Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Backlog and Velocity
Search
Yasunobu Kawaguchi
PRO
July 03, 2023
Technology
3
610
Backlog and Velocity
Yasunobu Kawaguchi
PRO
July 03, 2023
Tweet
Share
More Decks by Yasunobu Kawaguchi
See All by Yasunobu Kawaguchi
Bridging gaps between skills and ideas
kawaguti
PRO
1
33
Definition of Done
kawaguti
PRO
6
480
Nonaka Sensei
kawaguti
PRO
4
870
Ninno LT
kawaguti
PRO
1
150
大人の学び - マイクの持ち方について
kawaguti
PRO
6
830
User Story Mapping + Inclusive Team
kawaguti
PRO
4
850
Creative Pair
kawaguti
PRO
1
210
Women in Agile
kawaguti
PRO
4
260
I could be Wrong!! - Learning from Agile Experts
kawaguti
PRO
9
5.5k
Other Decks in Technology
See All in Technology
AWS アーキテクチャ作図入門/aws-architecture-diagram-101
ma2shita
29
11k
AIのAIによるAIのための出力評価と改善
chocoyama
2
550
Amazon Bedrockで実現する 新たな学習体験
kzkmaeda
2
540
Абьюзим random_bytes(). Фёдор Кулаков, разработчик Lamoda Tech
lamodatech
0
340
標準技術と独自システムで作る「つらくない」SaaS アカウント管理 / Effortless SaaS Account Management with Standard Technologies & Custom Systems
yuyatakeyama
3
1.2k
2025-06-26_Lightning_Talk_for_Lightning_Talks
_hashimo2
2
100
2年でここまで成長!AWSで育てたAI Slack botの軌跡
iwamot
PRO
4
700
Model Mondays S2E02: Model Context Protocol
nitya
0
220
mrubyと micro-ROSが繋ぐロボットの世界
kishima
2
260
VISITS_AIIoTビジネス共創ラボ登壇資料.pdf
iotcomjpadmin
0
160
LinkX_GitHubを基点にした_AI時代のプロジェクトマネジメント.pdf
iotcomjpadmin
0
170
生成AI活用の組織格差を解消する 〜ビジネス職のCursor導入が開発効率に与えた好循環〜 / Closing the Organizational Gap in AI Adoption
upamune
2
1.2k
Featured
See All Featured
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
48
14k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
161
15k
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
14k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
252
21k
Designing Dashboards & Data Visualisations in Web Apps
destraynor
231
53k
Agile that works and the tools we love
rasmusluckow
329
21k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
231
18k
The Illustrated Children's Guide to Kubernetes
chrisshort
48
50k
Making Projects Easy
brettharned
116
6.3k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
657
60k
A better future with KSS
kneath
239
17k
Transcript
プロダクトバックログ と開発者(たち)
資料を作る人 会議する人 ものを作る人
エクストリームプログラミングの原動力のひとつ は、ビジネスとテクノロジーの間の溝を癒すこと でした。私は、一般的に言われている2つのグ ループが激しく対立し、協力する方法を見つけて も必要なものが得られないという状況を目の当た りにしてきました。つまり、自分には納期を決定 する力があると思っている人が、その力の幻想を 手放そうとしなかったのです。そこにエクスト リーム・プログラミングが登場し、一連の人間関 係とそれを支える儀式、そしてそれらの儀式や人
間関係を支える技術的な慣習を提示しました。そ して、その代償として、締め切りを指示すること ができなくなりました。 (Kent Beck 2021年7月のAgile 2021でのトークより) https://ja.wikipedia.org/wiki/ ケント・ベック
それを良しとする人もいました。そして、そのよ うなチームはとてもうまくいきました。しかし、 一般的には、力関係は変わっていません。つまり、 インセンティブが変わっていないのです。だから、 行動は変わらない。だから結果も変わっていない。 私は、これはペアプログラムをするかしないかと いう問題ではなく、意思決定をスキル・情報・結 果に向けて動かす意思があるかどうかという問題 だと思っています。 (Kent
Beck 2021年7月のAgile 2021でのトークより) https://ja.wikipedia.org/wiki/ ケント・ベック
プロダクトバックログ 開発者(たち)
プロダクトバックログ 優先順位付けされた 機能リスト。 開発者たちが見積もる。 納期は決められない。
自己組織的に働く人々。 優先順位に合わせて 出荷判断可能な プロダクトの増分を 生み出していく。 開発者(たち)
プロダクトバックログ 動作する プロダクト (の増分) 上から順に 生み出していく
動作する プロダクト (の増分) 上から順に 生み出していく 価値があるか どうかがわかる プロダクトバックログ
安定したチーム 決まった期間 仕掛を作らない 継続的にリリース
これはいつ できますか?
