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DDDモデリング勉強会 #7

株式会社Jurabi
October 01, 2024
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DDDモデリング勉強会 #7

DDDモデリング勉強会#7 の発表資料
実際にコンテキストマップを作成してみるハンズオンです。

株式会社Jurabi

October 01, 2024
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Transcript

  1. 進め方 1. As Isのコンテキストマップを作成 – 要件、概念モデル、ソースコードが存在していて、コンテキストマップは ない ※このフェーズではコンテキストマップ作成に注力して下さい 【所要時間:15分】 2.

    1.で作成したコンテキストマップに追加要件を加えた、To Beのコンテキストマップ修正案を作成 – コンテキストマップ修正案を作成していく過程で、As Isの概念モデルに不 整合が出る場合は概念モデルの修正もして下さい 【所要時間:30分】 7
  2. 【 As Is要件】 • チケット – 1つのチケットは1プロジェクトに属すること – チケットの閲覧/作成/更新/削除ができること –

    登録済みのチケットに注記を追加できること – チケットには複数の添付ファイルを設定できること 設定できるタイミングは、チケット作成/更新時、注記追記時とする – チケットに対して状態を設定できること – チケット間の関連が設定できること 例:AチケットがBチケットは関連している – チケットの検索ができること • 検索条件の項目は作成者、担当者、期間FromToとする 9
  3. 【As Is要件】 • アカウント(ユーザーアカウント) – アカウントには各種権限が与えられている – この権限の設定により、ユーザーができる操作が制限される 【権限】 –

    プロジェクト閲覧/作成/更新/削除 – アカウント閲覧/作成/更新/削除 – チケット閲覧/作成/更新/削除 – Wiki閲覧/作成/更新/削除 – アカウントへの権限設定 11
  4. 【非機能要件】 • サーバ数:2台(8CPU/16GB/1TB) • 想定ユーザ数:1,000人 • 想定プロジェクト数:100件 • 想定チケット数:1,000,000件 •

    想定チケット登録数:~1,000件/秒 • 応答時間:10ms • その他 – サーバ台数を増やす事で、対応可能な件数を増やせる(スケールアウト可能) – データは必ず2台以上のサーバに保持させる(可用性) – その他のエンティティの想定数は上記の想定数から一般的に想定される値で良い 19