Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AIエージェントにおける広さと深さのトレードオフ
Search
Kenjiro Nogawa
July 24, 2023
Technology
1.1k
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
AIエージェントにおける広さと深さのトレードオフ
2023/07/21 (Fri)のAI Agent Meetup #0のLTスライドです。
Kenjiro Nogawa
July 24, 2023
More Decks by Kenjiro Nogawa
See All by Kenjiro Nogawa
香りECスタートアップにおける データの更新によって生まれた データ負債事例と学び
kenoga
0
140
Other Decks in Technology
See All in Technology
What's new in Go 1.27?
ciarana
0
260
自宅NWにISR4331を導入してみた話
okaits
0
110
【GCC2026】大規模言語モデルを活用した内製検索サービスの社内展開や業務活用
bandainamcostudios
PRO
0
260
少人数チームで実現する、大規模AWSサーバーレス基盤における"揺らがない"信頼性運用
maimyyym
1
110
20260807_第6回_関東kaggler会LT_claw系bot xangiと始める、"寂しくない" kaggle
sugupoko
0
360
Goでデータパイプラインを作ろう
sansantech
PRO
1
510
Eight Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
3
8.2k
Service Connect 上のサービスに ECS Service の外側から到達できなかった話
ota1022
1
270
名刺メーカーDevグループ 紹介資料
sansan33
PRO
0
1.2k
LLM Internals: 언어 모델의 계보와 알고리즘 진화 (2023~2026)
inureyes
PRO
0
690
Contract One Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
0
19k
Apache Icebergインフラストラクチャ:ストレージ・カタログ・エンジンの選択肢とClouderaプラットフォームでの実装
tsugiyama
0
120
Featured
See All Featured
DevOps and Value Stream Thinking: Enabling flow, efficiency and business value
helenjbeal
1
350
Statistics for Hackers
jakevdp
799
230k
HDC tutorial
michielstock
2
790
Docker and Python
trallard
47
4.1k
HTML-Aware ERB: The Path to Reactive Rendering @ RubyCon 2026, Rimini, Italy
marcoroth
3
450
Leo the Paperboy
mayatellez
8
2.2k
Building AI with AI
inesmontani
PRO
1
1.1k
The Hidden Cost of Media on the Web [PixelPalooza 2025]
tammyeverts
2
470
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
85
9.6k
A better future with KSS
kneath
240
18k
Color Theory Basics | Prateek | Gurzu
gurzu
0
430
CSS Pre-Processors: Stylus, Less & Sass
bermonpainter
360
30k
Transcript
Confidential AIエージェントにおける 広さと深さのトレードオフ ~ 実用的なエージェントを作るために~ 2023/07/21 nogaken AI Agent Meetup
#0
目次 • 自己紹介 • High Linkの紹介 • 汎用性 (広さ)と自律性 (深さ)のトレードオフ
• LLM Agentの今後についてのお気持ち 2
3 自己紹介 nogaken (@nogaken1107) • 経歴 ◦ 情報系修士 ▪ マルチモーダル対話システムに関する研究
◦ LINE株式会社 ▪ LINE LIVEやLINE MUSICのサーバーサイドエン ジニア ◦ 株式会社High Link ▪ 執行役員CTO ▪ プロダクト開発組織全体のマネージャーと新規事 業の立ち上げに注力 • 好きな映画 ◦ Interstellar ▪ この映画に出てくる「TARS」「CASE」と いう自律型ロボットが好きです
High Linkの紹介 4
5 LLM活用事例の紹介 香りおすすめエージェント 「Kaori」 • 探したい香りのイメージを入力に おすすめの香水を根拠とともに提示する
香り商品探しのアドバイザー • 1stバージョンは、1問1答 & 単一function ◦ 得られたデータを元により自律的な バージョンにアップデート予定 他にもいろいろ作ってます ex. SQL文自動生成, 社内のLLMツール基盤bot, etc.
LLM Agentsって何を指す? - LLM Powered Autonomous Agents - LLMを搭載した自律型エージェント
- Autonomous Agents - (定義はいろいろあるが) 目的を達成するために、環境を感知し自律的に行動するエージェント - Agents - ユーザーの代理として動作するソフトウェア つまり - LLM Agents: 目的を達成するために、ユーザーの代理として、環境を感知し自律的に行動する、LLMを 搭載したソフトウェア 6
広さ(汎用性)と深さ (自律性)によるエージェントの分類 7 • 汎用性 ◦ 高いほど、広範囲の目的をカバーする • 自律性 ◦
高いほど、エージェントが自身でユーザーの助 けを借りず自走する
汎用性と自律性のトレードオフ 8 • 汎用性と自律性の両方が高い、かつ役に立 つものを作るのは、現状かなり難しい ◦ 汎用性を高くするには ▪ 幅広い情報をうまく扱える必要がある
◦ 自律性を高くするには ▪ 適切に設計された「行動」と行動を決定 するためのよい「方策」が必要となる ◦ どちらも合わさると、必要となる情報処理能力 がめちゃくちゃ高くなる
LLM Agentの今後についてのお気持ち 9 • 汎用性と自律性にはトレードオフがあるので、それを意識してユーザーにとって有益なエージェント を設計するのが重要 ◦
ex. 最初は汎用性を下げて(スコープを絞って)リリースしてデータを集め、徐々に汎化させて いく • OpenAIによると、2023年中にGPT-4のFine-Tuningができるようになる ◦ Function callingの呼び出しも含めてFine-Tuningできるのならば、エージェントの行動選択 (方策)の精度をタスクに合わせて改善できる => 自律性の高いエージェントを作りやすくなる • LLM Agent領域、わくわくしますね!!