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みてねエンジニアリング組織の 変革と現在地、そして今後〜3本柱編〜

KAKKA
March 20, 2024
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みてねエンジニアリング組織の 変革と現在地、そして今後〜3本柱編〜

「家族アルバム みてね」(以下、みてね)における、
広義のエンジニアリング組織マネジメントについて、20分で話せることは非常に限られますので、思い切ってテクノロジーやデザインのお話をカットしています。
今回はプロダクトやプロセス等の仮説検証能力の根幹となる要素を、
3本柱として表現しながら、具体的なお話をなるべく省いてシンプルにお伝えさせていただきます。
参考ブログ
https://team-blog.mitene.us/mitene-engineering-organization20231101-cee93f981072

KAKKA

March 20, 2024
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  1. ©MIXI 目次 • じめに • 仮説検証 3本柱 • 透明性を強化する •

    3本柱を太くする • 変革 マインドセット
  2. ©MIXI KAKKA / 平田 将久 / Nobuhisa Hirata • 2011年にミクシィ(現:MIXI)に新卒入社、エンジニアとしてSNS

    「mixi」を担 当。 • 2013年に転職し、メガベンチャーでプロダクト開発、チーム アジャイル変革に 従事。 • 2015年より米国 スタートアップ企業においてプロダクト開発に従事。 • 2019年EXIT後に大企業 DX変革 リードに従事。 • 2022年12月にMIXIに再入社し、みて プロダクト開発部 部長として「家族アル バム みて 」におけるエンジニアリング組織全体 マネジメントに従事。 Vantageスタジオ みて プロダクト開発部 部長
  3. ©MIXI じめに 「家族アルバム みて 」(以下、みて )における、 広義 エンジニアリング組織マネジメントについて、20分で話せること 非常 に限られます で、思い切ってテクノロジーやデザイン

    お話をカットしていま す。 今回 プロダクトやプロセス等 仮説検証能力 根幹となる要素を、 3本柱として表現しながら、具体的なお話をなるべく省いてシンプルにお伝えさ せていただきます。 セッションタイトルと ズレをあらかじめご了承ください。
  4. ©MIXI 透明性 情報伝達 3つ 障害を乗り越えた先にある Openness  「情報がない」を解決する Summary  「情報を解釈する時間がない」を解決する Recognition

     「情報解釈 ため 知識がない」を解決する 透明性 いずれも一定 組織規模以上になることで障 害が急激に大きくなる
  5. ©MIXI 透明性 先にあるも - 公平性 • 明確な基準で意思決定がなされている。 • 意思決定が透明。 •

    隣 あ 人と私が同じ扱いを受けていることがわかる。 • そもそも公平なスタンスであるという意思表明がなされている。  正しい透明性 先にしか 正しい公平性 ない
  6. ©MIXI みて 透明性に関する取り組み 情報基盤整理 AIによる要約と自動化 評価指標作成 個人目標オープン化 • 情報構 を組織構

    と揃えて定義 • 適切な情報が適切な場所に記録されるようにする • 情報量が多くなりがちなフロー情報を AIが要約 • 必要なスリム化された情報を Slackに自動配信 • エンジニアリングラダー作成&アップデート • デザイナーラダー完成見込み DX Criteria診断 • マネージャー<->個人間 みに共有されていた個人 目標を、組織全体にオープン化 • 高 な仮説検証能力を多角的に診断し課題領域を 可視化
  7. ©MIXI みて 透明性に関する取り組み 情報基盤整理 AIによる要約と自動化 評価指標作成 個人目標オープン化 • 情報構 を組織構

    と揃えて定義 • 適切な情報が適切な場所に記録されるようにする • 情報量が多くなりがちなフロー情報を AIが要約 • 必要なスリム化された情報を Slackに自動配信 • エンジニアリングラダー作成&アップデート • デザイナーラダー完成見込み DX Criteria診断 • マネージャー<->個人間 みに共有されていた個人 目標を、組織全体にオープン化 • 高 な仮説検証能力を多角的に診断し課題領域を 可視化
  8. ©MIXI 情報基盤整理 情報構 を組織構 と揃えて定義 下記概念をSlackチャンネルとNotion等で揃える • グループ、チーム • プロダクト

    • プロジェクト • コミュニティ 適切な情報が適切な場所に記録されるようにする • Notionを導入し、情報構 を整理できるようにする( DocBase 廃止) • 上記 情報が適切な場所に記録されるようにする(ストック情報) • DocBaseであった良いカルチャー「気軽にメモを投稿できる」場所を Notion データ ベースで表現(フロー情報)
  9. ©MIXI みて 透明性に関する取り組み 情報基盤整理 AIによる要約と自動化 評価指標作成 個人目標オープン化 • 情報構 を組織構

