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実際の新規事業開発の実務にて各NoCodeサービスを利用して感じたこと

 実際の新規事業開発の実務にて各NoCodeサービスを利用して感じたこと

NoCode Summit 2020/12/05で登壇した資料です。

Kazuhiro Tamiwa

December 05, 2020
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Transcript

  1. NoCodeを使うに至った理由 5 実際の事業立ち上げの流れ ユーザーの課題について 仮説立て NoCodeサービスでの検証 とユーザーヒヤリング ビジネス側とコミュニケーション取りな がらNoCodeで2週間でβ版のプロダクト を作成して顧客へのさらなる壁打ちと

    PoCを実施。 フィードバックを元にNoCodeプロダク トの修正を繰り返す。 顧客のペインについて把握をし、 ペインを解決するソリューションにつ いて仮説立て。 および、営業資料ベースでの壁打ち。 事業とプロダクトの方向性が固まってユ ーザーへのPoCも完了したので本開発。 MVP開発/本開発 今ここ ↓ 1.5ヶ月で対応 事業水面下フェーズなのでプロダクトはま だ非公開になります...
  2. 内容 Adalo Webflow Bubble 実現したい UI/UX UI表現の例: パララックスなどを取り入れたUI/UXを作りたい できなさそう できる

    できるが、複雑な表現はむ ちゃくちゃ得意ではない 複雑なフォームの例: フォームを作り、かつ下書きとしてデータを一定期間保存 し、期間経過後に削除したい 表現できるUIに制約がある データの扱いにも制約があ る フォームは作れそうだが、 限界がある できる バックエンドの例: バックエンド側のタスクをスケジューリングして、定期的 に外部からデータを取得して最新の情報を常に表示させる ようにしたい できなさそう できる できる 複雑なアニメーションを表現したい できなさそう できる ( Webflowの機能である程 度いける、ガチるならJS 適用になる) できる (プラグインを探して導入 する、ガチるならJS適用に なる) ツールが提供 する機能 テンプレートの豊富さ 少ない 豊富 豊富 プラグインの豊富さ 少ない それなり 豊富 外部ツール連携の豊富さ 少ない それなり 豊富 日本語入力 厳しい (外部テキストエディタか らのコピペが必要) できる できる 6 各NoCodeについて比較 (
  3. 内容 Adalo Webflow Bubble 学習コスト フロントエンド・バックエンドの基本的な 知識が有る場合 すごく低い (割と直感的に操作できる) 高からず、低からず

    (FE・BEのWeb開発知識があ るなら格段に取り組みやすい ) やや高い (bubble独自の仕様的なものが あり、ツールの自由度も高いゆ えにUIも複雑) 特にプログラミング知識が無い場合 すごく低い (割と直感的に操作できる) 高い (elementの構造管理やレイ アウト管理はHTML/CSSの概 念をベースとしているため、 それらの知識が必須) やや高い (ただ、エンジニア・非エンジ ニアでbubbleの学習コストに大 きな開きは無い印象) 金額 一人で取り組む場合 無料か、$50/月 (データ数が少ないなら無料) $24/月 (無料プランは2ページしか作 成できないので厳しい) 無料か、$29/月 (データインポートなどの機能を 利用する際は$29/月) 複数人でのコラボレーションが必要な場合 $200/月(~5人まで) $42/月・ユーザー $129/月(2人) $529/月(〜15人) 7 各NoCodeについて比較 (
  4. 内容 Adalo Webflow Bubble コラボレーシ ョン 複数人で同時に編集する (試していない) 一部可 (デザインとコンテンツ

    を編集を並行して、とい うのは可。UIを同時編集 はできなさそう) 可 データエクス ポート HTML/CSS/JS/Assetsとしてエクスポートする 不可 可 不可 データベースをCSVなどにエクスポートする 可 可 可 8 各NoCodeについて比較 ( 結果として、UI/UXのカスタマイズ性と プラグインの豊富さでBubbleを採用