Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

近年の動向とエンジニアキャリア論

Sponsored · Your Podcast. Everywhere. Effortlessly. Share. Educate. Inspire. Entertain. You do you. We'll handle the rest.
Avatar for @OkrandJ @OkrandJ
February 09, 2026

 近年の動向とエンジニアキャリア論

【Okayama.なんか #7】Okayama.Careerでの登壇資料です。

参考資料
- https://job-draft.jp/articles/609

Avatar for @OkrandJ

@OkrandJ

February 09, 2026
Tweet

More Decks by @OkrandJ

Other Decks in Technology

Transcript

  1. 2 ⾃⼰紹介 近年の動向とエンジニアキャリア論 ⼤倉 潤也 株式会社リブセンス  転職ドラフト事業部 部⻑ 岡⼭県出⾝、岡⼭市在住の42歳、趣味は空⼿とベース。 • 事業責任者

    • プロダクトオーナー • ハイヤリングマネージャー • キャリアアドバイザー これまで上記の役割を通じて、様々なエンジニアのキャ リア⽀援と企業の採⽤⽀援に関わってきました。 私のAuthenticityは“採⽤”と“キャリア”、 その2つを繋ぐ“組織作り”の⼈になりつつあります。 @OkrandJ
  2. 7 ⼀般的なキャリア理論の動向 近年の動向とエンジニアキャリア論 ドナルド‧E‧スーパー(1980)「ライフ‧キャリア‧レインボー」──発達‧役割視点の統合。 エドガー‧H‧シャイン(1978)「キャリア‧コーン(三次元モデル)」──機能×地位×中⼼性。 エドガー‧H‧シャイン(1978;1990)「キャリア‧アンカー」──⾃⼰概念の核。 ダグラス‧T‧ホール(1976;2004)「プロティアン‧キャリア」──⾃⼰主導‧価値観駆動のキャリア。 マイケル‧B‧アーサー(1994)「バウンダリーレス‧キャリア」──組織境界を越える移動性。 アーサー&デニス‧M‧ルソー(1996)『The Boundaryless

    Career』──概念の体系化。 ビアトリス‧I.J.M.‧ファン‧デル‧ハイデン&アンス‧デ‧フォス(2015)『Handbook of Research on Sustainable Careers』 ──サステナブル‧キャリアの視座。 2020年以降、国内ではリスキリング やキャリア自律 という言葉を良く聞くようになりました。 サステナブル・キャリアの国内展開 (石山ほか)とともに、企業のタレントマネジメント・越境学習が再評価され 始めています。
  3. 19 【Digression】AI時代における⼆階建てのスキル スキル⼀階 基礎的なAIリテラシー エンジニアのリテラシーとして、これまでのCS(computer science)やDSA(data structures and algorithms)に加えて、AIリテラシーも求められるようになって来ています。 たとえば -

    LLM関連技術の基礎知識 - 現在のLLMの限界(記号処理のその先) - RAGやチューニングの基本的な仕組み についての理解。 スキル⼆階 ロールにあわせたAIスキル ここではロールをスペシャリスト、マネジメント、プロダクトの3つに分類。 ロールが確定していなくても、仮でも⾒定めておくのが⼤切です。 これらは勉強やキャリアを進めていくなかで、意向や状況に応じて柔軟に切り替える必要があります。 近年の動向とエンジニアキャリア論
  4. 20 【Digression】ロールにあわせたAIスキル スペシャリスト - 開発⽀援ツールやAIエージェントによる開発の効率化 - ガードレール、⾮決定性や例外、SLA/SLOを考慮したAIシステム設計 - レイテンシ‧コスト‧信頼性を考慮したAIモデル評価 マネジメント

    - AI関連の安全性、セキュリティ、データガバナンス、監査、法令の知⾒ - 採⽤‧育成におけるエンジニアのAIスキルの評価の枠組み - 開発‧製品の両⾯におけるAIリスクの管理 プロダクト - LLM世界モデルの外にある深いドメイン知識 - RAG、MCP、Function CallingといったLLM応⽤技術 - 他社のプロダクト活⽤事例 近年の動向とエンジニアキャリア論
  5. 31 ライフステージ移⾏期に現れやすい悩み アーリーステージ → ミドルステージ   チャレンジのウェイトが⾼かったところから、仕事以外での時間の使い⽅(バランス)への⽐重が⾼まる。   ⾃⾝の健康をはじめ、両親‧パートナーや⼦供など、仕事に使える物理的な時間への制約が⽣まれ始め、   “全部やる”から“より⾃分のバリューを出すべき場所”への選択と集中が求められる傾向にある。   巷で⾔われていた『プログラマー35歳定年説』も体⼒的な要因が仮説のひとつと⾔われる。 ミドルステージ

    → レイターステージ   経験の広がりを通じて⼈⽣の晩年に最終的なキャリアの信憑性(⾃分らしさ)が⾼まる。 経験や実績も⼀定まで積み上げた中で、 この先の⼈⽣にどのような影響を及ぼすのかという意味づけが⾒えてくる。 職位や年収も⼤事ではあるが、それ以上に“何をやるか”が重要になるケースもある。 4. ライフステージの変化 近年の動向とエンジニアキャリア論
  6. ) このウェイトが ライフステージによって 変化する また前提となる “内的動機に気付く” ということも必要 32 4. ライフステージの変化

    ※内的動機とは ※報酬、他者からの評価、罰則、世間体など 近年の動向とエンジニアキャリア論
  7. 33 【Digression】内的キャリアと外的キャリア 内的キャリアを考えるための3つの問い 1. 5年後に「このキャリアを選んでよかった」と 思うために何を⼤切にするべきか 2. これまでで「⾃分の⼈⽣に意味がある」と感じた 仕事や活動は何か 3.

    どんな仕事をしているときに、時間を忘れる ほど没頭できるか 外的キャリア 所属企業‧役職‧給与といった 客観的に観測可能な属性 内的キャリア ⾃分の仕事⼈⽣における進捗や ⾃分の役割に対する主観的な感覚 内的キャリアとは、外的キャリアの「⽬的」となります。 まずは内的キャリアを考え、それを外的キャリアに翻訳す る必要がある。 近年の動向とエンジニアキャリア論
  8. 【Digression】まとめ 42 • 設計 / 決断 / 責任 ◦ コードを書くことは代替しやすくなった

    ◦ ドキュメントは量産しやすくなった ◦ でも 意思決定の責任 は代替できない 責任とは「決めた痕跡 × 影響を及ぼす範囲 × 失敗時の引き受け方」のログであり、 それは“成果”ではなく“思考のプロセス ”を棚卸し、構造化しておくことが大切です。 AI時代において、相対的に重要度が上がったと⾔われるもの 近年の動向とエンジニアキャリア論
  9. 44 転職ドラフトの提供するアクティビティ キャリアにおける重要な学びの場として、勉 強会/コミュニティ活動を支援。 会う前に年収とミッションが提示される、国内唯 一のスカウトサービス。 ITエンジニアの“選択”にフォーカスしたイン タビューメディア。 どんな人が、どんな企業から、いくらで、声が かかったかの情報を公開。

    コミュニティ支援 公開レジュメ エンジニアキャリアに特化したアドバイザーが、 転職成功まで併走。 レジュメフィードバック 3,000名以上のエンジニアレジュメを見てきた 審査担当による無料のレジュメフィードバッ ク。 キャリアの壁打ち 求人紹介を前提としないアドバイザーとの キャリア面談。 今の自分を 知る 機会を 知る 選択肢を 知る エンジニア 生存戦略 近年の動向とエンジニアキャリア論
  10. 45