    と揃えて定義 • 適切な情報が適切な場所に記録されるようにする • 情報量が多くなりがちなフロー情報を AIが要約 • 必要なスリム化された情報を Slackに自動配信 • エンジニアリングラダー作成&アップデート • デザイナーラダー完成見込み DX Criteria診断 • マネージャー<->個人間 みに共有されていた個人 目標を、組織全体にオープン化 • 高 な仮説検証能力を多角的に診断し課題領域を 可視化
  10. ©MIXI AIによる要約と自動化 情報量が多くなりがちなフロー情報をAIが要約し、API経由でSlackやメールで毎日 配信 タイトルとAI Summary 作成者 作成日時 最終更 新日時

    メモタイトル1 AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要 約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによ る要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文。 KAKKA 2024/03/0 1 14:49 2024/03/ 04 18:53 メモタイトル2 AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要 約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによ る要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AI による要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文AIによる要約文。 kenji 2024/03/0 1 11:24 2024/03/ 04 18:45 ・ ・ ・
  11. ©MIXI みて 透明性に関する取り組み 情報基盤整理 AIによる要約と自動化 評価指標作成 個人目標オープン化 • 情報構 を組織構

    と揃えて定義 • 適切な情報が適切な場所に記録されるようにする • 情報量が多くなりがちなフロー情報を AIが要約 • 必要なスリム化された情報を Slackに自動配信 • エンジニアリングラダー作成&アップデート • デザイナーラダー完成見込み DX Criteria診断 • マネージャー<->個人間 みに共有されていた個人 目標を、組織全体にオープン化 • 高 な仮説検証能力を多角的に診断し課題領域を 可視化
  12. ©MIXI みて 透明性に関する取り組み 情報基盤整理 AIによる要約と自動化 評価指標作成 個人目標オープン化 • 情報構 を組織構

    と揃えて定義 • 適切な情報が適切な場所に記録されるようにする • 情報量が多くなりがちなフロー情報を AIが要約 • 必要なスリム化された情報を Slackに自動配信 • エンジニアリングラダー作成&アップデート • デザイナーラダー完成見込み DX Criteria診断 • マネージャー<->個人間 みに共有されていた個人 目標を、組織全体にオープン化 • 高 な仮説検証能力を多角的に診断し課題領域を 可視化
  13. ©MIXI みて 透明性に関する取り組み 情報基盤整理 AIによる要約と自動化 評価指標作成 個人目標オープン化 • 情報構 を組織構

    と揃えて定義 • 適切な情報が適切な場所に記録されるようにする • 情報量が多くなりがちなフロー情報を AIが要約 • 必要なスリム化された情報を Slackに自動配信 • エンジニアリングラダー作成&アップデート • デザイナーラダー完成見込み DX Criteria診断 • マネージャー<->個人間 みに共有されていた個人 目標を、組織全体にオープン化 • 高 な仮説検証能力を多角的に診断し課題領域を 可視化
  14. ©MIXI DX Criteria診断(1/2) 組織 高 な仮説検証能力を多角的かつ具体的に評価するオープンな指標 DX Criteriaによるスコア可視化と他社比較、課題領域 あぶり出し ※

    DXリーダー企業 、DX Criteriaを紹介されていた記事(各企業・組織 診断結果含む) 中から、スコア 高かった 5社  を平均した も です。 ※ 37社平均 、2021年 日本CTO協会 DX Criteriaレポート第二回を参照しています。
  15. ©MIXI DX Criteria診断(2/2) 課題領域 • バリューストリーム • 部門間タスクマネジメント • プロジェクト兼務

    • カナリアリリース • SLO • アプリケーションセキュリティ • イベントストリーム処理基盤 • ETL処理自動テスト • データリテラシー・戦略 • アプリ内広告 • バンディットアルゴリズム • ユーザーインタビュー・定性調査 • ペルソナ • ユーザビリティテスト • シャドウIT 他社と比較して高いスコアである一方で、改善可能な領域も多々存在する(透明性 →検査)。これがみて Developer Experience 現在地〜今後。
  16. ©MIXI みて アジャイル変革 体系的なトレーニング 組織構 最適化 みて Value改定 • 経験豊富なみて

    専属アジャイルコーチによる丸 3日 間 アジャイル・スクラム研修 • スクラム 構 をオフィシャルな組織図に反映 • マネージャー 兼務を排除 • みて らしさとアジャイルカルチャーが両立できる Valueに改定
  17. ©MIXI みて アジャイル変革 体系的なトレーニング 組織構 最適化 みて Value改定 • 経験豊富なみて

