E A K E R GROUP AI First AI Engineering Microsoft MVP for Microsoft Foundry TEAM MVP 略歴・バックグラウンド KINTOテクノロジーズ 野村 宏樹 HIROK I NOMURA しろくま 前職:自動車制御設計領域への生成AI活用案件で、開発リードを経験 2025年8月にKINTOテクノロジーズ入社。AIファーストG所属、生成AIアプリエンジニア 販売店向けAIプロダクト、社内生成AIツール、生成AI研修、トヨタグループのAI活用の伴走支援 コアスキル / CORE STRENGTHS 01 生成AIを含むプロダクト開発 02 Azure Infra / PaaS 03 車両開発ドメイン知識 技術スタック / TECH STACK Azure(インフラ・アプリ全般) Claude Code / GitHub Copilot Microsoft Agent Framework / LangChain 3 / 24
E E T R A I T S 1 挙動が現場で決まる その現場のデータと業務の癖で挙動が決 まる。 2 非決定性 同じ入力でも出力が揺れる。厄介なの は、間違った出力が一見正しく見えるこ と。静かに業務に紛れ込む。 3 デモ→本番の崖 デモは“うまくいく場面”のお膳立て。本 番では想定外の入力・膨らむコスト・運 用の手間・つなぎ込みが一気に来る。 ここには組織の壁もある。 9 / 24
T E R N 0 1 そもそも何の価値を出すかが、組織で合意されていない。 例:「業務文書の作成を支援するエージェント」 何が起きるか LLMは柔軟すぎて「何でもできそう」に 見える 人ごとに違う期待を背負い込む 「書類を自動で生成してくれるんですよね」 期待値とズレた瞬間、 使われなくなる 「多角的にレビューしてくれるんですよね」 10 / 24
T E R N 0 2 既存の業務を変えていないから、組織の数字が変わらない。 既存のフロー・帳票・承認手順(そのまま) その上にAIを乗せる 何が起きるか 「AIを入れたのに、楽にならない」 個人がAIを使う分には速くなった気がする 業務全体のリードタイムは1日も縮 まらない 出力を人が全部チェック = 二重作業 11 / 24
T E R N 0 3 価値が出る前に、一番大きなコストを払ってしまう。 「全社で使うから、まず立派な共通基盤を」 出来上がる頃には、現場の使い勝手や最新のAI活用方法と異なってしま い、敬遠される 何が起きるか 現場は先に別の道具を使い始める 管理外のエージェントが乱立、ガバナンスが効かない 立派な共通基盤ができたときに、代表するユースケースが なく使われない(例:データレイヤー先行) 12 / 24
E F R A M E 欲しいのは業務の効率化。AIエージェントは、その部品の1つ。 賢いチャットを作る → 業務を動かすシステムを設計する モデルの精度を追いかける → 責任分界と成功の基準を定義する → 改善のループで育てていく PoCで精度を判定して終わり = ループエンジニアリング 14 / 24
I N P R ACT I CE AT K TC 使われた実ログから問題を見つけ、改善したエージェントをゴールデンケースで評価する 見つけた問題を、ゴールデンケースに追加 1 現場で使う 設計・判断の業務でエージェント を使う。会話ログが残る 2 実ログを分析 一般論だけ・誤回答の疑い・言い 直しや追い質問から、問題を見つ ける 3 改善する ナレッジ・プロンプト・ツールを 直す。専門的な判断は現場が確認 4 ゴールデンケース評価 改善後のエージェントで固定の質 問を回し、良くなったか・壊れて いないかを確かめる リリースして、現場でまた使う 現場に近い人が回せるように用意したもの ダッシュボード 利用状況と、ログから見つかった問 題を一覧で見られる 使う場面 ① ② スキル 分析・ケース化・評価の手順を型に して、誰でも同じ手順で呼べる 使う場面 ② ③ ④ 専用エージェント ログ分析とゴールデンケースの実行 を任せ、結果を読める形で返す 使う場面 ② ④ エンジニア頼みの運用 ↓ 現場に近い人が、 なるべく内製で回す 21 / 24