Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
DDDモデリング勉強会 #9
Search
株式会社Jurabi
October 01, 2024
Programming
0
29
DDDモデリング勉強会 #9
DDDモデリング勉強会#9 の発表資料
ドメインイベント、アグリゲーションルート、結果整合性に焦点を当てて、モデルを作成するハンズオン です。
株式会社Jurabi
October 01, 2024
Tweet
Share
More Decks by 株式会社Jurabi
See All by 株式会社Jurabi
DDDモデリング勉強会 #6
jurabi
0
36
DDDモデリング勉強会 #7
jurabi
0
15
Deep Learning勉強会 逆伝播の仕組み
jurabi
0
30
RDBの世界をぬりかえていくモデルグラフDB〜truncus graphによるモデルファースト開発〜
jurabi
0
370
Other Decks in Programming
See All in Programming
C-Shared Buildで突破するAI Agent バックテストの壁
po3rin
0
210
Reactive Thinking with Signals and the new Resource API
manfredsteyer
PRO
0
160
[SF Ruby Conf 2025] Rails X
palkan
0
440
【CA.ai #3】Google ADKを活用したAI Agent開発と運用知見
harappa80
0
260
AI時代もSEOを頑張っている話
shirahama_x
0
230
バックエンドエンジニアによる Amebaブログ K8s 基盤への CronJobの導入・運用経験
sunabig
0
130
新卒エンジニアのプルリクエスト with AI駆動
fukunaga2025
0
150
TVerのWeb内製化 - 開発スピードと品質を両立させるまでの道のり
techtver
PRO
3
1.4k
配送計画の均等化機能を提供する取り組みについて(⽩⾦鉱業 Meetup Vol.21@六本⽊(数理最適化編))
izu_nori
0
120
Herb to ReActionView: A New Foundation for the View Layer @ San Francisco Ruby Conference 2025
marcoroth
0
240
TypeScript 5.9 で使えるようになった import defer でパフォーマンス最適化を実現する
bicstone
1
1k
著者と進める!『AIと個人開発したくなったらまずCursorで要件定義だ!』
yasunacoffee
0
110
Featured
See All Featured
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
21
3.5k
Why Our Code Smells
bkeepers
PRO
340
57k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.6k
Balancing Empowerment & Direction
lara
5
780
Side Projects
sachag
455
43k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
659
61k
The Cult of Friendly URLs
andyhume
79
6.7k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
35
3.3k
Connecting the Dots Between Site Speed, User Experience & Your Business [WebExpo 2025]
tammyeverts
10
700
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
463
34k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.9k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
333
24k
Transcript
DDDモデリング勉強会 第9回 2016/9/2 (金) 19:00 – 20:30
アジェンダ • ドメインイベント、アグリゲーションルート、結果整合性 • モデリングのお題 • モデリング • 総括 2
ドメインイベント、アグリゲーションルート、結果整合性 1トランザクションのシステムの例 受注から在庫確認、注文確定、在庫引当など、全部1トランザク ションで整合性を保って処理 3 <Root> 販売管理 在庫管理 同一トランザクションで 処理する範囲
ドメインイベント、アグリゲーションルート、結果整合性 システムが分散する例 • ドメインイベントでアグリゲーションルート間の連携をとる • 完全な一貫性を実現することは困難 4 <Root> 販売管理 <Root>
在庫管理 別々のトランザクションで処理 複数のアグリゲーションルート
ドメインイベント、アグリゲーションルート、結果整合性 ドメインイベントとは • ドメインエキスパートが気に掛ける何かの出来事 • ドメイン内で発生する何かの出来事 • 「・・・・するときに、」 • 「もしそうなったら、・・・」
• 「・・・の場合は、通知してほしい」 • 「・・・が発生した場合、・・」 • 「もし、こうなったら、・・・・」 5
ドメインイベント、アグリゲーションルート、結果整合性 ドメインイベントの特徴 • ドメイン全体にまたがる概念 • 単一の境界づけられたコンテキストで閉じない • 発生した出来事 既に発生した出来事を表す(不変) (例)
実行コマンド BacklogItem#commitTo(Sprint s) 発生イベント BacklogItemCommitted コミットされた(成功した)ことを示している 6
ドメインイベント、アグリゲーションルート、結果整合性 一貫性がなくても業務は成り立つ • 販売管理側の在庫数は、いわゆるキャッシュ • それぞれの在庫数は常に一致しているわけではない • 受注(1個) 販売管理:29個 在庫管理:30個
• 受注(2個) 販売管理:27個 在庫管理:30個 • 在庫引当(3個) 販売管理:27個 在庫管理:27個 • 在庫数更新 販売管理:27個 在庫管理:27個 7 <Root> 販売管理 <Root> 在庫管理 在庫数:30個 在庫数:30個
モデリングのお題 ハンバーガーの注文を管理するシステム • 全店舗、倉庫を一括管理するアーキテクチャ 8
モデリングのお題 9
モデリングのお題 10
モデリングのお題 チェーンの成長にともない問題発生! 11 店舗、倉庫が増加 注文、在庫の引き当てが大量に発生 レコードのロックにより、 一定数以上の注文を受け付けられなくなった
モデリングのお題 課題 12 ドメインイベント、結果整合性を使って、問題が解決可 能となるようにドメインモデルを修正してください 業務要件、制限 • 商品の製造中に材料の在庫切れ等が発生した場合は、製造 途中の商品は廃棄してよいこととします •
物流にかかる時間、コストは0とし、発注をまとめる必要 はありません
13 総括