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KIKAKU GRADUATION EXHIBITION

February 01, 2022
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Transcript

  1. 佐 藤 未 来 ボ ブ 田 中 ゼ ミ

    山 形 の マ マ さ ん を も っ と 輝 か せ る き っ か け に Mom’s meetalking project 企 画 カ テ ゴ リ ー :
  2. ▪ 取 り 上 げ る 課 題 ▪ オフラインでのママさんたちの

    繋がりが足りていない、希薄になっている オンラインでのコミュニティやサイト、行政の子育て支援などはあるが、 気軽に話せたり、情報共有が出来る場所は少なく 新しい施策も必要な人に届いていない、 古い情報もそのままであることが多いという問題を感じている人が多かったため 2 なぜこの課題を取り上げるのか?
  3. ▪ 現 状 分 析 調 査 ▪ ママさんたちのコミュニケーションに関するアンケート調査を実施しました 質問内容

    ・どんな内容を話しますか? ・「対面で会えたら」「オンラインなら」 1回でどれだけ話せると安心、スッキリしますか? ※それぞれ ・対面とオンラインでのコミュニケーションで困ったこと ・時間があったらやりたいこと、やりたかったこと ・mama*jamに参加して良かったこと、嬉しかったこと ・お名前(任意) ・年齢(任意) ・1番下のお子さんの年齢(任意) ・在住市町村(任意) 2021/6/1(火)~2021/6/8(火) Googleフォームにて実施 mama*jamの皆さまに回答ご協力をいただきました 3
  4. ▪ 現 状 分 析 調 査 結 果 ▪

    回 答 数 回答ママさんの平均年齢 (任意質問のため、入力いただいた72回答から算出。 ◦代の回答は1の位5で計算。) 最多居住地 1番下のお子さんの平均年齢 (任意質問のため、入力いただいた72回答から算出。 妊娠中は省略、生後◦か月は0歳、◦歳◦か月は満年齢で計算。) 78 37.5歳 4歳 山形市 4
  5. ママさん同士、「対面で会えたら」1回の機会で どれくらいの時間話が出来ると安心・スッキリしますか? 1時間~2時間 31.6% 2時間~3時間 32.9% 出典:独自調査(N=78 2021/6/1~2021/6/8) 30分未満 10.5%

    30分~1時間 6.6% 3時間~4時間 13.2% 4時間以上 3.9% スッキリしたとは思えない 1.3% 5 ▪ 現 状 分 析 調 査 結 果 ▪ 1~3時間で6割以上を占める ランチをしながら、子どもの迎えを 待ちながらという意見も多かった
  6. ママさん同士、「オンラインであれば」1回の機会で どれくらいの時間話が出来ると安心・スッキリしますか? 30分~1時間 21.0% 1時間~2時間 40.1% 30分未満 6.6% 2時間~3時間 10.5%

    3時間~4時間 3.9% 4時間以上 1.3% スッキリしたとは思えない 3.9% オンラインは苦手 やらない10.5% 分からない 1.3% 6 ▪ 現 状 分 析 調 査 結 果 ▪ 出典:独自調査(N=78 2021/6/1~2021/6/8) オンラインでのコミュニケーションの方が 時間が短くなった オンラインが苦手、やらないという人も 約10人に1人と少々目立つ結果に
  7. 対面とオンラインで、違いや困ったことがあれば教えてください 7 ▪ 現 状 分 析 調 査 結

    果 ▪ 出典:独自調査(N=78 2021/6/1~2021/6/8) 「話し出すことに気を遣う」「雰囲気や空気感が分からない」 「他のやるべきことに気を取られる」「気持ちの切り替えが出来ない」 「話の間やタイミングが難しい」「一度に2つの話題しか話せない」 など、圧倒的にオンライン派という意見はありませんでした 外に出ること自体が、ママさん自身の気持ちの切り替えになっているのではないか
  8. ▪ 企 画 の 方 向 性 ▪ 8 ママさんが経営・運営しているお店を中心とした

    ママさんが主体となる新たなコミュニケーションの場の創出 店舗や事業を行うオフラインで展開をすることで、山形にツテが無い人や、 話すことが苦手なママさんも気軽に訪れるきっかけをつくれるのではないか。 また、オンラインよりもオフラインで行うことで調査から得た ニーズを満たすことが出来るのではないかと考えた。
  9. ▪ ア イ デ ア ▪ 9 ママさん同士だからこそ分かることも多くあると思うが、なかなかそのような情報が供給されるところは少ない。 マーク作成での可視化で、ママさんが携わる目印になり、繋がりを持てるきっかけになると考える。 そのお店を訪れたあとも、かたちに残るものとして手元に残しておける。

    話のきっかけにも活用出来ると考える。 お客さんだけではなく、経営しているママさん同士の繋がりも生み出せるものにしたい。 また新規のお客さんが訪れるきっかけや、幅広い人に知ってもらえるチャンスをつくる。 ママさんが経営・運営しているお店のマークを作成、掲示 幅広い認知に広げるためのショップカードの制作 山形の起業家ママさんの発信と応援のためのWEBマガジン運営
  10. ▪ ア イ デ ア ( ク リ エ イ

    テ ィ ブ ) ▪ 10 ママさん経営店マーク 暖かい雰囲気のデザインを目印にすると、 お店に入る時の緊張を少しでも和らげることができるのではないかと考え、 絵本のようなスタイルのマークにしました。 母子とそれを大きく包む手を強調したデザインになっています。 ( マークデザイン:グラフィックデザイン学科 森本歩 ) ショップカード ママさんたちの繋がりがより深まるようなイメージで制作しました。 水彩ベースの柔らかな色味を意識しています。 ※画像は芸工大をイメージした仮のものです ( ショップカードデザイン:グラフィックデザイン学科 菅野美月 )
  11. 11 ▪ ア イ デ ア ( W E B

    ) ▪ 「Mom’s meetalking project Magazine」 • 自身で起業をしたり、コミュニティを 展開しているママさんにインタビューを実施 • 仕事内容から子育てのことなど、 ママさんだからこそのお話を多く伺った • 私自身が、取材・執筆を行い、 よりリアルな声を届けられるような文章を心掛けた ( https://note.com/momsmeetalkingpj ) (実際のインタビュー様子)
  12. 12 ▪ タ ー ゲ ッ ト ▪ 山 形

    に 住 む 妊 産 婦 さ ん 小 学 生 ま で の 子 供 を 持 つ マ マ さ ん 親と子という関係性は、どの年齢になっても変わらない 情報共有したい、情報が欲しい世代は乳幼児や小学生を持つくらいまでと感じた お 店 を 利 用 す る マ マ さ ん 様々な年代のママさんと繋がりを持てるよう特に定めなかった ご 協 力 い た だ く マ マ さ ん
  13. 13 ▪ 効 果 ・ 結 果 ▪ このプロジェクトの中で、クリエイティブと、WEBの活用、無事3つとも企画を進めることが出来ました。 店舗への納品と、マガジンでも内容に関わらず様々な方からいいねをいただけました。

    多くのママさんから「若い頃からこのようなことを取り上げて企画をしてくれたことが嬉しい」 「皆さんが佐藤さんに協力したいと思うのは、きっと無償の愛です」との嬉しいお言葉も沢山いただきました。 私のこの卒業制作で非常に大きな変化があったかと言われたら、そうではないかもしれません。 しかし、いつかこの先で目にしてくれた人が少しでも自分の力に変えてくれることを願っています。 いつの時代も、母は偉大です。そんな素晴らしさが見える社会をつくれるような人になりたいと思います。