    専属アジャイルコーチによる丸 3日 間 アジャイル・スクラム研修 • スクラム 構 をオフィシャルな組織図に反映 • マネージャー 兼務を排除 • みて らしさとアジャイルカルチャーが両立できる Valueに改定
  18. ©MIXI みて アジャイル変革 体系的なトレーニング 組織構 最適化 みて Value改定 • 経験豊富なみて

    専属アジャイルコーチによる丸 3日 間 アジャイル・スクラム研修 • スクラム 構 をオフィシャルな組織図に反映 • マネージャー 兼務を排除 • みて らしさとアジャイルカルチャーが両立できる Valueに改定
  19. ©MIXI みて アジャイル変革 体系的なトレーニング 組織構 最適化 みて Value改定 • 経験豊富なみて

    専属アジャイルコーチによる丸 3日 間 アジャイル・スクラム研修 • スクラム 構 をオフィシャルな組織図に反映 • マネージャー 兼務を排除 • みて らしさとアジャイルカルチャーが両立できる Valueに改定
  20. ©MIXI みて Value改定 Think Family 子どもたち 未来 ために。世界中 家族を想い、寄り添うことから じめよう。

    Go Beyond 幸せな驚きを届けよう。本質を追求し、プロダクトもプロセスもより高みを目指そう。 Be Agile 不確かな状況でも前に進もう。素早い仮説検証で、事象から 学びを活かそう。 One Team DEIでチーム 力を最大化しよう。信頼と敬意を大切に、透明性 あるコミュニケーションで、役割を超えて 助け合おう。
  21. ©MIXI みて Value改定 Think Family 子どもたち 未来 ために。世界中 家族を想い、寄り添うことから じめよう。

    Go Beyond 幸せな驚きを届けよう。本質を追求し、プロダクトもプロセスもより高みを目指そう。 Be Agile 不確かな状況でも前に進もう。素早い仮説検証で、事象から 学びを活かそう。 One Team DEIでチーム 力を最大化しよう。信頼と敬意を大切に、透明性 あるコミュニケーションで、役割を超えて 助け合おう。 アジャイル 価値観をトップレベルで定義。
  22. ©MIXI みて Value改定 Think Family 子どもたち 未来 ために。世界中 家族を想い、寄り添うことから じめよう。

    Go Beyond 幸せな驚きを届けよう。本質を追求し、プロダクトもプロセスもより高みを目指そう。 Be Agile 不確かな状況でも前に進もう。素早い仮説検証で、事象から 学びを活かそう。 One Team DEIでチーム 力を最大化しよう。信頼と敬意を大切に、透明性 あるコミュニケーションで、役割を超えて 助け合おう。 頻繁に仮説検証を繰り返し、完璧を超えた完璧を目指 す。事業やプロダクト みならず、私達 やり方やプロ セスについても同様
  23. ©MIXI みて Value改定 Think Family 子どもたち 未来 ために。世界中 家族を想い、寄り添うことから じめよう。

    Go Beyond 幸せな驚きを届けよう。本質を追求し、プロダクトもプロセスもより高みを目指そう。 Be Agile 不確かな状況でも前に進もう。素早い仮説検証で、事象から 学びを活かそう。 One Team DEIでチーム 力を最大化しよう。信頼と敬意を大切に、透明性 あるコミュニケーションで、役割を超えて 助け合おう。 なん ために?それ 世界中 家族 ため。これを 忘れない。
  24. ©MIXI みて Value改定 Think Family 子どもたち 未来 ために。世界中 家族を想い、寄り添うことから じめよう。

    Go Beyond 幸せな驚きを届けよう。本質を追求し、プロダクトもプロセスもより高みを目指そう。 Be Agile 不確かな状況でも前に進もう。素早い仮説検証で、事象から 学びを活かそう。 One Team DEIでチーム 力を最大化しよう。信頼と敬意を大切に、透明性 あるコミュニケーションで、役割を超えて 助け合おう。 顧客価値提供 効率(フロー効率)を上げるためにも、 相互サポートができる関係性に。 T字型人材になりたい人がなれるカルチャーに。
  25. ©MIXI Openness 一般的な障害 • アサインされていない会議で何を話されているかわからない。 • 突然仕事にアサインされるが、なぜやる かわからないし、価値がわからない。 • どこかに情報があること

    知っているけど、どこにあるかわからないし、探せない。 • マネージャーだけが知るべきと捉えられている情報 、スタッフ 私にも必要な情報 だ。 • 何が欲しい情報かすらわからないけど、きっとマネージャーが共有してくれないんだと 不信になって思考停止してしまう。 • 部下 パフォーマンスを管理したいけど、いい情報だけ伝えてもらっている気がする