CRIUで遊んでみた2019/03/07OthloTechLT大会@クックパッド岡野兼也
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$ whoaminame:- 岡野兼也- @ジュジュbelonging:- 名古屋大学interest:- CloudNative- SREdream:- 働かないことhobbies:- 登山- キャンプ
CRIU- Checkpoint and Restore In Userspaceの略称- Linuxのアプリケーションの実行状態をCheckpointとして固めてRestoreできる
CRIUを使うとアプリが動いている状態のコンテナを走らせることができる!
Checkpoint$ docker checkpoint create${container_name} ${checkpoint_name}- コンテナの今の状態を保存する- 作ったチェックポイントに基づいてリストアできる
Restore$ docker container start --checkpoint${checkpoint_name} ${container_name}- チェックポイントから再実行をする- 何回でも同じチェックポイントから実行可能
実際につかってみる
もう一回リストアする!
解決できる問題①コンテナの起動がいくら早くてもアプリの起動が遅ければ遅くなってしまう初めからからアプリの状態を記憶できているので爆速起動!!
解決できる問題②k8sがいくらうまいことやっているといってもノードメンテのために落とすと影響あるよね…ファイルとして状態を持てるのでライブマイグレーションができる!!
ご清聴ありがとうございました※CRIUはDockerのexperimentalな機能で、デフォルトでは使えません