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1週間、Opus封印でお願いします

 1週間、Opus封印でお願いします

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KintoTech_Dev

October 27, 2026

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  1. 自己紹介 KINTOテクノロジーズ株式会社 コーポレートIT部 AIファーストG Principal Generative AI Engineer 森田 和明

    Kazuaki Morita 業務系システム開発やモバイルアプリ開発を経て、2015年頃から AWS を採用した受託開発に携わる。サーバーレス・IoT・生成AI を組み合わせ たアーキテクトとして活動。現在は社内の生成AI活用の推進と、トヨタ グループにおける AI 活用支援を担当。 X:@moritalous • AWS Community Builder(2024〜) • 2026 Japan All AWS Certifications Engineer • Claude Community Ambassador KINTO Technologies Corporation 02
  2. KTCのAI推進:2026年は「自律と拡張の年」 2025 AI ファースト リリースファースト 社員のマインドが劇的に変化 すべてのプロダクトに AI を組み込む「実装 の年」

    2026 Agent ファースト AI エンジニアリングファースト 自律的にタスクを完遂する AI Agent へ移行 AI ネイティブな開発を標準にし、職種の壁 を超える 「対話する AI」から「行動す る AI」へ 「いかに速く届けるか」を開発文化に 最新の武器(ツール・環境)を惜しみなく提供 → Claude Code の利用が全社に広がった 出典:景山 CIO「2025年の振り返りと2026年の展望:Agentic な未来へ」(KTC Tech Blog) 03
  3. 5月に比べトークン使用量は約5倍に 月ごとのトークン量 5月=100 Fable Opus Sonnet Haiku 月ごとの利用料 5月=100、定価換算 500

    401 8月 9月 193 169 100 100 5月=100 の指数 405 301 262 5月 401 6月 7月 8月 9月 5月 6月 7月 04
  4. コストを抑える方法を考えた トークン単価 まずはここ × トークン量 使い方次第 × 人数 増えてほしい =

    総トークンコスト 使い方を変えずに取れる施策を検討。まず単価を下げる方法を考えた KINTO Technologies Corporation 05
  5. 作戦1・2 最新モデルにしてFableをやめる 作戦1 Opus 5 → 5.5 $5 / $25

    → $4 / $20 標準単価 20% 減 最新モデルにする Fable 5 → 5.1 $1.00 → $0.25 キャッシュ読込が 1/4 Fable 5.1 vs Opus 5.5 $10 / $50 vs $4 / $20 Opus は 2.5分の1 作戦2 Fableを禁止する 出典:Claude 公式料金ページ(2026年10月時点) 06
  6. 作戦3 Sonnetに下げることは可能か? もっと下げるなら Sonnet Sonnet 5.5 は $2 / $10($

    / MTok)。Opus 5.5 の 半額。 でも、業務は回る? 普段 Opus 以上を使っている人が多い。Sonnet で同じ仕事ができるかは 、わからない。 → 検証のためSonnetウィークを開催しました! 出典:Claude 公式料金ページ(2026年10月時点) 07
  7. Sonnetウィークとは Claude Code の標準モデルを Sonnet 5.5 にして、いつも通り業務をする4日間 期間 10/13〜10/16(火〜金の4日間) 参加者

    44名 ルール • デフォルトモデルを Sonnet 5.5 に(新規セッションが必ず Sonnet で開始される) • Fable は禁止 • Opus への手動切り替えは自由 • モデルバージョンは最新のみ 比較対象 期間:前々週(9/29〜10/2)・前週(10/6〜10/9) 人:参加者を除くClaude利用者 KINTO Technologies Corporation 08
  8. 参加者のOpus比率は 84% → 25%に激減 参加者 Sonnet が中心に 12% Fable Opus

    Sonnet Haiku 参加者を除く全社員 Opus は減っていない 24% 75% 84% 72% 65% 66% 73% 前々週 前週 当週 25% 前々週 トークン量の割合 前週 当週 10
  9. トークン量は参加者だけが減った 参加者 112 前々週 前週比 −16% 100 前週 84 当週

    参加者を除く全社員 94 前々週 100 前週 前週比 +11% 111 当週 「Sonnet にしたから減った」のか「たまたま作業が少なくて減った」かは判別できず 前週=100 の指数 11
  10. 参加者の費用は前週比 −47% 参加者 前々週・前週の平均比では −55% 123 100 参加者を除く全社員 ほぼ横ばい 104

    100 100 前々週 前週 当週 53 前々週 前週 下がった要因 ① 最新モデルの利用 前週=100 の指数 当週 ② Opus 以上から Sonnet への切り替え ③ 消費トークンの削減 12
  11. 個人別の費用変化:中央値 −60% 費用の変化率ごとの人数 中央値 13 −60% 8 8 4 下がった人

    上がった人 33人 4人 変化率=当週 ÷ 前々週・前週の平均 3 1 −75%以下 −75〜−50% −50〜−25% −25〜0% 0〜+25% 0 +25〜+50% +50%超 13
  12. 用途の内訳:開発関連は約4割 最多は資料・文書。使い方は人によって大きく違う 開発関連 24% 資料・文書 19% 社内情報・環境設定 16% コーディング(実装・修正・テスト・PR) 15%

    設計・調査(コード) 13% データ分析 9% インフラ・運用 その他 会話ログをMicrosoft-Decision-1で分類した傾向値 それ以外 5% 14
  13. Sonnet標準化に約9割が前向き 標準モデルをSonnetにする案 条件の多くは「必要なときに上位モデルへ切 り替えられること」 Opusに手動で切り替えたか しなかった/数回した/頻繁にした 作業量(前週比、体感) ほぼ同じ/やや少ない/半分以下/やや多い Sonnetでも業務が回る感覚 十分に/まぁ/どちらとも/あまり

    参加前後のSonnetへの印象の変 化 賛成 43% 条件付き賛成 43% しなかった 50% 良くなった 43% 7% 数回した 43% ほぼ同じ 43% 十分に 29% 反対 14% まぁ 21% やや少ない 36% 14% どちらとも 21% あまり 29% 変わらない 50% 7% 7% 良くなった/変わらない/悪くなった 回答者に対する割合 16
  14. 自由記述に出てきた声 Sonnet で足りた仕事 「明確な作業・定型作業なら Sonnet で十分」 決まった手順やゴールがあれば問題なし 「調査・探索・仮説立案・設計・壁打ちには Opus が必要」

    Sonnet では 足りなかった仕事 決まった手順がないタスク、広範囲のログ調査、企画の壁打ち 「複雑なコード実装・レビュー・UI の設計には Opus が必要」 抜け漏れ、ロバスト性 Sonnet の使い心地 Sonnet 標準化に 賛成する条件 アンケートの自由記述より 「速い。応答が早い」 「確認が多く、自律的に先へ進まない。曖昧な指示だと完了しない」 「上位モデルに自由に切り替えられることが条件」 effort を上げる、スキルやルールで補う、という声も 17
  15. Opusを使った場面 手動でOpusに切り替えたのはどんなとき? 01 セキュリティインシデントの調査 02 パワーポイントのデザインと、複雑な文章の整理 03 AI パイプラインのプロジェクト 04

    アーキテクチャのリファクタと、クラッシュ原因の調査 05 大中規模案件の調査とテスト設計 06 作業ツリーの分裂の復旧 アドバイザーはあまり動作せず。全会話のターンで約2% アドバイザー:必要に応じて上位モデルに相談する仕組み アンケートと事後分析の結果 18