com/trends/
Circle CIとは ・CI as a Serviceの1つで、デファクトになりつつある ・YAML形式の定義ファイルで、任意のタスクを実行 使い方は これがほぼ全て 引用:
https://circleci.com/docs/2.0/hello-world/
Circle CIとは ・CI as a Serviceの1つで、デファクトになりつつある ・YAML形式の定義ファイルで、任意のタスクを実行 使い方は これがほぼ全て この内容によって、
CI or CDするのか 決めるだけ
Circle CIとは ・CI as a Serviceの1つで、デファクトになりつつある ・YAML形式の定義ファイルで、任意のタスクを実行 ・WebHook / API
契機 だけでなく、 cronライクなスケジュール機能もある triggers: - schedule: cron: "0 * * * *" e.g. 毎時実行したい場合
Circle CIとは ・CI as a Serviceの1つで、デファクトになりつつある ・YAML形式の定義ファイルで、任意のタスクを実行 ・WebHook / API
契機 だけでなく、 cronライクなスケジュール機能もある ・おまけ ・(完全に主観) やると分かるが爆速 e.g. オンプレDroneで10分 -> Circle CIで1分
CI/CDの構成 開発マシン GitHub ③テスト結果 (Pass/Fail)を返却 ②CircleCI上で、 textlintを使った テスト実行 ①ブランチを切って 文書を追加(mkdocs)
④レビューReady を通知 その他 メンバ ⑤文書レビュー ⑥GitHub Pagesに masterをデプロイ GitHub Pagesは CI/CDの本質じゃないので略
まとめ ・CI/CD を使って、ドキュメント品質を作り込んでいく ・SkyWayで使っているツール: ・MkDocs (w/ material): Markdownの本文から静的Webサイト生成 ・textlint: 任意のルールを設定して、文章自体をテスト
・CircleCI: textlint実行およびGitHub Pagesのデプロイ