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Backlog and Velocity

Backlog and Velocity

Yasunobu Kawaguchi
PRO

July 03, 2023
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Transcript

  1. プロダクトバックログ
    と開発者(たち)

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  2. 資料を作る人 会議する人 ものを作る人

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  3. エクストリームプログラミングの原動力のひとつ
    は、ビジネスとテクノロジーの間の溝を癒すこと
    でした。私は、一般的に言われている2つのグ
    ループが激しく対立し、協力する方法を見つけて
    も必要なものが得られないという状況を目の当た
    りにしてきました。つまり、自分には納期を決定
    する力があると思っている人が、その力の幻想を
    手放そうとしなかったのです。そこにエクスト
    リーム・プログラミングが登場し、一連の人間関
    係とそれを支える儀式、そしてそれらの儀式や人
    間関係を支える技術的な慣習を提示しました。そ
    して、その代償として、締め切りを指示すること
    ができなくなりました。
    (Kent Beck 2021年7月のAgile 2021でのトークより)
    https://ja.wikipedia.org/wiki/
    ケント・ベック

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  4. それを良しとする人もいました。そして、そのよ
    うなチームはとてもうまくいきました。しかし、
    一般的には、力関係は変わっていません。つまり、
    インセンティブが変わっていないのです。だから、
    行動は変わらない。だから結果も変わっていない。
    私は、これはペアプログラムをするかしないかと
    いう問題ではなく、意思決定をスキル・情報・結
    果に向けて動かす意思があるかどうかという問題
    だと思っています。
    (Kent Beck 2021年7月のAgile 2021でのトークより)
    https://ja.wikipedia.org/wiki/
    ケント・ベック

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  5. プロダクトバックログ
    開発者(たち)

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  6. プロダクトバックログ
    優先順位付けされた
    機能リスト。
    開発者たちが見積もる。
    納期は決められない。

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  7. 自己組織的に働く人々。
    優先順位に合わせて
    出荷判断可能な
    プロダクトの増分を
    生み出していく。
    開発者(たち)

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  8. プロダクトバックログ
    動作する
    プロダクト
    (の増分)
    上から順に
    生み出していく

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  9. 動作する
    プロダクト
    (の増分)
    上から順に
    生み出していく
    価値があるか
    どうかがわかる
    プロダクトバックログ

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  10. 安定したチーム
    決まった期間
    仕掛を作らない
    継続的にリリース

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  11. これはいつ
    できますか?

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  12. これはいつ
    できますか?
    たぶん3スプリント目

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  13. 思ったより
    時間が
    かかったら?

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  14. 思ったより
    時間が
    かかったら?
    優先順位低いものが、
    もうちょっと先になる
    とわかる。

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  15. まちがっていたのは
    見積もりや
    計画のほうなので
    最新の情報に
    あわせるだけの話。

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  16. 思ったより
    早く終わったら?

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  17. 思ったより
    早く終わったら?
    優先順位で次のものを
    取り組む。
    なので少し先まで
    バックログは作っておく

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  18. https://ja.wikipedia.org/wiki/動的計画法

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  19. 安定したチーム
    決まった期間
    仕掛を作らない
    継続的にリリース

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  20. これまでに
    試行したデータを
    もとにして
    今後を計画しなおす

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  21. チームが安定しない
    期間はフレキシブル
    仕掛がたまってく
    リリースできてない
    こうだとどう?

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  22. チームが安定しない
    期間はフレキシブル
    仕掛がたまってく
    リリースできてない
    こうだとどう?
    Fragile (脆弱) なだけ
    現実は甘くない

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  23. 動作する
    プロダクト
    (の増分)
    上から順に
    生み出していく
    価値があるか
    どうかがわかる
    プロダクトバックログ

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  24. https://www.1101.com/iwata/2007-09-03.html

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  25. その時代から、宮本さんは
    なんにも知らない人をつかまえてきて、
    ポンとコントローラー渡すんですよ。
    で、「さあ、やってみ」って言ってね、
    なんにも言わないで後ろから見てるんですよ。
    わたしは、それを
    「宮本さんの肩越しの視線」と呼んでたんですけど。
    その重要性というのは、
    いっしょに仕事するまでわからなかったんです。
    https://www.1101.com/iwata/2007-09-03.html

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  26. いっしょに仕事してはじめて、
    「あ、これだ」って思うんです。
    つまり、ゲームをつくった人は、
    ゲームを買ってくれる
    ひとりひとりのお客さんに対して
    「このようにして作りました。
    こう楽しんでください」
    とは、説明に行けないんですね。当然ですけど。
    https://www.1101.com/iwata/2007-09-03.html

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  27. 簡単にいえば、お客さん目線なんですけど、
    それをどうやって見つけるかという方法を
    宮本さんはすごく早くから確立していて、
    一方、わたしは、自分のプログラムが
    イケてるかどうかには興味はあっても、
    お客さんがどう感じるかみたいなところは
    考えが及んでいなかったんです。
    https://www.1101.com/iwata/2007-09-03.html

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  28. https://www.1101.com/iwata/2007-09-04.html

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  29. 「オレは、これをいいと思う」って
    すべてのお客さんを代表するかのように、
    思い込みで語るつくり手が多いんですよ。
    https://www.1101.com/iwata/2007-09-04.html

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  30. 本当は「お客さんがこう反応する」
    っていう事実があって、
    「それはなぜだろう?」
    という仮説があって、そこではじめて
    「じゃあ、どうすれば、
    根っこの問題が解決できるだろう?」
    って考えなきゃいけないのに、
    「オレはこう思う!」という、
    事実と仮説をぐちゃぐちゃに混ぜた意見を
    押し通してしまうことが多いんですね。
    https://www.1101.com/iwata/2007-09-04.html

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  31. つまり、宮本さんというのは
    視点を動かすことに長けているんですね。
    そのとおりですね。
    いままで近くで見てたのを、
    突然ものすごく遠くから見てやり直すというか
    虫メガネで見ていたかと思うと
    地上一万メートルからもう一回見直してみたり
    https://www.1101.com/iwata/2007-09-04.html

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  32. まず注意:
    目的をブレークダウンしても
    詳細は描けません。
    まず対象を十分に知っていないと、
    解決策は出てきません。情報が不足し
    ていると気づいたらまず調べること。
    観察したり話を聞くことに時間を振り
    向けるときかもしれません。

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  33. 10分でスクラム
    (2011年)

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  35. View Slide

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  37. View Slide

  38. View Slide

  39. View Slide

  40. View Slide

  41. View Slide

  42. View Slide

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  46. View Slide

  47. View Slide

  48. View Slide

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  50. View Slide

  51. View Slide

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  58. View Slide

  59. View Slide

  60. View Slide

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  74. View Slide

  75. View Slide

  76. View Slide

  77. View Slide

  78. View Slide

  79. View Slide

  80. View Slide

  81. View Slide