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エンジニアのキャリアパス / Career Path for Engineers

エンジニアのキャリアパス / Career Path for Engineers

Step up Go for Students 2-4 の登壇資料

Keigo Watanabe

March 04, 2020
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Transcript

  1. 自己紹介 • 渡部啓吾 (Twitter: @keigow) • DeNA(2010.4-2016.3) ◦ Backend(Perl/LAMP) ◦

    → Backend(Perl/LAMP) + iOS(Swift) ◦ → Game Client(C++/内製エンジン) • ソウゾウ(2016.4-2018.3) ◦ Backend(Go/GAE) ◦ → Playing Manager(Go開発 + エンジニアのマネジメント ) ◦ → Product Manager(Platform) • メルペイ(2018.4-) ◦ Product Manager ◦ → Engineering Manager(エンジニアのマネジメント ) ◦ → Manager of Manager(EMのマネージャー)
  2. 今日の話 • 話すこと ◦ エンジニアのキャリアパス • Step up Goのテーマ ◦

    ゼロからカンファレンスを目指そう • 直接は関係ないですが... ◦ 今後エンジニアとして働く上で意識しておくと役に立つ
  3. キャリアパスのタイプ • 3タイプのキャリアパス ◦ Specialist ◦ Service Lead ◦ Management

    ◦ (Product Manager) • 考え方 ◦ Web業界であれば自分が今まで見てきたエンジニアも概ねこれに当てはまる ◦ (会社にもよるが)どのタイプでも評価を上げていくことができる ◦ それぞれの役割が大事、上下もない ◦ Managerとして最初の1on1で必ず志向を聞いている
  4. Service Lead • 会社によっても呼び名はさまざま ◦ Lead Engineer, Tech Lead… •

    プロダクトの成功のため、開発面からエンジニアチームをリードする ◦ チーム内の技術的な意思決定 ◦ プロジェクトマネジメント ◦ メンバーへのタスクアサイン • 向いている人 ◦ チームとしてプロダクトの成功を目指したい人
  5. Management • いわゆるEngineering Manager ◦ 会社によって役割が異なることも多い • 強いエンジニアチームを作る ◦ エンジニア組織の構築

    ◦ エンジニアの採用、育成、評価 (1on1) ◦ 技術的な意思決定 ◦ 中長期の技術ロードマップの作成 ◦ プロジェクトマネジメントをやることも • 向いている人 ◦ 会社としてどのような価値を届けられるかに興味がある ◦ 人に興味がある
  6. あまりイメージがわかない... • 実際働いている人でも明確なキャリアパスを持っていることは少ない ◦ 短期的なものはクリアになっているが、中長期のイメージは難しい • かつ、現時点で可能性を絞りすぎないほうが良い ◦ 将来何があるかわからない ◦

    自分の志向も変化している ▪ Specialist並の技術力を持った Service Lead ▪ → Service Lead + Managemnt ▪ → Managementに集中 • しかし、どういう方向性があるのか、どうなりたいのかを考えることは大事
  7. 目の前の話 • キャリアパスの観点で会社選びは非常に大事 ◦ 得られるスキル、キャリアの広がりなどは会社によって大きく異なる • 選び方のポイント ◦ 一緒に働く人がとにかく大事 ▪

    エンジニアの成長は周りでトップの人の能力に依存しがち ◦ 技術スタック ▪ チャレンジしたい技術かどうか ◦ 成長企業かどうか ▪ 成長している企業であれば、新しいポジションや、チャレンジの可能性が大きい ◦ サービス規模 ▪ 高トラフィックな状況、高い信頼性が求められる状況でないと学べないことは多い ◦ 会社によって(思った以上に)雰囲気が違う ▪ 中の人の話が聞けるのがベスト