これはいつ できますか? たぶん3スプリント目
思ったより 時間が かかったら?
思ったより 時間が かかったら? 優先順位低いものが、 もうちょっと先になる とわかる。
まちがっていたのは 見積もりや 計画のほうなので 最新の情報に あわせるだけの話。
思ったより 早く終わったら?
思ったより 早く終わったら? 優先順位で次のものを 取り組む。 なので少し先まで バックログは作っておく
https://ja.wikipedia.org/wiki/動的計画法
安定したチーム 決まった期間 仕掛を作らない 継続的にリリース
これまでに 試行したデータを もとにして 今後を計画しなおす
チームが安定しない 期間はフレキシブル 仕掛がたまってく リリースできてない こうだとどう?
チームが安定しない 期間はフレキシブル 仕掛がたまってく リリースできてない こうだとどう? Fragile (脆弱) なだけ 現実は甘くない
動作する プロダクト (の増分) 上から順に 生み出していく 価値があるか どうかがわかる プロダクトバックログ
https://www.1101.com/iwata/2007-09-03.html
その時代から、宮本さんは なんにも知らない人をつかまえてきて、 ポンとコントローラー渡すんですよ。 で、「さあ、やってみ」って言ってね、 なんにも言わないで後ろから見てるんですよ。 わたしは、それを 「宮本さんの肩越しの視線」と呼んでたんですけど。 その重要性というのは、 いっしょに仕事するまでわからなかったんです。 https://www.1101.com/iwata/2007-09-03.html
いっしょに仕事してはじめて、 「あ、これだ」って思うんです。 つまり、ゲームをつくった人は、 ゲームを買ってくれる ひとりひとりのお客さんに対して 「このようにして作りました。 こう楽しんでください」 とは、説明に行けないんですね。当然ですけど。 https://www.1101.com/iwata/2007-09-03.html
簡単にいえば、お客さん目線なんですけど、 それをどうやって見つけるかという方法を 宮本さんはすごく早くから確立していて、 一方、わたしは、自分のプログラムが イケてるかどうかには興味はあっても、 お客さんがどう感じるかみたいなところは 考えが及んでいなかったんです。 https://www.1101.com/iwata/2007-09-03.html
https://www.1101.com/iwata/2007-09-04.html
「オレは、これをいいと思う」って すべてのお客さんを代表するかのように、 思い込みで語るつくり手が多いんですよ。 https://www.1101.com/iwata/2007-09-04.html
本当は「お客さんがこう反応する」 っていう事実があって、 「それはなぜだろう?」 という仮説があって、そこではじめて 「じゃあ、どうすれば、 根っこの問題が解決できるだろう?」 って考えなきゃいけないのに、 「オレはこう思う!」という、 事実と仮説をぐちゃぐちゃに混ぜた意見を 押し通してしまうことが多いんですね。
https://www.1101.com/iwata/2007-09-04.html
つまり、宮本さんというのは 視点を動かすことに長けているんですね。 そのとおりですね。 いままで近くで見てたのを、 突然ものすごく遠くから見てやり直すというか 虫メガネで見ていたかと思うと 地上一万メートルからもう一回見直してみたり https://www.1101.com/iwata/2007-09-04.html
まず注意: 目的をブレークダウンしても 詳細は描けません。 まず対象を十分に知っていないと、 解決策は出てきません。情報が不足し ていると気づいたらまず調べること。 観察したり話を聞くことに時間を振り 向けるときかもしれません。
10分でスクラム (2011年)
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None
None